JPH0744066Y2 - 基板の活線挿拔装置 - Google Patents

基板の活線挿拔装置

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JPH0744066Y2
JPH0744066Y2 JP1990124681U JP12468190U JPH0744066Y2 JP H0744066 Y2 JPH0744066 Y2 JP H0744066Y2 JP 1990124681 U JP1990124681 U JP 1990124681U JP 12468190 U JP12468190 U JP 12468190U JP H0744066 Y2 JPH0744066 Y2 JP H0744066Y2
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JP
Japan
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connector
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JP1990124681U
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雅史 武田
明利 原
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Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、各種エレクトロニクスシステムに用いられ
るプリント基板など基板の活線挿抜装置に関するもので
ある。
従来の技術 ほとんどのエレクトロニクスシステムでは、1つの基板
に故障が発生し、この基板を交換しなければならない状
態となったときでも、システムを使用開始後は電源を切
ってシステム全体を停止することはできない。このよう
なときはシステムの使用を停止することなく、故障した
基板のみを交換するために活線挿抜を行なう必要があ
る。
活線挿抜を行なうには交換する基板に接続している論理
回路に影響を与えなく、基板上の電子回路を守るため、
基板をマザーボード側へ挿入するときは電源OVラインか
らつながり、その次に電源+5Vライン、最後に論理信号
ラインがつながるようにし、また基板をマザーボード側
から抜いて外すときはその逆に論理信号ラインがまず切
れ、次に電源+5Vライン、最後に電源OVラインが切れる
ようにする必要がある。
そのため、従来は第5図に示すような両端に雄のコネク
タ10,11を有する電源専用のケーブル12を用いて、マザ
ーボード2側から基板1の電子回路へ電源電圧を供給す
る方法を採っていた。すなわち、この方法によれば基板
1をマザーボード2側から抜いて外すときは、まずコネ
クタ7をコネクタ8から抜いて論理信号ラインを切った
うえで基板1をマザーボード2側から抜いて外し、次に
ケーブル12のコネクタ10,11をコネクタ13,14から抜いて
電源+5Vライン、OVラインを切る。基板1をマザーボー
ド2側へ挿入するときは、まずケーブル12のコネクタ1
0,11をコネクタ13,14に挿入して基板1上の電子回路に
電源+5Vライン、OVラインをつなぎ、次に基板1をマザ
ーボード2側へ挿入してコネクタ7をコネクタ8へ挿入
して論理信号ラインをつなぐ。
考案が解決しようとする課題 ところで、前記従来の電源ケーブル12を用いた活線挿抜
のための方法では、基板1のマザーボード2への挿入又
は抜き出しの都度に、間違いなく前記のような手順とな
るように作業者が守って作業する必要があり、その作業
が煩わしく、ときには手順ミスをおかして電子回路をこ
わすとともに、システム全体を停止させる危険があっ
た。
そこで、この考案は前記のような従来の問題点を解決
し、電源ケーブルを用いることなく、基板をマザーボー
ドに対して挿抜するだけの簡単な作業で間違いなく前記
のような手順を守って故障した基板のみを交換すること
ができる基板の活線挿抜装置を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 前記の目的を達成するため、この考案は、所定間隔をお
いて配置され、相対向する面にガイド溝が形成された1
対のガイドレールと、これらガイドレールのガイド溝に
摺動自在に挿入される基板と、この基板の挿入先端部側
となるガイドレールの先端部と所定間隔をおいてほぼ直
交する向きに対向配置されたマザーボードとを具え、基
板の挿入先端部にコネクタを設け、このコネクタと基板
がガイドレールのガイド溝に所定位置まで挿入されたと
き接触して電気的に接続するコネクタをマザーボードに
設けた基板の活線挿抜装置であって、マザーボード側の
電源電圧を基板側へ供給するコンタクト片を、一端側が
両ガイドレールの先端側から前記間隔に突出し、かつ他
端側がガイドレールの先端部にガイド溝を挾むようにそ
れぞれ1対ずつ設けている。また、基板がガイドレール
のガイド溝に所定位置まで挿入されたときこれら各コン
タクト片の他端側と接触して電気的に接続するコンタク
ト箔を基板の両表面にそれぞれ設けている。さらに、こ
れら各コンタクト箔とコンタクト片は、基板がガイドレ
ールのガイド溝に所定位置まで挿入される前に、先に一
方のコンタクト箔とコンタクト片が接触した後に他方の
コンタクト箔とコンタクト片が接触するようになってい
る。
