JPS61260685A - 超流動ヘリウム用弁 - Google Patents

超流動ヘリウム用弁

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JPS61260685A
JPS61260685A JP60101233A JP10123385A JPS61260685A JP S61260685 A JPS61260685 A JP S61260685A JP 60101233 A JP60101233 A JP 60101233A JP 10123385 A JP10123385 A JP 10123385A JP S61260685 A JPS61260685 A JP S61260685A
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JP
Japan
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valve
helium
valve body
valve seat
pressure
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Pending
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JP60101233A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Shiraku
善則 白楽
Mineo Kobayashi
小林 嶺夫
Takakazu Shintomi
孝和 新富
Masayoshi Wake
正芳 和気
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 この発明は、超流動ヘリウム生成用の熱遮蔽弁に関する
発明であり、特に、正常な液体ヘリウム(4−4K −
、1,28jm l  とサブクール)’超finへ!
Jウム(2,2に以下の温度で、latm)の間を圧力
的に分離出来、超流動ヘリウムを介しての伝導による熱
侵入を著しく低減するに好適な熱遮蔽弁機能を有した超
流動ヘリウム用弁に係る発明である。
〔発明の背景〕
超流動ヘリウムを便用した冷却装置としては例えば特開
昭58−16678号に示すようなものが知られている
。サブクールド超流動ヘリウムによつ・て超電導コイル
を冷却する装置の例を第1図で略説すると、弁1を有す
るパイプ2によシ液体ヘリウムを容器3へ導入して貯溜
液体ヘリウム4とし、更に弁5,6を有するパイプ7に
より容器8へ移送して貯溜液体ヘリウム9となし、該液
体ヘリウム9は次いで弁10を有するパイプ11を介し
て容器12を満して液体ヘリウム13にされて貯溜され
る。
したがって、容器3. 8. 12は各々液体ヘリウム
4,9.13によって満される。
而して、上記容器8内には、被冷却物体である超電導コ
イル14が収納セットされており、該超電導コイル14
に電流導通するリード?fs15Vi、上記液体ヘリウ
ム4と液体ヘリウム9とを熱的、流体的に遮断するノー
ル16を介装するパイプ17及び上記容器3、パイプ1
8により室温の外部19へ所定に接続されている。
そして、該容器3内の液体ヘリウム4は蒸発してパイプ
18内のリード線15部分をガス冷却しながら、弁20
を介して外部の図示しないヘリウムガス回収系へと導か
れていく。
而して、核超電導コイル14を冷却する液体ヘリウム9
をサブクールド超流動ヘリウムと生成するためには、図
示しない真空ポンプを排気パイプ21に接続し、該真空
ポンプを動作させると、図の圧力系から明らかなように
容器12内の液体ヘリウム(4,2に、 1.9atm
) 13は熱交換!22e通り、そしてJT膨張弁23
によって流量を制御され、その圧力は12■Hgと減圧
され、この減圧された液体ヘリウム(1,8に、12m
Hg H’:f熱交換器24によって、容器8内の液体
ヘリウム14に侵入する熱及び上記超電導コイル14等
に発生した熱を吸収して、蒸発し、再び熱交換器22に
よって、高圧の液体ヘリウム(4,2K。
1、 Oatm)と熱交換し、上記容器12に設けた凝
