JPS61269944A - 熱交換用パイプの製造方法 - Google Patents
熱交換用パイプの製造方法Info
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- JPS61269944A JPS61269944A JP10031185A JP10031185A JPS61269944A JP S61269944 A JPS61269944 A JP S61269944A JP 10031185 A JP10031185 A JP 10031185A JP 10031185 A JP10031185 A JP 10031185A JP S61269944 A JPS61269944 A JP S61269944A
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- pipe
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば冷蔵庫・ルームエアコン用等として好
適な熱交換用パイプの製造方法に関する。
適な熱交換用パイプの製造方法に関する。
(従来の技術)
フィン位置決め具に等間隔のフィン差込み用溝を形成し
、フィン差込み用溝にパイプ挿通孔よりも下の部分が支
持されるようにフィンを挿入し、次いでツインのパイプ
挿通孔にヘアピン形の熱交換用パイプ本体を挿通した後
、熱交換用パイプ本体を拡管してフィンに密着固定し、
更に熱交換用パイプ本体を蛇行状に曲げて、フィンを複
数列平行に配列したことを特徴とする熱交換用パイプの
製造方法が既に知られている(特公昭56−29606
号)。
、フィン差込み用溝にパイプ挿通孔よりも下の部分が支
持されるようにフィンを挿入し、次いでツインのパイプ
挿通孔にヘアピン形の熱交換用パイプ本体を挿通した後
、熱交換用パイプ本体を拡管してフィンに密着固定し、
更に熱交換用パイプ本体を蛇行状に曲げて、フィンを複
数列平行に配列したことを特徴とする熱交換用パイプの
製造方法が既に知られている(特公昭56−29606
号)。
しかしその構成では、フィン位置決め具に等間隔のフィ
ン差込み用溝が一体に形成されており、従ってフィン差
込み不要箇所にもフィン差込み用溝が形成されているこ
とになる。又、フィンのう゛ち上記パイプ挿通孔よりも
下の部分のみがフィン差込み用溝に挿入される構成とな
っている。
ン差込み用溝が一体に形成されており、従ってフィン差
込み不要箇所にもフィン差込み用溝が形成されているこ
とになる。又、フィンのう゛ち上記パイプ挿通孔よりも
下の部分のみがフィン差込み用溝に挿入される構成とな
っている。
(発明が解決しようとする問題点)
上記従来の構成では、次のような問題点を有している。
(a)フィン位置決め具に等間隔のフィン差込み用溝が
一体に形成されていることから、差込み用溝の一部に破
損等の事故が生じた場合でも、フィン位置決め具全体を
取替える必要が生じ、メンテナンス費用が高くなる。
一体に形成されていることから、差込み用溝の一部に破
損等の事故が生じた場合でも、フィン位置決め具全体を
取替える必要が生じ、メンテナンス費用が高くなる。
(b)フィン差込み不要箇所にもフィン差込み用溝が形
成されていることから、人手により挿入する場合に、挿
入位置や挿入数等に関して過誤が生じやすい。特に熱交
換用パイプの機種変更のため、挿入箇所をf!A繁に変
える必要のある場合等に、不具合が顕著である。
成されていることから、人手により挿入する場合に、挿
入位置や挿入数等に関して過誤が生じやすい。特に熱交
換用パイプの機種変更のため、挿入箇所をf!A繁に変
える必要のある場合等に、不具合が顕著である。
(C)熱交換用パイプ本体を拡管してフィンに密着固定
し、次の工程に移行する場合に、不具合が生じる。即ち
、フィン差込み不要箇所にもフィン差込み用溝が形成さ
れていることから、各フィン群間の熱交換用パイプ中間
部分に43いて、熱交換用パイプとフィン位置決め具と
の間に間隙が形成されない。一方、熱交換用パイプは数
メートルにも達する場合があり、パイプ中間部を支持し
つつフィン位置決め具からフィン付熱交換用パイプを取
り上げる必要があるが、従来の構成ではパイプ中間部を
保持し難い。
し、次の工程に移行する場合に、不具合が生じる。即ち
