JPS61270579A - 耐食性給水用銅管 - Google Patents
耐食性給水用銅管Info
- Publication number
- JPS61270579A JPS61270579A JP11367785A JP11367785A JPS61270579A JP S61270579 A JPS61270579 A JP S61270579A JP 11367785 A JP11367785 A JP 11367785A JP 11367785 A JP11367785 A JP 11367785A JP S61270579 A JPS61270579 A JP S61270579A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- copper
- water
- corrosion
- copper pipe
- feed water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L58/00—Protection of pipes or pipe fittings against corrosion or incrustation
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は水中に銅イオンの溶出に伴い青色化する所謂青
い水による鋼管の腐食を防止するために耐食性に優れた
給水用鋼管を提供するものである。
い水による鋼管の腐食を防止するために耐食性に優れた
給水用鋼管を提供するものである。
一般に給水用配管としては鋼管が使用されているもので
あるが、鋼管は耐腐食性に劣るという欠点を有すると共
に発生した錆によシ洗濯物や白い陶製の流し台が赤く染
まるという所謂赤水の問題がある。
あるが、鋼管は耐腐食性に劣るという欠点を有すると共
に発生した錆によシ洗濯物や白い陶製の流し台が赤く染
まるという所謂赤水の問題がある。
この問題を解決するために通常の鋼管に比して耐食性、
施工性、加工性に優れた銅管を使用すれはよいが、この
鋼管においても該管内に給水した場合、水中に溶出した
銅イオンが石けんや垢に含まれている脂肪酸などと反応
し青色の不溶性銅化合物を生成し、洗濯物や白い陶製の
流し台等を青く染めることがあるという所領青い水の問
題がある。
施工性、加工性に優れた銅管を使用すれはよいが、この
鋼管においても該管内に給水した場合、水中に溶出した
銅イオンが石けんや垢に含まれている脂肪酸などと反応
し青色の不溶性銅化合物を生成し、洗濯物や白い陶製の
流し台等を青く染めることがあるという所領青い水の問
題がある。
面にキレート保護皮膜を形成せしめ銅イオンの溶出を抑
制する方法が行われている。然しなからこの保護被膜も
永続性を有するものではなく、連続的にフィチン酸を添
加する必要があシ、実用に際してはフィチン酸の定量添
加装置、を設置するとか或は消費するフィチン酸に対す
る補充調整等が問題であった。従って青い水の出現を防
止するには鋼管の材質的な面からの対応が重要な課題と
なるものであった。
制する方法が行われている。然しなからこの保護被膜も
永続性を有するものではなく、連続的にフィチン酸を添
加する必要があシ、実用に際してはフィチン酸の定量添
加装置、を設置するとか或は消費するフィチン酸に対す
る補充調整等が問題であった。従って青い水の出現を防
止するには鋼管の材質的な面からの対応が重要な課題と
なるものであった。
本発明は腐食媒体例えは水を流入するための鋼管の内面
に銅との合金化層を設けることによシ該銅の耐食性を改
善し、銅イオンの溶出に伴う青い水の生成するを未然に
防止せんとするものである。
に銅との合金化層を設けることによシ該銅の耐食性を改
善し、銅イオンの溶出に伴う青い水の生成するを未然に
防止せんとするものである。
不発BAはか\る現状に鑑み鋭意研究を行った結果、鋼
管の内面に優れた耐食性物質を設けた給水用鋼管會開発
したものである。即ち本発明は銅管の内面に、亜鉛、錫
、ニッケル、アルミニウムの内少くとも1種類以上の金
属とからなる銅合金拡散層を設けたものである。
管の内面に優れた耐食性物質を設けた給水用鋼管會開発
したものである。即ち本発明は銅管の内面に、亜鉛、錫
、ニッケル、アルミニウムの内少くとも1種類以上の金
属とからなる銅合金拡散層を設けたものである。
本発明において銅合金拡散層をうるには、鋼管の内面に
亜鉛、錫、ニッケル、アルミニウムの内少くとも1種類
以上の金属を電気メッキ、溶融メッキ、溶射或は上記金
属の粉末を適当な結合剤によシスラリ−状として塗装す
る等によシ密着せしめた拶、これを加熱処理せしめて母
材とする鋼中に拡散せしめて合金層とするものであシ、
例えば亜鉛を使用した場合には銅亜鉛合金を銅との2層
構造となる。
亜鉛、錫、ニッケル、アルミニウムの内少くとも1種類
以上の金属を電気メッキ、溶融メッキ、溶射或は上記金
属の粉末を適当な結合剤によシスラリ−状として塗装す
る等によシ密着せしめた拶、これを加熱処理せしめて母
材とする鋼中に拡散せしめて合金層とするものであシ、
例えば亜鉛を使用した場合には銅亜鉛合金を銅との2層
構造となる。
この銅合金拡散層は、上記の熱処理条件によってその厚
さや組成の制御が可能であるので、使用せんとする金属
に最適カ温度時間を選択すればよい。又熱処理によって
母ね金属及び合金化金属の酸化が生ずると健全な合金拡
散層を形成ブーることか出来ないため、熱処理を真空や
還元性雰囲気もしくは非酸化性雰囲気中において行うこ
とが好ましい。
さや組成の制御が可能であるので、使用せんとする金属
に最適カ温度時間を選択すればよい。又熱処理によって
母ね金属及び合金化金属の酸化が生ずると健全な合金拡
散層を形成ブーることか出来ないため、熱処理を真空や
還元性雰囲気もしくは非酸化性雰囲気中において行うこ
とが好ましい。
なお、銅合金拡散層の厚さについては特に限定するもの
ではないが、通常20μm以下で十分である。
ではないが、通常20μm以下で十分である。
又本発明に」・・いて銅合金拡散層をうるための金属と
して、亜鉛、錫、ニッケル、アルミニウムを選定した理
由は、これらの金属は銅と容易に合金化しうると共に祷
られた銅合金によって母材とする鋼中から銅イオンの溶
出を防止するためである。
して、亜鉛、錫、ニッケル、アルミニウムを選定した理
由は、これらの金属は銅と容易に合金化しうると共に祷
られた銅合金によって母材とする鋼中から銅イオンの溶
