JPS5922955Y2 - 汚泥脱水装置 - Google Patents

汚泥脱水装置

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JPS5922955Y2
JPS5922955Y2 JP12079081U JP12079081U JPS5922955Y2 JP S5922955 Y2 JPS5922955 Y2 JP S5922955Y2 JP 12079081 U JP12079081 U JP 12079081U JP 12079081 U JP12079081 U JP 12079081U JP S5922955 Y2 JPS5922955 Y2 JP S5922955Y2
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JP
Japan
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dehydrated
roller
furnace cloth
belt
furnace
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JP12079081U
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JPS5828796U (ja
Inventor
英夫 吉川
Original Assignee
柳河精機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、汚泥物等の脱水を図る汚泥脱水装置に関する
ものであって、三段階の操作過程を経て徐々にかつ確実
に脱水せしめることを目的とするものである。
汚泥物の処理にあって、その処理能力を高める上からも
機械的な手段により汚泥物の含水率を可能な限り小さく
することが強く要望されている。
汚泥物すなわち被脱水物の含水率を低下させる機械的手
段としては種々のものがあるが、比較的流動性に富む被
脱水物を所定の装置で脱水する場合、最も困難な問題は
、流動的ゆえに水分と汚泥物とを確実に分離させられず
、脱水過程で水分のみを抽出させてしまったり、あるい
は炉布ベルトを用いて挟圧する際に汚泥物がはみ出てし
まったりする欠点が常に存していた。
本考案は、上述した従来の欠点、不都合を解消すべく開
発された装置であって、装置自体を予備脱水機構と、中
間脱水機構と最終脱水機構との三段階に分け、汚泥物を
徐々にかつ確実に脱水させるようにしたものである。
以下本考案の一実施例を図面に従って説明する。
まず、予備脱水機構1は、複数のブー112・・・間に
掛は渡されて走行する無端状炉布ベルト3の一部を斜上
に走行するように配置し、この斜1一方に走行する炉布
ベルト部分3aに対向して、この炉布ベルト部分3aに
所定方向から搬送された含水率の高い被脱水物Aを外に
こぼれることなく供給するチャージシュー1〜4を配す
る。
また、渥布ベルト部分3aの下面には水受5が配されて
いて、汚泥物Aの水分は、その重量によって炉布ベルト
3で沖過されて下方に摘出され、上記水受5内に落下す
るが、この落下をさらに強化させるべく、吸引ブロアー
6の開口端7を水受5の一部に連通させ、水受5内に前
記水分を強制的に吸引落下せしめる手段をとっている。
次に中間脱水機構8は、上述の如くしである程度脱水さ
れた被脱水物Aを2枚の無端状炉布ベル1〜9,10に
より包持して搬送し、この被脱水物Aを一対のローラ群
11,12により挟圧して脱水を図る機構である。
本機構8部分にあって下位に位置する一方の上記炉布ベ
ルl−9は、後述する次なる最終脱水機構23の加圧ド
ラム24にまで巻回状に掛は渡され、テンションローラ
13あるいは固定ローラ14・・・に支持されて所定方
向に走行するが、その一部は、前記予備脱水機構1の炉
布ベルト部分3aの−L昇端の直下に位置しており、予
備脱水機構1から送られる被脱水物Aが落下供給される
部分となっている。
また、他方の前記炉布ベルト10は、同様に最終脱水機
構23の加圧ドラム24にまで巻回状に掛は渡され、テ
ンションローラ15あるいは固定ローラ16・・・に支
持されて所定方向に走行するが、本機構8部分で前記一
方の炉布ベルト9と被脱水物Aを包持して重ね合せられ
ることになる。
さて、この中間脱水機構8は、前述の一方の炉布ベル)
LLの被脱水物Aを同速で走行する他方の炉布ベルト1
0で包持して搬送し、多数のローラ11 a・・・より
構成されるローラ群11と多数のローラ12 a・・・
より構成されるローラ群12とを相対的に間歇な接近・
離反動作させて挟圧するものである。
すなわち、第1のローラ群11と第2のローラ群12と
を、少なくとも走行路の上流側で対向位置した両ローラ
11 a・・・、12a・・・間の間隔が、被脱水物A