、フィン差込み不要箇所にもフィン差込み用溝が形成さ
れていることから、各フィン群間の熱交換用パイプ中間
部分に43いて、熱交換用パイプとフィン位置決め具と
の間に間隙が形成されない。一方、熱交換用パイプは数
メートルにも達する場合があり、パイプ中間部を支持し
つつフィン位置決め具からフィン付熱交換用パイプを取
り上げる必要があるが、従来の構成ではパイプ中間部を
保持し難い。
(d)フィンが箔状の部材であるにもかかわらず、フィ
ンのうち上記パイプ挿通孔よりも下”の部分のみがフィ
ン差込み用溝に挿入される構成となっていることから、
熱交換用パイプ挿入時にフィンが湾曲してしまう等の不
具合が生し、又正確な位置にフィンを配置し難い。
ンのうち上記パイプ挿通孔よりも下”の部分のみがフィ
ン差込み用溝に挿入される構成となっていることから、
熱交換用パイプ挿入時にフィンが湾曲してしまう等の不
具合が生し、又正確な位置にフィンを配置し難い。
(e)更に従来の固定治具では、高い加工精度が要求さ
れるため、コスト高になり、又互換性が少ないため、各
々の機種にあった冶具を製作する必要が生じる。
れるため、コスト高になり、又互換性が少ないため、各
々の機種にあった冶具を製作する必要が生じる。
本発明は、上記問題点を解決しようとするものである。
(問題点を解決するための手段)
。
。
本発明は、平板状のスペーサの上手部に、ツイン用切欠
きを上開きの姿勢でスペーサ延在方向に形成するととも
に、フィンのパイプ挿通孔用切欠きを上開きの姿勢で形
成しニスペーサの下部を、スペーサ位置決め台に一定の
間隔で形成された溝に、所定間隔で挿入し;次にスペー
サにフィンを、パイプ挿通孔がパイプ挿通孔用切欠きに
挿入され且つフィン上端部も支持されるように挿入し−
次いでフィンのパイプ挿通孔にヘアピン形の熱交換用パ
イプ本体を挿通した侵、熱交換用パイプ本体を拡管して
フィンに密着固定し;史に熱交換用パイプを蛇行状に曲
げて、フィンを複数列平行に配列したことを特徴とする
熱交換用パイプの製造方法である。
きを上開きの姿勢でスペーサ延在方向に形成するととも
に、フィンのパイプ挿通孔用切欠きを上開きの姿勢で形
成しニスペーサの下部を、スペーサ位置決め台に一定の
間隔で形成された溝に、所定間隔で挿入し;次にスペー
サにフィンを、パイプ挿通孔がパイプ挿通孔用切欠きに
挿入され且つフィン上端部も支持されるように挿入し−
次いでフィンのパイプ挿通孔にヘアピン形の熱交換用パ
イプ本体を挿通した侵、熱交換用パイプ本体を拡管して
フィンに密着固定し;史に熱交換用パイプを蛇行状に曲
げて、フィンを複数列平行に配列したことを特徴とする
熱交換用パイプの製造方法である。
(実施例)
まず、本発明による熱交換用パイプの製造方法に使用す
る装置の一例について説明する。フィン位置決め具の一
部分を示す第1図において、位置決め台11の下部を形
成する台本体12は水平方向に延在する平板状の部材で
あり、鉄、アルミニウム等から形成されている。台本体
12は紙面左右方向に長く、パイプ本体13と概ね同−
或はそれ以上の長さを有する長尺の部材であり、その上
面に長手方向に延在づる位置決め部材14がボルト15
によって固定されている。位置決め部材14は樹脂製或
は金属製で、紙面直角方向の間隔を隔てて互いに平行に
配置されており、第2図に示すように、位置決め部材1
4の互いに対向、する面には上下方向の位置決め溝16
が位置決め部材14の長手方向等間隔に多数形成されて
いる。
る装置の一例について説明する。フィン位置決め具の一
部分を示す第1図において、位置決め台11の下部を形
成する台本体12は水平方向に延在する平板状の部材で
あり、鉄、アルミニウム等から形成されている。台本体
12は紙面左右方向に長く、パイプ本体13と概ね同−
或はそれ以上の長さを有する長尺の部材であり、その上
面に長手方向に延在づる位置決め部材14がボルト15
によって固定されている。位置決め部材14は樹脂製或
は金属製で、紙面直角方向の間隔を隔てて互いに平行に
配置されており、第2図に示すように、位置決め部材1
4の互いに対向、する面には上下方向の位置決め溝16
が位置決め部材14の長手方向等間隔に多数形成されて
いる。
位置決め満16には、第3図に示すようにスペーサ17
の下部が挿入されて、スペーサ17が位置決め台11艮
手方向と直角の姿勢で保持されるようになっている。第
