JPS6127031A - 樹脂ケ−ス入り開閉器 - Google Patents

樹脂ケ−ス入り開閉器

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JPS6127031A
JPS6127031A JP14828684A JP14828684A JPS6127031A JP S6127031 A JPS6127031 A JP S6127031A JP 14828684 A JP14828684 A JP 14828684A JP 14828684 A JP14828684 A JP 14828684A JP S6127031 A JPS6127031 A JP S6127031A
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JP
Japan
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opening
storage chamber
switchgear
switch
phase
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JP14828684A
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Inventor
古賀 博伸
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Takamatsu Electric Works Ltd
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Takamatsu Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明はケース入り開閉器に係り、特に欠相防止駆動
機構を備えた限流ヒユーズ付きケース入り開閉器に関す
るものである。
従来技術 トランス保護と取付作業の作業効率向上のためトランス
容器内に開閉器を収納しようとするとトランス容器は一
定の容積しかなく、従来の金属製のケース入り開閉器は
全体が大きすぎて、現実的には限られた容積のトランス
容器内に収納することは不可能である。すなわち、金属
板からなる開閉器ケースの場合は各相間の絶縁を確保す
る必要から各相を一定距離離間配置していたため必然的
に大きくならざるを得なかった。又、限流ヒユーズ付き
開閉器にあっては開閉装置、ヒユーズ等が露出している
ためそのままトランス容器内に収納することは不可能で
ある。
発明の目的 この発明は前記問題点を解消するためになされたもので
あって、その第1の目的は従来のケース入り開閉器とは
異なり、トランス内にも収容できるコンパクトなケース
入り開閉器を提供することにある。この発明の第2の目
的は開閉器を外部操作可能に駆動される操作機構部等の
組み付けが容易なケース入り開閉器を提供することにあ
る。
発明の構成 前記の目的を達成するために第1発明はいずれの相のヒ
ユーズが溶断しても、開閉器全体が開放しうるように構
成したケース入り開閉器において、開閉器ケースは絶縁
性を有する合成樹脂にて形成し、その内部には隔壁によ
り各相毎に独立して開閉装置を内装する開閉装置収納室
を設け、さらに各相の開閉装置収納室に対応して同開閉
装置収納室とは壁により区画されるヒユーズ収納室を設
け、開閉器ケースの一側部には前記開閉装置を開閉駆動
する操作機構部が収納される操作機構部収納室を前記他
の収納室とは独立して設けたものである。
そして、第2発明は前記第1発明の構成に加えて、開閉
器ケースは一側方に開口部を有する本体ケースと前記開
口部を密閉する蓋体とから形成し、各相間の前記隔壁の
開口部側側面に切り欠き形成した軸挿通溝を介して各相