の両ローラ11 a・・・、12a・・・間への円滑な
侵入が達成される値となる位置と、両ローラ群11.1
2間で侵入した被脱水物Aに充分な押圧力を作用させる
ことか゛できる間隔となる位置との間を、2枚の才戸布
ベル) 9.10の走行速度に適応した時間間隔で相対
的に間歇柊動させ、もって少なくとも上流側で′対向位
置した両ローラ11 a・・・、12a・・・の間隔が
充分に大きくなっている期間に、両ローラ群11.12
間に被脱水物Aを円滑に侵入させ、両ローラ群11.1
2の間隔が狭くなっている期間に被脱水物Aに充分な押
圧力を作用させて、所望の脱水を達成するのである。
両ローラ群11,12の間隔を間歇的に反復変化させる
構造の具体的実施例として図示した第4図、第5図の場
合、一方のローラ群11の各ローラ11a・・・を不動
に配置し、他方のローラ群12の各ローラ12 a・・
・を連結杆17に取付けておき、他方、モータ18によ
り定速度で回転させる回転軸19にカム円板20を扁心
して固定し、このカム円板20のカム面である局面を前
記連結杆17に取付けられたブー1721の周面に当接
させた構造で゛ある。
図示例で、前記他方のローラ群12の最下流に位置する
ローラ12aは上下変位不能に保持され、連結杆17が
この最下流に位置するローラ12 aの回動軸22に軸
支され、かつ前記ブー1121は最上流に位置するロー
ラ12 aと同軸に取付けられる。
よってモータ18が作動して回転軸19が回動駆動され
て力18円板20が′第3図矢印方向に回転すると、こ
のカム円板20の周面に当接しているブー121は、カ
ム円板20が回転軸19に扁心して取付けられているこ
とによる当接するカム円板20の周面箇所と回転軸19
との距離の変化に従って上下変位し、このプーリ21の
上下変位によって連結杆17は回動軸22を軸として揺
動し、これに伴ない連結杆17に固定されたローラ群1
2は−[下変位することになり、ロー ラ群12はロー
ラ群11に対して間歇的に接近、離反変位することにな
る。
それゆえに、この中間脱水機構8にあっては、2枚の炉
布ベル) 9.10に包持された被脱水物Aの両ローラ
群11.12間への侵入が確実でかつ円滑に達成され、
また被脱水物Aの脱水作業は、両ローラ群11.12か
ら充分に大きい押圧力を作用させることができるので極
めて効率よく、さらに脱水を達成する押圧力は両ローラ
群11.12の間歇変位により発生するので、その押圧
力は増大変化する形態で被脱水物に作用し、そのため脱
水された水は、その時点で作用した押圧力に応じて円滑
に炉布ベル)9.10を通過することになって脱水動作
そのものが円滑となる。
上述した中間脱水機構8でかなりの脱水が達成された被
脱水物Aは、さらに最終脱水機構23に2枚のi戸布ベ
ルl−9,10に包持された状態で搬送される。
すなわち、被脱水物Aを包持した2枚の炉布ベル1〜9
,10は、大径となった加圧ドラム24に巻回状に掛は
渡され、さらにこのi戸布ベルt−9,10を加圧ドラ
ム24に対し強力に押圧する加圧ベルト25が同様に加
圧ドラム24に巻回状に掛は渡され、ン戸布ベル1〜9
.]0と加圧ベルト24とを同速で走行させ、この押圧
力によって被脱水ellAの水分をほとんど脱水せしめ
ようとするものである。
二の加圧ベルト25の加圧ドラム24側面に、縦横に溝
を刻設して脱水された水をガイドし、さらには加圧ベル
ト25に通孔を穿設してこの水を外部に排出する構成と
するとよいであろう。
図示例にあって、中間脱水機構8の走行下流端には炉布
ベルl−9,10の走行方向を180 C’)逆にする
反転ローラ26が配され、中間脱水機構8の直上であっ
て前記反転ローラ26の斜め上方には前記加圧ドラム2
4が配されている。
従って炉布ベルト9は、反転ローラ26に巻回状に掛は
渡され、さらに加圧ドラム24に一方面が面着する状態
で巻回状に掛は渡され、本装置の下流端に位置する固定
ローラ14に掛は渡さj′シる形態で張設され、また他
方の炉布ベルト10は、反転ローラ26に一方向が面着
する状態で巻回状に掛は渡され、さらに加圧ドラム24
に巻回状に掛は渡され、同じく本装置の下流端に位置す
る固定ローラ16に掛は渡される形態で張設される。
また中間脱水機構8の上流端直上には加圧ローラ27が
、そして加圧ドラム24を挾んでの前記反転ローラ26
の直上位置には上位反転ローラ28がそILぞれ配され
ており、加圧ベル1〜25は、炉布ベル1〜10と共に
反転ローラ26、加圧ドラム24にそれぞれ巻回状に掛
は渡され、さらに単独で゛上位反転ローラ28、加圧ロ
ーラ27に張設されることになる。
従って加圧ベル1〜25は、反転ローラ26部分で沖布
ベルト10と面着し、加圧ドラム24部分で2枚の側布
ベルl−9,10によって包持された被脱水e)Aを加
圧ドラム24面とによって挟圧することになる。
そiゆえに、加圧ドラム24、反転ローラ26、加圧ロ
