JPS61264781A - フレキシブル配線部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子機器に用いられるフレキシブル基板、帯状
電線等のフレキシブル配線部材に関する。

〔従来の技術〕

複数本の導体を絶縁保護フィルムで挾んだフレキシブル
基板、複数の電線を並列させて絶縁保護フィルムで挾ん
だ所謂テープ電線等のフレキシブル配線部材をプリント
配線基板に接続するための１つの方法として、プリント
配線基板にコネクターを設け、該コネクターに対し、フ
レキシブル配線部材の先端露出部を挿入することが実施
されている（実開昭５８−１３３９５７号）。

又、フレキシブル配線部材の挿入のために、該配線部材
のチャッキングとコネクターへの押込み動作を自動的に
行なう自動挿入装置（例えば実開昭５９−７８７００号
）が提案されている。

〔解決しようとする問題点）− フレキシブル配線部材のコネクターへの自動挿入に際し
ては、フレキシブル配線部材の先端露出部がコネクター
の電極に押し込み過ぎのない様に且つ充分接触した状態
で自動挿入装置を停止させなければならない。ところが
フレキシブル配線部材が可撓性を有するが故に、該部材
の押込み位置決めの検出が難かしく、従って自動挿入装
置の制御が困難であった。

〔問題点を解決する為の手段〕

本発明はフレキシブル配線部材に押込み位置決め検出用
の補助露出部を形成することにより、自動挿入装置の自
動制御を容易に行なわしめることを目的とする。

フレキシブル基板、テープ電線等のフレキシブル配線部
材（１）の先端側に、コネクターの電極と接触可能な導
体の露出部（１０）が形成され、更に少なくとも２本の
導体（２）　＋２１には上記露出部の他に、更に位置決
め制御用の補助露出部■■を設ける。

〔作用及び効果〕 自動挿入装置にはフレキシブル配線部材（１）をチャッ
キングしたとき、該部材の補助露出部（２ａ）■に接触
する一対の導電性接触片＋６１　（６）を設け、該接触
片’＋６１　［６）を接触片間の電気導通によって自動
挿入装置の押込み用駆動装置■を制御する制御部（＠に
連繋する。

他方プリント配線基板（３）には、上記補助露出部■■
を有する検出用導体＋２１　（２）に対応するコネクタ
ー（４）の電極（４１１＋４１１を短絡させる検出用パ
ターン０Ｄを形成しておく。

然して、フレキシブル配線部材Ｕ）を自動挿入装置（５
）に支持せしめ、該装置の接触片（６）　＋６１を配線
部材は）の補助露出部■■に接触させ、この状態にて自
動挿入装置によりフレキシブル配線部材（１）の先端露
出部α■をコネクター（４）に挿入する。

配線部材（１）の先端露出部α■がコネクターに嵌まっ
て電極に接触すると、補助露出部■［有］を有する検出
用導体（２）　（２１間が検出用パターン（３１１によ
って導通し、制御部□□□からの信号によって自動挿入
装置（５）の押込み用駆動装置艶の動作が停止する。

これによってフレキシブル配線部材（１）のコネクター
への挿入が確実に行なわれ、且つ挿入不足又は挿入過剰
によるトラブルの発生を防止出来る。

〔実施例〕

第１図は本発明に係るフレキシブル配線部材（１）の−
例を示しており、２枚の帯状絶縁保護フィルム（１１１
（１２１間に複数の細帯状導体（２１（２１）を並行に
配列したものである。

両側の導体ｆ２１　［２）は押込み位置検出用導体であ
って、他の導体（２１）　（２１）　（２１）　（２１
）　（２１）がフレキシブル配線部材（１）の全長に亘
って配設されているのに対し、検出用導体＋２）＋２）
はフレキシブル配線部材（１）の先端側に片寄って配設
され、且つ検出導体（２）　（２＋の先端縁はフレキシ
ブル配線部材（１）の先端縁よりも僅かな距離りだけ内
側に位置している。

前記フレキシブル配線部材（１）の２枚の絶縁保護フィ
ルムα１）（１２１の内、一方のフィルム（１２）の先
端は他方のフィルムαＤよりも短かく形成され、配線部
材の先端には各導体＋２）　！２１）の片面が露出した
露出部ａ■が形成される。

フレキシブル配線部材（１）には上記露出部α■に接近
して雨検出用導体（２）　（２）の一部が露出した補助
露出部（２１１１１（２０）が形成される。

上記フレキシブル配線部材（１）が接続されるプリント
基板（３）は下面に導電パターン（３［Ｉ）が形成され
、上面の一端にフレキシブル配線部材（１）の先端が嵌
まるコネクター（４）が取付けられる。コネクター（４
）の各電極（４１）　（４２）はプリント配線基板（３
）の各導電パターン（１）に導通している。

コネクター（４）の両端の電極（４１１（４１１が繋が
ったパターン（３０ａ）　（３０ａ）の先端はプリント
基板（３）の上面に形成したブリッジパターン■にスル
ホール■）を介して接続され、検出パターン（３１）を
形成している。

フレキシブル配線部材（１）をプリント基板（３）上の
コネクター（４）に自動挿入する自動挿入装置（５）は
第５図に示す如く昇降装置■に連繋された基枠（５１１
に、ピニオン印に噛合して一対のラックバ−（５３）（
至）を摺動可能に対向配備する。ピニオンのにはシリン
ダ装置（至）によって駆動されるラック（至）を連繋す
る。

前記一対のう・リフバー■□□□には水平アーム（（５
）澱を対向配備し、ピニオン■の回転によるラックバ−
■（５３）の互いの逆方向へのスライドによって水平ア
ーム刻印を開閉する。

一方の水平アーム印にはフレキシブル配線部材（１）の
補助露出部■■に接触する接触片＋６）　（６１が設け
られる。

昇降装置■は基枠（５１）に突設された縦長のラック棒
−にピニオン印を噛合し、該ピニオン艶にモータ等の回
転駆動装置（５９）を連繋したものである。

尚、上記自動挿入装置（５）は−例であって、フレキシ
ブル配線部材（１）をチャッキングして、その状態でコ
ネクターに押し込み出来ればどの様な構成の装置でも可
い。

第４図の如く前記接触片＋６１　（６）は導電線ｔｔｎ
ｔＩｌｏにて検出部（６υに繋がれ、該検出部は制御部
−に連繋され、制御部（６２１は検出部（６１）からの
信号によって昇降装置団を制御する。

然して自動挿入装置（５）の水平アーム＠（至）間にフ
レキシブル配線部材（１）を挾持せしめ、接触片（６）
　（６）を該配線部材（１）の補助露出部（２０）■に
接触させる。

昇降装置■によって水平アーム［％）及びフレキシブル
配線部材（１）をコネクター（４）に向けて下降させる
。

フレキシブル配線部材（１）の先端露出部αＯ）がコネ
クター（４）に挿入され、該配線部材（１）の両側の検
出用導体＋２）　＋２）の先端露出部がコネクター（４
）の対応する電極（４１）（４２）に接触したとき、プ
リント基板（３）の検出用パターンＣ１１ｌを通して雨
検出用導体（２１（２１が導通し、これを検出部（６１
Ｊが検知して制御部（＠に検出信号を送り、昇降用の駆
動装置−を停止させる。

これによってフレキシブル配線°部材（１）の先端露出
部α■をコネクター（４）に押し込み過ぎることな（確
実に嵌め込み出来る。

特に実施例の様に検出用導体（２１（２１の先端を他の
導体（２υ（社）よりも少し短かく形成しておくことに
より、検出用導体（２）　（２）がコネクター（４）の
電極＜４１１に接触すれば、他の導体（４１）が対応す
る電極（＠に接触していることが保障され、フレキシブ
ル配線部材（１）とコネクター（４）の電気的接続を一
層確実なものとすることが出来る。

