JPS6126782Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6126782Y2
JPS6126782Y2 JP8887082U JP8887082U JPS6126782Y2 JP S6126782 Y2 JPS6126782 Y2 JP S6126782Y2 JP 8887082 U JP8887082 U JP 8887082U JP 8887082 U JP8887082 U JP 8887082U JP S6126782 Y2 JPS6126782 Y2 JP S6126782Y2
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JP
Japan
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rotating body
casing
temperature gas
low
temperature
Prior art date
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JP8887082U
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English (en)
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JPS58194379U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Air Supply (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は高温の気体から熱を回収し、低温の気
体に熱を供給する回転蓄熱式熱交換器の改良に関
するものである。
回転蓄熱式熱交換器は蓄熱体を装着した回転体
を低温気体および高温気体の通路にまたがつて回
転させることにより高温気体通路内で回転体に与
えられた熱を低温気体通路内で放熱することによ
り熱交換を行うものである。
このような回転蓄熱式熱交換器では熱交換の効
率を上げるため高温気体と低温気体の流れを向流
とし、高温気体が回転体を通過する間、回転体が
受熱し、高温気体を低温とする。一方、低温気体
が回転体を通過する間、回転体は放熱し、低温気
体の温度を上昇せしめる。従つて、熱交換器のケ
ーシングも回転体を境として高温側と低温側に別
れるため、高温側は熱膨張による変形を受け、低
温側は変形のない状態となる。そのため、高温側
と低温側の温度差が大きい場合には、回転体およ
びケーシング等の構造体の熱膨張による変形で、
ケーシングが回転体に接触したり、応力歪が残つ
たりする等の問題が発生する。
従来、このような熱変形による問題点を解消す
るため、回転体が横軸型の場合には回転体外周の
ケーシングに強度を持たせて回転体をケーシング
で支持する構造とし、本体全体は別個に支持用の
脚を設けて支持し、ケーシングの変形を自由に逃
がす構造や、回転体が堅軸型の場合には支持用の
脚の取付を可動式として熱による伸びを逃がす構
造が取られて来た。このような構造の場合は、回
転体をケーシングで支持するために十分な強度が
必要となり、そのため構造が複雑で、且つ重量的
にも大きなものとなる欠点があつた。
本考案は、このような従来の問題点を除去する
ため高温気体通路と低温気体通路との中間に配置
された回転体の回転軸の両端軸受を支持する垂直
な支持柱によつて回転体および回転体の外周を取
り囲むケーシングの全重量を支持するようにし、
前記支持柱を中心にしてケーシングの熱による膨
張を全周方向に自由に逃がすようにしたものであ
る。以下本考案の一実施例を図面により詳細に説
明する。
第1図は本考案回転蓄熱式熱交換器の一実施例
を示す正面図、第2図は同じくその横断平面図、
第3図は同じく一部縦断側面図である。
図において、1は熱交換器全体を支持する支持
柱で、架台2の上に垂直に設けられている。3は
蓄熱回転体、4は回転体3の回転軸で支持柱1に
取付けられた軸受5で支持されている。6はケー
シングで回転体3の外周を取り囲むように支持柱
1の両側に取付けられている。7は高温廃ガスの
入口、8は廃ガスの出口、9は低温空気の入口、
10は空気の出口で、ケーシング6の側壁内面に
は高温廃ガス側と低温空気側とのリークを遮断す
るためのシール11が支持柱1に沿つて回転体に
接触するように垂直に、またシール12が回転体
3の外周に沿つて接触するように半円状に突出し
ている。13はモーターおよび減速機、(第3図
参照)で、チエンホイル14、チエン15、回転
軸4に連結されたチエンホイル16を介して回転
体3は駆動される。
そして回転体3は通常1分間に数回転乃至十数
回転しているので、回転体3が高温廃ガスの通路
にさらされている間に蓄熱体3が受熱し、これが
回転して低温空気の通路にさらされている間に蓄
熱体3は放熱して低温空気を暖めるようになつて
熱交換が行われる。
このようにすると熱交換器本体は全周方向に自
由に伸縮可能となり、部分的に熱による伸びを抑
えることによる応力歪がなくなるためシール部分
金物の変形やケーシング6が回転体3に接触する
等のトラブルがなくなる。そして熱膨張による伸
びを逃がすための複雑な構造も必要がなくなる。
またケーシングも自重に対する強度のみで十分で
あるから重量も軽減でき安価に、かつ全重量に対
する蓄熱部の重量比を大きくすることができる。
その上、ケーシングの構造は高温気体側と低温気
体側とが同一にでき、組立も支持柱に回転体を組
込んだ後ケーシングを支持柱1に組込むことによ
りきわめて容易に行うことができる。
以上詳細に説明したように、本考案によれば構
造がきわめて簡単で、安価にでき、その上熱膨張
を部分的に押えることにより生ずる歪がなくなる
ほか、ケーシングの重量を軽くして熱交換器全重
量に対する蓄熱回転体の重量比の増大が計れる等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案回転蓄熱式熱交換器の一実施例
を示す正面図、第2図は同じくその横断平面図、
第3図は同じく一部縦断側面図である。 1……支持柱、2……架台、3……蓄熱回転
体、4……回転軸、5……軸受、6……ケーシン
グ、7……高温廃ガスの入口、8……廃ガスの出
口、9……低温空気の入口、10……空気の出
口、11,12……シール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転蓄熱体を装着した回転体の外周を取り囲む
    ケーシングが回転体の回転軸の両端軸受を支持す
    る垂直な支持柱によつて高温気体通路と低温気体
    通路とに分割され、かつケーシングおよび回転体
    の全荷重が該支持柱によつて支持されるようにし
    たことを特徴とする回転蓄熱式熱交換器。
JP8887082U 1982-06-15 1982-06-15 回転蓄熱式熱交換器 Granted JPS58194379U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8887082U JPS58194379U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 回転蓄熱式熱交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8887082U JPS58194379U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 回転蓄熱式熱交換器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58194379U JPS58194379U (ja) 1983-12-24
JPS6126782Y2 true JPS6126782Y2 (ja) 1986-08-11

Family

ID=30097523

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8887082U Granted JPS58194379U (ja) 1982-06-15 1982-06-15 回転蓄熱式熱交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58194379U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58194379U (ja) 1983-12-24

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