JPS61259857A - 非汚染造塊法 - Google Patents

非汚染造塊法

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JPS61259857A
JPS61259857A JP10050585A JP10050585A JPS61259857A JP S61259857 A JPS61259857 A JP S61259857A JP 10050585 A JP10050585 A JP 10050585A JP 10050585 A JP10050585 A JP 10050585A JP S61259857 A JPS61259857 A JP S61259857A
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JP
Japan
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ring
molten metal
pipe
ingot
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP10050585A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Fuda
賢治 附田
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、容器内の溶融金属を造塊用鋳型内に非汚染
の状態で流し込むことにより、鋳造品の品質を高めるの
に利用される非汚染造塊法に関するものである。
(従来の技術) 容器内の溶融金属を注入管を経て鋳型内に流し込む従来
の造塊法としては、いわゆる下注造塊法がある。
第3図は従来の下注造塊法において、容器すなわち取鍋
101内の溶融金属すなわち溶鋼102を溶鋼ノズル1
03を介して注入管104に移す部分を示すもので、溶
鋼ノズル103の底面周囲に環状の気体ノズル105を
配設して当該気体ノズル105内に不活性液体あるいは
ガス例えばアルゴンガスを送り込み、ノズル孔105a
よりアルゴンガスを矢印方向に噴出させて、溶鋼ノズル
103から落下する溶鋼流106を外気からシールする
ようにした場合を示している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の非汚染造塊法において
は、溶鋼流106をシールするアルゴンガスは、外気の
流動状態の変化に対して大きく影響されるため、溶鋼流
106のシールを安遊して行うことが困難であるという
問題点を有していた。
この発明は、上述した従来の問題点に着目してなされた
もので、容器内の溶融金属を注入管を経て鋳型内に流し
込む造塊法において、前記溶融金属に対する外気からの
遮断が十分良好にかつ安定してなされ、溶融金属の外気
汚染を有効に阻止することが可能である非汚染造塊法を
提供することを目的としている。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、容器内の溶融金属を注入管を経て鋳型内に
流し込む造塊法において、前記注入管の上端と容器底面
との間に、多孔を介して内部へ非酸化性ガスを送り込む
ポーラスリングと、耐熱繊維からなる通気性の緩衝リン
グと、必要に応じで金属製の遮蔽リングと、を上下方向
に重ねて設けて、造塊時に前記各リング内部を非酸化性
雰囲気とするようにしたことを特徴としている。
第1図はこの発明の第一実施態様を示す図であり、取鍋
等の容器1の底面部分と注入v2の上端部分とにおける
構成を示す図である。
すなわち、容器1内には溶融金属3が収容してあり、注
入管2の下端は図示しない造塊鋳型に連通しである。そ
して、図に示すように、注入管2の上端にはモールドタ
イト材4を敷設すると共に、前記流入管2の上端と容器
1の底面に設けたノズル5との間には、多孔を介して内
部に非酸化性ガスを送り込むポーラスリング6と、耐熱
繊維からなる通気性の緩衝リング7と、を上下方向に重
ねた状態で略同心状に設けである。
これらのうち、モールドタイト材4はひも状をなすもの
であって、注入管2の上端面に無端状に敷設する。また
、ポーラスリング6は、通気性を有する多孔質のリング
状セラミックス成形体61の外周および上下面を金属板
62で被覆し、内周は露出したままの状態としたもので
あり、外周に設けた金属板62の一部を切欠いてその部
分に非酸化性ガス送給管63を接続し、当該非酸化性ガ
ス送給管63より送給した非酸化性ガス(この時点で液
体状態であってもよい。)が多孔質のリング状セラミッ
クス成形体61の内周面より流出してその内部に送り込
まれるようにしている。さらに、通気性の緩衝リング7
はセラミックスファイバーやガラスファイバーなどの耐
熱性を有する繊[71からなるもので、リング状に成形
した状態において通気性を有するものである。
このような構成において、造塊作業を行うに際しては、
非酸化性ガス送給管63より非酸化性ガスを送給してポ
ーラスリング6を通して内部に非酸化性ガスを送り込ん
だ状態とする。ここで送り込まれた非酸化性ガスは、注
入管z内に流れると共に、注入管2内をある程度の圧力
で満たした状態で緩衝リング7より外部に流出し、注入
管2および各リング6.7の内部を非酸化性雰囲気とす
る。
このような状態において、ノズル5を開いて容器1内の
溶融金属3を溶融金属流31として注入管2内に落下さ
せ、図示しない造塊鋳型内に流し込む。
したがって、溶融金属流31は非酸化性雰囲気に囲まれ
、外気と接触することがないため、非汚染造塊が可能と
なる。また、ポーラスリング6を通して内部に送給され
た非酸化性ガスは、繊維よりなる緩衝リング7の通気抵
抗によって、ある加圧された圧力で注入管2および各リ
ング6.7内に存在するため、大気圧下にある外気が注
入管2内に入り込むことはない。
さらに、ノズル5の底面にはtaaからなる緩衝リング
7が配設しであるため、造塊時における取鍋等の容器1
の動きが注入管2に伝達されることがなく、したがって
注入管2の損傷を防止することができる。
