JPS6126779Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6126779Y2 JPS6126779Y2 JP3954281U JP3954281U JPS6126779Y2 JP S6126779 Y2 JPS6126779 Y2 JP S6126779Y2 JP 3954281 U JP3954281 U JP 3954281U JP 3954281 U JP3954281 U JP 3954281U JP S6126779 Y2 JPS6126779 Y2 JP S6126779Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat transfer
- plate
- heat exchanger
- transfer system
- seal end
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 5
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 claims description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は胴板形状を真円円筒形とした改良型ス
パイラル熱交換器に関するもので、その目的とす
るところは比較的薄い伝熱板をスペーサを介して
一定間隔をあけてスパイラルに巻回した熱交換部
と耐圧強度により適宜選択された厚みのある胴体
とをシールエンド部を介して簡単に且つ確実に接
続し、製造時の工数と時間及び経費を節減するこ
とのできる改良型スパイラル熱交換器を提供しよ
うとするものである。
パイラル熱交換器に関するもので、その目的とす
るところは比較的薄い伝熱板をスペーサを介して
一定間隔をあけてスパイラルに巻回した熱交換部
と耐圧強度により適宜選択された厚みのある胴体
とをシールエンド部を介して簡単に且つ確実に接
続し、製造時の工数と時間及び経費を節減するこ
とのできる改良型スパイラル熱交換器を提供しよ
うとするものである。
従来のスパイラル熱交換器は、第４図〜第６図
に示すように、比較的薄い伝熱板を用いて構成さ
れた熱交換部の両端縁に平面的に引続いて最外胴
を構成する厚みのある胴板が接続されていた。熱
交換部１は伝熱板を介して流体間の熱交換を行な
うためにスパイラル状に巻回わされているので、
その両端縁に引続いてスパイラル状の外胴９を形
成して伝熱系路外周を覆うようにするためには必
然的に外胴９そのものの形状が渦巻状となり、外
胴を密閉するため内方へ屈曲して溶接する等その
接続部１０は外周で突出状となり、全体としての
スパイラル熱交換器は真円の円筒体を構成するこ
とが困難であつた。その上伝熱板は薄く、外胴部
は耐圧性を必要とするので厚みのある板を使用す
るため厚みの異なる板同志を溶接することとな
り、接合部１１の屈曲や折損が生じ易い難点がみ
られた。又薄い伝熱板から厚みのある胴板までに
数段階を設けて、順次接続してゆく方法も実施さ
れているが工数が多く、又数段に亘る板厚変化に
伴つて接合部が複雑となる等の欠点を有する他、
外形的にも歪のある円筒形を免れることができな
かつた。
に示すように、比較的薄い伝熱板を用いて構成さ
れた熱交換部の両端縁に平面的に引続いて最外胴
を構成する厚みのある胴板が接続されていた。熱
交換部１は伝熱板を介して流体間の熱交換を行な
うためにスパイラル状に巻回わされているので、
その両端縁に引続いてスパイラル状の外胴９を形
成して伝熱系路外周を覆うようにするためには必
然的に外胴９そのものの形状が渦巻状となり、外
胴を密閉するため内方へ屈曲して溶接する等その
接続部１０は外周で突出状となり、全体としての
スパイラル熱交換器は真円の円筒体を構成するこ
とが困難であつた。その上伝熱板は薄く、外胴部
は耐圧性を必要とするので厚みのある板を使用す
るため厚みの異なる板同志を溶接することとな
り、接合部１１の屈曲や折損が生じ易い難点がみ
られた。又薄い伝熱板から厚みのある胴板までに
数段階を設けて、順次接続してゆく方法も実施さ
れているが工数が多く、又数段に亘る板厚変化に
伴つて接合部が複雑となる等の欠点を有する他、
外形的にも歪のある円筒形を免れることができな
かつた。
本考案は上記のような従来の欠点を解消したも
ので、以下図面に示した実施例を第１図から第３
図に従いその構成を説明する。
ので、以下図面に示した実施例を第１図から第３
図に従いその構成を説明する。
１は長い板状体で比較的薄い伝熱板で、これを
中央からそれぞれ反対方向の円弧状に屈曲して熱
交換部を形成している。２は伝熱板が一定間隔を
保持するように挿入したスペーサ、３は伝熱板１
の両端縁に接合されたシールエンド部である。４
はあらかじめ真円状円筒体を直径方向で２つ割り
した形の適宜の厚みのある胴板である。伝熱板の
厚みが例えば２mm程度の場合、胴板の厚みは耐圧
性を考慮して６〜20mmに及ぶ場合もある。５は胴
板の２つ割部を前記シールエンド部３に溶接した
接合部で、伝熱部と外胴はこれによつて一体化し
た。６，７は流体出入口で、６は第１図及び第３
