JPS61265054A

JPS61265054A - 訪花蜂用の飼料

Info

Publication number: JPS61265054A
Application number: JP60106330A
Authority: JP
Inventors: Atsuo Inoue; 敦夫井上; Yoshio Inoue; 井上　凱夫
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1985-05-18
Filing date: 1985-05-18
Publication date: 1986-11-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明はミツバチなど訪花蜂の幸哄等ｅ飼料に関する
ものである。

（従来の技術）たとえば、ミツバチの飼育においては冬期や春先などの
花粉源の不足する季節は飼いバチに花粉の餌が与えられ
る。花粉の餌は主として成蜂の栄養源などのためのもの
であり、従来では主にガマ（蒲：がま科の多年草）の花
粉が与えられている。

しかしながら、花粉は大向に得にくく入手が困難なこと
、および価格が高い問題があった。

（発明が解決しようとする問題点）この発明は前述した従来の花粉飼ｒ１の問題点を解決し
ようどじたちのであり、ミツバチなどの訪花蜂一般の餌
どしＣ適用でき、かつ高価な花粉を節約し得て従来の花
粉飼料の場合ど同様の栄養価を有しかつ嗜好性良好イ【
訪花蜂の飼料を提供づることにある。

（問題点を解決づるための手段）上記した問題点を解決するため、この発明の手段は、訪
花蜂の飼ｒ１であって、蛋白質含有量の高い花粉様成分
ど、蛋白質を含む増量成分と、シラップ（ｖＪ液）成分
とを配合口しめて＜ｋるものである。前記訪花蜂どして
はミツバヂ、ハナバチ、マメ］バヂ、ハリナシバブ、シ
マハブアブなどの花粉を餌とする蜂類である。前記花粉
様成分ｔＪｔ　１２の花粉、あるいはり［ルラヤカゼイ
ンなどの蛋白質含有量が高く、たとえば蛋白質的１６〜
８０％であり、かつ蜂のｉｌｌ　！ＩＴ性の良いものが
使用される。

花粉様成分は成好が採取しｌこ花粉の顆粒を集めたもの
、あるいは花から直接に人工的に採取した花粉粉末など
顆粒状あるいは粉末状のものである。゛前記増量成分は
植物ｔ’ｌ蛋白質を含み、蜂嗜Ｑ７竹Ｑ好なもの、たと
えば大口、ｌ−ウ七１］コシ、」ウリャン、麦類などの
粉末が適する。なかで−ｂ、蛋白含有量の多い（約３５
〜５０％）大豆類が望ましい。また、前記増量成分はビ
ール酵母、］・ルラ酵母、パン酵母あるいは脱脂乳など
の酵母蛋白質あるいは乳蛋白質の粉末であってもＪ、い
。

前記シラップ成分は、砂糖、ブドウ糖、５ｆ！糖。

異ｔ／１里糖（ぶどう糖と宋糖とデ：１ストリンよりな
る。）などの１１味性の糖質で吸湿し保・水性・の良い
ものが使用される。シラップ成分は粉末に水を加えるか
、あるいは含水させた液状のものが用いられる。花粉様
成分、増量成分およびシラップ成分は所定の配合比率に
混合される。配合比率は花粉様成分別間成分およびシラ
ップ成分の固形分が、たとえば１：（１・〜２）：　（
１〜２）の車吊比で混合され、これに約１〜１．５Ｎの
水が加えられる。各成分は適宜手段にて混練してペース
１〜状のｉＩ２練物にされる。イ【お、シラップ成分が
液体の場合は他成分に固形分として約１〜２の配合比率
となるように配合され加水量が調節されてペース１〜状
の混練物とされる。混練物は皿状の容器などに入れて蜂
に与えられる。

（作用）花粉様成分は増量成分にて増量される。両成分は蛋白質
含０徂が高く蛋白源として役立つ。シラップ成分は混練
物をペースト状に成形保持するのに都合がよく、かつ混
練物の乾燥硬化を防ぎ、蜂の食し易い湿潤状態を保持し
得る。シラップ成分は糖質であり、力［１り一源として
役立つ。

（実施例）次に本発明の一実施例をミツバチ用の飼料の場合につい
てｄ１明づる。

まず、第１表に示寸各配合原料を用意した。

第１表本例の花粉粒はミツバチの成虫（働きバチ）がマメ科植
物の花粉を花密にて固めて巣箱に搬送したものを、巣箱
のトラップを介して採取した顆粒状の花粉である。り１
］レラ粉末（，１クロレラの乾燥粉末であり、市販品を
用い！、：。カゼインは牛乳にす１９に市販品を用意し
た。火見粉末ＬＬ脱脂し４１い人υを粉砕し！、二粉砕
品である。脱脂大豆粉末は脱脂しＩ、：人口の粉砕品で
ある３、なお、本例に使用しＩ、：各原ｒ１の栄養成分
（，１各々第２表に示した。

第２表　　　　　　　（数値単位は重量％）第１表の各
配合割合にしたがって各配合原料をＭ合し△、ｎ、Ｃ，
Ｄの配合物となし、各配合物には各々シラップ成分を加
え、混練してペースミル状のΔ、Ｆｌ、Ｃ，Ｄ４種の飼
料を１７た。各飼料は各４曲に盛り、ミツバチの巣箱内
に巣枠上に逆さに置き、ミツバブの嗜好性を調べた。飼
ｒ１のＡ〜［〕はいずれも嗜好ｔ’ｌ［好であったが、
良好なものから順位を付１）るど、Ａ＝Ｂ＞Ｃ＞Ｄであ
った。

Ａ−１）の各飼料は保水性（湿１１￥′Ｉ性）良ＩＦで
あり、給餌中において乾燥硬化しなかった。

なお、実験によれば花粉粒、り［ルう粉末、力ぜイン粉
末は各々単独に限らず、適宜に混合した場合の飼ｒ１に
おいでもミツバチの嗜好性は良好であった。

（発明の効果）本発明は前記した問題解決手段となしたため、所期の問
題点が解決される。すなわら、本発明によれば、花粉様
成分は増量成分にてｊｔ４ｍされ、高価な花粉様成分が
節約できる。花粉様成分は花粉の他にクロレラや力げイ
ンなどの、植物性の高蛋白質で蜂嗜好性の良い代苔品を
配合でき、花粉の採取できない季節に都合がよい。

＊：　１：：、本発明は蜂嗜好刊良好ぐ蛋白質を含む地
間成分を配合しているため、花粉様成分が少くても飼料
の蛋白源は確保されかつシラップ成分は糖質源どなり栄
養価は高いもので・ある。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）蛋白質含有量の高い花粉様成分と、蛋白質を含む
増量成分と、シラップ成分とが配合されてなることを特
徴とした訪花蜂用の飼料。
（２）前記花粉様成分が、花粉、クロレラあるいはガゼ
インのいずれかのものである特許請求の範囲第１項記載
の訪花蜂用の飼料。
（３）前記増量成分が、大豆、トウモロコシ、コウリヤ
ン、麦類、酵母類あるいは脱脂乳のいずれかのものの粉
末である特許請求の範囲第１項記載の訪花蜂用の飼料。
（４）前記シラップ成分が、砂糖液、ぶどう糖液あるい
は果糖液などの吸湿性を有するシラップ状の液体である
特許請求の範囲第１項記載の訪花蜂用の飼料。
（５）前記シラップ成分が、砂糖、ぶどう糖あるいは果
糖などの吸湿性の甘味剤粉末と、シラップ状となすため
の所定量の水との別体のものである特許請求の範囲第１
項記載の訪花蜂用の飼料。
（６）前記花粉様成分と、増量成分と、シラップ成分と
の配合が１重量部：約２〜４重量部：約５０％固形分の
シラップ液において約２〜６重量部、の各割合で混合さ
れたものである特許請求の範囲第１項記載の訪花蜂用の
飼料。
（７）前記訪花蜂がミツバチ、ハナバチ、マメコバチ、
ハリナシバチ、シマハナアブである特許請求の範囲第１
項記載の訪花蜂用の飼料。