水平アーム＠■の下降が停止すれば、制御部（＠からの
制御信号によってシリンダ装置（財）が作動し、水平ア
ーム＠ωが開いてフレキシブル配線部材（１）を解放し
、次いで水平アーム＠■は元位置まで上昇する。

尚、上記実施例に於て、検出用導体（２）がフレキシブ
ル配線部材（１）の先端側にのみ形成され、該部材（１
）の長手方向の中央部に存在しないのは次の理由による
。

例えば２枚のプリント基板をフレキシブル配線部材にて
接続するには、−予めフレキシブル配線部材の長手方向
の両端側に検出用導体（２）が必要であるが、この長手
方向の両端の検出用導体が一体に連続しておれば、一方
のプリント基板にフレキシブル配線部材の一端を挿入す
れば、上述の如く検出用導体間は短絡状態にあり、フレ
キシブル配線部材の他端をコネクターに挿入する際の自
動制御は不可能になるからである。

第７図は検出用導体（２）　＋２）を他の導体（２１）
よりも短く形成するための他の実施例であって、全ての
導体（２）〜（２１）をフレキシブル配線部材（１）の
先端まで延ばして形成し、検出用導体（２）　Ｆ２）の
先端を絶縁保護フィルム（１）ごとカットし、切欠き部
（１３）　（１３１を形成している。

第８図はフレキシブル配線部材（１）の他の実施例であ
り、該配線部材（１）は検出用導体（２）を１本だけ設
け、該検出用導体（２）に補助露出部■を形成すると共
に、他の導体の内、アースライン用の導体（２ａ）にも
検出用導体（２）の補助露出部■と同様の補助露出部（
２０ａ）を形成する。

第９図は上記フレキシブル配線部材（１）を接続するた
めのプリント基板（３）及び自動挿入装置（５）である
。

プリント基板（３）は前述の如くコネクター（４）を具
え、又基板（３）にはコネクター（４）の両端の電極＋
４１）　（４１）を短絡させる検出用パターン（３１）
が形成されている。

上記検出用パターンＧυは通常はプリント基板（３）の
電気回路に於てアースラインとして使用されるものであ
る。

前述と同様、自動挿入装置（５）の水平アーム＠ω間に
フレキシブル配線部材（１）を挾持せしめ、２つの接触
片（６）　（６）を補助露出部■■に当てる。

アーム（労［有］の下降によってフレキシブル配線部材
は）の先端露出部００がコネクター（４）の電極に接触
すれば検出用パターンＯυによって接触片（６１（６１
間が短絡し、アーム＠ωの下降は停止する。

【図面の簡単な説明】

第１図はフレキシブル配線部材の端部正面図、第２図は
第１図ＩＩ−ＩＩ線に沿う断面図、第３図はプリント基
板の要部斜面図、第４図は挿入状態を示す斜面図、第５
図は自動挿入装置の要部斜面図、第６図は同上装置の機
構説明図、第７図はフレキシブル配線部材の他の実施例
の要部斜面図、第８図は検出用導体が１つであるフレキ
シブル配線部材の他の実施例の要部正面図、第９図は同
上のフレキシブル配線部材を接続するためのプリント基
板の斜面図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ［１］複数本の導体（２）（２１）（２１）を絶縁保護
   フィルムで挾んだフレキシブル基板、複数本の導体を並
   列しこれを絶縁保護フィルムで挾んだ所謂テープ電線等
   のフレキシブル配線部材（１）に於て、該配線部材の先
   端側にはコネクター（４）の電極に接触可能な導体の露
   出部（１０）が形成され、更に少なくとも２本の導体に
   は上記露出部の他に更に位置決め制御用の補助露出部（
   ２０）（２０）を設けていることを特徴とするフレキシ
   ブル配線部材。 ［２］補助露出部（２０）（２０）を有する導体の先端
   は他の導体の先端よりも短かく形成されている特許請求
   の範囲第１項に記載のフレキシブル配線部材。 ［３］補助露出部を有する導体は他の導体よりも全長が
   短かい特許請求の範囲第１項又は第２項に記載のフレキ
   シブル配線部材。