JPS61261782A - エレクトロクロミツク素子の駆動方法 - Google Patents
エレクトロクロミツク素子の駆動方法Info
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- JPS61261782A JPS61261782A JP10260385A JP10260385A JPS61261782A JP S61261782 A JPS61261782 A JP S61261782A JP 10260385 A JP10260385 A JP 10260385A JP 10260385 A JP10260385 A JP 10260385A JP S61261782 A JPS61261782 A JP S61261782A
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- Japan
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- voltage
- electrochromic
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- applied voltage
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- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野]
本発明は電気化学的発消色素子すなわちエレクトロクロ
ミック素子を利用したエレクトロクロミック素子に関す
る。
ミック素子を利用したエレクトロクロミック素子に関す
る。
このようなエレクトロクロミック素子は、例えば、数字
表丞素子、X−Yマトリクスディスプレイ、光学シャッ
タ、絞り機構等に応用できるもので、その材料で分類す
ると液体型と固体型に分けられるが、本発明は特に全固
体型のエレクI・ロクロミック素子の駆動方法に関する
ものである。
表丞素子、X−Yマトリクスディスプレイ、光学シャッ
タ、絞り機構等に応用できるもので、その材料で分類す
ると液体型と固体型に分けられるが、本発明は特に全固
体型のエレクI・ロクロミック素子の駆動方法に関する
ものである。
[従来技術1
第3図および第4図は、各々エレクトロクロミック素子
を利用した全固体型エレクトロクロミック素子の一般的
な構成図である。
を利用した全固体型エレクトロクロミック素子の一般的
な構成図である。
第3図に示すエレクトロクロミック素子は、透明な基板
lの上に、透明導電体膜より成る第1′#L極2、陽極
側発色層であるエレクトロクロミック層3、誘電体膜か
ら成る絶縁層4、導電体膜より成る第2電極5を順次積
層してなるものである。
lの上に、透明導電体膜より成る第1′#L極2、陽極
側発色層であるエレクトロクロミック層3、誘電体膜か
ら成る絶縁層4、導電体膜より成る第2電極5を順次積
層してなるものである。
また、第4図に示すエレクトロクロミック素子は、第3
図に示す構造における絶縁層4と第2電極5との間に、
さらに、陰極側発色層である第2のエレク)・ロクロミ
ンク層6を積層したものである。
図に示す構造における絶縁層4と第2電極5との間に、
さらに、陰極側発色層である第2のエレク)・ロクロミ
ンク層6を積層したものである。
1−記の構造において、基板1は一般的にカラス板によ
って形成されるが、これはカラス板に限らす、プラスチ
ック板またはアクリル板等の無色透明な板ならばよく、
また、その位置に関し−(も、第1電極2のrではなく
、第2電J4j5の1−にあってもよいし、[1的に応
じて(例えば、保護カバーとするなどの「1的で)両側
に設けてもよい。ただし、これらの場合に応じて 第2