縮熱交換器25を通して、上記真空ポンプへと導かれる
上述の如き動作を連続して行うことにより容器8に貯溜
された液体ヘリウム9は、サブクールド超流動ヘリウム
(1,8KX 12mmHg)となる。
尚、弁26は各器3内の貯溜液体ヘリウム4を容器12
内へ移送するための弁であり、又、配管27は、該容器
12内の貯溜13が蒸発ガス化したのを図示しない外部
のガス回収系へ導くものである。
そして、輻射/−ルド板28は容器3の11部と熱接触
させてあり、約4.4にの温度に保たれている。
而して、上記弁lOV′i、第2図に示す様な円錐弁で
あってバネ29により押圧される弁体30と弁座31の
間には極微隙間(約20μm)が介在しており、前記容
器12と容器8t−i圧力的には連通され、そして、該
容器12内の液体ヘリウム(4,2に、 10atm)
13と容器8内の液体ヘリウム(1,8に、 1.Oa
tm)9の間にはGorter−Mellimk現像に
よシ上記弁体30と弁座31間の隙間部の超流動ヘリウ
ムに温度差2.4Kが形成されている。
父、前記弁6は上記弁10同様に従来の超流動ヘリウム
生成用の熱遮蔽弁で、第3図に示す様に弁駆動部32の
先端に設けられた円錐状の弁体33と、これに対応した
該弁駆動部32にシール材34を介して設けたガイド管
35の先端弁座36から形成する隙間部分によって、容
器3の貯溜液体ヘリウム4とサブクールド超流動ヘリウ
ム9を熱的に遮蔽するように烙れている。
尚、37は真空層であり、弁全体は該真空層37に配設
されており、液体ヘリウム4とサブクールド超流動ヘリ
ウム9は、配管によって所望の位置に接続される。
さりながら、該弁6は弁体33と弁座36の隙間が上記
弁10同様に完全に密閉されてめないので圧力的に連通
されている。
ところで、液体ヘリウム4の温度は4.4K(1,2a
tm)であるので、この弁6部分で温度差がつくことに
なる。
したがって、液体ヘリウム4側からサブクールド超流動
ヘリウム9側へ熱の侵入が起こり、この熱侵入の経路は
、弁体33と弁座36の接触を介しての個体熱伝導と、
弁体33と弁座36の隙間中の液体ヘリウムによる熱伝
導である。
而して、このうち後者の液体ヘリウムの熱伝導を介して
の熱侵入は上記隙間にサブクールド液体ヘリウムが浸入
しており、又サプクールド超流動ヘリウムの熱輸送率は
極めて良いため大きな割合を占めている。
そこで、弁体33と弁座36の隙間部50μm以下にす
ると、熱侵入借は非常に小さくなる。
これは、液体ヘリウム中の熱輸送の減少はAを伝熱断面
積、Lを伝熱距離とするとGorter−Me l L
 Inkの原理に従い、熱伝達量QはQαA−L−1/
3 となシ、そのため、L−1cmとすれば、熱伝達量Qは
弁の隙間の断面積Aに、即ち隙間幅δに大きく影響され
る。
そこで、熱遮蔽するには該δの値を50μm以下にする
ことが望ましい。
さりながら、上述従来態様の弁6では熱的には4蔽可能
であっても、圧力的VCはほとんど通過しているため、
分離出来ない。
一方、通常の弁5は圧力的に分離可能であっても、熱的
にl+!析出米な1/′1゜ このため、液体ヘリウムを圧力的に分離し、熱的に遮断
するには上記のg口<弁5,6の2個を直列に接続しな
ければならず、構造が複雑になるという欠点があった。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、通常の液体ヘリウムと超流動ヘリウ
ム層間を熱的にA断り舵であると共に圧力的にも分離可
能であるようにしてノ・イテクノロジー産業における超
電導技術利用分野に益する優れた超流動ヘリウム用弁を
提供?んとするものである。
〔発明の概要〕
この発明の概要は、前述問題点を解決するために通常の
液体ヘリウム容器と超流動ヘリウム容器間のパイプ間の
ヘリウムを1つの弁によって熱的に遮蔽すると共に圧力
的にも分離し得るようにし、しかも両者が弁機構として
機能的に動作し得るようにした技術的手段を講じたもの
である。
〔発明の実施例〕
次にこの発明の1犬施クリを第1図を援用して第4図に
基づいて説明すれば以下の通りである。
38は超流動ヘリウム用二重弁体であシ、この発明の要
旨を成すものであって、前述第1図の弁体5,6を一体
