JPS61260818A - 褐藻類の増殖法 - Google Patents

褐藻類の増殖法

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JPS61260818A
JPS61260818A JP10338385A JP10338385A JPS61260818A JP S61260818 A JPS61260818 A JP S61260818A JP 10338385 A JP10338385 A JP 10338385A JP 10338385 A JP10338385 A JP 10338385A JP S61260818 A JPS61260818 A JP S61260818A
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JP
Japan
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brown algae
mortar
piece
breeding
mortar piece
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JP10338385A
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三輪 朝満
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 本発明はこんぶ、あらぬ等の褐藻類の増殖法に関するも
ので、これら褐藻類を短期間で効率良く増殖させて魚貝
類棲息藻場を形成することを目的とするものである。
従来の技術 従来、タンク培養した褐藻類の胞子を種子糸に附着せし
め、この種子糸をロープ又は細状に形成して海中に敷設
し褐藻類を養殖することが知られている。
しかしながら、このように種子糸をそのまま直接海中に
敷設する方法は波浪等によって根付きが悪く困難である
と共に発芽した若芽も魚貝類に食べられて効率良く増殖
できない欠陥がある。
発明の構成 本発明はこれらの欠陥を改善して効率良く褐藻類を増殖
するようにしたもので、褐藻類の胞子を附着させた種子
糸を粗面のモルタルピースに固定して水槽内に沈めて発
芽発根せしめてモルタルピースに根付は着生させた後、
前記モルタルピースをコンクリート基盤に固定して海中
に沈設することを要旨とするものである。
本発明の詳細な説明すると、わかめ、こんぶ、あらめ等
の褐藻類の胞子を放出する水槽中に種子糸を浸漬して胞
子を種子糸に附着させた後、この種子糸を表面が粗面の
モルタルピースに十字結び、捲1着接着等により動かな
いように固定し、次いでこのモルタルピースを10〜1
7℃程度に保持された培養槽に沈設して発芽及び発根し
て根がモルタルピースに着生し若芽が50 m / m
程度になるまで培養する。
前記表面が粗面なモルタルピースの大きさは任意で良い
が、通常は運搬及び取扱に便利なように、例えば縦20
ai横10a11厚さ5C!11程度の薄板状に型成し
、必要に応じセメントモルタルに炭酸カルシウム、珪石
粉、第2硫酸鉄及びアンモニア等の混合物を少量混合し
たり、透水間隙のあるモルタルピースを使用したりする
こともでき、また培養槽での培養中には少量の肥料を与
える。
このようにして褐藻類が着生したモルタルピースをコン
クリートブロックの基盤に適宜の間隔で穿設した穴に埋
込み固定し、このコンクリートブロックの基盤を海中に
沈設すると、2〜4力月でコンクリートブロックの基盤
に丈2〜3mの褐藻類の藻場が形成できる。
実験例 昭和56年9月10日徳島県阿南町において、径4 m
 / mポリ塩化ビニールの種子ロープに常法によりあ
らめの胞子を附着させた種子糸を100m/mX200
m/mX50m/mの表面粗面のモルタルピースに十字
結びで固定して水温15℃の前後の海水中で1月1回宛
肥料(窒素1.10%、燐7.04%、加里0.75%
、有機塩類59.3%、無機塩類29.37%、成長ホ
ルモン0.2ppmを海水36Qに対し100g)を与
えながら培養したところ、10月20日頃発芽し、次い
でモルタルピースに根が着生し11月20日には葉長文
50m/mに成長した。
そこでこのモルタルピースを直径3m厚さ50■のコン
クリートブロック基盤に略60c+nの間隔で穿設した
穴に5個に埋設固定し、これを水深4mの海中に沈設し
たところ、58年2月中旬には葉長文2〜3mの大きさ
に成長したあらめ藻場が形成された。
発明の効果 本発明方法は前記のようにわかめ、こんぶ、あらぬ等の
褐藻類の胞子を附着した種子糸を粗面のモルタルピース
に固定してこれを水槽で培養し。
胞子が発芽して根がモルタルピースに着生してから海中
に沈設するので、モルタルピースに対する根付きが波浪
で阻害されることなく確実に行われ。
葉茎の成長が円滑かつ迅速であると共に発芽も培養水槽
中で50m/m程度の大きさに成長しているため魚貝類
による食害もまぬがれ、短時日で効率良く成育し、従っ
て褐藻類の人工藻場を能率良く形成できる優れた特徴を
有するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 褐藻類の胞子を附着させた種子糸を粗面のモルタルピー
    スに固定して水槽内に沈めて発芽発根せしめてモルタル
    ピースに根付け着生させた後、前記モルタルピースをコ
    ンクリート基盤に固定して海中に沈設することを特徴と
    する褐藻類の増殖法。
JP10338385A 1985-05-15 1985-05-15 褐藻類の増殖法 Pending JPS61260818A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59173031A (ja) * 1983-03-18 1984-09-29 日立造船株式会社 藻場の造成方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59173031A (ja) * 1983-03-18 1984-09-29 日立造船株式会社 藻場の造成方法

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