電極5を透明導電膜にしたり、両側の電極とも透明導電
膜にする必要がある。両方の電極を透明電極にすれば、
透明型のエレクトロクロミック素fを形成できる。
って形成されるが、これはカラス板に限らす、プラスチ
ック板またはアクリル板等の無色透明な板ならばよく、
また、その位置に関し−(も、第1電極2のrではなく
、第2電J4j5の1−にあってもよいし、[1的に応
じて(例えば、保護カバーとするなどの「1的で)両側
に設けてもよい。ただし、これらの場合に応じて 第2
電極5を透明導電膜にしたり、両側の電極とも透明導電
膜にする必要がある。両方の電極を透明電極にすれば、
透明型のエレクトロクロミック素fを形成できる。
また、絶縁層4は誘電体だけでなく、固体電解質等でも
よい。
よい。
透明導電膜としては、ITO膜(醇化インジウムIn2
03中に酸化スズSn 02 をドープしたもの)やネ
サ膜等が用いられる。
03中に酸化スズSn 02 をドープしたもの)やネ
サ膜等が用いられる。
陽極側発色層であるエレクトロクロミンク層3は、従来
、五酸化クロムGr203 、水酸化・イリジウムl’
r(OH)2、水酸化ニッケルN1(Oll)2’Xに
よって形成されている。
、五酸化クロムGr203 、水酸化・イリジウムl’
r(OH)2、水酸化ニッケルN1(Oll)2’Xに
よって形成されている。
絶縁層4は、二醇化ジルコンZrO2、r+’醇化タン
タルTa20 s 、 M化ケイ素SiOおよび5i0
2 ’!+に代表される酸化物、あるいはフン化リチウ
ムLiF 、フッ化マグネシウムllIgF 2等に代
表されるフン化物を用いて形成する。
タルTa20 s 、 M化ケイ素SiOおよび5i0
2 ’!+に代表される酸化物、あるいはフン化リチウ
ムLiF 、フッ化マグネシウムllIgF 2等に代
表されるフン化物を用いて形成する。
また、陰極側発色層であるエレクトロクロミック層6は
、酸化タングステン讐02およびWO3、g化モリブデ
ンMoO2およびMol 3 、 ti酸化バナジウ
ムV2O5′Sを用いて形成する。
、酸化タングステン讐02およびWO3、g化モリブデ
ンMoO2およびMol 3 、 ti酸化バナジウ
ムV2O5′Sを用いて形成する。
このような構造をもつ全固体型エレクトロクロミンク素
子は、第1′「を極2と第2′市極5のflit iこ
′11L圧を印加することにより電気化学的反応が起き
、着色、消色をする。この着色機構は、例えば、エレク
トロクロミック層6へのカチオンと−に了のダブルイン
ジェクションによるブロンズ形成にあると一級的に^わ
れでいる。例えば、エレクト「1クロミンク物質として
、WO3を用いる場合には、次の(1)式で表わされる
醇化還元反応が起き着色する。
子は、第1′「を極2と第2′市極5のflit iこ
′11L圧を印加することにより電気化学的反応が起き
、着色、消色をする。この着色機構は、例えば、エレク
トロクロミック層6へのカチオンと−に了のダブルイン
ジェクションによるブロンズ形成にあると一級的に^わ
れでいる。例えば、エレクト「1クロミンク物質として
、WO3を用いる場合には、次の(1)式で表わされる
醇化還元反応が起き着色する。
WO3+XH+ +xe−4−+ IhWo
3 會 * ・ * * (1)上
記(1)式に従って、タングステンブロンズHxW03
が形成され着色するが、ここで印加電圧を逆転すれば消
色状態となる。(1)式のこの様な反応は、全固体型エ
レクトロクロミック素−fにおいては、素子内部の絶縁
層によってプロトンH+が供給ぶれ着色する。
3 會 * ・ * * (1)上
記(1)式に従って、タングステンブロンズHxW03
が形成され着色するが、ここで印加電圧を逆転すれば消
色状態となる。(1)式のこの様な反応は、全固体型エ