の開閉装置収納室を横ぎり、前記開閉装置を前記操作機
構部を介して投入開放駆動する各相共通の開閉軸を回動
可能に設け、同開閉軸には常時開閉軸を開放方向に付勢
する開放バネを取着し、欠相防止駆動機構の開放軸は開
閉軸と同じく各相の開閉装置収納室を横ぎるように隔壁
に設けた透孔を介して回動可能に配置したことをその要
旨とするものである。
実施例 以下、この発明を具体化した限流ヒユーズ付き開閉器の
実施例を第1図〜第12図に従って説明する。
開閉器ケース1は耐油性、耐候性を備えるエポキシ樹脂
等の絶縁性の合成樹脂から直方体状に形成された本体ケ
ース2と、同本体ケース2の二側方に開口する開口部2
aを覆うように前記本体ケース2と同材質から形成され
た蓋体3とから構成されている。同蓋体3はその周囲か
ら外側方へ突出した複数の取付片4に対し締付はボルト
5を挿通して本体ケース2の開口部2a端面に設けたネ
ジ穴(図示しない)に対し螺合することにより本体ケー
ス2に取着されている。なお、6は本体ケース2の開口
部28周縁に対して嵌合されたOリングであって、蓋体
3が取着されるときに水密状に蓋体3に密接される。
前記本体ケース2内はその上壁2b、下壁2C及び側壁
2dに一体に接続された一対の隔壁7により各相別の開
閉装置収納室8が設けられ、又、蓋体3内面下部には第
4図及び第12図に示すように各開閉装置収納室8に挿
入可能に形成された四角箱状の絶縁バリヤ3aが設けら
れるとともに、隔壁7に対応する位置にはバネ収納溝3
bが凹設されている。前記絶縁バリヤ3aは後記開閉装
置の可動電極39が開放駆動されるときに同可動電極3
9を覆うように対応配置されている。なお、前記蓋体3
の外面には補強リブ3Cが格子状に配設されている。
前記本体ケース2において一方の側壁2d外側には第4
図に示すように操作機構部収納室9が膨出形成されてい
る。同操作機構部収納室9は外側方に開口する開口部9
aが形成され、機構部収納蓋10が開口部周縁に設けた
ネジ穴(図示しない)に対し締付はボルト11を締付け
することにより密封されている。
なお、本体ケース2の操作機構部収納室9の下方におい
て側壁2dと同側壁2dの対向する反対側側壁2dには
第4図に示すように取付部2eが膨出され、その上下方
向には複数の取付ボルト挿通用の挿通孔2fが透設され
ている。第9図に示すように12は前記開口部98周縁
に対して嵌合されたOリングであって、機構部収納蓋1
0が取着されるときに水密状に密接される。
前記各相の開閉装置収納室9に対応して反開口部側の側
壁2dは肉厚に形成され、同側壁2dには上端を開口す
る断面円形状のヒユーズ収納室13が下方に向かって形
成されている。ヒユーズ収納室13の上端部にはその外
周に雄ネジが螺刻された栓体取伺部14が突出形成され
ている。そして、その栓体取付部14の周囲を囲むよう
に本体ケース2の上壁2b上面にはOリング15が嵌合
されている。さらに前記栓体取付部14にはヒユーズ収
納室13を前記Oリング15に当接して密封する栓体1
6が着脱可能に螺合される。
前記栓体16は有蓋筒状に形成され、その内頂部の中央
には段付きボルト17が螺着され、その段部外周にはリ
ング状の回動部材18が回動可能に遊挿されている。そ
して、回動部材18の周縁部はその下面が段付きボルト
17の頭部よりもヒユーズ収納室側に突出するように形
成されている。
前記本体ケース2の上壁2bにおいてヒユーズ収納室1
3より中央部寄りには各相毎に雄ネジ形状の接続部を上
端に有する上部端子19が本体ケース2の成形時に植設
されるとともにその上部端子19を包囲するように上部
バリヤ20が上方へ円弧状に突出形成されている。前記
上部端子19の下端は下方に延出されて(ユーズ収納室
13の上端部内に内面が露出するヒユーズ支持環21に
接続されている。
同ヒユーズ支持環21には上端に複数の上部ヒユーズ挟