化して1を俟可能な機能を有しており、そのガイド管3
9は前述第1図のパイプ7の中途に介装接続されており
、その先端には内側に於いて段差部を有して圧力的に分
1lIi!可能な弁座4.0ヲ形成すると共に、その下
側テーパ状の他の熱a藪の弁座42を形成されている。
而して、核ガイド場39の内部にはgIIh4143と
一体にされた上記圧力分離機能を有する弁座40に対応
する弁体44がガイド45,46を介して摺動自在に設
けられている。
又、該圧力分離機能を有する弁体44の内部に設けた穴
47にシステム48を遊装した他の熱遮蔽機能を有する
弁体49が上記熱遮蔽機能を有する弁座42に密着可能
に対応して設けられており、又、そのシステム48のフ
ランジ50と上記穴47の底との間には弾圧バネ51が
介設されて該圧力分離機能を有する弁体49をして熱遮
蔽機能を有する上記弁体44に対して相対的に伸張する
ように付勢している。
したがって、該圧力分LIIt機能を有する弁体49は
熱遮蔽機能を有する弁体44に対して一種の相・対移動
可能な自由度を有していることにある。
上述構成において、前述第1図の場合は同様にして容器
2から容器8に液体ヘリウムを供給すると上1己弁体3
8に於いては弁体44の弁座40に対する作用により熱
遮蔽な出来ないが、圧力的には完全に分離され、又、弁
体49の弁座42に対する作用は逆に圧力は分離できな
いが、熱遮蔽は完全に行うことが出来る。
しかも、両方の弁体44と49とは孔47を介し、又、
弾圧スプリング51を介して相互に自由であるために弁
体44が、駆動棒43により弁座40に対して押圧され
る状態においても弁体49は弾圧バネ51を介して弁座
42に確実に密着され、したがって、弁体49と弁座4
2の間に間隙に不均一さが生ずるようなことはない。
このようにして弁38においては一つの弁でありながら
熱遮蔽と圧力分離が共に充分に機梠し、第1図に示す超
電導のコイルの冷却が行われる。
〔発明の効果〕
以上この発明によれば、超I:N、wJヘリウムを生成
する装置で、例えば、前述の叩く超電導コイル冷却用の
装置等において そのパイプに介設される熱遮蔽と圧力
分離の弁が各々二つでなく単体の弁として介設すること
が出来、しかも、該熱遮蔽と圧力分離が共に行うことが
出来るために配管系統が簡単になり圧力、及び、熱管理
制御が易しくなるという優れた効果が奏される。
又、最初のセットがし易いばかりでなく、事後の保守点
検整備等もし易いというメリットもある。
而して、機構的には各々熱遮蔽がし易い機能を有する弁
と圧力を分離し易い弁機能を併せ有するようにしたため
に1つの弁内に設けられていながらも、機能は確実に分
離されて所望の能力を発揮するという優れた効果が奏さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は超電導コイル冷却装置の概略フロー図、第2図
は第1図の1部の円錐弁のltT面図、第3図は従来技
術の第1図の1部の弁の断面図、第4図はこの発明の1
実施例の断面図である。 39・・・ガイド管、40.42・・・弁座、43・・
・駆動棒、44.49・・・弁体、3・・・流体ヘリウ
ム容器、8・・・超流動ヘリウム容器、7・・・パイプ
、38・・・弁49・・・熱遮蔽機能弁、44・・・圧
力分離機能弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ガイド管に形成した弁座と該ガイド管内に装設され駆動
    棒に連係された弁が該弁座に当接されて流体ヘリウム容
    器と超流動ヘリウム容器との間のパイプに介装される超
    流動ヘリウム弁において、上記弁が一体型であつて熱遮
    蔽機能弁体と圧力分離機能弁体に分離して結合されてお
    り、一方上記弁座が該各弁体に対応して形成されている
    ことを特徴とする超流動ヘリウム用弁。
JP60101233A 1985-05-15 1985-05-15 超流動ヘリウム用弁 Pending JPS61260685A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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