JPS6125842A - 印刷機の自動打抜位置修正装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ラベル等の印刷機の自動打抜位置修正装置に
関する。

従来、この種の印刷機として第５図、第６図のものが知
られている。

このうち、１５図の第１従来例の構成を説明すると、こ
の第１従来例の構成は、原紙６υをガイドローラｆ５腸
とフィードローラ（至）とに渡し、フィードローラ（ト
）に一方向回転機構を内装し、送りモータ（ロ）の回転
運動に変換し、よってフィードローラ峙を駆動回転し、
原紙６υを間欠的に送出し、その送出経路途中に印刷機
本体部及び打抜部鏝を配設し、前記原紙６１）の間欠停
止時期にそれを上下作動し、原紙６υをスタンプ印刷す
ると共（二打抜くように構成されたものである。

しかし、この第１従来例の場合、印刷機本体部の版板を
上下動して印刷することから、印刷仕上がりが悪く、こ
れを良くするためには試行錯誤しながら印刷むらを取ら
ねばならず、時間及び材料が無駄になり、特に、原紙は
間欠移送されるから作業の高速化に不適当となっている
。

また、第６図の第２従来例の構成を説明すると、この第
２従来例の構成は、輪転式の印刷機本体部（図示省略）
から、印刷されて連続的に印刷送出される原紙６υを送
りロール６ηで連続移送し、これをパンチロール−でバ
ンチし、次いで印刷部６９を円筒刃ロール−で外周面の
四角形状の打抜刃型ＩＩ）を連続的に打抜くように構成
したものである。

しかし、この第２従来例の場合、前記打抜刃型−を内向
刃ロール−の外周面に形成することは困難が伴い高価で
、かつ製作期間が掛かるということから不利がある。

本発明は、これらの不都合を解消することのできる印刷
機の自動打抜位置修正装置を提供しようとするものであ
る。

以下、本発明の要旨を第１図乃至第４図につき説明する
。

本装置は、印刷機本体部（１）から連続的に印刷送出さ
れる原紙（２）の送出経路途中に打抜部（３）を配設し
、該打抜部（３）に、該原紙（２）の連続走行を許容し
つつ瞬間的に該打抜部（３）内の原紙（２）の走行を停
止させる停止機構（４）及び該瞬時停止時期に原紙（２
）を打抜く打抜機構（５）を配設した印刷機において、
上記打抜機構（５）の駆動軸（６）の回転角を検出する
エンコーダ（７）と、上記原紙（２）の検出マーク（８
）を検出する検出ヘッド（９）と、上記停止機構（４）
又は打抜機構（５）を該原紙（２）走行方向に前後移動
させる修正用モータａ１とを配設し、前記検出ヘッド（
９）のマーク検出パルスを前記エンコーダ（力の位置検
出パルスに対応検索し、該検索値と設定値とを比較し、
その偏差（誤差）を制御量として前記修正用モータＱｌ
に入力し、該修正用モータＱｌによって停止機構（４）
又は打抜機構（５）を修正移動し、これを繰り返して前
記原紙（２）の打抜位置を自動修正制御するように構成
したことを特徴とする印刷機の自動打抜位置修正装置で
ある。

更に本実施例につき具体的に説明する。

第１図乃至第３図は第１実施例、第４図は第２実施例を
示している。

先ず、ｔｓ１実施例を説明する。

第１図は全体説明図、第２図はその要部の説明斜視図、
第３図はそのブロック線図である。

この第１実施例の場合、巻回された原紙（２）は案内ロ
ール圓を介して印刷機本体部（１）内に導入され、その
圧胴＠の外周面で迂回され、その間において版板０で印
刷され、その後、乾燥装置α荀を経て打抜部（３）に導
入され、その打抜部（３）で原紙（２）の上紙（ラベル
等）は打抜かれ、その後、案内ロールＵυを経て、巻取
ロールＯＦ９　ｔ＝巻取られるように構成されている。

また、この第１実施例の打抜部（３）の停止機構（４）
左右移動自在な支持板＜ｌＥ９に一対の移動ローラ（１
７ａ）（１７ｂ）を取付け、この移動ｃｙ　−’）　（
１７１Ｘ１７ｂ）及びカイトローラα８αＩＣ２ＩＣ２
υによって略四角形状原紙（２）を案内し、前記支持板
０Ｑとクランク（ハ）とをロッドＱ、１で連結し、この
クランクＱりをモータ等で回転し、よって前記一対の移
動ローラ（１７！１）（１７ｂ）を往復移動し、従って
、この第１図の場合、支持板Ｈが右方に移動するとき瞬
間的に原紙（２）が停止し、逆に左方に移動するとき原
紙（２）は倍速走行する。

また、この第１実施例の打抜機構（５）は、原紙（２）
の下方に受台（ロ）を配設し、この受台（ロ）上に受板
（ハ）を載置し、一方原紙（２）の上方に昇降台（ハ）
を配設し、この昇降合端を偏心輪（３）によって昇降運
動し、偏心輪ｇＤを前記駆動軸（６）で回転し、前記昇
降台（ハ）に打抜刃型（ハ）を取付け、この打抜刃型Ｑ
８と受板（ハ）とで原紙（２）の瞬間停止時に、その上
紙を打抜くように構成している。

また、第１実施例の検出ヘッド（９）は、光電素子を用
いたもので、検出マーク（８）を検出する毎に検出パル
スを発生するようになっている。

また、第１実施例のエンコーダ（力は、前記駆動軸（６
）の回転角を検出し、位置検出パルスを発生する。

また、第１実施例の修正用モータＱｌはパルスモータで
、この修正用モータＩは螺軸−を介してクランクＱ榎の
取付台図を前記支持板αＱの移動方向：二移動するよう
に構成されている。

尚、修正用モータＱｌはＶンクロモータでも過用できる
。

この第１実施例は上記構成であるから、第３図を参照し
つつ説明すると、印刷機本体部（１）より印刷送出され
た原紙（２）は打抜部（３）内にて、前記移動ローラ（
１７＆）（１７ｂ）の移動動作で打抜機構（５）位置で
瞬時停止し、この瞬時停止位置で前記昇降台（ホ）が下
降し、原紙（２）を打抜くこと１：なり、原紙（２）は
連続移送されつつ、打抜かれることになり、この際、検
出ヘッド（９）は原紙（２）の検出マーク（８）を検出
し、エンコーダ（７）は駆動軸（６）の回転角を検出し
、第３図の如く、検出マーク（８）を検出ヘッド（９）
が検出する毎にエンコーダ（７）の検出位置を検索し、
パルスの方向・数を算出し、それと設定値とを比較し、
その検索値と設定値との偏差があれば、それを演算増幅
し、修正用モータＱｌを回転し、支持板ａｅの往復移動
範囲を位置修正し、これ（＝よって原紙（２）の位置を
修正する。

第４図は第２実施例を示している。

この第２実施例の場合、打抜部（３）の構成以外は第１
実施例のものと同様である。

この第２実施例の打抜部（３）の構成を説明すると、一
対の支持ローラ（３１ａ）（３１ｂ）を対設し、この支
持ロー　’ｊ　（３１ａ）（３１ｂ）の軸ニア−Ａ　（
３２ｍ）（３２ｂ）を揺動自在に突設し、このアーム（
３２ａ）（３２ｂ）の先端部に揺動ローラ（３３ｇ）（
３３ｂ）を取付け、コ（７）　７−　ム（３２ＪＩＸ３
２ｂ）を連結リンク（ロ）で連結し、一方のアーム（３
２ｂ）とクランク四とをロッド（至）で連結し、クラン
ク關をモータ等で回転し、よってアーム（３２１Ｘ３２
ｂ）を支持ローラ（３１ｍ）（３１ｂ）の軸中心で揺動
し、この場合アーム（３２す（３２ｂ）を右方１；揺動
するとき、打抜機構（５）位置での原紙（２）は瞬間的
；二停止し、左方（；揺動するときには原紙（２）は倍
速走行する。