入接触片22を取着した環状の取付部材23が螺合され
ている。そして、前記上部ヒユーズ挟入接触片22によ
りヒユーズ収納室13に収納されるヒユーズFの上部電
極24が挟入離脱可能になっている。
前記ヒユーズ収納室13の底部には第5図及び第7図に
示すように下部ヒユーズ挟入接触片25がボルト26に
より締付(ブ固定されている。前記下部ヒユーズ挟入接
触片25は三叉状の下部から上方へそれぞれ接触部25
aが延出形成されている。前記下部ヒユーズ挟入接触片
25とヒユーズ収納室13との間には略同形状の押さえ
金具27が前記共通のボルト26により取着され、その
上部に延出された押さえ部27aが前記下部ヒユーズ挟
入接触片25の接触部25aに当接して接触圧を補助す
るようになっている。
第5図に示すように前記ボルト26の頭部と下部ヒユー
ズ挟入接触片25の間には前記ボルト26により締め付
けされる支持板28と接続金具29の下端部が取着され
ている。前記支持板28の両側部にはバネ収納筒30が
一対固定され、同バネ収納筒30内には一端がバネ収納
筒30の下端部にてかしめ着されたバネ31が伸縮可能
に収納されている。そして、バネ収納筒30から進退す
るバネ31の上端部には当接部材32が離脱不能に挿入
され、その当接部材32の上端面がヒユーズFの下部電
極33下面に当接可能になっている。
すなわら、前記栓体16が外されている状態でヒユーズ
Fがヒユーズ収納室13内に位置している場合には、バ
ネ31の付勢力によりヒユーズFの上端部をヒユーズ収
納室13の上端部から若干露出させるようになっている
第5図に示すように開閉装置収納室8とヒユーズ収納室
13間の側壁2d下端部には可動電極軸受挿通孔34及
び被動部材軸受挿通孔35がそれぞれ上下に配置される
ように透設されている。前記可動電極軸受挿通孔34に
は前記接続金具29の上端側部から開閉装置収納室8側
へL字状に延出した軸受部29aが挿通されている(第
8図参照)。
そして、接続金具29の上端部側面に対して下端部が沿
うように配置される軸受金具36は開閉装置収納室8側
から螺合されるボルト37を締め付けることにより前記
接、続金具29とともにヒユーズ収納室13の下端部に
取付固定されている(第5図及び第6図参照)。
前記軸受金具36の上部は前記接続金具29の軸受部2
9aの側面に沿って開閉装置収納室8側へL字状に延出
され、その上端部と前記接続金具29の軸受は部29a
をともに挿通する共通の軸38により可動電極39の上
端部が回動可能に支承されている。
前記可動電極軸受挿通孔34の下方において前記開閉装
置収納室8側の側壁2d面には被動部材用の軸受部材4
1が前記ボルト37とボルト40により締め付は固定さ
れている。同軸受部材41の下端部は前記被動部材軸受
挿通孔35に対応して延出され、同下端部側面からは軸
受突起42が形成されて前記挿通孔35に挿通されてい
る。
前記軸受突起42の先端部には被動部材43がその中央
部にて回動可能に軸支されている。そして、前記被動部
材43のヒユーズ収納室13側の一端は第3図に示すよ
うにヒユーズFの下端部に内装される突出用表示棒44
が突出動作したとき、その突出力を受けるように対応配
置されている。
次に開閉装置収納室8に収納される開閉装置Aについて
説明する。
前記開閉装置収納室8において前記ヒユーズ収納室13
の下方には固定挟入電極用の収納凹部45が第4図に示
すように段部45.aを介して形成されている。そして
、各相のヒユーズ収納室13の下方に対応する開閉器ケ
ース1の下壁2Cには雄ネジ形状の接続部を外部に露出
する下部端子46が植設され、同下部端子46に対し一
端が接続された導電金具47の他端が前記収納凹部45
の側壁2dに沿って配置されている。なお、前記下部端
子46を包囲するように下壁2Cには下部バリヤ86が