4図に示寸ようにスペーサ17は概ね矩形の平板状部材
であり、上端部左右には位置決め溝16(第2図)に挿
入される1対の突起18が一体に形成されている。突起
18の先端部は挿入を容易ならしめるべく、テーパ状に
形成されている。スペーサ17の上部には、放熱フィン
20に形成された立上り部付のパイプ挿通孔21が挿入
される切欠き22が左右方向等間隔に上開きの姿勢で3
ta所形成されている。放熱フィン20のパイプ挿通孔
21が3個の場合には全部の切欠き22にパイプ挿通孔
21が挿入されるが、図示の如くパイプ挿通孔21が2
個の場合には、第4図の右端の切欠ぎ22は使用されな
い。
の下部が挿入されて、スペーサ17が位置決め台11艮
手方向と直角の姿勢で保持されるようになっている。第
4図に示寸ようにスペーサ17は概ね矩形の平板状部材
であり、上端部左右には位置決め溝16(第2図)に挿
入される1対の突起18が一体に形成されている。突起
18の先端部は挿入を容易ならしめるべく、テーパ状に
形成されている。スペーサ17の上部には、放熱フィン
20に形成された立上り部付のパイプ挿通孔21が挿入
される切欠き22が左右方向等間隔に上開きの姿勢で3
ta所形成されている。放熱フィン20のパイプ挿通孔
21が3個の場合には全部の切欠き22にパイプ挿通孔
21が挿入されるが、図示の如くパイプ挿通孔21が2
個の場合には、第4図の右端の切欠ぎ22は使用されな
い。
即ちスペーサ17は、放熱フィン20が2つ孔及び3つ
孔のいずれの場合にでも使用できるようになっている。
孔のいずれの場合にでも使用できるようになっている。
更に中央の切欠き22と右端の切欠き22との間には、
放熱フィン20に形成された1対の立上り部付窪み23
の一方が挿入される切欠ぎ24が形成されており、切欠
き24も上開きに形成されている。なお他方の窪み23
はスペーサ17よりも左方に突出するようになっている
。
放熱フィン20に形成された1対の立上り部付窪み23
の一方が挿入される切欠ぎ24が形成されており、切欠
き24も上開きに形成されている。なお他方の窪み23
はスペーサ17よりも左方に突出するようになっている
。
切欠き22及び切欠き24はそれぞれパイプ挿通孔21
及び窪み23と同一の曲率半径を有しており、パイプ挿
通孔21と窪み23に形成された紙面手前′側に突出す
る立上り部が切欠き22.24に沿って配置されるよう
になっている。又切欠き22.24の上部は、パイプ挿
通孔21と窪み23の挿入を容易ならしめるべく、左右
方向に拡開する形状に形成されている。第5図に示すよ
うに、スペーサ17の上半部には紙面と直角方向に延在
する切欠き25が上開きの姿勢で形成されており、切欠
き25の上部は放熱フィン20の挿入を容易ならしめる
べく、81かに湾曲して拡開づる形状に形成されている
。
及び窪み23と同一の曲率半径を有しており、パイプ挿
通孔21と窪み23に形成された紙面手前′側に突出す
る立上り部が切欠き22.24に沿って配置されるよう
になっている。又切欠き22.24の上部は、パイプ挿
通孔21と窪み23の挿入を容易ならしめるべく、左右
方向に拡開する形状に形成されている。第5図に示すよ
うに、スペーサ17の上半部には紙面と直角方向に延在
する切欠き25が上開きの姿勢で形成されており、切欠
き25の上部は放熱フィン20の挿入を容易ならしめる
べく、81かに湾曲して拡開づる形状に形成されている
。
次に上記装置を用いて、本発明による熱交換用パイプ製
造方法を説明する。第3図に示すようにスペーサ17を
多数の位置決め溝16のうち所定の箇所に挿入して、第
1図のようにスペーサ17を位置決め台11に所定間隔
で所定個数配置する。
造方法を説明する。第3図に示すようにスペーサ17を
多数の位置決め溝16のうち所定の箇所に挿入して、第
1図のようにスペーサ17を位置決め台11に所定間隔
で所定個数配置する。
挿入に際しては、樹脂製であるスペーサ17自身の弾性
を利用して、圧入固定する。例えば狭い等間隔毎に一定
の多数枚が配置されたスペーサ17の1群を禍成し、そ
の各群間に後述す、るパイプ本体13を曲げる部分に相
当する大きな間隔を設けるように、スペーサ17を配置
する。これによってフィン位置決め具のセットが完了す
る。
を利用して、圧入固定する。例えば狭い等間隔毎に一定
の多数枚が配置されたスペーサ17の1群を禍成し、そ
