JPS61270240A - 水硬性材料の製造方法 - Google Patents

水硬性材料の製造方法

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JPS61270240A
JPS61270240A JP60109531A JP10953185A JPS61270240A JP S61270240 A JPS61270240 A JP S61270240A JP 60109531 A JP60109531 A JP 60109531A JP 10953185 A JP10953185 A JP 10953185A JP S61270240 A JPS61270240 A JP S61270240A
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JP
Japan
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slag
hydraulic material
surface area
specific surface
blast furnace
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JP60109531A
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English (en)
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JPH0377142B2 (ja
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一夫 深谷
和義 佐藤
小西 英一郎
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P40/00Technologies relating to the processing of minerals
    • Y02P40/10Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding

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  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、高炉水砕スラグ等のガラス質高炉スラグ粉
末を原料としてセメント等の水硬性材料を製造する方法
に関する。
[従来の技術] 高炉水砕スラグ等のガラス質高炉スラグ(以下、スラグ
と略す)を原料としてセメント等の水硬性材料を製造す
る場合に、このスラグ系セメントの水和硬化、特に初期
材令における水和硬化が遅いという欠点がある。この欠
点を解消するためには、スラグをプレーン比表面積で5
500乃至5600Cm2/!IIに細かく粉砕して微
細粉末にすればよく、この微細化により水和硬化の促進
が図られると共に、緻密な硬化体組織が得られ、水和硬
化体の耐久性が向上するという効果も得ることができる
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、従来、高炉セメント用のスラグはプレー
ン比表面積で高々4200cm2/lの細かさにしか粉
砕されておらず、通常、3000乃至4000cm2/
g程度である。このように、従来、微粉末に粉砕してい
ない理由としては、まず、比較的低底なポルトランドセ
メント等既存のセメントにおいてはその程度の粉末度で
充分であることが考えられる。ま15、スラグをボール
ミル等にて微粉砕する場合に、二次粒子が形成されて粉
砕時間に対する比表面積の増加率が低下し、微粉化を進
めようとすればする程、能率の悪い粉砕を強いられるこ
とになる。このように、従来、スラブを微粉末化するこ
とは、時間とエネルギの浪費になり、実用性がないのに
加え、いわゆるメカノケミカル効果により、表面の活性
度が低下してしま゛う虞がおる。
[問題点を解決するための手段] この発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、
高炉スラグを低コストで且つ高効率で微細な粉末に粉砕
することができ、水和硬化が促進され、緻密な硬化組織
を得て水和硬化体の耐久性を向上させることができる水
硬性材料の製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係る水硬性材料の製造方法は、高炉スラグに
アルコール類を添加して粉砕する粉砕工程と、粉砕した
スラグを分級してプレーン比表面積で6000乃至12
000cm2/gのスラグ粉末を得る分級工程と、を有
することを特徴とする。
アルコール類としては、エタノール若しくはメタノール
又はこれらの混合物を使用することができ、その添加量
は高炉スラグ100重量部に対し、0.01乃至0.2
2重四部とするのが好ましい。
以下、この発明について具体的に説明する。この発明の
特徴は、粉砕工程において、スラグにエタノール又はメ
タノール等のアルコール類を添加することと、粉砕後に
分級工程を設けたことにある。
本願発明者等がスラグを高効率で微粉末化すべく鋭意検
討を重ねた結果、スラブを粉砕する際に、粉砕助剤とし
てエタノール若しくはメタノール又はこれらの混合物を
スラグに添加することにより、スラグの粉砕効率が極め
て高くなることを知見した。この様なアルコールは粉、
砕により粒子の表面に生じた反応サイトと双極子結合す
ることにより、反応サイトの結合力を低下させ、粒子の
凝集を阻止する作用を有する。このように、エタノール
又はメタノール等のアルコール類が二次粒子の発生を抑
制する作用を有するので、スラグを高効率で粉砕するこ
とができる。
スラグの粉砕促進効果は、種々のアルコールにおいて存
在するが、特に、エタノール若しくはメタノール又はこ
れらの混合物が優れた粉砕促進効果を有する。この場合
に、これらの添加量は、少なすぎるとその添加効果がな