下方へ円弧状に突出形成されている。
前記導電金具47の他端部には固定挟入電極48がボル
ト48aにより締め付は固定されている。
同固定挟入電極48の先端に形成された挟入部は開閉装
置収納室8の開口部に向かって延出され、前記可動電極
39の1字状に形成された先端部と接離可能に対応配置
されている。なお、固定挟入電極48の外部には第4図
に示すように固定挟入電極48の挟入部の両側部を押圧
してその挟圧力を補助する押圧金具49が配置されてい
る。
第4図に示すように前記段部45a側面には前記固定挟
入電極48に対応して消弧室50がボルト51着され、
消弧室50の基端部及び先端部の両端を貫通する挿通孔
50aを介して前記可動電極39の先端部が挿通可能に
なっている。
第2図及び第11図に示ずように前記開閉器ケース1の
上部において隔壁7の開口部2a側の側面及び操作機構
部収納室9側の側壁2dにはV字状に切り欠き形成され
た軸挿通溝52が設けられている。この軸挿通溝52は
後記する駆動リンク55の可動電極39に対する軸着点
よりもできるだけ離間するように配置されている。同軸
挿通溝52に対応する開閉器ケース1の一方の側壁2d
と操作機構部収納室9の機構部収納蓋10の間には開閉
軸53が前記軸挿通溝52を介して回動可能に架設され
ている。
前記開閉軸53の各相に対応する位置には駆動レバー5
4が固着されており、その駆動レバ−549先端部には
前記可動電極39の基端側−側部に下端が回動可能に軸
着される絶縁性の駆動リンク55の上端が回動可能に軸
着されている。そして、前記開閉軸53を投入又は開放
方向に回動することにより前記駆動リンク55を介して
可動電極39を固定挟入電極48に対して接離可能に駆
動するようになっている。
前記開閉軸53において各隔壁7に対応する位置には蓋
体3のバネ収納溝3b内に先端が伸びる一対の駆動部材
56が固着されている。そして、前記各隔壁7の下部に
は掛止部材57が植設され、バネ収納溝3b内に延出さ
れる同掛止部材57の先端部と前記駆動部材56の先端
部間には開放バネ58の両端が掛止され、同開放バネ5
8により前記開閉軸53を駆動部材56を介して常時開
放方向に回動付勢するようになっている。
前記可動電極39.固定挟入電極48.開閉軸53、駆
動レバー54.駆動リンク55.駆動部材56及び開放
バネ58により開閉器MAが構成されている。
次に欠相防止側S機構Bについて説明する。
前記操作機構部収納室9側の側壁2dの上部及び隔壁7
の上部において、ヒユーズ収納室13寄り位置には開放
軸挿通用の透孔59が透設されている。この透孔59は
前記駆動リンク55の可動電極39に対する軸着点より
もできるだけ離間するように配置されるとともに後記開
放軸60の開閉器ケース1に対する組み付は時に後記連
結レバー61が挿入可能に若干長孔状に形成されている
そして、同透孔59に対応する開閉器ケース1の一方の
側壁2dと操作機構部収納室9の機構部収納蓋10の間
には開放軸60が前記透孔59を介して回動可能に架設
されている。
同開放軸60において各相部に連結レバー61の基端部
が固着され、同連結レバー61と前記被動部材43の先
端部には絶縁性の合成樹脂等から形成された連結ロッド
62の両端がそれぞれ回動可能に軸支されている。
なお、前記開閉装置収納室8とヒユーズ収納室13との
間の側壁2dにおいて、開閉装置収納室8側に露出した
前記被動部材43を前記固定挟入電極48から遮蔽する
ように開閉器ケース1の開口部2a側に延出された絶縁
バリヤ63が1字状に形成されている(第2図及び第6
図参照)。
第10図に示すように前記操作機構部収納室9において
、前記開放軸60には開放レバー64が固着され、その
開放レバー64の先端には後記する作動リンク76の基
端が回動可能に軸支されている。
前記被動部材43.連結ロッド62.連結レバー61.