の各群間に後述す、るパイプ本体13を曲げる部分に相
当する大きな間隔を設けるように、スペーサ17を配置
する。これによってフィン位置決め具のセットが完了す
る。
次に放熱フィン20を、セットされたスペーサ]
17の全部の切欠き25に挿入してゆく。この挿入は、
作業者が手でhoなうこともできるが、自動化すること
も可能である。放熱フィン20が2つ孔の場合には、第
4図に示す左端と中央の切欠ぎ22にパイプ挿通孔21
が挿入され、一方の窪み23が切欠き24に挿入される
。又、放熱フィン20が3つ孔の場合には、総ての切欠
き22にパイプ挿通孔21が挿入され、切欠き24は無
効である。なおこの場合には、スペーサ17が放熱フィ
ン20の上端まで保持しており、又パイプ挿通孔21と
切欠き22との嵌合によって位置決めが確実にできるた
め、放熱フィン20の保持は正確である。更に、既にス
ペーサ17によって放熱フィン20の配置すべき位置が
予め決定されていることから、挿入位置を間違えたり、
挿入枚数を間違えたりする過誤が完全に防止できる。
作業者が手でhoなうこともできるが、自動化すること
も可能である。放熱フィン20が2つ孔の場合には、第
4図に示す左端と中央の切欠ぎ22にパイプ挿通孔21
が挿入され、一方の窪み23が切欠き24に挿入される
。又、放熱フィン20が3つ孔の場合には、総ての切欠
き22にパイプ挿通孔21が挿入され、切欠き24は無
効である。なおこの場合には、スペーサ17が放熱フィ
ン20の上端まで保持しており、又パイプ挿通孔21と
切欠き22との嵌合によって位置決めが確実にできるた
め、放熱フィン20の保持は正確である。更に、既にス
ペーサ17によって放熱フィン20の配置すべき位置が
予め決定されていることから、挿入位置を間違えたり、
挿入枚数を間違えたりする過誤が完全に防止できる。
全放熱フィン20のセットが完了すれば、次に第1図に
示すように、パイプ挿通孔21にパイプ本体13を挿入
する。更に拡管装置を用いてパイプ本体13を拡管し、
パイプ本体13と放熱フィン20とを密着固定する。拡
管装置としては、液圧タイプのものを使用することもで
きるが、例えば第6図の構成を採用することもできる。
示すように、パイプ挿通孔21にパイプ本体13を挿入
する。更に拡管装置を用いてパイプ本体13を拡管し、
パイプ本体13と放熱フィン20とを密着固定する。拡
管装置としては、液圧タイプのものを使用することもで
きるが、例えば第6図の構成を採用することもできる。
第6図において、パイプ本体13内に挿入される拡管装
置31は先端の中心部に中実のシャフト33を有してお
り、シャフト33の外周側には筒状のパイプ34が摺動
自在に嵌合している。パイプ34はパイプ本体13の内
径よらも僅かに小さい外径を右しており、従ってパイプ
本体13内でパイプ34は回転自在かつ摺動自在となっ
ている。シャフト33の前端部には僅かに小径の雄ねじ
36が形成されており、雄ねじ36には雌ねじを有しが
っ外径がシt・フト33と同一の筒状部材37がl1f
fしている。筒状部材37の前半部には先頭部材38の
後端部に形成された雄ねじ39が#S着しており、これ
によって先頭部材38はシャフト33に対して一体的に
連結されている。先頭部材38の雄ねじ39の前方(図
左方)には円筒面4oが形成されてJ3す、更に円筒面
40の前端から前方に拡径するテーバ面41が連続的に
形成されている。
置31は先端の中心部に中実のシャフト33を有してお
り、シャフト33の外周側には筒状のパイプ34が摺動
自在に嵌合している。パイプ34はパイプ本体13の内
径よらも僅かに小さい外径を右しており、従ってパイプ
本体13内でパイプ34は回転自在かつ摺動自在となっ
ている。シャフト33の前端部には僅かに小径の雄ねじ
36が形成されており、雄ねじ36には雌ねじを有しが
っ外径がシt・フト33と同一の筒状部材37がl1f
fしている。筒状部材37の前半部には先頭部材38の
後端部に形成された雄ねじ39が#S着しており、これ
によって先頭部材38はシャフト33に対して一体的に
連結されている。先頭部材38の雄ねじ39の前方(図
左方)には円筒面4oが形成されてJ3す、更に円筒面
40の前端から前方に拡径するテーバ面41が連続的に
形成されている。
先頭部材38の前端には、前方に球面が配置された半球