ーラ27、上位反転ローラ28の配置関係を所望のもの
とし、これらに掛は渡される加圧ベルト25の張設具合
を調整することによって、加圧ベルト25は巻回状に掛
は渡された加圧ドラム24を強力に押圧することになり
、間に挟持された2枚の)沖布ベルl−9,10内の被
脱水物Aの脱水を充分に図ることができるのである。
なお、上位反転ローラ28の近傍には、加圧ベルト25
および2枚の側布ベル)−9,10を加圧ドラム24に
さらに最終的に強力に押圧するバックアップローラ29
が配されている。
かくの如くして脱水された被脱水物Aは2枚の側布ベル
l−9,10の包持が解けることによって外部に排出さ
れることになる。
以上の説明から明らかなように本考案に係る汚泥脱水装
置は、比較的流動性に富んだ含水率の高い汚泥物を、汚
泥物たる被脱水elA中の水分の重量および吸引を利用
した予備脱水機構1によっである程度の脱水を図ると共
に所定の脱水作業ラインに乗せ、この被脱水物Aを2枚
の沖布ベルト9゜10によって包持しである程度の圧力
を外部がら作用させて強制的に脱水させる中間脱水機構
8を経て、さらに側布ベルl−9,10によって包持さ
れた被脱水物Aは最終脱水機構23によって強力な押圧
力をほは゛連続して作用させて高い脱水処理を達成する
ものである。
そして予備脱水機構1では被脱水物Aの水分をある程度
吸収するために、中間脱水機構8では流動性が比較的な
くなり、従って2枚の側布ベルI・9.10によって包
持しても被脱水物Aかはみ出ることはなく、一対のロー
ラ群11.12によってかなりの程度の脱水が図れ、さ
らにはこの中間脱水機構8での炉布ベル)9.10によ
って包持されたままの状態で被脱水物Aは最終脱水機構
23に送られ、はとんど完全な脱水を図ることができる
すなわち本考案によれば、脱水作業を3つの作業に分け
、徐々に汚泥物の水分を脱水するようにしているので、
脱水作業が極めて容易でかつ確実であり、連続したライ
ンに沿って進められるので場所をとらず処理時間も短か
くて済み、汚泥物の効率のよい連続処理が可能である等
、本考案は優れて多くの作用効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の全体的な平面図である。 第2図は同しく正面図である。 第3図はベルトおよびローラの配置図である。 第4図、第5図は中間脱水機構の一実施例を示す構成図
で、第4図は脱水動作時を、第5図は非脱水動作時を示
すものである。 符号の説明、1・・・予備脱水機構、3・・・炉布ベル
ト、4・・・チャージシュート、5・・・水受、6・・
・吸引ブロアー、8・・・中間脱水機構、9,10・・
・炉布ベル)、11,12・・・ローラ群、11 a、
12 a・・・ローラ、17・・・連結杆、18・・
・モータ、20・・・カム円板、22・・・回動軸、2
3・・・最終脱水機構、24・・・加圧ドラム、25・
・・加圧ベルト、26・・・反転ローラ、27・・・加
圧ローラ、28・・・上位反転ローラ、29・・・バッ
クアップローラ、A・・・被脱水物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一部が斜上方に走行する無端状炉布ベルトの前記斜上方
    走行部分に対向して、前記渥布ベルト上に被脱水物を供
    給するチャージシュートを配し、供給さjした被脱水物
    の水分を、該水分の重量及び前記炉布ベルト下方から吸
    引によって成る程度脱水する予備脱水機構と、該予備脱
    水機構から供給された被脱水物を2枚の炉布ベルトで包
    持して搬送し、該2枚のン戸布ベルI・を挟圧する一対
    のローラ群のうち、一方に対し他方を、前記被脱水物を
    挟圧して充分に押圧する位置と、前記被脱水物が前記両
    ローラ群間に円滑に侵入できる位置との間で間歇的に相
    対移動して被脱水物の脱水を図る中間脱水機構と、さら
    に該中間脱水機構から連続して走行する被脱水物を包持
    した2枚の炉布ベルトを、大径となった加圧ドラムに巻
    回状に掛は渡し、さらに該2枚の炉布ベルトを挟持する
    形態で前記加圧ドラムに巻回状に掛は渡す加圧ベルトを
    、前記2枚の炉布ベルトと共に走行させて、被脱水物を
    2枚の炉布ベルトを介して前記加圧ドラムに強力に押圧
    させて脱水を図る最終脱水機構とより成る汚泥脱水装置
JP12079081U 1981-08-14 1981-08-14 汚泥脱水装置 Expired JPS5922955Y2 (ja)

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JPS5828796U JPS5828796U (ja) 1983-02-24
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