また、打抜機構（５）は、原紙（２）の下方の受台６η
に打抜刃型（至）を載置し、原紙（２）の上方の昇降台
（２）に受板００を取付け、前記受台Ｇηを螺軸（４υ
を介して修正用モータ０１で移動するように構成してい
る。

また、昇降台ｃ３！１は同じく偏心輪（４諺で昇降運動
される。

この第２実施例は上記構成であるから、第１実施例と同
様の制御手段で検索値と設定値との偏差を比較算出し、
よってその偏差を吸収すべく修正用モータＱｌによって
受台６ηを移動し、打抜位置を修正することができる。

尚、前記クランク（ハ）とロッド（至）との連結位置は
位置調節自在とし、いわゆるクランク半径を可変するよ
うにしている。

本発明は上述の如く、上記打抜機構（５）の駆動軸（６
）の回転角を検出するエンコーダ（７）と、上記原紙（
２）の検出マーク（８）を検出する検出ヘッド（９）と
、上記停止機構（４）又は打抜機構（５）を該原紙（２
）走行方向に前後移動させる修正用モータＵ〔とを配設
し、前記エンコーダ（力の位置検出パルスに対応検索し
、該検索値と設定値とを比較し、その偏差（誤差）を制
御量として前記修正用モータＱｌに入力し、該修正用モ
ータ（１Ｇによって停止機構（４）又は打ｖｉ機構（５
）を修正移動し、これを繰り返して前記原紙（２）の打
抜位置を自動修正制御するよう１：構成したから、原紙
（２）を連続的に走行しつつ打抜きができ、かつ印刷仕
上がりが良好にでき、高速化が期待できると共に、特に
１ｗＡ械の製作誤差、原紙の張力変化。

乾燥熱等の影響で不可避的に生じる印刷機本体部（１）
から打抜位置までの経路長が変化しても、その都度それ
を検出し、自動制御によって打抜位置を修正し、よって
正確に打抜くことから、より一層仕上がりが良好になる
と共に、それだけ印刷のムラ取り作業が不要となり、材
料が無駄にならず、かつ監視作業が不要となり、よって
大幅な省力化が期待できる。

以上、所期の目的を充分達成することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は第１実
施例の全体説明図、第２図はその要部の説明斜視図、第
３図はそのブロック線図、第４図は第２実施例の要部の
説明図、第５図は第１従来例の斜視図、第６図は第２従
来例の斜視図である。 （１）・・印刷機本体部、（２）・・原紙、（３）・φ
打抜部、（４）・・停止機構、（５）・・打抜機構、（
６）・・駆動軸、（７）・・エンコータ、（８）・・検
出マーク、（９）・・検出ヘッド、　Ｑｌ・・修正用モ
ータ。 昭和５９年７月１６日 出願人　　日清紡績　　株式会社 同　　　　株式会社三條機械製作所 発明者　　　三　　　浦　　　修　　金回　　　　　新
　　　井　　　　　　　　孝同　　　　渡　　　辺　　
　哲　　　実開　　　　　１）　　代　　　　　　　　
正Ａグ鏝 ７々−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印刷機本体部から連続的に印刷送出される原紙の送出経
   路途中に打抜部を配設し、該打抜部に、該原紙の連続走
   行を許容しつつ瞬間的に該打抜部内の原紙の走行を停止
   させる停止機構及び該瞬時停止時期に原紙を打抜く打抜
   機構を配設した印刷機において、上記打抜機構の駆動軸
   の回転角を検出するエンコーダと、上記原紙の検出マー
   クを検出する検出ヘッドと、上記停止機構又は打抜機構
   を該原紙走行方向に前後移動させる修正用モータとを配
   設し、前記検出ヘッドのマーク検出パルスを前記エンコ
   ーダの位置検出パルスに対応検索し、該検索値と設定値
   とを比較し、その偏差（誤差）を制御量として前記修正
   用モータに入力し、該修正用モータによって停止機構又
   は打抜機構を修正移動し、これを繰り返して前記原紙の
   打抜位置を自動修正制御するように構成したことを特徴
   とする印刷機の自動打抜位置修正装置。