レクトロクロミック素−fにおいては、素子内部の絶縁
層によってプロトンH+が供給ぶれ着色する。
第5図は、発色部がパターン化されたエレクトロクロミ
ック素子の構成を示す部分断面図である。同図において
、ノ、(板l Lに、Si02等の絶縁膜7が形成され
パターニングされている。さらに、第1電極2が基板1
1−で川口され、この第1電極2上に前記絶縁層7で挟
まれた所望パターンの陽極側発色層であるエレクトロク
ロミック層3が形成されている。以下第4図の場合と同
様に、絶縁層4、陰極側発色層であるエレクトロクロミ
ック層6.I3よび第2電極5が積層されている。
ック素子の構成を示す部分断面図である。同図において
、ノ、(板l Lに、Si02等の絶縁膜7が形成され
パターニングされている。さらに、第1電極2が基板1
1−で川口され、この第1電極2上に前記絶縁層7で挟
まれた所望パターンの陽極側発色層であるエレクトロク
ロミック層3が形成されている。以下第4図の場合と同
様に、絶縁層4、陰極側発色層であるエレクトロクロミ
ック層6.I3よび第2電極5が積層されている。
なお、発色−消色機構は前述した通りである。ただし、
第3図〜第5図に示す素−f−の絶縁層4は第1電極2
および第2電極5の電気的接触を防ぐために設けられ、
これによって印加電圧をIレリ去っても発色状態が保持
されるメモリ機能が旧!j−される。
第3図〜第5図に示す素−f−の絶縁層4は第1電極2
および第2電極5の電気的接触を防ぐために設けられ、
これによって印加電圧をIレリ去っても発色状態が保持
されるメモリ機能が旧!j−される。
ところで、1.記エレク]・ロクロミック素r−を駆動
する際の印加電ハ;には望ましい範囲がある。
する際の印加電ハ;には望ましい範囲がある。
まず、エレクトロクロミック層を発色させる時の印加電
圧Vanが2.5vを超えると、素子の寿命が著しく短
くなる。その主な理由は、印加電圧Vanによって素子
【11に含まれているH20が電気分解されるが、Va
n >2.5Vになると電気分解によって生じる■+お
よびOH−が必要以トに発生し、その結果カスとなって
素子を劣化させるものと占えられる。逆に、印加電圧V
on <0.7Vであると、エレクトロクロミック素子
に要求yれる応答速度が低ドする。したがって、印加電
圧Vanは0.7〜2.5vの範囲内であることが望ま
しい。
圧Vanが2.5vを超えると、素子の寿命が著しく短
くなる。その主な理由は、印加電圧Vanによって素子
【11に含まれているH20が電気分解されるが、Va
n >2.5Vになると電気分解によって生じる■+お
よびOH−が必要以トに発生し、その結果カスとなって
素子を劣化させるものと占えられる。逆に、印加電圧V
on <0.7Vであると、エレクトロクロミック素子
に要求yれる応答速度が低ドする。したがって、印加電
圧Vanは0.7〜2.5vの範囲内であることが望ま
しい。
エレクトロクロミンク素Yを消色状態にするには、印加
電圧の極性を発色時とは逆転させた゛重圧Voffを印
加すればよい。ただし、消色詩の逆印加電圧Voffの
電圧値を発色時の印加電圧Vonのそれより大きくする
とともに印加時間を短くすることで、消色時の応答性を
改善することができる。
電圧の極性を発色時とは逆転させた゛重圧Voffを印
加すればよい。ただし、消色詩の逆印加電圧Voffの
電圧値を発色時の印加電圧Vonのそれより大きくする
とともに印加時間を短くすることで、消色時の応答性を
改善することができる。
[発明が解決しようとする問題点]
しかしながら、L記のように紡脱化されたエレク]・ロ
クロミック素−rでは、発色のための印加型/I:Vo
nが印加きれて着色するまでに、一種類の動作が必要と
される。まず、絶縁層4中に合まれる水をH+とOH−
