JPS6127161A - 溶湯鍛造における注湯方法 - Google Patents
溶湯鍛造における注湯方法Info
- Publication number
- JPS6127161A JPS6127161A JP14733084A JP14733084A JPS6127161A JP S6127161 A JPS6127161 A JP S6127161A JP 14733084 A JP14733084 A JP 14733084A JP 14733084 A JP14733084 A JP 14733084A JP S6127161 A JPS6127161 A JP S6127161A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- light impurities
- hot water
- storage section
- water storage
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A1発明の目的
(1)産業上の利用分野
本発明は溶湯鍛造における注湯方法に関する。
(2) 従来の技術
従来、溶湯を成形型内に形成されたキャビティに加圧充
填し、その溶湯を高圧力下で凝固させるようにした溶湯
鍛造法が知られている。 ・(3)発明が解決しよう
とする問題点 前記溶湯には酸化物等の軽不純物が混入されているので
、不良品を発生させないためには溶湯より軽不純物を分
離し、清浄な溶湯のみをキャビティに加圧充填すること
が必要である。
填し、その溶湯を高圧力下で凝固させるようにした溶湯
鍛造法が知られている。 ・(3)発明が解決しよう
とする問題点 前記溶湯には酸化物等の軽不純物が混入されているので
、不良品を発生させないためには溶湯より軽不純物を分
離し、清浄な溶湯のみをキャビティに加圧充填すること
が必要である。
本発明は上記に鑑み、溶湯より軽不純物を確実に分離し
て、清浄な溶湯のみをキャビティに加圧充填し得るよう
にした前記注湯方法を提供することを目的とする。
て、清浄な溶湯のみをキャビティに加圧充填し得るよう
にした前記注湯方法を提供することを目的とする。
B0発明の構成
(11問題点を解決するための手段
本発明は、貯湯部へ溶湯を供給して該溶湯に含まれる酸
化物等の軽不純物を湯面およびその近傍に浮上させる工
程と、前記貯湯部の底面より前記溶湯を加圧して前記軽
不純物を前記貯湯部の上部に貯留させて該軽不純物下の
前記溶湯を前記貯湯部の側面よりキャビティに充填する
工程と、を用いることを特徴とする。
化物等の軽不純物を湯面およびその近傍に浮上させる工
程と、前記貯湯部の底面より前記溶湯を加圧して前記軽
不純物を前記貯湯部の上部に貯留させて該軽不純物下の
前記溶湯を前記貯湯部の側面よりキャビティに充填する
工程と、を用いることを特徴とする。
(2)作 用
キャビティへの溶湯の充填に先立って溶湯を貯湯部に供
給すると、溶湯よりも比重の軽い軽不純物が湯面及びそ
の近傍に浮上して溶湯より分離する。その後貯湯部の底
面より溶湯を加圧すると軽不純物は貯湯部の上部に押圧
されてその部分に貯留され、この状態で軽不純物下の溶
湯を貯湯部の側面よりキャビティに充填すると、軽不純
物を含まない清浄な溶湯のみがキャビティに充填され、
これにより純粋な製品を得ることができる。
給すると、溶湯よりも比重の軽い軽不純物が湯面及びそ
の近傍に浮上して溶湯より分離する。その後貯湯部の底
面より溶湯を加圧すると軽不純物は貯湯部の上部に押圧
されてその部分に貯留され、この状態で軽不純物下の溶
湯を貯湯部の側面よりキャビティに充填すると、軽不純
物を含まない清浄な溶湯のみがキャビティに充填され、
これにより純粋な製品を得ることができる。
(3)実施例
第1図は本発明を適用するための溶湯鍛造装置1を示し
、その装置1は基台2に固定された下型3と、昇降部材
4に取付板5を介して取付けられた上型6とよりなる成
形型MOを有する。上型6および下型3の中央部には貫
通孔7,8が上下方向に且つ同軸上に形成され、下型3
の貫通孔8は上型6の貫通孔7に連通ずる大径孔部8a
とそれより小径の小径孔部8bとよりなる。大径孔部8
aと小径孔部8b間の段面9は小径孔部8b口縁より上
り勾配の斜面に形成される。
、その装置1は基台2に固定された下型3と、昇降部材
4に取付板5を介して取付けられた上型6とよりなる成
形型MOを有する。上型6および下型3の中央部には貫
通孔7,8が上下方向に且つ同軸上に形成され、下型3
の貫通孔8は上型6の貫通孔7に連通ずる大径孔部8a
とそれより小径の小径孔部8bとよりなる。大径孔部8
aと小径孔部8b間の段面9は小径孔部8b口縁より上
り勾配の斜面に形成される。
上型6および下型3の両貫通孔7.8により貯湯部10
が形成され、その貯湯部10の上下方向中間部に位置す
る段面9に接して貯湯部10の側面には、両型6.3の
対向面により画成される一対の皿部11.,11□の連
通口121,122が開口し、各皿部11+、11□は
両型6,3により同様に画成されたキャビティ13..
132に連通ずる。
が形成され、その貯湯部10の上下方向中間部に位置す
る段面9に接して貯湯部10の側面には、両型6.3の
対向面により画成される一対の皿部11.,11□の連
通口121,122が開口し、各皿部11+、11□は
両型6,3により同様に画成されたキャビティ13..
132に連通ずる。
上型6の貫通孔7、したがって貯湯部10には、その上
方より貯湯部10と両皿部11.,11□との連通口1
2+、12gを開閉し得るスリーブ14が摺合され、そ
のスリーブ14の下端面15は前記段面9に合致し得る
斜面に形成される。
方より貯湯部10と両皿部11.,11□との連通口1
2+、12gを開閉し得るスリーブ14が摺合され、そ
のスリーブ14の下端面15は前記段面9に合致し得る
斜面に形成される。
スリーブ14の上端に突設されたフランジ部16上面に
は図示しない押圧機構のロッド17が連結され、またフ
ランジ部16の下面と上型6の上端面間には複数の戻し
ばね18が縮設される。また上型6の上端面にはスリー
ブ14を囲繞する環状ストッパ19が固定される。
は図示しない押圧機構のロッド17が連結され、またフ
ランジ部16の下面と上型6の上端面間には複数の戻し
ばね18が縮設される。また上型6の上端面にはスリー
ブ14を囲繞する環状ストッパ19が固定される。
上型6には溶湯を貯湯部lOに供給するための供給管2
0が埋設され、その供給管20と一体の供給ホッパ21
は上型6の外部に突出し、また供給管20の排出口22
は貯湯部10の側面に開口している。スリーブ14には
排出口22とスリーブ14内を連通ずるための連通孔2
3が形成され、その連通孔23と排出口22が合致する
ときはスリーブ14の下端面15が段面9に合致してキ
ャビティ13..13□への連通口121.12□が閉
じられるようになっている。
0が埋設され、その供給管20と一体の供給ホッパ21
は上型6の外部に突出し、また供給管20の排出口22
は貯湯部10の側面に開口している。スリーブ14には
排出口22とスリーブ14内を連通ずるための連通孔2
3が形成され、その連通孔23と排出口22が合致する
ときはスリーブ14の下端面15が段面9に合致してキ
ャビティ13..13□への連通口121.12□が閉
じられるようになっている。
スリーブ14内には、図示しない昇降機構に連結された
第1プランジヤ241が摺合され、その第1プランジヤ
24+ はスリーブ14の連通孔23を開閉するために
用いられる。また第1プランジヤ241は貯湯部10の
上壁を構成すると共に、その下端面と両連道口121.
12□間の貯湯部10上部に、酸化物等の軽不純物を浮
上貯留させるための貯留空間Sを形成する。
第1プランジヤ241が摺合され、その第1プランジヤ
24+ はスリーブ14の連通孔23を開閉するために
用いられる。また第1プランジヤ241は貯湯部10の
上壁を構成すると共に、その下端面と両連道口121.
12□間の貯湯部10上部に、酸化物等の軽不純物を浮
上貯留させるための貯留空間Sを形成する。
基台2には、下型3の貫通孔8に連通ずると共にそれと
同軸上に貫通孔25が形成され、その貫通孔25は下型
3の貫通孔8と同径である。貫通孔25には図示しない
加圧機構に連結された第2プランジヤ242が摺合され
、その第2プランジヤ24□は溶湯をキャビティ133
.13zに加圧充填するために用いられると共に貯湯部
10の底壁を構成する。
同軸上に貫通孔25が形成され、その貫通孔25は下型
3の貫通孔8と同径である。貫通孔25には図示しない
加圧機構に連結された第2プランジヤ242が摺合され
、その第2プランジヤ24□は溶湯をキャビティ133
.13zに加圧充填するために用いられると共に貯湯部
10の底壁を構成する。
溶湯鍛造時には、第2図に示すように下型6を下降させ
て両型6,3を閉じ、またスリーブ14を下降させてそ
の下端面15を段面9に合致させ、キャビティ131,
132への連通口12+、12□・を閉じると共に連通
孔23を供給管20の排出口22に合致させる。この場
合第1プランジヤ24+ は連通孔23の上方に位置し
、また第2プランジヤ24□は下型3の下端面近傍に位
置する。
て両型6,3を閉じ、またスリーブ14を下降させてそ
の下端面15を段面9に合致させ、キャビティ131,
132への連通口12+、12□・を閉じると共に連通
孔23を供給管20の排出口22に合致させる。この場
合第1プランジヤ24+ は連通孔23の上方に位置し
、また第2プランジヤ24□は下型3の下端面近傍に位
置する。
そして供給ホッパ21に溶湯Mを供給すると、その溶湯
Mは供給管20および連通孔23を経てスリーブ14内
を含む貯湯部10に導入されてそこに溜まる。この場合
、溶湯Mはその湯面が貯留空間S内に位置するまで供給
されるが、両速通口12、.12□はスリーブ14によ
り閉じられているので軽不純物を混入した溶湯Mがキャ
ビティ13、.13□に導入されることはない。
Mは供給管20および連通孔23を経てスリーブ14内
を含む貯湯部10に導入されてそこに溜まる。この場合
、溶湯Mはその湯面が貯留空間S内に位置するまで供給
されるが、両速通口12、.12□はスリーブ14によ
り閉じられているので軽不純物を混入した溶湯Mがキャ
ビティ13、.13□に導入されることはない。
溶湯Mに含まれる軽不純物Iは溶湯Mよりも比重が小さ
いので湯面およびその近傍に浮上して貯留空間Sに貯留
される。
いので湯面およびその近傍に浮上して貯留空間Sに貯留
される。
5その後第3図に示すように第1プランジヤ24、を下
降させると共にスリーブ14を上昇させて第1プランジ
ャ24.によりスリーブ14の連通孔23を閉じ、また
キャビティ131,13.への連通口12.,12□を
開く。次いで第2プランジヤ24□を上昇させて溶湯M
