JPS6125843B2 - - Google Patents

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JPS6125843B2
JPS6125843B2 JP13461582A JP13461582A JPS6125843B2 JP S6125843 B2 JPS6125843 B2 JP S6125843B2 JP 13461582 A JP13461582 A JP 13461582A JP 13461582 A JP13461582 A JP 13461582A JP S6125843 B2 JPS6125843 B2 JP S6125843B2
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JP
Japan
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colored
pavement
crushed stone
mixture
flat plate
Prior art date
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JP13461582A
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English (en)
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JPS5924003A (ja
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Yoshitaka Shii
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、公園、広場、歩道、商店街、店舗な
どの着色床材として使用するもので、可撓性を有
し、かつ厚さの薄い施工簡便な着色舗装用平板に
関するものである。
最近都市環境の整備美化の一環として着色舗装
が広く行われるようになつて来たが、従来の着色
舗装は、舗装個所の上面に所要の塗料を塗布する
方法が一般的であつたが、この方法によると塗布
層の耐久性に乏しい欠点があつた。
そこで、この欠点をおぎなう為、バインダーと
してアスフアルトの代りに樹脂を用い、これに顔
料を加えて着色した加熱混合式の着色細粒度アス
フアルトコンクリート又は着色アスフアルトモル
タルなどの着色加熱混合物を敷き均し、転圧作業
を行つて舗設する事が行われている。この場合混
合物温度が130〜140℃以上で転圧作業を行わない
と、着色舗装表面にあばたが生じ美観を損う事態
が生起し、特に冬期の施工では敷き均し後の着色
加熱混合物の温度低下が早いので着色舗装の舗設
作業はむずかしく、このため敷き均した着色加熱
混合物の温度低下を少くし転圧仕上りを良くする
ために、着色舗装の施工の厚さを25〜20mm以上に
する必要が生じていた。
従つてこの結果、着色舗装をしていない通常の
舗装個所表面上に着色加熱混合物をする場合は、
着色舗装厚が厚いので周囲の構造物との取り合が
悪くなるなどの理由で、在来の舗装を剥がして着
色舗装を施工をしなければならない事が多かつ
た。又この舗装に用いる材料、例えば樹脂、顔料
などは高価であり着色舗装厚が厚ければ厚い程費
用も高価となり、更には色調についても、顔料を
添加混合して着色するために単一色のものしか作
れないし、又表面に着色モルタル分の多い着色舗
装では、年数が経つにつれ埃などが表面モルタル
分中の樹脂に付着して鮮明度が低下するなどの多
くの欠陥を有していた。
その他、着色セメントモルタル工法や開粒式ア
スフアルトコンクリートの間隙及び表面に着色セ
メントモルタルを流し込む工法もあるが、セメン
トの膨張、収縮によるひび割れの発生が避けられ
ないし、硬化するまでの養生期間が必要であるな
どの欠点があつた。他の方法として、舗装用平板
を敷き並べる方法、例えば、着色磁器タイル等を
張る工法もあるが、均しモルタルの施工が必要で
あり、曲面の施工は特にむずかしく、タイル張り
職人などの高度の技巧者が施工に当る必要があ
り、モルタル下地や目地材の硬化に養生期間を要
すること並びに、着色磁器タイルは高価であるた
め費用が嵩むなどの欠点があつた。その他、テラ
ゾタイル、焼成煉瓦、着色コンクリートブロツク
板なども用いられているが、剛性の板であるの
で、ヒビ割れしないだけの30mm以上の厚さが必要
であり、敷設する場合、下地の不陸調整層が必要
であり、全体の施工は極めて厚くなるので既設舗
装面上への嵩上げ施工は取り合いの関係でできな
い場合が多く、また曲面への敷設がむずかしく磁
器タイルの場合と同様職人による施工を必要とす
るものであつた。
以上の如く、従来の多々ある着色舗装は多くの
問題点、欠点を有していた。
そこで本発明者は着色舗装のこれらの欠点を除
くため、着色舗装板について種々研究を重ねた結
果、着色舗装用平板を作る場合は通常の着色加熱
混合物よりも極めて軟かい混合物から作ることが
良策であり、しかもこの軟かい混合物から作つた
着色舗装用平板の厚さを極力薄くすることで着色
舗装の変形流動を防止し得るものであるとの点に
着目し、特に着色加熱混合物がマーシヤル安定度
350Kg以下、フロー値40以上であるものが所期の
柔軟性、可撓性を有することを知得し、そして更
にこの着色加熱混合物に着色人工砕石、及び/又
は天然有色砕石、を混入することにより、それら
が表面に露出し、埃などが付着しないので鮮明度
が低下しないことも見出した。
本発明はこれら経験例にもとづき従来の着色舗
装における欠点を解消出来る着色舗装用平板を提
供するものであり、その要旨は着色人工砕石及
び/又は天然有色砕石を混入した着色舗装用加熱
混合物のマーシヤル安定度を350Kg以下、フロー
値を40以上としてこれを平板状に成型し、かつそ
の上面を切断面として所要の厚みに切断した着色
舗装用平板にある。
なお本発明に用いる着色舗装用混合物は骨材と
して石粉、細砂及び着色人工砕石及び/又は天然
有色砕石など、バインダーとして脱色アスフアル
ト樹脂など、顔料としては無機顔料の酸化クロム
(緑)、ベンガラ(赤)、カドミウムイエロー
(黄)、有機顔料としてはシアニンブルー(青)な
どの顔料を着色の色彩に応じて用いる。
又着色人工砕石、天然有色砕石は大体13〜2.5
mm位のものを用い、その色彩は製造される舗装用
平板の使用場面に応じて適宜選択する。この加熱
混合物のマーシヤル安定度を350Kg以下、フロー
値を40以上にするには、上記各材料を重量比で着