とに電気分解する動作(エレクトロクロミック素rをキ
ャパシタと考えれば蓄積動作)であり、次に電気分解さ
れたイオンを移動サセ、・エレクトロクロミックとして
着色させる実際の着色動作である。したがって、実際に
着色するまでに蓄積動作を必要とし、着色時の応答速度
か低下するという問題点をイjしていた。
クロミック素−rでは、発色のための印加型/I:Vo
nが印加きれて着色するまでに、一種類の動作が必要と
される。まず、絶縁層4中に合まれる水をH+とOH−
とに電気分解する動作(エレクトロクロミック素rをキ
ャパシタと考えれば蓄積動作)であり、次に電気分解さ
れたイオンを移動サセ、・エレクトロクロミックとして
着色させる実際の着色動作である。したがって、実際に
着色するまでに蓄積動作を必要とし、着色時の応答速度
か低下するという問題点をイjしていた。
E問題点を解決するためのf段]
本発明による工し・クトロクロミック素子の駆動力ツノ
:は、引回し1を極−1−に絶縁層および一層以l−の
エレクトロクロミック層を積層し、さらに対向電極を設
(すたエレクトロクロミック素fを発色印加電圧によっ
て発色させ、該発色印加電圧の電圧値を超える電圧値を
有し、かつ前記発色印加電圧の印加時間より短い印加時
間の逆用加電圧によって消色させるエレクトロクロミッ
ク素子の駆動方法において、 前記発色印加電圧と同一極性のパルス電圧を、前記発色
印加電圧の印加前および前記逆用加電圧の印加後に印加
することを4¥徴とする。
:は、引回し1を極−1−に絶縁層および一層以l−の
エレクトロクロミック層を積層し、さらに対向電極を設
(すたエレクトロクロミック素fを発色印加電圧によっ
て発色させ、該発色印加電圧の電圧値を超える電圧値を
有し、かつ前記発色印加電圧の印加時間より短い印加時
間の逆用加電圧によって消色させるエレクトロクロミッ
ク素子の駆動方法において、 前記発色印加電圧と同一極性のパルス電圧を、前記発色
印加電圧の印加前および前記逆用加電圧の印加後に印加
することを4¥徴とする。
[作用1
このパルス電圧か印加されることによって、エレクトロ
クロミック素子は、絶縁層への蓄積動作が終了した状態
となり、発色印加電圧が印加されると同時に着色動作を
行うことができ、発色■νの応答性を向にさせることが
できる。
クロミック素子は、絶縁層への蓄積動作が終了した状態
となり、発色印加電圧が印加されると同時に着色動作を
行うことができ、発色■νの応答性を向にさせることが
できる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は、本発明によるエレクトロクロミック素子の駆
動方法の一実施例を示す電圧波形図である。ただし、こ
こではエレクトロクロミック素r−として第5図に示す
ものを用いる。
動方法の一実施例を示す電圧波形図である。ただし、こ
こではエレクトロクロミック素r−として第5図に示す
ものを用いる。
第1図において、エレクトロクロミック素子を発色させ
る印加電圧Vonは、すでに述べたように0.7〜2.
5vの範囲であり、望ましくは1.0〜1.5vである
。また、消色させる逆用加電圧Voffは、Vonの1
.2借景−1,(好ましくは1.2〜1,4倍)に設定
されている。さらに、エレクトロクロミック素イには、
印加電圧Vonと同一・極性のパルス1ト圧Vpが印加
されている。パルス電圧Vpの波高値は、エレクトロク
ロミック素−fの抵抗値や絶縁層4のイオン導電率等に
よって異なるが、約0.5V以Fが望ましい。また、パ
ルス幅TpはpsecLzベル、周波数はメモリ性の良
好な素子ではl/3〜I/10tlz程度でよい。勿論
、パルス電圧Vpの波高値、パルス幅および周波数は、
エレクトロクロミック素r−が発色しないように設定さ
れる。
る印加電圧Vonは、すでに述べたように0.7〜2.
