JPS61259932A

JPS61259932A - 容器処理機のカム装置

Info

Publication number: JPS61259932A
Application number: JP9338785A
Authority: JP
Inventors: 三邑　博
Original assignee: Shibuya Kogyo Co Ltd
Current assignee: Shibuya Corp
Priority date: 1985-04-30
Filing date: 1985-04-30
Publication date: 1986-11-18
Also published as: JPH0311980B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、例えばラベル貼機の如く、容器載置台上の容
器を回転させて処理を行なう容器処理機に関し、特に容
器載置台の回転位置制御を行なうカム装置に関するもの
である。

〔従来の技術〕

例えば、壜等の容器にラベルを貼着けるラベル貼機では
、回転テーブルの周上に多数設けられた容器載置台を一
定角度回転させることにより、容器の所定の位置にラベ
ルを貼着けるようにしており、一般に、これら容器載置
台の回転位置の制御をカム装置を用いて行なっている。

しかしながら、容器に対するラベルの貼着態様、すなわ
ちラベルの貼着位置あるいはラベルの長さ等は、容器の
形態によって異なっており、カムの交換を行なわない限
り、単一のラベル貼機を多種の容器に兼用することは不
可能であるが、カム全体を交換することはその配置等の
関係から困難であった。

そこで、異種の容器に兼用しうるよう圧、カムプレート
に複数のカム溝を形成し、これを切換使用することにし
たものが、すでに提案されている（特公昭５７−２５６
２５号公報）。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記のような従来のラベル貼機では、カムプレートに形
成することができるカム溝の数に限界があり、多数の種
類の容器に兼用することは不可能であった。

本発明は、かかる問題点を解決するためになされたもの
で、カムの交換を可能にすることによりラベル貼機等の
壜処理機をあらゆる種類の容器に対応しつるようにした
カム装置を提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明に係るカム装置では、カムプレートとこのカムプ
レートが固定される基台との相対回転を許容する回転機
構を設けるとともに、カムブレーの容易な位置迄回転さ
せて、プレート部材毎に交換することにより、１台の容
器処理機を多種の容器に兼用させるための多数のカム溝
を得ることができる〇〔実施例〕以下図示実施例に基づいて本発明を説明する。

第１図は各種の容器の外面にラベルを貼着けるラベラー
に適用したカム装置を示す縦断面図であり、垂直軸（２
）を中心に回転駆動される回転テーブル（４）の周上に
は、容器載置台（６）を支持した回転軸（８）が回転自
在に支承されている。この回転軸（８）の回転テーブル
（４）下面からの突出部には、ビニオンギア←Ｏ）が設
けられ、このビニオンギア（１（１）は、支軸（２）に
固定されこれを回転軸とするセグメントギアａ→に噛み
合っている。支軸（２）は回転テーブル（４）に回転自
在に支持されており、その下端部にはアームα６）を介
してカムフォロワ鵠）が設けられている。

回転テーブル（４）の下方には、上記垂直軸（２）の周
囲に据え付けられた基台（イ）の外周に環状のカムプレ
ート（ロ））が固定され、このカムプレート（財）には
上記カムフォロワμｓ）が嵌まるカム溝内が穿設されて
いる。したがって、回転テーブル（４）の回転に伴なっ
て、カムフォロワ□□□）の係合しているカム溝（財）
力よ半径方向に位置を変えると、支軸（２）が回転し、
この回転はセグメントギア０荀、ビニオンギアαＱを介
して回転軸（８）に伝達され、その結果容器載置台（６
）の回転位置が制御される。

次に、カムプレート（ホ）の基台（財）への連結構造に
ついて説明する。環状のカムブレー）Ｃ＠は、第２図に
示すように、４枚の分割されたグレート部材（２２ａ）
から構成されており、各継ぎ目には下面から当て板（財
））が当てられボルト（２８）により固定されている（
第１図参照）。そして、このカムプレート罎は、その内
周側にボルト（８０）により固定された環状の取付板−
を介して上記基台（財）に連結固定されている。基台（
イ）の外周縁部（２０ａ）には、複数の凹陥部（２０ｂ
）が設けられ、この凹陥部（２０ｂ）内にスプリング（
図示せず）を介してボール−が収容されている。このボ
ール−は上方からスプリングを圧縮する力が加えられて
いないときには、基台（財）の外周縁部（２０ａ）の上
面（２０Ｃ）よりも上方へ突出している。上セＣ取付板
幹匂は、これらボール側止に載せられており、この状態
では基台（財）に対して自由に回転させることができる
が、基台外周縁部（２０ａ）の下面側からボルト（、＋
６１を締め付けることにより、スプリングを圧縮してボ
ール−を凹陥部（２０ｂ）内に押し込み、その下面（３
２ａ）が基台外周縁部（２０ａ）の上面（２ＤＣ）に接
触した状態で連結固定されている。

