JPS61259897A - 脱水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工事現場或は工場などから排出された泥土状
の物質（所謂ヘドロ状のもの）を脱水するための脱水装
置に関するものである。

〔従来の技術〕

例えば、掘削工事を行うと多量の水分を含んだ泥土が出
てくるが、これをそのまま運搬すると泥水で環境汚染の
問題等が発生するし、又取扱いも不便であるため、適当
に脱水してから運搬することが好ましい。従来、このよ
うな泥土を脱水する装置の一例として、第６図に示すよ
うなスクリュープレス方式のものが知られている。

即ち、外筒（、）内に、外周に戸布（６）を張り°巡ら
した多孔板製の内筒（１）が配置されていると共に、内
筒（１）内には先太りテーパ状のスクリュー（ｄ）が回
転駆動可能に挿通されていて、後端部の供給口（ｇ）よ
りスクリュー（ｄ）外周に供給した泥土を、順次、移送
しながら加圧し内筒（１）及びＦ布（ｂ）を通して中間
部の排水口（力より水分を排水し、脱水抜の泥土を先端
部の排土口（ｙ）より排出するようにしている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、斯かる従来のスクリュープレス方式の脱
水装置においては、単にスクリュー（ｄ＞の回転により
泥土の加圧を行っているのみであるから、高圧発生を期
待できない。従ってスクリュー（ｄ）の長さをある程度
長くしないと脱水効果が上がり難く、大量処理を行おう
とすると装置全体が大型になり、狭い工事現場に設置す
るには不向きであった。又、目詰りし易い炉布（ｂ）を
使用しているため度々洗浄を行わなければならず、しか
も思うような洗浄効果が得られなかった。

本発明はこのような実情に鑑みなしたものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の脱水装置は、一端部に圧送装置と連結した供給
口を、他端部に排出口を、所要部に排水口を夫々備えた
本体ケーシング内に、スクリューを回転駆動可能に配置
すると共に、該スクリューと前記本体ケーシングとの間
に形成した隙間にメタルタッチフィルターを配設した構
成を有し、更に前記本体ケーシングに加振機を接続した
構成を有する。

〔作　　用〕

従って、スクリュー外周部に供給された泥土は、移送時
に高圧力が与えられメタルタッチフィルターにで効率よ
く脱水される。又この際に本体ケーシングを加振すると
、更に効率よく脱水作業が行われる。

〔実　施　例〕

以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図に示す如く、脱水装置本体ケーシング（１）内に
、スクリュー（２）を、該スクリュー（２）のフィン（
３）と本体ケーシング（１）内壁との間に所要の隙間が
形成されるよう回転駆動可能に挿通せしめると共に、該
スクリュー（２）のシャフト（４）両端を、本体ケーシ
ング（１）の両端を閉塞するよう設けた支持フレーム（
５）に支承せしめ、且つ前記本体ケーシング（１）とス
クリュー（２）のフィン（３）との間に形成した隙間全
域に、筒状に構成したメタルタッチフィルター（６）を
配設ｆ；ｂ。

前記メタルタッチフィルター（６）は、第３図及び第４
図に示すように、リング状のメタルタッチフィルタ一部
材（７）をタイボルトｒ２ｆＪにより多数枚一体連結し
て成り、且つ各フィルタ一部材（７）は、内周側の側面
部が隣り合うフィルタ一部材（７）と面接触し、外周側
の側面部は隣り合５フィルタ一部材（７）と非接触にな
るような断面形状をしており、更に各フィルタ一部材（
７）の接触面は、適当な表面粗さに仕上げられて各接触
面間に例えば０．０５ｍｍ程度のメタルタッチスリット
（８）が形成され、且つ外周部には切欠き状の通路α優
が夫々設げられている。而して、このスリット（８）の
目詰りを常に防止するよう、前記スクリュー（２）のフ
ィン（３）の先端部には、第３図に示すようにピアノ線
製ワイヤブラシ（９）を連続的に植設している。

前記本体ケーシング（１）の後端部には、スクリュー（
２）の外周部に含水泥土を供給するための供給口Ｑｌを
備え、且つ該供給口α１には、泥土の供給を高圧で行え
るよ５圧送ポンプαυを接続する。

又αりは泥土の水分を排水するよう本体ケーシング（１
）の中間部に設げた排水口、αＪは脱水された泥土を排
出するよう本体ケーシング（１）の先端部に設げた排出
口であり、該排出口０１部には、脱水された泥土に対し
適当な絞り作用を与えるよう、抵抗用シリンダα４によ
り常時排出口０を閉塞する方向の回動力を付勢された抵
抗蓋（Ｉ！９を配置する。