図において、外胴４に取付けられている。尚、流
体出入口７は第３図において中央部に２つ表示さ
れているが、それぞれ伝熱板１を介して区別され
又第１図で図示されていないが、フランジ上に取
付けられる上下のカバー部に形成される。８はフ
ランジを示す。
中央からそれぞれ反対方向の円弧状に屈曲して熱
交換部を形成している。２は伝熱板が一定間隔を
保持するように挿入したスペーサ、３は伝熱板１
の両端縁に接合されたシールエンド部である。４
はあらかじめ真円状円筒体を直径方向で２つ割り
した形の適宜の厚みのある胴板である。伝熱板の
厚みが例えば２mm程度の場合、胴板の厚みは耐圧
性を考慮して６〜20mmに及ぶ場合もある。５は胴
板の２つ割部を前記シールエンド部３に溶接した
接合部で、伝熱部と外胴はこれによつて一体化し
た。６，７は流体出入口で、６は第１図及び第３
図において、外胴４に取付けられている。尚、流
体出入口７は第３図において中央部に２つ表示さ
れているが、それぞれ伝熱板１を介して区別され
又第１図で図示されていないが、フランジ上に取
付けられる上下のカバー部に形成される。８はフ
ランジを示す。
本考案は上記のような構成をとつたので、外胴
４は真円状円筒体をあらかじめ２つ割りしたもの
をシールエンド部３を介して溶接して一体化した
ので、外形的にも真円状を保つようになつた。熱
交換部内部において、伝熱板１の両端縁にそれぞ
れシールエンド部３を溶接しただけであるので、
従来のように比較的薄い伝熱板と厚みのある外胴
とを直接接続することがなく、この接合部で折れ
曲つたり折損することがない。又従来のように順
次厚みを大きくした板を接合してゆく必要もな
く、工数が減少し且つ外胴の厚みの如何に拘わら
ず、シールエンド部への溶接によつて一体化でき
る等その実用上の効果は大きい。
４は真円状円筒体をあらかじめ２つ割りしたもの
をシールエンド部３を介して溶接して一体化した
ので、外形的にも真円状を保つようになつた。熱
交換部内部において、伝熱板１の両端縁にそれぞ
れシールエンド部３を溶接しただけであるので、
従来のように比較的薄い伝熱板と厚みのある外胴
とを直接接続することがなく、この接合部で折れ
曲つたり折損することがない。又従来のように順
次厚みを大きくした板を接合してゆく必要もな
く、工数が減少し且つ外胴の厚みの如何に拘わら
ず、シールエンド部への溶接によつて一体化でき
る等その実用上の効果は大きい。
第１図は本考案改良型スパイラル熱交換器の斜
視図、第２図は溶接部の拡大斜視図、第３図は縦
断面図、第４図は従来例の斜視図、第５図は縦断
面図、第６図は溶接部の拡大断面図。 １……伝熱板、２……スペーサ、３……シール
エンド部、４……胴板、５……接合部、６，７…
…流体出入口。
視図、第２図は溶接部の拡大斜視図、第３図は縦
断面図、第４図は従来例の斜視図、第５図は縦断
面図、第６図は溶接部の拡大断面図。 １……伝熱板、２……スペーサ、３……シール
エンド部、４……胴板、５……接合部、６，７…
…流体出入口。
Claims (1)
- 比較的薄い伝熱板を中央からそれぞれ反対方向
の円弧状に屈曲しスペーサを介して一定間隔をあ
けスパイラルに巻回し、この伝熱板を介して隣接
する伝熱系路間で熱交換可能に流体出入口を設
け、前記伝熱系路外周を覆うようあらかじめ真円
状円筒体を直径方向で２つ割りした形の適宜厚み
のある胴板を、２つ割部で前記伝熱板の両端縁に
それぞれ設けたシールエンド部に溶接して一体化
したことを特徴とする改良型スパイラル熱交換
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3954281U JPS6126779Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3954281U JPS6126779Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57154861U JPS57154861U (ja) | 1982-09-29 |
| JPS6126779Y2 true JPS6126779Y2 (ja) | 1986-08-11 |
Family
ID=29836667
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3954281U Expired JPS6126779Y2 (ja) | 1981-03-20 | 1981-03-20 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6126779Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-03-20 JP JP3954281U patent/JPS6126779Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57154861U (ja) | 1982-09-29 |
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