開放軸60及び開放レバー64により欠相防止駆動機構
Bが構成されている。
次に操作機構部Cを第9図〜第11図に従って説明する
前記開閉軸53から下方において、操作機構部収納室9
内には側壁2dと機構部収納W2O間に操作軸65が回
動可能に架設されている。そして、同操作軸65の一端
は機構部収納蓋10を介して外部に突出され、その端部
には操作ハンドル(図示しない)の投入開放回動操作に
より駆動される操作レバー66が固着されている(第1
図及び第4図参照)。
前記操作機構部収納室9内において前記操作軸65には
作動レバー67の基端部が固着され、同作動レバー67
の先端部には円弧状の摺動孔68が透設されている。さ
らに、前記作動レバー67の摺動孔68に対し摺動可能
に設けられた摺動ビン69をその一端に備えた連結リン
ク70が配置されている。そして、前記連結リンク70
はその他端が前記開閉軸53に対し固着された被動レバ
ー71の先端部に対し回動可能に軸支されている。
又、前記操作軸65には両端が前記側壁2dと作動レバ
ー67にそれぞれ係着されるバネ72が巻装され、同バ
ネ72により作動レバー67を常時投入方向(P矢印方
向)へ付勢するようになっている。すなわち、作動レバ
ー67の摺動孔68の一端は前記バネ72の付勢力によ
り前記連結リンク70の摺動ビン69に対し係合可能に
なっている。
なお、前記作動レバー67のバネ72の付勢力の方が開
放バネ58の付勢力よりも小さくなっている。
前記操作機構部収納室9内において前記開閉軸53には
係止レバー73の基端部が固着され、その先端部には係
止ビン74が設けられている。又、操作機構部収納室9
において前記係止レバー73の回動軌跡に対応する上部
には同係止レバー73の開放回動範囲を規制するストッ
パ75が固着されている。
前記作動レバ−67先端部の回動軌跡近傍において、側
壁2dと機構部収納蓋10間には回動軸77が回動可能
に架設され、その回動軸77には解除レバー78が固着
されている。同解除レバー78はその作動レバー67側
の基端側部に対し前記係止レバー73の係止ビン74を
係止する係止凹部79が凹設されて1字状に形成されて
おり、上方へ向かう一端部には前記係止ビン74の反解
除方向への回動時に前記係止凹部79へ案内するガイド
面80が斜状に形成されている。
又、解除レバー78の作動レバー67側へ延出される他
端部には作動レバー67の先端部に形成された段状の作
動面67aに押圧されて解除方向に駆動される被動面8
1が斜状に形成されている。
前記回動軸77には前記作動レバー67と反対側へ先端
部が延出される揺動レバー82が固着され、その揺動レ
バー82の先端部にはビン83が設けられている。そし
て、前記揺動レバー82のビン83に対し前記作動リン
ク76がその先端部に透設された長孔76aにて摺動可
能に取着されている。又、前記回動軸77には側壁2d
から突設された突部84ど解除レバー78の側部とに両
端がそれぞれ係止される巻バネ85により常時解除レバ
ー78が反解除方向に回動付勢されるようになっている
さて、上記のように構成された限流ヒユーズ付き開閉器
においては第2図及び第10図に示す投入状態において
、操作ハンドル(図示しない〉を介して操作レバー66
が開放方向へ回動されると、操作軸65が同方向へ回動
され、その回動により作動レバー67も同方向に回動さ
れる。そして、作動レバー67の作動面67aが解除レ
バー78の被動面81に当接して押圧すると、この結果
解除し)<−78が巻バネ85の付勢力に抗して解除方
向に回動される。
このことによって、第10図の状態にあった係止レバー
73の係止ビン74が係止凹部79がら解放されるため
、係止レバー73がストッパ75に当接するまで開閉軸
53は開放バネ58の付勢力により回動される(第11
図参照)。そして、このように開閉軸53が回動すると
、それに固設された各駆動レバー54も同時に回動され
、駆動リンク55を開放方向へ駆動する。すると、この