く、また多すぎても添加効果が飽和してしまうので、ス
ラグの100重量部に対してアルコール総量が0.01
乃至0022・重量部であることが好ましい。特に、添
加量がスラグの100重量部に対してアルコール量がC
103乃至0.13重量部であるときに優れた粉砕促進
効果を有する。
粉砕工程においては、通常粉砕されていた程度の粒度(
3500乃至4500cm2/g>にスラブが粉砕され
、分級工程において、このスラグ粉末を10μm程度の
粒径により分級する。この分級により、粉砕スラグの微
粉部分が濃縮され、プレーン比表面積が6000乃至1
2000cm2/gの粉末度のスラグ粉末が得られる。
このような分級により微細なスラグ粉末が1qられ、水
硬性材料の収率を高めることができる。この場合に、粉
砕工程においては通常の軽程度の粉砕で良く、次工程と
して分級工程を付加するのみで良いから、迅速且つ容易
に微粉末を得ることができる。このため、水硬性材料の
製造が低コストであり、また生産効率が高い。
分級工程においては、プレーン比表面積が60oo乃至
12000cm2/17の微粉末を収集する。
プレーン比表面積が6000cm2/g未満の粉末は、
通常の粉砕工程のみによっても製造することができるの
で、更に分級工程を設けることの工業的メリットが少な
い。また、プレーン比表面積が12000cm2/gを
超える微粉末を得るためには、本願発明者等の検討結果
によると、分級点を5μm未満にする必要がある。この
ように分級点が低い場合は、工業的規模の生産量を確保
するために、極めて大規模の設備を設置する必要があり
、工業的メリットが少ない。このため、プレーン比表面
積を12000cm2/g以下に設定する。このように
プレーン比表面積を規定する°本願発明においては、分
級工程における分級点を5乃至10μmに設定すること
ができる。
このようにアルコールを添加する粉砕工程と分級工程と
の結合により、微細なスラグ粉末を得、優れた硬化特性
を有する水硬性材料を高収率で得ることができる。
[実施例] 以下、この発明の実施例について説明する。
〈実施例1〉 下記第1表に記載の化学組成を有するスラグを充分乾燥
した後、2.5に!;lだけJ l5M4002試験用
ボールミルに投入し、70rpmの回転速度で粉砕した
第1表  (単位重量%) 60分間粉砕した俊、エタノールを種々の添加量で添加
し、ざらに180分間粉砕を継続した。
粉砕終了後、光透過法によ、り粒径が10μmの粒子の
含有率を測定し、次いで、気流分級機を使用して10μ
mの粒径で分級した。下記第2表に、各粉砕試料におけ
る10μm以下の微粉含有率及び分級による微粉収率を
示す。
第2表 この第2表から明らかなように、0.22%までの範囲
で、エタノールの添加量が増加する程、スラグ粉末の内
の微粉の含有率及び収率が高くなり、微粉を高効率で濃
縮することができる。
エタノールを0.03%添加して粉砕した後分級して得
られたスラグ粉末(プレーン比表面積7000cm2/
g)にライて、高炉セメントのJISR5201規定の
モルタル強さ試験をした。その結果を下記第3表に示す
。なお、比較のために、小型ボールミル(J l5M4
002)のみを使用してプレーン比表面積7000cm
2/(]に粉砕したスラグ粉末について同様の強さ試験
をした結果を第3表に合わせて示す。
第3表 第3表から明らかなように、プレーン比表面積は同一で
あっても、この発明に係る方法により製造された水硬性
材料は従来の粉砕方法により製造された水硬性材料より
も水和硬化性が著しく高い。
〈実施例2〉 実施例2においては、粉末助剤としてエタノールの替り
にメタノールを使用した。他の製造条件は実施例1と同
様である。メタノールを0.03%添加したものについ
て、微粉含有率及び分級収率を第4表に、モルタル強度
を第5表に示す。
第4表 第5表 この第5表から明らかなように、メタノールを添加した
場合であっても、エタノール添加の場合と同様に水和硬
化性能が優れた水硬性材料を製造することができる。
[発明の効果] この発明によれば、高炉スラグを高効率且つ低コストで
微細な粉末に粉砕することができ、水和硬化特性が優れ
た水硬性材料を容易に得ることができる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高炉スラグにアルコール類を添加して粉砕する粉
    砕工程と、粉砕したスラグを分級してプレーン比表面積
    で6000乃至12000cm^2/gのスラグ粉末を
    得る分級工程と、を有することを特徴とする水硬性材料
    の製造方法。
  2. (2)前記アルコール類は、エタノール、メタノール又
    はこれらの混合物であり、その添加量は高炉スラグ10
    0重量部に対して0.01乃至0022重量部であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の水硬性材
    料の製造方法。
JP60109531A 1985-05-22 1985-05-22 水硬性材料の製造方法 Granted JPS61270240A (ja)

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JPH0377142B2 JPH0377142B2 (ja) 1991-12-09

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63291838A (ja) * 1987-05-25 1988-11-29 Sumitomo Metal Ind Ltd 水砕スラグ超微粉の製造方法
JPS6485149A (en) * 1987-09-25 1989-03-30 Nippon Kokan Kk Classifying method
JPH01180285A (ja) * 1988-01-11 1989-07-18 Nkk Corp 分級方法

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