部35が一体に設けられている。
部35が一体に設けられている。
第6図の状態では、円筒面40の後端とパイプ34の前
端は同一垂直面上に配置されている。円筒面40にはコ
レット状部材45の後部に形成された円筒部46が摺動
自在に嵌合しており、円筒部46の外径はパイプ34の
外径と同一に設定されている。円筒部46の前端から前
方に延在する拡開部47は内周面がテーパ面41と同一
傾斜を有するテーパ面となっており、前端から後方の円
筒部46に向い長手方向に割溝48が複数個設けられて
いる。拡開部47と半球部35との間において、先頭部
材38にはコイルスプリング43が嵌合しており、コイ
ルスプリング43は半球部35の後端部で構成される段
部44と拡開部47の前端面との間で縮設されて、コレ
ット状部材45を常時後方に付勢している。
端は同一垂直面上に配置されている。円筒面40にはコ
レット状部材45の後部に形成された円筒部46が摺動
自在に嵌合しており、円筒部46の外径はパイプ34の
外径と同一に設定されている。円筒部46の前端から前
方に延在する拡開部47は内周面がテーパ面41と同一
傾斜を有するテーパ面となっており、前端から後方の円
筒部46に向い長手方向に割溝48が複数個設けられて
いる。拡開部47と半球部35との間において、先頭部
材38にはコイルスプリング43が嵌合しており、コイ
ルスプリング43は半球部35の後端部で構成される段
部44と拡開部47の前端面との間で縮設されて、コレ
ット状部材45を常時後方に付勢している。
パイプ34が図示しない駆動装置にJ:って前方に摺動
させられると、パイプ34のyJ端に当接するコレット
状部材45が前方に摺動する。これにより拡開部47が
先頭部材38のテーバ面41上を前方に移動して外周側
へ強制的に拡開しく第6図の仮想線47aの状態)、パ
イプ本体13は内側から円筒部46によって所定の直径
に拡管されることになる。なお拡間部47の拡開程度は
、円筒部46の前方への摺動が円筒面40とテーバ面4
1間の境目で制限されることから、一定している。
させられると、パイプ34のyJ端に当接するコレット
状部材45が前方に摺動する。これにより拡開部47が
先頭部材38のテーバ面41上を前方に移動して外周側
へ強制的に拡開しく第6図の仮想線47aの状態)、パ
イプ本体13は内側から円筒部46によって所定の直径
に拡管されることになる。なお拡間部47の拡開程度は
、円筒部46の前方への摺動が円筒面40とテーバ面4
1間の境目で制限されることから、一定している。
放熱フィン20へのパイプ本体13の密着作業が完了す
れば、多数枚からなる一部の放熱フィン20が必要数の
ブロック(例えば4〜8ブロツク)に分けられた熱交換
用パイプが組立てられたことになる。次に組立てられた
熱交換用パイプを位置決め台11から取出すが、その場
合に放熱フィン20の各ブロック間にはスペーサ17も
配置されていないことから、位置決め台11とパイプ本
体13との間には広い隙間が形成されており、その隙間
を利用して長尺の熱交換用パイプを容易に持上げること
ができる。自動装置によって取出す場合でも、当該箇所
にフック等を容易に掛りること 。
れば、多数枚からなる一部の放熱フィン20が必要数の
ブロック(例えば4〜8ブロツク)に分けられた熱交換
用パイプが組立てられたことになる。次に組立てられた
熱交換用パイプを位置決め台11から取出すが、その場
合に放熱フィン20の各ブロック間にはスペーサ17も
配置されていないことから、位置決め台11とパイプ本
体13との間には広い隙間が形成されており、その隙間
を利用して長尺の熱交換用パイプを容易に持上げること
ができる。自動装置によって取出す場合でも、当該箇所
にフック等を容易に掛りること 。
ができる。取出された熱交換用パイプは図示しないブレ
スベンダーに供給され、そこで蛇行状に湾曲されること
によって、第7図のような放熱フィン20を複数列平行
に配列した製品に形成される。
スベンダーに供給され、そこで蛇行状に湾曲されること
によって、第7図のような放熱フィン20を複数列平行
に配列した製品に形成される。
(発明の効果)
平板状のスペーサ17の上半部に、フィン20用切欠き
25を上開ぎの姿勢でスペーサ17延在方向に形成する
とともに、フィン20のパイプ挿通孔21用切欠き22
を上開きの姿勢で形成し;スペーサ17の下部を、スペ