駆動リンク55の動作により各相の可動電極39は同時
に開放動作さ゛れる(第3図参照)。
次に第11図の開放した状態から投入する場合には、同
じく操作ハンドル(図示しない)を介して操作レバー6
6を投入方向へ回動する。すると、操作軸65が投入方
向(P矢印方向)に回動され、作動レバー67が同方向
へ回動される。それにより摺動ピン69が摺動孔68の
一端に係合されて駆動され、連結リンク70及び被動レ
バー71を介して開閉軸53は開放バネ58の付勢力に
抗して投入回動方向へ回動される。
前記開閉軸53の投入方向への回動により、前記駆動レ
バー54及び駆動リンク55を介して可動電極39が投
入方向へ回動される。
そして、前記開開軸53の投入方向への回動により係止
レバー73も同方向へ回動され、一方、前記作動レバー
67が前記のように回動されると作動レバー67の作動
面67aによる押圧が解除されるため解除レバー78が
巻バネ85の付勢力により反解除方向へ回動される。
そして、解除レバー78のガイド面80に係止レバー7
3の係止ピン74が当接され、なおも作動レバー67の
投入方向への回動により、連結リンク70.被動レバー
71及び開閉軸53を介して係止レバー73が同方向へ
駆動されると、その係止ビン74が解除レバー78を巻
バネ85の付勢力に抗して解除方向に若干回動させ係止
口フ翫79内に係入される。前記係止ビン74が係止口
1179内に係入されると、再び解除レノ< −78&
、を巻バネ85により反解除方向に回動され、前イ己係
止ビン74を係止保持する。
そして、この係止ビン74が解除しt<−78に係止さ
れたとき前記可動電極39は固定挟入電極48に対し完
全投入状態となる。
次に少なくとも一相分の限流ヒユーズFが溶断し、第3
図に示ずJ:うにその突出用表示棒44が所定のノ〕で
突出すると、被動部材43は第3図(こおいて右回り回
動され、連結ロッド62を押し上げる。すると、その動
作により連結レバー61を介して開放軸60は開放方向
に回動され、その回動により開放レバー64が同方向に
回動される。
このことによって作動リンク76を介して揺動レバー8
2が解除方向へ駆動され、その結果、揺動レバー82と
共通の回動軸77が巻バネ85の付勢力に抗して同方向
に回動されるため解除レバー78も同じく解除方向へ回
動される。
このことによって、第10図の状態にあった係止レバー
73の係止ビン74が係止凹部79から解放されるため
、係止レバー73がストッパ75に当接するまで開閉軸
53は開放バネ58の付勢力により回動される(第11
図参照)。そして、以下前記手動開放操作の場合と同様
に各相−斉に開放され、欠相が生じることはない。
上記のように構成された開閉器ケース1は本体ケース2
、蓋体3及び機構部収納蓋10が絶縁性の合成樹脂にて
形成され、しかも開閉装置収納室8、ヒユーズ収納室1
3及び操作機構部収納室9は隔壁7.側壁2dにより互
いに独立して区画されているため各開閉装置収納室8間
、ヒユーズ収納室13間、開閉装置収納室8とヒユーズ
収納室13間、開閉装置収納室8と操作機構部収納室9
間の絶縁が確保される。従って、開閉装置A及び操作機
構部C等の配置は互いに近接して配置することができる
ことにより、開閉器全体をコンパクトなものにすること
ができる。そのため、従来の金属製ケース入り開閉器と
は異なり、限られた容積しかないトランス容器内にも収
納することが可能となった。
又、開閉軸53を開閉器ケース1に組み付けするときに
は開閉軸53を軸挿通溝52に対しては本体ケース2の
開口部2a側から開閉軸53を挿通するだけで簡単に開
閉軸53を配置することができる。さらに、この開閉軸
53を軸支するときにはその一端を本体ケース2の側壁
2aに取着した後に、操作機構部収納室9に位置する開
閉軸53の他端を本体ケース1に組み付は時の機構部収
納蓋10に取着すればよいため簡単に組み付は作業を行
なうことができる。
又、開閉軸53を常時開放方向に付勢する開放バネ58
は隔壁7の開口部2a側側面に沿うように、かつ蓋体3