5vの範囲であり、望ましくは1.0〜1.5vである
。また、消色させる逆用加電圧Voffは、Vonの1
.2借景−1,(好ましくは1.2〜1,4倍)に設定
されている。さらに、エレクトロクロミック素イには、
印加電圧Vonと同一・極性のパルス1ト圧Vpが印加
されている。パルス電圧Vpの波高値は、エレクトロク
ロミック素−fの抵抗値や絶縁層4のイオン導電率等に
よって異なるが、約0.5V以Fが望ましい。また、パ
ルス幅TpはpsecLzベル、周波数はメモリ性の良
好な素子ではl/3〜I/10tlz程度でよい。勿論
、パルス電圧Vpの波高値、パルス幅および周波数は、
エレクトロクロミック素r−が発色しないように設定さ
れる。
このパルス電圧Vpによって、印加電圧Vonが時1i
iITaだけ印加されることよりエレクトロクロミック
素fは応答性良く発色状jルとなる。
iITaだけ印加されることよりエレクトロクロミック
素fは応答性良く発色状jルとなる。
続いて、発色状態を保持しようとする期間Teaにおい
ても、パルス電圧Vpが印加される。この期間のパルス
電圧VpはメモリセIの向上を結果し、エレクトロクロ
ミック素子の発色状態は良々rに保持される。
ても、パルス電圧Vpが印加される。この期間のパルス
電圧VpはメモリセIの向上を結果し、エレクトロクロ
ミック素子の発色状態は良々rに保持される。
そして、逆印加′市圧Voffが印加されることで、エ
レクトロクロミック素子は消色状態となる。逆用加電圧
Voffの印加時間Tbは印加電圧Vanの印加時間T
aより短く設定され、特に0.4 Ta< Tb< 0
.8Taの範囲内で設定されることが望ましい。ただし
、具体的な設定部間は、Voffの電圧値笠を名店して
決定する必要がある。
レクトロクロミック素子は消色状態となる。逆用加電圧
Voffの印加時間Tbは印加電圧Vanの印加時間T
aより短く設定され、特に0.4 Ta< Tb< 0
.8Taの範囲内で設定されることが望ましい。ただし
、具体的な設定部間は、Voffの電圧値笠を名店して
決定する必要がある。
エレクトロクロミンク素子が消色されると、再びパルス
電圧Vpが印加される。
電圧Vpが印加される。
第2図は、本発明を実施するための駆動装置の概略的ブ
ロック図である。
ロック図である。
同図において、正パルス発生回路10はトリガパルスP
1に従って印加電圧Vonを詩間Taだけ発生する回路
であり、負パルス発生回路11はトリガパルスP2に従
って逆印加電ハ:Voffを詩間Tbだけ発生する回路
である。両パルス発生回路10および11共に、単安定
マルチバイブレータを用いて容易に構成できる。
1に従って印加電圧Vonを詩間Taだけ発生する回路
であり、負パルス発生回路11はトリガパルスP2に従
って逆印加電ハ:Voffを詩間Tbだけ発生する回路
である。両パルス発生回路10および11共に、単安定
マルチバイブレータを用いて容易に構成できる。
正パルス発生回路12は、クロックφに従ってパルス電
圧Vpを出力する回路であるが、印加電圧Vanが印加
される期間Taおよび逆用加電圧Voffが印加される
期間Tbだけパルス電圧Vpの出力が停止される。この
ような回路は、単安定マルチバイブレータおよびトラン
スミッションゲートによって容易に構成される。
圧Vpを出力する回路であるが、印加電圧Vanが印加
される期間Taおよび逆用加電圧Voffが印加される
期間Tbだけパルス電圧Vpの出力が停止される。この
ような回路は、単安定マルチバイブレータおよびトラン
スミッションゲートによって容易に構成される。
まず、正パルス発生回路12からのパルス電圧Vpが合
成回路13を介してエレクトロクロミック素子14の第
1電極2および第2電極5間に印加されている。
成回路13を介してエレクトロクロミック素子14の第
1電極2および第2電極5間に印加されている。
続いて、正パルス発生回路lOから印加電圧Vonのパ
ルスが出力5れると同時に、正パルス発生回路12はパ
ルス電IEVpの出力を停止する。印加電圧Vanのパ
ルスは、合成回路13を介してエレクトロクロミック素
子14の第1電極2および第2電極5間に印加され、こ
れによって素子14は応答性良く発色する。
ルスが出力5れると同時に、正パルス発生回路12はパ
ルス電IEVpの出力を停止する。印加電圧Vanのパ
ルスは、合成回路13を介してエレクトロクロミック素
子14の第1電極2および第2電極5間に印加され、こ
れによって素子14は応答性良く発色する。
印加電圧Vonが期間Ta印加された後、再びパルス電
圧Vpがエレクトロクロミック素−r14に所望期lH
