JPS61265076A - 熟柿漿を主成分とする飲料用濃縮原液およびその製法 - Google Patents
熟柿漿を主成分とする飲料用濃縮原液およびその製法Info
- Publication number
- JPS61265076A JPS61265076A JP60106574A JP10657485A JPS61265076A JP S61265076 A JPS61265076 A JP S61265076A JP 60106574 A JP60106574 A JP 60106574A JP 10657485 A JP10657485 A JP 10657485A JP S61265076 A JPS61265076 A JP S61265076A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ripe
- persimmon
- pulp
- concentrated stock
- astringency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、従来用途が殆どなく廃棄処分されていた過熟
柿および規格外の熟柿(以下熟柿漿という)を主成分と
する殺菌性を高めた飲料用濃縮原液およびその製法に関
するものである。
柿および規格外の熟柿(以下熟柿漿という)を主成分と
する殺菌性を高めた飲料用濃縮原液およびその製法に関
するものである。
(従来技術)
従来、熟柿は完熟してから数日すると急激に軟化して形
状くずれし易くなるため、そのままの状態で運搬するこ
とが困難であると共に、甘柿といえども渋抜きを行わな
いと飲料用原液に供することができない等の難点があっ
た。このため、特開昭59−146575号公報記載の
製法もあったが、これは原液にする際、渋抜きは十分で
きるが、殺菌性という点で少々難点があった。
状くずれし易くなるため、そのままの状態で運搬するこ
とが困難であると共に、甘柿といえども渋抜きを行わな
いと飲料用原液に供することができない等の難点があっ
た。このため、特開昭59−146575号公報記載の
製法もあったが、これは原液にする際、渋抜きは十分で
きるが、殺菌性という点で少々難点があった。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は、この様な欠点に鑑み、従来廃棄処分されてい
た熟柿漿を有効に利用し、かつ殺菌性を高め、熟柿漿の
運搬を可能にした飲料用濃縮原液を製造することを目的
とするものである。
た熟柿漿を有効に利用し、かつ殺菌性を高め、熟柿漿の
運搬を可能にした飲料用濃縮原液を製造することを目的
とするものである。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、熟柿を一30℃前後で冷凍保存することによ
り、この熟柿の渋抜きを行い、解凍し、次に90°C前
後で約10分間熱殺菌を行うと共に、所要の果肉のみを
採取し、次に100℃前後で約10分間かくはんしなが
ら泥状化し、その際、所要のエツセンス等を投与し、或
いは投与せず、容器に充填し、冷却することにより、従
来廃棄処分されていた熟柿漿を有効に利用するものであ
る。
り、この熟柿の渋抜きを行い、解凍し、次に90°C前
後で約10分間熱殺菌を行うと共に、所要の果肉のみを
採取し、次に100℃前後で約10分間かくはんしなが
ら泥状化し、その際、所要のエツセンス等を投与し、或
いは投与せず、容器に充填し、冷却することにより、従
来廃棄処分されていた熟柿漿を有効に利用するものであ
る。
(実施例)
本発明の詳細な説明する。
まず、大量の熟柿を一30℃前後で5日前後冷凍保存す
ることにより、この熟柿の渋抜きを行う。
ることにより、この熟柿の渋抜きを行う。
その後、−昼夜室温で放置し、水を浸した水槽中で解凍
を行い、40℃前後の湯を使用して流水洗浄する。次に
、90℃前後で約10分間熱殺菌を行う。この際、熟柿
漿は柔らかくなるので、公知の果肉採取器により、へた
、皮、種、芯を除去して荒い粒子の果肉のみとし、次に
100℃前後で約10分間かくはんしながら泥状化し、
殺菌加熱仕上げを行うと共に、使用目的に応じて所要の
エツセンス、砂糖、防腐剤、品質安定材等を投与したり
、或いは投与せず、95℃前後にして187!缶のごと
き適当量の容器に充填密封し、この容器を冷水中で動揺
させながら容器内温度を18℃前後に急冷した後、3℃
前後で一昼夜冷蔵し、そのまま出荷したり、使用するか
、または−20℃乃至−30℃で凍結して保存して将来
使用に備えておくことができる。
を行い、40℃前後の湯を使用して流水洗浄する。次に
、90℃前後で約10分間熱殺菌を行う。この際、熟柿
漿は柔らかくなるので、公知の果肉採取器により、へた
、皮、種、芯を除去して荒い粒子の果肉のみとし、次に
100℃前後で約10分間かくはんしながら泥状化し、