ーサ位置決め台11に一定の間隔で形成された溝16に
、所定間隔で挿入し二次にスペーサ17にフィン20を
、パイプ挿通孔21がパイプ挿通孔用切欠き22に挿入
され且つフィン20上端部も支持されるように挿入し:
次いでフィン20のパイプ挿通孔21にヘアピン形の熱
交換用パイプ本体13を挿通した後、熱交換用パイプ本
体13を拡管してフィン20に密着固定し;更に熱交換
用パイプ本体13を蛇行状に曲げて、フィン20を複数
列平行に配列したので: (a)位置決め台11とスペーサ17とが別体に形成さ
れていることから、スペーサ17の切欠き25等の一部
に破損等の事故が生じた場合でも、単に当該スペーナ1
7を取替えるだけでよくなる。
25を上開ぎの姿勢でスペーサ17延在方向に形成する
とともに、フィン20のパイプ挿通孔21用切欠き22
を上開きの姿勢で形成し;スペーサ17の下部を、スペ
ーサ位置決め台11に一定の間隔で形成された溝16に
、所定間隔で挿入し二次にスペーサ17にフィン20を
、パイプ挿通孔21がパイプ挿通孔用切欠き22に挿入
され且つフィン20上端部も支持されるように挿入し:
次いでフィン20のパイプ挿通孔21にヘアピン形の熱
交換用パイプ本体13を挿通した後、熱交換用パイプ本
体13を拡管してフィン20に密着固定し;更に熱交換
用パイプ本体13を蛇行状に曲げて、フィン20を複数
列平行に配列したので: (a)位置決め台11とスペーサ17とが別体に形成さ
れていることから、スペーサ17の切欠き25等の一部
に破損等の事故が生じた場合でも、単に当該スペーナ1
7を取替えるだけでよくなる。
従って、フィン位置決め具全体を取替える必要が無くな
り、メンテナンス費用の低減を図ることができるばかり
でなく、修理を簡単且つ迅速に行えるようになる。
り、メンテナンス費用の低減を図ることができるばかり
でなく、修理を簡単且つ迅速に行えるようになる。
(b)放熱フィン20の差込み不要箇所ではスペーサ1
7を除くことができることから、人手により挿入する場
合に、挿入位置や挿入数等に関して過誤の発生を防止で
きる。特に機種変更のため、挿入箇所を頻繁に変える必
要のある場合等に、その利点が顕著である。
7を除くことができることから、人手により挿入する場
合に、挿入位置や挿入数等に関して過誤の発生を防止で
きる。特に機種変更のため、挿入箇所を頻繁に変える必
要のある場合等に、その利点が顕著である。
(C)拡管してフィンを密着固定した熱交換用パイプを
次の工程に移行する場合に、フィン差込み不要箇所には
間隙が形成されることから、パイプ中間部を保持し易く
なり、作業が楽に行えるようになる。又、自動化も容易
である。
次の工程に移行する場合に、フィン差込み不要箇所には
間隙が形成されることから、パイプ中間部を保持し易く
なり、作業が楽に行えるようになる。又、自動化も容易
である。
(d)放熱フィン20が上端部までスペーサ17によっ
て保持されることから、熱交換用パイプ挿入時にフィン
が湾曲してしまう等の不具合が防止でき、正確な位置に
フィンを配置することができるようになる。
て保持されることから、熱交換用パイプ挿入時にフィン
が湾曲してしまう等の不具合が防止でき、正確な位置に
フィンを配置することができるようになる。
(C)更に、従来の固定治具では必要であった高い加工
精度が要求されなくなるため、コスト低減を図ることが
できるようになり、又互換性が高いため、各々の機種に
あった治具を製作づる必要がなくなる。
精度が要求されなくなるため、コスト低減を図ることが
できるようになり、又互換性が高いため、各々の機種に
あった治具を製作づる必要がなくなる。
(別の実施例)
(a)第1図から第5図のスペーサ17に代えて第8図
の構成を採用することもできる。第8図において、スペ
ーサ17は厚みの厚い概ね直方体状の部材であり、切欠
き25が6箇所に形成されている。なお第8図右端の切
欠き25はスペーサ17の端部に形成され、スペーサ1
7を2つ並べて配置した場合に、完全な挿入溝となる。
の構成を採用することもできる。第8図において、スペ
ーサ17は厚みの厚い概ね直方体状の部材であり、切欠
き25が6箇所に形成されている。なお第8図右端の切
欠き25はスペーサ17の端部に形成され、スペーサ1
7を2つ並べて配置した場合に、完全な挿入溝となる。