作用 前記構成からなるので、一方のコンタクト片の一端側に
マザーボード側の電源OVラインを、他方のコンタクト片
の一端側にマザーボード側の電源+5Vラインを接続し、
かつ一方のコンタクト片の他端側と接触する基板のコン
タクト箔に電源OVライン用の電子回路を、他方のコンタ
クト片の他端側と接触する基板のコンタクト箔に電源+
5Vライン用の電子回路を接続しておけば、基板をマザー
ボード側へ挿入するときは、まず一方のコンタクト箔と
コンタクト片が接触して基板上の電子回路に電源OVライ
ンがつながり、つぎに他方のコンタクト箔とコンタクト
片が接触して基板上の電子回路に電源+5Vラインがつな
がり、最後にコネクタがコネクタに接触して論理信号ラ
インがつながる。
また基板をマザーボード側から抜いて外すときは、まず
コネクタがコネクタから抜かれて論理信号ラインが切ら
れ、つぎに他方のコンタクト箔がコンタクト片から外れ
て電源+5Vラインが切れ、最後に一方のコンタクト箔が
コンタクト片から外れてOVラインが切れる。
実施例 第1図はガイドレールのガイド溝に挿入された基板上の
雄のコネクタのピンがマザーボード上の雌のコネクタの
ピン孔に挿し込まれる前の状態を示す斜視図、第2図は
第1図のII部の拡大図、第3図はガイドレールの拡大図
である。
13,14はガイドレールで、従来のガイドレール3,4と同様
に相対向する面にガイド溝15,16が形成されている。ガ
イドレール13,14のマザーボード2側となる先端部は、
第3図にガイドレール14を示すように(ガイドレール13
も同構造)幅広のコンタクト片取付部17に形成され、該
取付部の中央部にはガイド溝16を挾んで上面開口の切欠
部18が形成されている。
20,20′は取付部17にガイド溝16を挾んで取付けられた
1対のコンタクト片で、それぞれ一端側がガイドレール
14の先端、すなわち取付部17の先端からガイドレール14
の軸線と平行に突出し、該一端部が外部端子21,21′に
形成されている。コンタクト片20,20′の他端側は取付
部17の先端から切欠部18へ貫通し、この貫通した部分で
固定されている。また、この貫通により切欠部18へ突出
したコンタクト片20,20′の他端側はガイド溝16に向か
って凸状に湾曲したばね部22、22′に形成されている。
そして、このばね部22,22′が形成されたコンタクト片2
0,20′の他端縁が切欠部18へ下から突出したストッパ2
3,23′に係合可能となっている。
25,25′は基板1の下、先端部側両表面に設けられたコ
ンタクト箔で、基板1がガイドレール13,14のガイド溝1
5,16に沿って摺動して所定位置(例えば、基板1のコネ
クタ7がマザーボード2のコネクタ8に接触する位置)
まで挿入されたとき、コンタクト片20,20′のばね部材2
2,22′に接触して電気的に接続するようになっている。
また、両コンタクト箔25,25′において、基板1が所定
位置まで挿入される前に、先にコンタクト箔25′とコン
タクト片20′がばね部22′が接触した後に、コンタクト
箔25とコンタクト片20のばね部22が接触するようになっ
ている。図示省略したが、コンタクト片20′の外部端子
21″にはマザーボード2側の電源OVラインが、コンタク
ト片20の外部端子21には同様にマザーボード2側の電源
+5Vラインがそれぞれ接続されており、またコンタクト
箔25′には基板1上に設けた電源OVライン用の電子回路
が、コンタクト箔25には基板1上に設けた電源+5Vライ
ン用の電子回路がそれぞれ接続されている。
次に、前記実施例の作用を第4図を参照して説明する。
マザーボード2側から基板1上の電子回路へ電源電圧を
供給するには、基板1をガイドレール13,14のガイド溝1
5,16に挿入してマザーボード2側へ摺動する(第4図
A)。そしてさらに摺動すると、コンタクト箔25′とコ
ンタクト片20′のばね部22′が接触して基板1上の電子
回路に電源OVラインがつながる(第4図B)。つぎに該
コンタクト箔25′とコンタクト片20′が接触状態を保っ
たまま、コンタクト箔25とコンタクト片20のばね部22が
接触して基板1上の電子回路に電源+5Vラインがつなが
る(第4図C)。最後に両コンタクト箔25,25′とコン
タクト片20,20′のばね部22,22′が接触状態を保ったま
ま、コンタクト7がコネクタ8に接触して論理信号ライ
ンがつながる(第4図D)。この両コンタクト箔25,2
5′とコンタクト片20,20′のばね部22,22′の摺動接触
に際しては、ばね部22,22′が所定のばね圧でコンタク
ト箔25,25′に接触するので、両者の接触状態は良好に
保たれる。
また基板1をマザーボード2側から抜いて外すときは、
前記と逆になり、まずコネクタ7がコネクタ8から抜か
れて論理信号ラインが切られ、つぎにコンタクト箔25が
コンタクト片20のばね部22から外れて電源+5Vラインが
切れ、最後にコンタクト箔25′がコンタクト片20′のば
ね部22′から外れてOVラインが切れる。
このように基板1をマザーボード2に対して端に挿抜す
るだけで、前記の手順を守ることができる。
考案の効果 この考案は前記のような構成からなるので、故障が発生
した基板を交換するときに電源を切ってシステム全体を
停止することなく、基板をマザーボードに対して挿抜す
るだけの簡単な作業で、抜き出したときには論理信号ラ
イン、電源+5Vライン、電源OVラインの順に、挿入した
ときはその逆の順に間違いなく守って該故障した基板の
みを交換することができる。したがって、作業者が従来
のように手順ミスをおかすことがほとんどなく、極めて
安全であるとともに、作業も煩わしくなく、熟練度も必
要としない。また、従来のような電源ケーブルも必要と
しないので、制作費がかからないとともに、該ケーブル
用のスペースも有効活用できる。さらに、マザーボード
と所定間隔をおいて対向する両ガイドレールの先端部か
ら一端側が前記間隔に突出するようにコンタクト片を各
ガイドレールに2個ずつ計4個設けた構成となっている
ため、これらコンタクト片とマザーボードを電線で接続
することにより基板がガイドレールのガイド溝に基板の
コネクタとマザーボードのコネクタが接触する所定位置
まで挿入されなくともマザーボード側の電源電圧を基板
側に容易に供給することができるとともに、前記のよう
に電線を使用するためガイドレールがマザーボードに対
してその面方向(ガイドレールの短手方向)に多少のガ
タがあっても許容され、マザーボードのコネクタとガイ
ドレールの位置関係にはさほど高い精度が要求されな
い。しかも、電線の接続もコンタクト片の前記間隔に突
出した一端側を利用して迅速にでき、作業性がきわめて
よいとともに、コンタクト片の選択により基板側に対し
て数種類の電圧供給もひらける。また、信号数が限度を
超えて多くなり、基板上のコネクタの空きビン等を全部
使用してもまだ不足するときでも、不足信号が4個まで
なら、前記間隔に一端側が突出したコンタクト片を利用
することにより迅速に対処することができるというきわ
めて優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はガイドレールのガイド溝に挿入された基板上の
雄のコネクタのピンがマザーボード上の雌のコネクタの
ピン孔に挿し込まれる前の状態を示す斜視図、第2図は
第1図のII部の拡大図、第3図はガイドレールの拡大図
で、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は平面図
を示す、第4図(A)(B)(C)(D)は作用説図、
第5図は従来例を示す斜視図である。 1……基板、2……マザーボード 7,8……コネクタ、13,14……ガイドレール 15,16……ガイド溝、17……取付部 18……切欠部、20,20′……コンタクト片 21,21′……コンタクト片の一端部(外部端子) 22,22′……コンタクト片のばね部 23,23′……ストッパ、25,25′……コンタクト箔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定間隔をおいて配置され、相対向する面
    にガイド溝(15,16)が形成された1対のガイドレール
    (13,14)と、これらガイドレールのガイド溝に摺動自
    在に挿入される基板(1)と、この基板の挿入先端部側
    となるガイドレールの先端部と所定間隔をおいてほぼ直
    交する向きに対向配置されたマザーボード(2)とを具
    え、前記基板の挿入先端部にコネクタ(7)を設け、こ
    のコネクタと前記基板がガイドレールのガイド溝に所定
    位置まで挿入されたとき接触して電気的に接続するコネ
    クタ(8)を前記マザーボードに設けた基板の活線挿抜
    装置であって、 前記マザーボード側の電源電圧を基板側へ供給するコン
    タクト片(20,20′)を、一端側が前記両ガイドレール
    の先端部から前記間隔に突出し、かつ他端側がガイドレ
    ールの先端部にガイド溝を挾むようにそれぞれ1対ずつ
    設け、前記基板がガイドレールのガイド溝に所定位置ま
    で挿入されたときこれら各コンタクト片の他端側と接触
    して電気的に接続するコンタクト箔(25,25′)を前記
    基板の両表面にそれぞれ設け、これら各コンタクト箔
    (25,25′)とコンタクト片(20,20′)は、基板がガイ
    ドレールのガイド溝に所定位置まで挿入される前に、先
    に一方のコンタクト箔(25′)とコンタクト片(20′)
    が接触した後に他方のコンタクト箔(25)とコンタクト
    片(20)が接触するようになっていることを特徴とする
    基板の活線挿抜装置。
JP1990124681U 1990-11-27 1990-11-27 基板の活線挿拔装置 Expired - Lifetime JPH0744066Y2 (ja)

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JPH0480095U JPH0480095U (ja) 1992-07-13
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JP6229361B2 (ja) * 2013-08-01 2017-11-15 富士通株式会社 電子機器及び基板ユニット

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JPS6240796A (ja) * 1985-08-16 1987-02-21 株式会社日立製作所 活線插抜方式

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JPH0480095U (ja) 1992-07-13

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