を貯湯部1o底面より高圧力を以て加圧し、溶湯Mを連
通口12+、122、皿部11+:11□を経てキャビ
ティ13..13□に充填する。そして溶湯Mを所定時
間前記高圧力下に保持して凝固させるものである。
降させると共にスリーブ14を上昇させて第1プランジ
ャ24.によりスリーブ14の連通孔23を閉じ、また
キャビティ131,13.への連通口12.,12□を
開く。次いで第2プランジヤ24□を上昇させて溶湯M
を貯湯部1o底面より高圧力を以て加圧し、溶湯Mを連
通口12+、122、皿部11+:11□を経てキャビ
ティ13..13□に充填する。そして溶湯Mを所定時
間前記高圧力下に保持して凝固させるものである。
前記溶湯MのキャビティI3I、13□への充填時、軽
不純物■は第1プランジャ24.下端面に押圧されて貯
留空間Sに貯留されるので、軽不純物I下の清浄な溶湯
Mのみがキャビティ13.。
不純物■は第1プランジャ24.下端面に押圧されて貯
留空間Sに貯留されるので、軽不純物I下の清浄な溶湯
Mのみがキャビティ13.。
13□に充填され、これにより不純物■を含まない純粋
な製品が得られる。
な製品が得られる。
C0発明の効果
本発明によれば、キャビティへの溶湯の充填に先立ち溶
湯を貯湯部に供給して溶湯よりも比重の軽い軽不純物を
湯面およびその近傍に浮上させ、その後貯湯部の底面よ
り溶湯を加圧することにより軽不純物を貯湯部の上部に
押圧してその部分に貯留し、この状態で軽不純物下の溶
湯を貯湯部の湯面よりキャビティに充填するので、軽不
純物を含まなシ)清浄な溶湯のみがキャビティに充填さ
れ、これにより純粋な製品を得ることができる。
湯を貯湯部に供給して溶湯よりも比重の軽い軽不純物を
湯面およびその近傍に浮上させ、その後貯湯部の底面よ
り溶湯を加圧することにより軽不純物を貯湯部の上部に
押圧してその部分に貯留し、この状態で軽不純物下の溶
湯を貯湯部の湯面よりキャビティに充填するので、軽不
純物を含まなシ)清浄な溶湯のみがキャビティに充填さ
れ、これにより純粋な製品を得ることができる。
第1図は本発明を適用する溶湯鍛造装置の縦断正面図、
第2図および第3図は溶湯鍛造工程の説明図である。 ■・・・軽不純物、M・・・溶湯、
第2図および第3図は溶湯鍛造工程の説明図である。 ■・・・軽不純物、M・・・溶湯、
Claims (1)
- 貯湯部へ溶湯を供給して該溶湯に含まれる酸化物等の軽
不純物を湯面およびその近傍に浮上させる工程と、前記
貯湯部の底面より前記溶湯を加圧して前記軽不純物を前
記貯湯部の上部に貯留させて該軽不純物下の前記溶湯を
前記貯湯部の側面よりキャビティに充填する工程と、よ
りなる溶湯鍛造における注湯方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14733084A JPS6127161A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 溶湯鍛造における注湯方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14733084A JPS6127161A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 溶湯鍛造における注湯方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6127161A true JPS6127161A (ja) | 1986-02-06 |
Family
ID=15427739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14733084A Pending JPS6127161A (ja) | 1984-07-16 | 1984-07-16 | 溶湯鍛造における注湯方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6127161A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5343927A (en) * | 1990-10-05 | 1994-09-06 | Tour & Andersson Ab | Method and a device for press casting |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56163070A (en) * | 1980-05-21 | 1981-12-15 | Honda Motor Co Ltd | Method for filling molten metal of vertical type casting machine |
-
1984
- 1984-07-16 JP JP14733084A patent/JPS6127161A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56163070A (en) * | 1980-05-21 | 1981-12-15 | Honda Motor Co Ltd | Method for filling molten metal of vertical type casting machine |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5343927A (en) * | 1990-10-05 | 1994-09-06 | Tour & Andersson Ab | Method and a device for press casting |
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