この場合には、スペーサ17の配置の自由度は減少する
が、位置決め台11(第1図)にスペーサ17をセット
する場合の手間を省くことができる。なお、切欠き25
の数を適宜変更できるのはいうまでもない。
が、位置決め台11(第1図)にスペーサ17をセット
する場合の手間を省くことができる。なお、切欠き25
の数を適宜変更できるのはいうまでもない。
(b)フィン位置決め装置として第9図、第10図の構
成を採用することもできる。
成を採用することもできる。
第9図において、位置決め台50の下部には図の右端部
に示すような多数枚のスペーサ位置決め部材51が位置
決め具50艮手方向に重ねられており、スペーサ位置決
め部材51の上部に形成された切欠きによって多数の位
置決め溝52が等間隔に形成されている。第10図に示
すように、位置決め台50の上端面両側には位置決め台
50長手方向に延在する2条のガイド53がボルト54
によって固定されており、ガイド53の互いに向合う内
側の側面下部にはガイド53長手方向に延在するガイド
溝55が形成されている。
に示すような多数枚のスペーサ位置決め部材51が位置
決め具50艮手方向に重ねられており、スペーサ位置決
め部材51の上部に形成された切欠きによって多数の位
置決め溝52が等間隔に形成されている。第10図に示
すように、位置決め台50の上端面両側には位置決め台
50長手方向に延在する2条のガイド53がボルト54
によって固定されており、ガイド53の互いに向合う内
側の側面下部にはガイド53長手方向に延在するガイド
溝55が形成されている。
一方、スペーサ60は下端に下方に突出する舌片61を
一体に有しており、舌片61がスペーサ位置決め部材5
1によって形成される位置決め溝52に挿入され、これ
によりスペーサ60の位置決めがなされている。スペー
サ60の上部にはス )ペーサ17(第4図、第5
図)と同様に切欠き62、切欠き63及び切欠き64が
形成されており、更にスペーサ60の両端には放熱フィ
ン20の窪み23(第4図)が嵌合する切欠き65が形
成されている。スペーサ60の下部両側にはガイド溝5
5に係合する突起66が一体に形成されている。
一体に有しており、舌片61がスペーサ位置決め部材5
1によって形成される位置決め溝52に挿入され、これ
によりスペーサ60の位置決めがなされている。スペー
サ60の上部にはス )ペーサ17(第4図、第5
図)と同様に切欠き62、切欠き63及び切欠き64が
形成されており、更にスペーサ60の両端には放熱フィ
ン20の窪み23(第4図)が嵌合する切欠き65が形
成されている。スペーサ60の下部両側にはガイド溝5
5に係合する突起66が一体に形成されている。
上記フィン位置決め具は、第1〜第5図に示したフィン
位置決め具に代えて使用されることにより、同様の効果
がえられる。更にこの実施例によれば、ガイド溝55に
突起66が係合することによって、スペーサ60の抜止
めが施されているので、荒い作業を行なってもスペーサ
60が抜は落ちてしまうような不具合が発生する心配は
全くない。
位置決め具に代えて使用されることにより、同様の効果
がえられる。更にこの実施例によれば、ガイド溝55に
突起66が係合することによって、スペーサ60の抜止
めが施されているので、荒い作業を行なってもスペーサ
60が抜は落ちてしまうような不具合が発生する心配は
全くない。
第1図は本発明にJ:る熱交換用パイプの製造方法に使
用されるフィン位置決め具の側面部分図、第2図はその
平面部分図、第3図は第1図のm−■断面部分図、第4
図、第5図はスペーサの正面図及び側面図、第6図は拡
管装置の一部切欠き側面部分図、第7図は成形後の熱交
換パイプの斜視略図、第8図はスペーサの別の実施例の
側面図、第9図、第10図はフィン位置決め具の別の実
施例の一部縦断側面部分図及び正面図である。11.5
0・・・位置決め台、13・・・パイプ本体、16.5
2・・・位置決め溝、17.60・・・スペーサ、20
・・・放熱フィン、21・・・パイプ挿通孔、22.6
2・・・パイプ挿通孔用切欠き、2−5.64・・・フ
ィン用切欠き 特許出願人 日本アルミニウム工業株式会社代理人 弁
理士 大食忠孝、−1′・]1−′ 第6図 第7図
用されるフィン位置決め具の側面部分図、第2図はその
平面部分図、第3図は第1図のm−■断面部分図、第4
図、第5図はスペーサの正面図及び側面図、第6図は拡