上記４ケ所の当て板側のうち１ケ所の裏面側には、半径
方向の溝（２６ａ）　（第３図参照）が形成されており
、この溝（２６ａ）内に摺動部材■が嵌合され、固定部
材図によって締付固定されている。この摺動部材■は固
定部材図を緩めることにより溝（２Ｓａ）内を半径方向
に進退させることができる。

一方、上記基台に）の外周面（２０ｄ）には、孔（２０
ｅ　）が形成されており、この孔（２０ｅ）内に上記摺
動部材■の先端（３８ａ）を挿入することにより、カム
プレート（８））の円周方向の位置決めを行なうように
なっている。

以上の構成を有するカム装置のカムプレート（財）を交
換する手順について説明する。先ず、固定部材図を緩め
て摺動部材（３８）を半径方向外方（第６図右方）へ移
動させて、その先端（３８ａ）を基台外周面（２０ｄ）
の孔（２０ｅ　）から抜は出させ、カムプレート（財）
の基台（イ）に対する位置決めを解除する。次いで、基
台外周縁部（２０ａ）のボルト■を外す。その結果、ボ
ール（社）がスプリングに押し上げられ、取付板−を浮
き上がらせて、この取付板−およびこれと一体のカムプ
レート（財）を基台（財）に対して回転可能な状態とす
る。次に、カムプレート（ロ）のうち交換を行なう部分
のプレート部材（２２＆）を作業のしやすい位置迄回転
させ、交換するプレート部材（２２＆）を取付板−に固
定しているポル）　（８０）およびプレート部材（２２
ａ　）と当て板■とを固定しているポル）　（２８＋を
外してプレート部材（２２ａ）を取り外す。

所望のカム溝に）を構成するための他のプレート部材（
２２＆）を取り付ける場合には、そρプレート部材（２
２ａ）を基台外周面（２０ｄ）に沿って上昇させる。な
お、カムフォロワに）は皿ばね等の緩衝部材を介してガ
イドローラを組込んであり、プレート部材（２２ａ）は
皿ばねを圧縮しつつガイドローラを押し上げるので、新
たに取り付けるプレート部材（２２ａ　）のカム溝（財
）とカムフォロワ（至））との位置が一致していない場
合でも、カムフォロワ（１８）を回転させてカム溝（財
）内に落とし込むことが可能であり、カム溝（財）とカ
ムフォロワ（至））との相対位置を考慮せずに作業を行
なうことができる。このようにカムフォロワ（至））を
カム溝に）に係合させた後、さらにプレート部材（２２
ａ）を上昇させて、ポル）Ｈによシ取付板−に固定する
。また、当て板（至）もボルトμｓ）によりプレート部
材（２２ａ）に固定して環状のカムプレート−として一
体化する。その後、取付板−およびカムプレート（財）
を回転させて、当て板（至）の溝（２６ａ）の位置を基
台外周面（２０ｄ　）の孔（’２０ｅ）の位置に一致さ
せ、摺動部材■の先端（３８ａ）を孔（２０ｅ）内に挿
入して固定する。これによシ、容器載置台（６）を円周
上の所定の位置で回転制御を行ないうるように、カム溝
−の位置決めをすることができる。

以上のように複数のプレート部材から構成されたカムプ
レートを回転させて交換すべきプレート部材を作業可能
な位置に移動させ、そのプレート部材を独立して交換す
ることにより、任意の形状のカム溝を得ることが可能と
なシ、多種の容器に兼用することができる容器処理機が
得られる。また、各グレート部材を順次交換することに
よりカムプレート全体を交換することも可能である。

なお、カムプレートを構成するプレート部材は４枚に限
らず他の枚数に分割しても良い。また、上記実施例では
ラベラーに適用したカム装置について説明したが、その
他の容器処理機にも適用しうろことは勿論である。

〔発明の効果〕

以上述べたように本発明によれば、カムプレートを各部
分毎に交換可能とし次ことにょシ、種々の形状のカムを
得ることができ、１台の容器処理機を多種の容器に兼用
させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例に係るカム装置を示す継断
面図、第２図はカムプレートの平面図、第３図はカムプ
レートの位置決め部を示す縦断面図である。（４）・・回転テーブル　（６）・・容器載置台（ト）
・・カムフォロワ　（社）・・基台−〇・カムプレート（２２ａ）・・プレート部材 −・・カム（溝） −・・回転機構（ポール） ■・・連結手段（ボルト）゛・・じ′

Claims

【特許請求の範囲】

連結手段を介して基台に固定されたカムプレートと、基
台に対して回転する回転テーブルの周上に回転可能に支
持された容器載置台に設けられたカムフォロワとを備え
、このカムフォロワが上記カムプレートのカムに係合し
、上記回転テーブルの回転に伴って容器載置台の回転位
置制御を行なう容器処理機のカム装置において、基台と
カムプレートとの間に、上記連結手段を解放したときに
、カムプレートと基台との相対回転を許容する回転機構
を設けるとともに、カムプレートを複数のプレート部材
から構成することにより、カムプレートを任意の位置に
回転させて各プレート部材の交換を行なうことを可能と
した容器処理機のカム装置。