なお、非酸化性ガスとしてはアルゴンを使用することが
良いが、例えば溶融金属中に窒素を添加する場合には非
酸化性ガスとして窒素ガスを用い、不純物含有量の少な
い窒素添加鋼を造塊するようになすこともできる。
第2図はこの発明の第二実施態様を示す図である。この
実施態様においては、取鍋等の容器1の底面と注入管2
の上端との間に比較的大きな距離を有する場合に有効と
なるものである。
すなわち、第1図に示す構成において、さらに、ポーラ
スリング6と緩衝リング7との間に金属製の遮蔽リング
8を略同心状に設けたものである。なお、この場合、遮
蔽リング8はポーラスリング6の上面側の金属板62に
対して全周溶接して固定しである。
したがって、このような構成の場合にも、造塊作業を行
うに際しては、非酸化性ガス送給管63より非酸化性ガ
スを送給してポーラスリング6を通して内部に非酸化性
ガスを送り込んだ状態とする。ここで送り込まれた非酸
化性ガスは、注入管2内に流れると共に、注入管2およ
び金属製遮蔽リング8等の内部をある程度の圧力で満た
した状態で緩衝リング7より外部に流出し、注入管2お
よび遮蔽リング8等の内部を非酸化性雰囲気とする。
このような状態において、ノズル5を開いて容器1内の
溶融金属3を溶融金属流31として注入管2内に落下さ
せて図示しない造塊鋳型内で造塊する。
したがって、この第二実施態様においても非汚染造塊が
可能となり、内部の非酸化性ガスは緩衝リング7の通気
抵抗によっである程度高められた圧力となっているため
大気圧下にある外気が内部に入り込むのを阻止すること
ができ、さらに緩衝リング7を設けているため取鍋等の
容器1の動きが注入管2に伝達されるのを防止して注入
管2の保護をはかることができる。
(実施例) 第1図に示した造塊装置において、ポーラスリング6と
して、多孔性のアルミナ質セラミックス成形体61の外
周および上下面に鉄板よりなる金属板62を被覆したも
のを用い、緩衝リング7としてガラスファイバー(商品
名;カオウール)71からなるものを用い、非酸化性ガ
スとしてアルゴンガスを送給しながら溶融金属(溶鋼)
3の造塊作業を行った。なお、このときのノズル5の底
面と注入管2の上端との間隔は140mmである。
また、第2図に示した造塊装置において、ポーラスリン
グ6として、多孔性のアルミナ質セラミックス成形体6
1の外周および上下面に鉄板よりなる金属板62を被覆
したものを用い、遮蔽リング8として鉄板製の円筒体を
用い、1衝リング7としてガラスファイバー71からな
るものを用い、非酸化性ガスとしてアルゴンガスを送給
しながら溶融金属(溶鋼)3の造塊作業を行った。なお
、このときのノズル5の底面と注入管2の上端との間隔
は240mmである。
さらに、比較のために、上記各リング6.7゜8を用い
ず、溶融金属流31を大気にさらしたままで造塊作業を
行った。
そして、上記3種の造塊作業において、造塊後における
溶融金属中の[N]増加量を調べたところ、次表に示す
結果が得られた。
表に示すように、この発明の実施例においては、造塊時
の[N] ピックアップが著しく少なく、ノズル5の底
面と注入管2の上端との距離が大きくなったときでも[
N]のピックアップがほとんど増加せず、非汚染造塊が
実現されることが明らかである。これに対して、アルゴ
ンシールしない場合には造塊時の[N] ピックアップ
が多く、ノズル5の底面と注入管2の上端との距離が大
きくなる程[N]のピックアップが多くなることが認め
られた。
[発明の効果] 以上説明してきたように、この発明によれば、容器内の
溶融金属を注入管を経て鋳型内に流し込む造塊法におい
て、前記注入管の上端と容器底面との間に、多孔を介し
て内部へ非酸化性ガスを送り込むポーラスリングと、耐
熱m維からなる通気性の緩衝リングと、必要に応じて金
属製の遮蔽リングと、を上下方向に重ねて設けて、造塊
時に前記各リング内部を非酸化性雰囲気とするようにし
たから、容器からノズルを経て注入管に流下する溶融金
属流に対する外気からの遮断が十分良好にかつ安定して
なされ、溶融金属の外気汚染を有効に阻止することが可
能であると共に、容器の底面と注入管の上端との間には
耐熱maからなる緩衝リングが設けであるため、造塊時
に容器が動いたとしてもその動きが注入管に伝わるのを
防ぐことが可能であり、注入管の損傷を防止することが
できるなどの非常に優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の第一および第二実施態
様による造塊方法を各々示す容器底面ならびに注入管上
端部分の説明図、第3図は従来の造塊方法を示す容器底
面ならびに注入管上端部分の説明図である。 1・・・容器、 2・・・注入管、 3・・・溶融金属、 4・・・モールドタイト材、 5・・・ノズル、 6・・・ポーラスリング、 7・・・緩衝リング、 8・・・遮蔽リング、 31・・・溶融金属流。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)容器内の溶融金属を注入管を経て鋳型内に流し込
    む造塊法において、前記注入管の上端と容器底面との間
    に、多孔を介して内部に非酸化性ガスを送り込むポーラ
    スリングと、耐熱繊維からなる通気性の緩衝リングと、
    を上下方向に重ねて設けて、造塊時に前記各リング内部
    を非酸化性雰囲気とすることを特徴とする非汚染造塊法
  2. (2)容器内の溶融金属を注入管を経て鋳型内に流し込
    む造塊法において、前記注入管の上端と容器底面との間
    に、多孔を介して内部に非酸化性ガスを送り込むポーラ
    スリングと、金属製の遮蔽リングと、耐熱繊維からなる
    通気性の緩衝リングと、を上下方向に重ねて設けて、造
    塊時に前記各リング内部を非酸化性雰囲気とすることを
    特徴とする非汚染造塊法。
JP10050585A 1985-05-14 1985-05-14 非汚染造塊法 Pending JPS61259857A (ja)

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