管装置の一部切欠き側面部分図、第7図は成形後の熱交
換パイプの斜視略図、第8図はスペーサの別の実施例の
側面図、第9図、第10図はフィン位置決め具の別の実
施例の一部縦断側面部分図及び正面図である。11.5
0・・・位置決め台、13・・・パイプ本体、16.5
2・・・位置決め溝、17.60・・・スペーサ、20
・・・放熱フィン、21・・・パイプ挿通孔、22.6
2・・・パイプ挿通孔用切欠き、2−5.64・・・フ
ィン用切欠き 特許出願人 日本アルミニウム工業株式会社代理人 弁
理士 大食忠孝、−1′・]1−′ 第6図 第7図
Claims (1)
- 平板状のスペーサの上半部に、フィン用切欠きを上開き
の姿勢でスペーサ延在方向に形成するとともに、フィン
のパイプ挿通孔用切欠きを上開きの姿勢で形成し;スペ
ーサの下部を、スペーサ位置決め台に一定の間隔で形成
された溝に、所定間隔で挿入し;次にスペーサにフィン
を、パイプ挿通孔がパイプ挿通孔用切欠きに挿入され且
つフィン上端部も支持されるように挿入し;次いでフィ
ンのパイプ挿通孔にヘアピン形の熱交換用パイプ本体を
挿通した後、熱交換用パイプ本体を拡管してフィンに密
着固定し;更に熱交換用パイプ本体を蛇行状に曲げて、
フィンを複数列平行に配列したことを特徴とする熱交換
用パイプの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10031185A JPS61269944A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 熱交換用パイプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10031185A JPS61269944A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 熱交換用パイプの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61269944A true JPS61269944A (ja) | 1986-11-29 |
JPH0141417B2 JPH0141417B2 (ja) | 1989-09-05 |
Family
ID=14270625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10031185A Granted JPS61269944A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 熱交換用パイプの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61269944A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7040015B2 (en) * | 2000-10-07 | 2006-05-09 | David Bland Pierce | Tube finning machine and method of use |
JP2010276219A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 熱交換器用フィン手直し治具 |
-
1985
- 1985-05-10 JP JP10031185A patent/JPS61269944A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7040015B2 (en) * | 2000-10-07 | 2006-05-09 | David Bland Pierce | Tube finning machine and method of use |
JP2010276219A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd | 熱交換器用フィン手直し治具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0141417B2 (ja) | 1989-09-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |