JPS6126347Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6126347Y2 JPS6126347Y2 JP1980040936U JP4093680U JPS6126347Y2 JP S6126347 Y2 JPS6126347 Y2 JP S6126347Y2 JP 1980040936 U JP1980040936 U JP 1980040936U JP 4093680 U JP4093680 U JP 4093680U JP S6126347 Y2 JPS6126347 Y2 JP S6126347Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor
- leather
- roller
- screw roller
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000010985 leather Substances 0.000 claims description 23
- 230000037303 wrinkles Effects 0.000 claims description 7
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 238000004043 dyeing Methods 0.000 description 2
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000005498 polishing Methods 0.000 description 2
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は皮革のプレス装置に関する。
皮革は通常、染色、乾燥、プレス、染色および
艶出し等の各工程を経て、所定の製品が出来上が
る。ところで、この製品の良し悪しは皮革に元来
存している“しわ”を適宜取り除けるか否にかか
るものである。
艶出し等の各工程を経て、所定の製品が出来上が
る。ところで、この製品の良し悪しは皮革に元来
存している“しわ”を適宜取り除けるか否にかか
るものである。
そして、この“しわ”を除き、プレス艶出しを
するには従来は、まず手作業でもつて“しわ”を
除き、該皮革をプレスし、その後、加熱、加圧し
て表面に艶を出すことにより行つている。
するには従来は、まず手作業でもつて“しわ”を
除き、該皮革をプレスし、その後、加熱、加圧し
て表面に艶を出すことにより行つている。
しかし、これらによると数段の工程を有するた
め、所定の製品を得るのに多くの手数と、時間を
費すという欠点がある。
め、所定の製品を得るのに多くの手数と、時間を
費すという欠点がある。
本考案は、かかる欠点に鑑み、“しわ”の除
去、プレス、表面の艶出しの三工程を一つの
機構でもつて行うことのできる装置を提供するこ
とを目的としたものである。
去、プレス、表面の艶出しの三工程を一つの
機構でもつて行うことのできる装置を提供するこ
とを目的としたものである。
すなわち、本考案はコンベヤの上面に一定の隙
間を形成してスクリユーローラを、接触面におい
て該コンベヤと同方向に回転するようにして設
け、その後方に熱ローラを設け、また、前記コン
ベヤは昇降自在の構成とすることにより前記目的
を達成したのである。
間を形成してスクリユーローラを、接触面におい
て該コンベヤと同方向に回転するようにして設
け、その後方に熱ローラを設け、また、前記コン
ベヤは昇降自在の構成とすることにより前記目的
を達成したのである。
以下、図面に記載の実施例に基づいて本考案を
説明する。
説明する。
本考案はコンベヤ1、スクリユーローラー2お
よび熱ロール3の三つの構成要素から成立してい
る。コンベヤ1は駆動プーリ4および従動プーリ
5間に無端状ベルト6が懸架されて構成され、中
間にテンシヨンローラ7および保持ローラ8が配
設されている。
よび熱ロール3の三つの構成要素から成立してい
る。コンベヤ1は駆動プーリ4および従動プーリ
5間に無端状ベルト6が懸架されて構成され、中
間にテンシヨンローラ7および保持ローラ8が配
設されている。
そして、保持ローラ8と従動プーリ5間で懸架
されている無端状ベルト6は常に平担状を保つよ
うに構成されている。
されている無端状ベルト6は常に平担状を保つよ
うに構成されている。
スクリユーローラ2はコンベヤ1の上面に皮革
の厚みに相当する一定の隙間を形成して設けられ
ている。そして、このスクリユーローラ2は、そ
の中央部より左右両側端に向かつてそれぞれ中央
側に傾斜したらせん状リブ9がその表面に設けら
れている。
の厚みに相当する一定の隙間を形成して設けられ
ている。そして、このスクリユーローラ2は、そ
の中央部より左右両側端に向かつてそれぞれ中央
側に傾斜したらせん状リブ9がその表面に設けら
れている。
そして、このコンベヤ1およびスクリユーロー
ラ2はともに側端で両側部材10に軸支されてお
り、また、該両側部材10には昇降機構11が設
〓〓〓〓
けられ(図面においては油圧シリンダー)、コン
ベヤ1の駆動プーリ4の枢着部12を支点とし
て、側部材10の図面(第1図)の右側が昇降す
るように、すなわちコンベヤ1の従動プーリ5側
が昇降するようになつている。
ラ2はともに側端で両側部材10に軸支されてお
り、また、該両側部材10には昇降機構11が設
〓〓〓〓
けられ(図面においては油圧シリンダー)、コン
ベヤ1の駆動プーリ4の枢着部12を支点とし
て、側部材10の図面(第1図)の右側が昇降す
るように、すなわちコンベヤ1の従動プーリ5側
が昇降するようになつている。
この場合においては、スクリユーローラ2もコ
ンベヤ1と同じ両側部材10に側端で軸支されて
いるので、同様に昇降するが、該スクリユーロー
ラ2は固定し、コンベヤ1とともに昇降するよう
にした構成でなくてもよい。
ンベヤ1と同じ両側部材10に側端で軸支されて
いるので、同様に昇降するが、該スクリユーロー
ラ2は固定し、コンベヤ1とともに昇降するよう
にした構成でなくてもよい。
熱ローラ3は前記スクリユーローラ2の後方
で、かつ、前記コンベヤ1の上面に設けられ、ま
た前記保持ローラ8と無端状ベルト6を介して対
向している。
で、かつ、前記コンベヤ1の上面に設けられ、ま
た前記保持ローラ8と無端状ベルト6を介して対
向している。
この熱ローラ3は一般的には前方にあるスクリ
ユーローラ2より大径である。
ユーローラ2より大径である。
コンベヤ1、スクリユーローラ2および熱ロー
ラ3は、コンベヤ1上にスクリユーローラ2およ
び熱ローラ3が形成されている一定の関連性のも
とで、コンベヤ1とスクリユーローラ2、コンベ
ヤ1と熱ローラ3はともにその接触面において同
方向すなわちコンベヤ1でいえば右まわりに異な
る速度で回転するようになつている。
ラ3は、コンベヤ1上にスクリユーローラ2およ
び熱ローラ3が形成されている一定の関連性のも
とで、コンベヤ1とスクリユーローラ2、コンベ
ヤ1と熱ローラ3はともにその接触面において同
方向すなわちコンベヤ1でいえば右まわりに異な
る速度で回転するようになつている。
なお、スクリユーローラ2は数段にわたつて形
成してもよく、更に、熱ローラ3はスクリユーロ
ーラ2と同様の径のものを数段にわたつて形成し
たものでもよい。
成してもよく、更に、熱ローラ3はスクリユーロ
ーラ2と同様の径のものを数段にわたつて形成し
たものでもよい。
また、熱ローラ3は独自に上下、前後に移動で
きるように構成してあり、該熱ローラ3の加熱温
度は皮革の種類によつて異なるが、250℃程度が
適温である。
きるように構成してあり、該熱ローラ3の加熱温
度は皮革の種類によつて異なるが、250℃程度が
適温である。
つぎに、上記構成に基づきその作用について説
明することとする。
明することとする。
まず、スクリユーローラ2とコンベヤ1、熱ロ
ーラ3とコンベヤ1間の隙間を皮革の厚みに調整
するためにコンベヤ1の昇降機構11を作動し、
その皮革の厚みに合致させる。ついて、コンベヤ
1の駆動プーリ4側に皮革を載置する。すると、
該皮革はコンベヤ1のベルト6の矢視a方向に送
られ、ベルト6とスクリユーローラ2とに挾持さ
れる地点に達する。この挾持された区間では皮革
は無端状ベルト6とスクリユーローラ2との速度
差(無端状ベルト6の速度>スクリユーローラ2
の速度)、および、中央部より左右両側端に向か
つてそれぞれ中央側に傾斜したらせん状リブ9に
より、その表面に存する“しわ”が皮革の側方へ
追いやられ延びた状態となる。
ーラ3とコンベヤ1間の隙間を皮革の厚みに調整
するためにコンベヤ1の昇降機構11を作動し、
その皮革の厚みに合致させる。ついて、コンベヤ
1の駆動プーリ4側に皮革を載置する。すると、
該皮革はコンベヤ1のベルト6の矢視a方向に送
られ、ベルト6とスクリユーローラ2とに挾持さ
れる地点に達する。この挾持された区間では皮革
は無端状ベルト6とスクリユーローラ2との速度
差(無端状ベルト6の速度>スクリユーローラ2
の速度)、および、中央部より左右両側端に向か
つてそれぞれ中央側に傾斜したらせん状リブ9に
より、その表面に存する“しわ”が皮革の側方へ
追いやられ延びた状態となる。
つづいて、“しわ”が延びた状態の皮革は更に
無端状ベルト6の移動にともなつて、保持ローラ
8と熱ローラ3とが対向する区間に達する。そし
て、この区間において、皮革の表面が加熱、加圧
されて、その皮革の組成が収縮し、その表面に艶
が生じるようになる。
無端状ベルト6の移動にともなつて、保持ローラ
8と熱ローラ3とが対向する区間に達する。そし
て、この区間において、皮革の表面が加熱、加圧
されて、その皮革の組成が収縮し、その表面に艶
が生じるようになる。
この場合、本考案では、熱ローラ3は上下及び
前後に移動可能に設けられているから、熱ローラ
3を皮革の表面に沿つて、上下及び前後方向に移
動させることにより、皮革への加熱、加圧を増大
させることができることになる。
前後に移動可能に設けられているから、熱ローラ
3を皮革の表面に沿つて、上下及び前後方向に移
動させることにより、皮革への加熱、加圧を増大
させることができることになる。
本考案に係る皮革のプレス装置は上述のように
構成され、かつ、作用するので、従来、多工程を
経て行つていたものを一工程と同様に行うことが
できるという効果を有する。
構成され、かつ、作用するので、従来、多工程を
経て行つていたものを一工程と同様に行うことが
できるという効果を有する。
また、本考案においては皮革のさばきに“中央
より左右両側端に向かつてそれぞれ中央側に傾斜
したらせん状リブを有するスクリユーローラ”を
用いた構成であるので、皮革表面に存する“し
わ”等が均等にその側方に追いやられ、ひいては
均一な艶出しがされた製品を提供できる装置が得
られるという効果を有する。
より左右両側端に向かつてそれぞれ中央側に傾斜
したらせん状リブを有するスクリユーローラ”を
用いた構成であるので、皮革表面に存する“し
わ”等が均等にその側方に追いやられ、ひいては
均一な艶出しがされた製品を提供できる装置が得
られるという効果を有する。
第1図は本考案装置の側面図、第2図は正面図
である。 1:コンベヤ、2:スクリユーローラ、3:熱
ローラ。 〓〓〓〓
である。 1:コンベヤ、2:スクリユーローラ、3:熱
ローラ。 〓〓〓〓
Claims (1)
- コンベヤの上面に、これと一定の隙間をあけ
て、表面に中央より左右両側端に向かつてそれぞ
れ中央側に傾斜し、回転時に皮革表面のしわを側
方へ追いやるための、らせん状のリブを有するス
クリユーローラを、該コンベヤと同方向に、かつ
コンベヤ・ベルトの速度より遅い周速度で回転す
るように設け、該スクリユーローラの後方に熱ロ
ーラを上下及び前後方向に移動可能に設けた皮革
のプレス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980040936U JPS6126347Y2 (ja) | 1980-03-27 | 1980-03-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980040936U JPS6126347Y2 (ja) | 1980-03-27 | 1980-03-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56143243U JPS56143243U (ja) | 1981-10-29 |
JPS6126347Y2 true JPS6126347Y2 (ja) | 1986-08-07 |
Family
ID=29636324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980040936U Expired JPS6126347Y2 (ja) | 1980-03-27 | 1980-03-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6126347Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS419743Y1 (ja) * | 1964-08-05 | 1966-05-11 | ||
JPS5013502A (ja) * | 1973-06-12 | 1975-02-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53157170U (ja) * | 1977-05-13 | 1978-12-09 |
-
1980
- 1980-03-27 JP JP1980040936U patent/JPS6126347Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS419743Y1 (ja) * | 1964-08-05 | 1966-05-11 | ||
JPS5013502A (ja) * | 1973-06-12 | 1975-02-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56143243U (ja) | 1981-10-29 |
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