殺菌加熱仕上げを行うと共に、使用目的に応じて所要の
エツセンス、砂糖、防腐剤、品質安定材等を投与したり
、或いは投与せず、95℃前後にして187!缶のごと
き適当量の容器に充填密封し、この容器を冷水中で動揺
させながら容器内温度を18℃前後に急冷した後、3℃
前後で一昼夜冷蔵し、そのまま出荷したり、使用するか
、または−20℃乃至−30℃で凍結して保存して将来
使用に備えておくことができる。
(発明の効果)
本発明によれば、従来殆ど廃棄処分されていた熟柿漿を
有効に利用することができると共に、この熟柿漿を主成
分としているので、飲料用濃縮原液を安価に製造でき、
また原料の熟柿漿は冷凍保存して渋抜きを行い、殺菌性
も高めであるので、(A ) 衛生的であり、収穫期に大量に生ずる熟柿漿、損品の利
用が十分にでき、将来使用のための保存ができ、また熟
柿漿が熟柿漿となっているので、所要荷所に運搬が自由
である。また、従来廃棄処分されていた熟柿漿を生かす
ことができ、柿の生産農家に新な収入をもたらすことに
なり、廃棄する手数が省かれた効果が大きく、また飲料
の種類が豊富となり需要者の飲料選択の範囲が拡大され
る等の諸効果がある。
有効に利用することができると共に、この熟柿漿を主成
分としているので、飲料用濃縮原液を安価に製造でき、
また原料の熟柿漿は冷凍保存して渋抜きを行い、殺菌性
も高めであるので、(A ) 衛生的であり、収穫期に大量に生ずる熟柿漿、損品の利
用が十分にでき、将来使用のための保存ができ、また熟
柿漿が熟柿漿となっているので、所要荷所に運搬が自由
である。また、従来廃棄処分されていた熟柿漿を生かす
ことができ、柿の生産農家に新な収入をもたらすことに
なり、廃棄する手数が省かれた効果が大きく、また飲料
の種類が豊富となり需要者の飲料選択の範囲が拡大され
る等の諸効果がある。
QA−
Claims (2)
- (1)冷凍して渋抜きを行い、熱殺菌をすると共に、所
要の果肉のみにして泥状化し、所要のエッセンス等を投
与し、成いは投与せず、冷却したことを特徴とする熟柿
漿を主成分とする飲料用濃縮原液。 - (2)熟柿を−30℃前後で冷凍保存することにより、
この熟柿の渋抜きを行い、解凍し、次に90℃前後で約
10分間熱殺菌を行うと共に、所要の果肉のみを採取し
、次に100℃前後で約10分間かくはんしながら泥状
化し、その際、所要のエッセンス等を投与し、或いは投
与せず、容器に充填し、冷却することを特徴とする熟柿
漿を主成分とする飲料用濃縮原液の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60106574A JPS61265076A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 熟柿漿を主成分とする飲料用濃縮原液およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60106574A JPS61265076A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 熟柿漿を主成分とする飲料用濃縮原液およびその製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61265076A true JPS61265076A (ja) | 1986-11-22 |
Family
ID=14437005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60106574A Pending JPS61265076A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 熟柿漿を主成分とする飲料用濃縮原液およびその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61265076A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59146576A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-22 | Hitachiya Honpo:Kk | 焙煎飲料の製造法 |
-
1985
- 1985-05-17 JP JP60106574A patent/JPS61265076A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59146576A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-22 | Hitachiya Honpo:Kk | 焙煎飲料の製造法 |
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