ITm印加され、発色状態が良好に維持される。
圧Vpがエレクトロクロミック素−r14に所望期lH
ITm印加され、発色状態が良好に維持される。
続いて、トリガパルスP2が負パルス発生回路I+に入
力することで、逆用加電圧Voffのパルスが出力され
、これど同時に、正パルス発生回路12はパルス電圧V
pの出力を停止する。逆用加電圧Voffのパルスは合
成回路13を介してエレクトロクロミック素子14に発
色時とは逆極性で印加され、l Voff I > 1
.2 I Von lであることから、素子14を速
やかに消色させることができる。そして、再びパルス電
圧Vpがエレクトロクロミック素−f−14に印加され
る。
力することで、逆用加電圧Voffのパルスが出力され
、これど同時に、正パルス発生回路12はパルス電圧V
pの出力を停止する。逆用加電圧Voffのパルスは合
成回路13を介してエレクトロクロミック素子14に発
色時とは逆極性で印加され、l Voff I > 1
.2 I Von lであることから、素子14を速
やかに消色させることができる。そして、再びパルス電
圧Vpがエレクトロクロミック素−f−14に印加され
る。
(具体例)
第5図に示すエレクトロクロミック素子において、厚さ
0.8 m層のガラス基板1−1:に、引回し電極IT
Oより成る第1電極2と、その」−に反応性高周波イオ
ンブレーティング法により所望パターンで厚さ1000
へのIr Oxのエレクトロクロミンク層3と、厚さ2
000へのSin 2より成る絶縁膜7とか形成される
。
0.8 m層のガラス基板1−1:に、引回し電極IT
Oより成る第1電極2と、その」−に反応性高周波イオ
ンブレーティング法により所望パターンで厚さ1000
へのIr Oxのエレクトロクロミンク層3と、厚さ2
000へのSin 2より成る絶縁膜7とか形成される
。
次に、エレクトロクロミック層3および絶縁層7の−に
に、真空蒸着法により絶縁層4として厚さ3000への
Ta205層を形成する。続いて、絶縁層4上にエレク
トロクロミック層6として厚さ4000人のWO2層を
真空蒸着法により形成し、さらに第2電極5として半透
明Auを厚さ300人蒸着する。
に、真空蒸着法により絶縁層4として厚さ3000への
Ta205層を形成する。続いて、絶縁層4上にエレク
トロクロミック層6として厚さ4000人のWO2層を
真空蒸着法により形成し、さらに第2電極5として半透
明Auを厚さ300人蒸着する。
このようにして形成されたエレクトロクロミック素子の
第1電極2および第2電極5間に、電圧値0.3v、周
波数1/10Hz、パルス幅1oo gsecのパルス
電圧Vpを印加し、続いて印加電圧Van −1,5v
を印加して発色させたところ、Δ0.0.−0.2とな
るまでにTa= l80m5ecであった。これはパル
ス電圧Vpがない従来の駆動方法より数倍速い応答速度
である。
第1電極2および第2電極5間に、電圧値0.3v、周
波数1/10Hz、パルス幅1oo gsecのパルス
電圧Vpを印加し、続いて印加電圧Van −1,5v
を印加して発色させたところ、Δ0.0.−0.2とな
るまでにTa= l80m5ecであった。これはパル
ス電圧Vpがない従来の駆動方法より数倍速い応答速度
である。
また、逆用加電圧Voff= 2.OVをInn v
asecだけ印加することで、エレクトロクロミック素
子は完全に消色された。消色状態でパルス電圧VPを印
加し続けても、着色素子は見られなかった。
asecだけ印加することで、エレクトロクロミック素
子は完全に消色された。消色状態でパルス電圧VPを印
加し続けても、着色素子は見られなかった。
[発明の効果]
以−L詳細に説明したように、本発明によるエレクトロ
クロミック素子の駆動方法は、発色印加電圧の印加前お
よび消色のための逆用加電圧の印加後にパルス電圧Vp
を印加するために、着色時の応答性を向l−させること
ができる。
クロミック素子の駆動方法は、発色印加電圧の印加前お
よび消色のための逆用加電圧の印加後にパルス電圧Vp
を印加するために、着色時の応答性を向l−させること
ができる。
第1図は、本発明によるエレクトロクロミック素子の駆
動方法の一実施例を示す電圧波形図、第2図は、本発明
を実施するための駆動装置の概略的プロ・ンク図、 第3図および第4図は、各々一般的なエレクトロクロミ
・ンク素子の例を示す概略的構成図、第5図は、発色部
がパターン化されたエレクトロクロミンク素子の構成を
示す部分断面図である。 l・・・裁板 2・・・第1電極3・・拳エレク
トロクロミック層(陽極側)4拳・・絶縁層 5・
・・第2電極6φ・・エレクトロクロミンク層(陰極側