出を防止するためである。
15.88mmφx 0.80mmt X ]、000
myllnのシん脱酸鋼管を使用し、その内面に亜鉛粉
末(−200メツシユ)20(1:ボリブデン、50j
;l:n−ヘキサン100CI0−の割合にて混合した
スラリー状塗布剤を塗装した後、N2雰囲気中にて50
0°c、6o%の熱処理を行って、約銅50%、亜鉛5
0%の合金拡散層を厚さ約15筒形成せしめて本発明給
水管をえた。
myllnのシん脱酸鋼管を使用し、その内面に亜鉛粉
末(−200メツシユ)20(1:ボリブデン、50j
;l:n−ヘキサン100CI0−の割合にて混合した
スラリー状塗布剤を塗装した後、N2雰囲気中にて50
0°c、6o%の熱処理を行って、約銅50%、亜鉛5
0%の合金拡散層を厚さ約15筒形成せしめて本発明給
水管をえた。
斯くして得た本発明給水管の性能を試みるため虻10本
の給水管を直列に接続し、該管内に上水道水を5crr
L/see の流速にて一過式で通水させ該水中に銅
イオンの溶出量を測定した。その結果は図面に示す通シ
である。
の給水管を直列に接続し、該管内に上水道水を5crr
L/see の流速にて一過式で通水させ該水中に銅
イオンの溶出量を測定した。その結果は図面に示す通シ
である。
kお本発明給水管と比較するために上記と同屋のシん脱
酸鋼管のみについても同様の試験を行った。
酸鋼管のみについても同様の試験を行った。
図面から明らかの如く比較物品においては0.15〜0
.2 rxg/lの銅イオンの溶出が認められたが、本
発明品においては殆んど銅イオンが溶出せず、銅イオン
の溶出に伴う青い水の防止には十分効果的であると考え
られる。
.2 rxg/lの銅イオンの溶出が認められたが、本
発明品においては殆んど銅イオンが溶出せず、銅イオン
の溶出に伴う青い水の防止には十分効果的であると考え
られる。
以上詳述した如く本発明によれば銅管内に水を供給する
も肢管より銅イオンが溶出しないため長時間水を供給す
るも青い水とはならず洗濯等において何等被害を及ぼす
ことがない等工業的に極めて有用である。
も肢管より銅イオンが溶出しないため長時間水を供給す
るも青い水とはならず洗濯等において何等被害を及ぼす
ことがない等工業的に極めて有用である。
図面は本発明耐食性給水用鋼管及び従来の給水用鋼管に
ついて、流水に伴う時間と銅イオンの溶出量との関係曲
線図である。
ついて、流水に伴う時間と銅イオンの溶出量との関係曲
線図である。
Claims (1)
- 銅管の内面に、亜鉛、錫、ニッケル、アルミニウムの内
少くとも1種類以上の金属とからなる銅合金拡散層を設
けたことを特徴とする耐食性給水用銅管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11367785A JPS61270579A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 耐食性給水用銅管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11367785A JPS61270579A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 耐食性給水用銅管 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61270579A true JPS61270579A (ja) | 1986-11-29 |
Family
ID=14618365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11367785A Pending JPS61270579A (ja) | 1985-05-27 | 1985-05-27 | 耐食性給水用銅管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61270579A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0566978A2 (de) * | 1992-04-24 | 1993-10-27 | Wieland-Werke Ag | Verwendung einer Kupfer-Aluminium-Zink-Legierung als korrosionsbeständiger Werkstoff |
CN100436908C (zh) * | 2004-12-01 | 2008-11-26 | 第一高周波工业株式会社 | 复合管 |
US20110290364A1 (en) * | 2010-03-31 | 2011-12-01 | Halcor Metal Works S.A. | Seamless composite metal tube and method of manufacturing the same |
-
1985
- 1985-05-27 JP JP11367785A patent/JPS61270579A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0566978A2 (de) * | 1992-04-24 | 1993-10-27 | Wieland-Werke Ag | Verwendung einer Kupfer-Aluminium-Zink-Legierung als korrosionsbeständiger Werkstoff |
CN100436908C (zh) * | 2004-12-01 | 2008-11-26 | 第一高周波工业株式会社 | 复合管 |
US20110290364A1 (en) * | 2010-03-31 | 2011-12-01 | Halcor Metal Works S.A. | Seamless composite metal tube and method of manufacturing the same |
US8663813B2 (en) * | 2010-03-31 | 2014-03-04 | Halcor Metal Works S.A. | Seamless composite metal tube and method of manufacturing the same |
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