JPS61259898A - 絞砕機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・産業上の利用分野 本発明はし渣の脱水、搾汁、果肉の粉砕などに使用され
る絞砕機に関するものである。

・従来技術とその問題点 従来の絞砕機は第７図に示すように２つのロール０１．
０２間に被処理物を噛み込ませて搾汁したり破砕してい
たが、ロール０１．０２の接触面は対向する凸曲面であ
ることから原理的には線接触となり、被処理物の噛み込
み率が悪く、甚だしい場合には殆んど噛み込みが行なわ
れないということがあった。又、脱水時間が短かいこと
と、噛み込み量がロール間において均一でないと脱水が
十分に行なわれない部分が生じて例えば果汁の生産にお
いては歩走りが悪いという問題が発生していた。

・本発明の目的 本発明は斯かる点に鑑みて提案されるもので、。

噛み込み率と脱水率のよい絞砕機を提案するのが目的で
ある。

・本発明の構成 本発明は上記目的を達成する手段として円弧状のリンク
を連結ビンにより連結して°リンクチエンと成し、この
リンクチエンを並べて無端状のリンクチエンベルトを構
成し、このリンクチエンベルトを駆動装置により回転せ
られるロータ間に掛け渡すと共に駆動装置により回転せ
られる圧搾ロールを前記リンクチエンベルト面に対して
圧接するように配量して成る絞砕機を提案する。

この絞砕機によると、圧搾ロールの押圧作用によりリン
クチエンベルトは押し下げられてリンクチエンの連結ビ
ン部分において下方に折れてリンクチエンベルトの面が
沈み、この沈んだところに被処理物が入り込むため、圧
搾ロールとリンクチエンベルト面は内接円の状態を呈し
、噛み込みが良、くなると共に、圧搾ロールの曲面とリ
ンクチエンベルトの前記沈みにより増大した曲面との曲
率が接近して接触面積が広くなる。この結果、脱水効率
が非常に向上する。

・実施例 第１〜６図は上記本発明の実施例を示し、１は絞砕機本
体、２．２はこの本体ｌの両側に軸３．３により回転自
在に取り付けられたロータにして、符合の２側が駆動で
ある。

４は第３〜５図に示すような構成、すなわち全体形状は
円弧状であって、上面５ａは平坦で下側に逃げ５ｂが形
成されたリンク５を連結ビン６により連結すると共にこ
れを並べて無端帯状に形成したリンクチエンベルトであ
る。７は前記リンクチエンベルト５の面に形成した間隙
にして、この間隙７はリンク５の上面５ａの一部を相互
に切り欠くことにより形成されている。

８は前記リンクチエンベルト４面に上方から圧接するよ
うに駆動軸９により配量された圧搾ロールである。

１０はモータにして、このモータｌＯの回転はチェノ１
１を介してロータ２に、チェノ１２を介して駆動軸９に
伝達されるようになっている。

１３は駆動軸９をリンクチエンベルト４側に押し出して
いる圧接装置、１４はこのスプリング、１５は調整ナツ
トである。

１６は被処理物投入ホッパーである。

実施例の絞砕機は以上の如き構成から成り、ホッパー１
６を介してリンクチエンベルト４上に投入された被処理
物はこのベルト４上に乗って圧搾ロール８間を通過する
間に圧搾又は破砕されるものであるが、圧搾ロール８は
常にリンクチエンベルト４側に圧接装置１３により押し
出されているため、この力でリンクチエンベルト４は連
結ビン６の部分において下方に折れて湾曲しながら沈む
、この結果、リンクチエンベルト４は圧搾ロール８の部
分においては第６図に示すように連結ビン６が押し下げ
られたときにリンク５の円弧２つ分を同心円線上に配し
たような大きな曲率に変化する。この変化により圧搾ロ
ール８とは内接円接触状態を呈し１両者の曲率が接近す
る。上記作用により、被処理物の噛み込みが良くなり、
接触面が広くなって脱水効率も向上する。

圧搾されて出た水分はリンクチエンベルト４の間隙７を
介して下方に流下し、固形物はりンクチェンベルト４の
終端から排出される。

・本発明の効果 本発明は以上の如き構成と作用から成り、次の如き効果
を期待できる。

ａ、　リンクチエンベルトと圧搾ロールとは内接円状の
接触を呈するようにした。

この結果、被処理物の噛み込み率が良くなり、且つ圧接
面積が広くなるために脱水効率も向上する。

ｂ、　リンクチエンベルトはリンクチエンを並べた構成
のため、夫々のリンクチエンは独自に応力を受けて沈ん
だりする。

この結果、噛み込み量が不均一の場合でも、夫々の部位
において独自の圧搾力を発揮するので、圧搾ロールとリ
ンクチエンベルト面全体において圧搾不足が生じたりす
ることがない。

Ｃ６リンクチエンベルト面に間隙とこれに続く逃げを設
けたので、逃げ部分において脱水液の液切れがよいと共
に圧搾ロール間で搾汁された液が直ちに流下してしまう
ので、固形物に再吸収されることもない。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る絞砕機の平・面図、第２図は側面
図、第３図はリンクチエンの一部を示す平面図、第４図
はリンクチエンの側面図、第５図はリンクの断面図、第
６図は圧搾ロールとリンクチエンベルトとの圧搾関係の
説明図、第７図は従来の圧搾機の一例を示す側面図であ
る。 派

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、円弧状のリンクを連結ピンにより連結してリンクチ
   ェンとなし、このリンクチェンを並べて無端状のリンク
   チェンベルトを構成し、このリンクチェンベルトを駆動
   装置により回転せられるロータ間に掛け渡すと共に駆動
   装置により回転せられる圧搾ロールを前記リンクチェン
   ベルト面に対して圧接するように配量して成る絞砕機。 ２、リンクチェンベルト面に間隙を形成して成る特許請
   求の範囲第１項記載の絞砕機。 ３、リンクチェンベルト面に形成した間隙の裏側に逃げ
   を形成して成る特許請求の範囲第１項記載の絞砕機。