)7・・・絶縁層 14@・eエレクトロクロミック素子 代理人 弁理+ 111 下 積 平第1 図 第2図
動方法の一実施例を示す電圧波形図、第2図は、本発明
を実施するための駆動装置の概略的プロ・ンク図、 第3図および第4図は、各々一般的なエレクトロクロミ
・ンク素子の例を示す概略的構成図、第5図は、発色部
がパターン化されたエレクトロクロミンク素子の構成を
示す部分断面図である。 l・・・裁板 2・・・第1電極3・・拳エレク
トロクロミック層(陽極側)4拳・・絶縁層 5・
・・第2電極6φ・・エレクトロクロミンク層(陰極側
)7・・・絶縁層 14@・eエレクトロクロミック素子 代理人 弁理+ 111 下 積 平第1 図 第2図
Claims (1)
- (1)引回し電極上に絶縁層および一層以上のエレクト
ロクロミック層を積層し、さらに対向電極を設けたエレ
クトロクロミック素子を発色印加電圧によって発色させ
、該発色印加電圧の電圧値を超える電圧値を有し、かつ
前記発色印加電圧の印加時間より短い印加時間の逆印加
電圧によって消色させるエレクトロクロミック素子の駆
動方法において、 前記発色印加電圧と同一極性のパルス電 圧を、前記発色印加電圧の印加前および前記逆印加電圧
の印加後に印加することを特徴とするエレクトロクロミ
ック素子の駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10260385A JPS61261782A (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | エレクトロクロミツク素子の駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10260385A JPS61261782A (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | エレクトロクロミツク素子の駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61261782A true JPS61261782A (ja) | 1986-11-19 |
Family
ID=14331808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10260385A Pending JPS61261782A (ja) | 1985-05-16 | 1985-05-16 | エレクトロクロミツク素子の駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61261782A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003102684A1 (fr) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | Sony Corporation | Procede de commande de dispositif d'affichage |
WO2019031606A1 (ja) * | 2017-08-10 | 2019-02-14 | 株式会社 村上開明堂 | エレクトロデポジション素子を駆動する駆動回路及び駆動方法 |
-
1985
- 1985-05-16 JP JP10260385A patent/JPS61261782A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2003102684A1 (fr) * | 2002-05-31 | 2003-12-11 | Sony Corporation | Procede de commande de dispositif d'affichage |
US7474301B2 (en) | 2002-05-31 | 2009-01-06 | Sony Corporation | Driving method for display apparatus |
KR100927761B1 (ko) | 2002-05-31 | 2009-11-20 | 소니 가부시끼 가이샤 | 표시 장치의 구동 방법 |
WO2019031606A1 (ja) * | 2017-08-10 | 2019-02-14 | 株式会社 村上開明堂 | エレクトロデポジション素子を駆動する駆動回路及び駆動方法 |
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