色人工砕石、及び/又は天然有色砕石(13〜2.5
mm)10〜40%、細砂20〜50%、石粉20〜35%、脱
色アスフアルト樹脂(針入度80〜100、軟化点40
〜50℃)7〜12%、顔料0.2〜3%を混合するこ
とによつて達し得る。
このようにして得られた着色舗装用加熱混合物
は平板状に成型され、これをさらに高速回転する
ダイヤモンドブレードにて変形することなく2乃
至数枚に切断するものでこの切断平板の厚さは数
mm前後の薄板とすることが望ましい。
この発明によれば、まずマーシヤル安定度を
350Kg以上、フロー値を40以下の通常の規格に基
づいた着色加熱混合物でもつて着色舗装用平板を
作成してみたところ、突き付け目地が一体化せ
ず、膨張収縮による目地の開きが生じ、特に着色
人工砕石や天然有色砕石の混入率を多くして、着
色人工砕石や天然有色砕石の切断面を、鮮明度を
失はない着色舗装とする場合や、接地圧の大きな
場所で、変形流動に対する対抗性をもたせようと
する場合は、舗装平板相互の付着が悪く、温度変
化による膨張収縮によつて目地部が開いてしまつ
た。
次に全くこの逆のマーシヤル安定度350Kg以
下、フロー値40以上の着色加熱混合物から着色舗
装用平板を作成してみると、張り付け後の同平板
の温度変化による膨張収縮や既設舗装の変形に順
応でき、着色舗装用平板相互の突き合せ目地が開
かず一体一面の着色舗装とすることが出来た。
従つて、得られた着色舗装用平板は可撓性にす
ぐれ、かつ厚さが極めて薄いので既舗装面に張り
付けても嵩むことがなく、周囲の構造物との取り
合いを考慮することがなく、また、薄くかつ可撓
性であるので曲面の施行も技巧者でなくても容易
に行うことができるなどの利点を有している。更
に、着色人工砕石、及び/又は天然有色砕石の切
断面は埃などが付着しないので、鮮明度が低下し
ない。また、着色舗装用混合物中の着色人工砕
石、天然有色砕石の混合率、及び色彩を適宜組合
せることにより変化に富んだ着色舗装用平板面が
得られる。着色人工砕石、及び/又は天然有色砕
石の混合比率を大きくすると、接地圧の大なる場
所の着色舗装の変形流動を更に防止できるととも
に、鮮明度を失うことがない等のすぐれた性質を
発揮する。又、本発明の着色舗装用平板は張り付
け後の温度変化による膨張収縮や既設舗装の変形
に順応でき、着色舗装用平板相互の突き付け目地
が開かず一体一面の着色舗装を行うことができる
などの種々の効果を有するものである。
次に本発明の実施例を示す。
〔実施例〕
13〜5mmの緑色着色人工砕石(重量)20%,13
〜5mmの白色天然砕石(重量)、5%、細砂35%
(重量)、石粉30%(重量)、脱色アスフアルト樹
脂9%(重量)、緑色顔料1(重量)%を175℃で
混合し、着色舗装用加熱混合物を得た。この着色
舗装用加熱混合物はマーシヤル安定度305Kg、フ
ロー値52であつた。この混合物を175℃で図に示
すような厚さ13mm、長さ200mm、巾100mmに、流し
込みによつて平板1を成型し、冷却後この平板1
を3mm厚のダイヤモンドブレード2で注水しなが
ら二つに切断して厚さ5mm、長さ200mm、巾100mm
の白色の天然有色砕石切断面4が点在する緑色素
地3の可撓性着色舗装用平板1′2枚を得た。こ
の着色舗装用平板は、既設舗装面によくなじみ、
曲面部への張り付けも簡単であり、張り合はせ目
地部の目違いや不陸は、バーナーで加熱して木槌
で叩くと、段差も修正され目地の密着した一体一
面の美しい着色舗装を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る着色舗装用平板の製造過程
の一例を示す説明図。 1……流し込み成型による平板、1′……着色
舗装用平板、2……ダイヤモンドブレード、3…
…素地、4……天然有色砕石及び/又は着色人工
砕石等の着色骨材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 着色人工砕石及び/又は天然有色砕石を混入
    した着色舗装用加熱混合物のマーシヤル安定度を
    350Kg以下、フロー値を40以上としてこれを平板
    状に成型し、かつその上面を切断面として所要の
    厚みに切断して同切断面を舗装面としたことを特
    徴とする着色舗装用平板。
JP13461582A 1982-07-31 1982-07-31 着色舗装用平板 Granted JPS5924003A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13461582A JPS5924003A (ja) 1982-07-31 1982-07-31 着色舗装用平板

Applications Claiming Priority (1)

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JP13461582A JPS5924003A (ja) 1982-07-31 1982-07-31 着色舗装用平板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5924003A JPS5924003A (ja) 1984-02-07
JPS6125843B2 true JPS6125843B2 (ja) 1986-06-18

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ID=15132529

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JP13461582A Granted JPS5924003A (ja) 1982-07-31 1982-07-31 着色舗装用平板

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03115607A (ja) * 1989-09-27 1991-05-16 Kiken Kimura Kk アスファルト舗装法
JPH03115601A (ja) * 1989-09-27 1991-05-16 Kiken Kimura Kk アスファルト舗装板とその製造方法及び施工方法

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Publication number Publication date
JPS5924003A (ja) 1984-02-07

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