のバネ収納溝3b内に配置している。すなわち、本体ケ
ース2の隔壁7のスペース分に開放バネ58を配置して
いるため、開放バネ58を操作機構部収納室9及び開閉
装置収納室8に開放バネ58のスペースを設ける必要が
なく、操作機構部収納室9及び開閉装置収納室8の大き
さをコンパクトなものにすることができる。
さらに隔壁7の透孔59は開放軸60固着された連結レ
バー61を挿通可能に形成されているため、開放軸60
に対し予め連結レバー61を溶接等により固定して開放
軸60を透孔59に挿通するだけで各相に対応して連結
レバー61を配置することができ、その組み付は作業を
簡単に行うことができる。
又、前記駆動リンク55と可@電極39との軸着点に対
し、軸挿通溝52と透孔59とをそれぞれできるだけ離
間するように配置しているため可動電極39からの絶縁
を確実に確保することができる。
発明の効果 以上詳述したように第1の発明は開閉器ケースを絶縁性
の合成樹脂から形成し、各相の間開装置収納室、操作機
構部収納室及びヒユーズ収納室をそれぞれ隔壁等にて区
画することにより開閉器全体をコンパクトなものにする
ことができ、それによって限られたトランス容器内にも
収納することができる。さらに第2の発明は上記構成に
加えて開閉器ケースは一側方に開口部を有する本体ケー
スと前記開口部を密閉する蓋体とから形成し、前記本体
ケースには各相間の前記隔壁の開口部側側面に切り欠き
形成した軸挿通溝を介して各相の開閉装置収納室を横ぎ
り、前記開閉装置を前記操作機構部を介して投入開放駆
動する各相共通の開閉軸を回動可能に設け、同開閉軸に
は常時開閉軸を開放方向に付勢する開放バネを取着し、
欠相防止駆動機構の開放軸は開閉軸と同じく各相の開閉
装置収納室を横ぎるように隔壁に設けた透孔を介して回
動可能に配置したことにより、開閉器を外部操作可能に
駆動される操作機構部等の組み付けが簡単に行うことが
できる効果を奏するので産業利用上優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した開閉器の全体斜視図、第
2図は同じく縦断面図、第3図は同じく開閉装置の開放
状態を示す縦断面図、第4図は開閉器の一部切欠底断面
図、第5図はヒユーズ収納室の要部断面図、第6図は開
閉装置の取付状態を示す要部側面図、第7図は下部ヒユ
ーズ挟入接触片の要部平面図、第8図は被動部材の取付
状態を示す底面図、第9図は操作機構部収納室の底断面
図、第10図は操作機構部収納室の縦断面図、第11図
は操作機構部収納室内の開放状態を示す縦断面図、第1
2図は蓋体の斜視図である。 1・・・開閉器ケース。2・・・本体ケース、2a・・
・開口部、2d・・・側壁、3・・・蓋体、7・・・隔
壁、8・・・開閉装置収納室、9・・・操作機構部収納
室、1o・・・機構部収納蓋、13・・・ヒユーズ収納
室、16・・・栓体、39・・・可動電極、43・・・
被動部材、44・・・突出用表示棒、48・・・固定挟
入電極、5o・・・消弧室、53・・・開閉軸、54・
・・駆動レバー、55・・・駆動リンク、58・・・開
放バネ、60・・・開放軸、61・・・連結レバー、6
2・・・連結ロッド、63・・・絶縁バリヤ、64・・
・開放レバー、65・・・操作レバー、A・・・開閉装
置、B・・・欠相防止駆動機構、C・・・操作機構部、
F・・・ヒユーズ。 特許出願人    株式会社高松電気製作所代 理 人
     弁理士  恩1)博宣第1図 第7図 第E 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、いずれの相のヒューズが溶断しても、開閉器全体が
    開放しうるように構成したケース入り開閉器において、
    開閉器ケースは絶縁性を有する合成樹脂にて形成し、そ
    の内部には隔壁により各相毎に独立して開閉装置を内装
    する開閉装置収納室を設け、さらに各相の開閉装置収納
    室に対応して同開閉装置収納室とは壁により区画される
    ヒューズ収納室を設け、開閉器ケースの一側部には前記
    開閉装置を開閉駆動する操作機構部が収納される操作機
    構部収納室を前記他の収納室とは独立して設けたことを
    特徴とする樹脂ケース入り開閉器。 2、前記開閉器ケースは前記開閉装置収納室の一側方に
    開口部を設けた直方体状の本体ケースと、前記開口部を
    密閉する蓋体とから構成したものである特許請求の範囲
    第1項に記載の樹脂ケース入り開閉器。 3、前記本体ケースはその一側部に開口部を有する操作
    機構部収納室が設けられ、その開口部に対し機構部収納
    蓋を密閉したものである特許請求の範囲第2項に記載の
    樹脂ケース入り開閉器。 4、いずれの相のヒューズが溶断しても、開閉器全体が
    開放しうるように各相間を連動する開放軸を備えた欠相
    防止駆動機構付きケース入り開閉器において、開閉器ケ
    ースは絶縁性を有する合成樹脂にて一側方に開口部を有
    する本体ケースと前記開口部を密閉する蓋体とから形成
    し、本体ケースの内部には隔壁により各相毎に独立して
    開閉装置を内装する開閉装置収納室を設け、さらに各相
    の開閉装置収納室に対応して同開閉装置収納室とは壁に
    より区画されるヒューズ収納室を設け、本体ケースの一
    側部には前記開閉装置を開閉駆動する操作機構部が収納
    される操作機構部収納室を前記他の収納室とは独立して
    設け、前記本体ケースには各相間の前記隔壁の開口部側
    側面に切り欠き形成した軸挿通溝を介して各相の開閉装
    置収納室を横ぎり、前記開閉装置を前記操作機構部を介
    して投入開放駆動する各相共通の開閉軸を回動可能に設
    け、同開閉軸には常時開閉軸を開放方向に付勢する開放
    バネを取着し、前記欠相防止駆動機構の開放軸は開閉軸
    と同じく各相の開閉装置収納室を横ぎるように隔壁に設
    けた透孔を介して回動可能に配置したことを特徴とする
    樹脂ケース入り開閉器。 5、前記開放バネは前記隔壁の開口部側側面に沿って配
    置し、前記蓋体は前記開放バネを収納するバネ収納溝が
    形成されたものである特許請求の範囲第4項に記載の樹
    脂ケース入り開閉器。 6、前記蓋体には前記開放バネと開閉装置収納室内に内
    装した開閉装置との絶縁を確保するため、その内面に開
    閉装置収納室内に挿入されて開閉装置の可動電極を覆う
    箱状の絶縁バリヤが設けられているものである特許請求
    の範囲第5項に記載の樹脂ケース入り開閉器。 7、前記本体ケースはその一側部に開口部を有する操作
    機構部収納室が設けられ、その開口部に対し機構部収納
    蓋を密閉し、前記開閉軸の一端を同機構部収納室蓋に回
    動可能に軸支したものである特許請求の範囲第4項から
    第6項のうちいずれか1項に記載の樹脂ケース入り開閉
    器。 8、前記開閉装置は各相に対応して前記開閉軸に固着し
    た駆動レバーと、同駆動レバーに回動可能に軸着され、
    開閉装置収納室に配置した固定挟入電極に対し接離可能
    に回動する可動電極を開閉駆動する絶縁性の駆動リンク
    とから構成し、前記隔壁に設けた軸挿通溝と前記開放軸
    を挿通する透孔とは可動電極に対する前記駆動リンクの
    取着位置から所定の絶縁距離を置いて配置したものであ
    る特許請求の範囲第4項に記載の樹脂ケース入り開閉器
    。 9、前記隔壁に設けた開放軸挿通用の透孔は開放軸に対
    し各相毎に固着されるとともにヒューズの溶断時にヒュ
    ーズに内装された突出用表示棒の突出力に基づき駆動さ
    れる連結レバーを挿通可能に形成したものである特許請
    求の範囲第4項に記載の樹脂ケース入り開閉器。
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