更に、第２図に示すように、本体ケーシングｆｉｌを架
台ａｅ上に載置すると共に、該架体αｅに加振機αηを
設置し、且つ前記架台αｅを複数のバネ翰を介しベース
フレームαＱ上に支持せしめる。

尚、前記スクリュー（２）は、第６図で示した従来例の
ように、先太りテーバ形状であってもよい０ 斯かる構成とした脱水装置において、ヘドロ状の泥土を
脱水する場合には、泥土を供給口α１から圧送ポンプα
υによって回転するスクリュー（２）上に供給する。そ
うして、供給された泥土はスクリュー（２）の回転によ
り順次先端部の排出口α源側へ移送される。この際、泥
土は圧送ポンプαυにより圧搾力を与えられているので
、メタルタッチフィルター（６）の各スリット（８）よ
り脱水され、脱水された水分は通路０を通って排水口＠
より排水される。一方脱水された泥土は排出口ａ３より
排出されるが、この時抵抗蓋（１！１９によって排出抵
抗が与えられ、絞り出されるよう排出される。又この排
出抵−抗は、スクリュー（２）によって移送される泥土
に対して圧搾力を高めるよう作用する。

このように、泥土に高圧を掛けしかも排出口α連部で絞
り出すようにして脱水作業を行うので、大きな圧搾力が
得られて短い距離で脱水を行うことができる。従って、
装置を小型にすることができ、狭い工事現場でも使用す
ることができる。

更に、前記脱水作業時に、加振機αηを駆動して本体ケ
ーシングに振動を与えることにより、脱水効率をより一
層高めることができる。

又、本発明においては、スクリュー（２）のフィン（３
）の先端にワイヤブラシ（９）が設けであるので、スク
リュー（２）の回転によってワイヤブラシ（９）がメタ
ルタッチフィルター（６）の内周面を常時清掃している
ことになるので、各フィルタ一部材（７）（７）間のス
リット（８）の目詰りを防止することができる。そのた
め、洗浄作業を行５間隔を従来に比して伸ばすことがで
きる。又洗浄作業を行うにしても、本体ケーシング（１
）内に水を充満させた状態で、スクリュー（２）を回転
させ、更に加振機αηにより振動を与えることにより、
簡単にしかも短時間にて行うことができる。

第５図は本発明の他の実施例であり、本体ケーシング（
１）の先端部を開口してスクリュー（２）との間にリン
グ状の排出口ａ３を形成し、且つ該排出口（Ｌ４に泥土
への排出抵抗を与える抵抗蓋α最を、スクリュ’−１２
）のシャフト（４）上に軸心方向摺動可能に配設し、該
抵抗蓋α啼を支持フレーム（５）に設置した抵抗用シリ
ンダ０にて連結支持したものである。但し、他の構成は
前記実施例と同様である。

この方式としても前記実施例と同様の作用効果を奏し得
る。

尚、前記実施例では泥土の脱水について説明したが、泥
土以外の例えばパルプ廃液、コンクリート、各種のスラ
リー等のヘドロ状物質の脱水についても同様に実施し得
るものである。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明の脱水装置によれば、 （１）　　メタルタッチフィルターの使用により細かい
粒子までとらえることができる。

（１１）高い圧力により短い距離で脱水できるので、装
置全体を小型且つ安価に製作できる。

（ｉｉｌ）狭い工事現場で使用することができる。

（１ｖ）洗浄が簡単である。

（■）加振機によって振動を与えることにより、更に脱
水効果を向上することができる。

（ｖＤ　　フィルターが目づまりし難く寿命が長い。

等の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概略切断側面図、第２図は第１図の正
面図、第３図はメタルタッチフィルターの部分拡大図、
第４図は第３図のＩＶ−１’／矢視図、第５図は本発明
の他の実施例の説明図、第６図は従来例の説明図である
。 （１）は本体ケーシング、（２）はスクリュー、（６）
はメタルタッチフィルター、　Ｑｌは供給口、ＱＨ９ｌ
＝水口、α謙は排出口、αηは加振機を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）一端部に圧送装置と連結した供給口を、他端部に排
   出口を、所要部に排水口を夫々備えた本体ケーシング内
   に、スクリューを回転駆動可能に配置すると共に、該ス
   クリューと前記本体ケーシングとの間に形成した隙間に
   メタルタッチフィルターを配設して成ることを特徴とす
   る脱水装置。 ２）一端部に圧送装置と連結した供給口を、他端部に排
   出口を、所要部に排水口を夫々備えた本体ケーシング内
   に、スクリューを回転駆動可能に配置すると共に、該ス
   クリューと前記本体ケーシングとの間に形成した隙間に
   メタルタッチフィルターを配設し、更に前記本体ケーシ
   ングに加振機を接続して成ることを特徴とする脱水装置
   。