JPS61254916A - 顕微鏡用カバ−グラス - Google Patents

顕微鏡用カバ−グラス

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JPS61254916A
JPS61254916A JP9635085A JP9635085A JPS61254916A JP S61254916 A JPS61254916 A JP S61254916A JP 9635085 A JP9635085 A JP 9635085A JP 9635085 A JP9635085 A JP 9635085A JP S61254916 A JPS61254916 A JP S61254916A
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JP
Japan
Prior art keywords
cover glass
glass
polyethylene terephthalate
microscope
methacrylate
Prior art date
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Pending
Application number
JP9635085A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Tsuboi
坪井 康
Yoshio Murashige
村重 義雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業の利用分野〕 本発明は顕微鏡用カバーグラスに関する。
〔従来の技術〕
従来、光学顕微鏡を用い対照物を観察するにあたり、ガ
ラス製のプレパラート上に被検対照し、またほこシ等か
ら保護して観察を行なう手法がとられている。しかし、
極薄のガラス製カバーグラスの取扱いは困難且つ危険で
あυ、また検体が多数におよぶ場合、検体側々の作成に
は著しく手間を要し、また時間もかかるのが現状である
これを改良するため、プレパラートは従来のガラス製を
用いるがカバーグラスを樹脂化しさらに樹脂表面、つま
りプレパラートガフス側に高分子封入剤を塗布したもの
が使用されている。
しかしながら上記カバーグラスにはフィルム基材にジア
セテート等が用いられているが、アセトン゛やテトラヒ
ドロフランに可溶であるという欠点を有している。さら
に、光透過性も充分でないことから、光学顕微fR観察
用の素材としては満足されるものではない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明の目的とするところは、透明なポリエチレンテV
7タレート系樹脂シート上に高分子液状封入剤を積層す
ることにより、検体中に含まれる溶剤に不溶でかつ光透
過性に優れた顕微鏡用カバーグラスを提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は透明なポリエチレンテレフタレート系樹脂シー
ト上に高分子液状封入剤を塗布してなる顕微鏡用カバー
グラスにある。
本発明で用いられるポリエチレンテレフタレート系樹脂
としては透明性の良好なものであれば特に制限されるも
のではない。
具体例としては、エチレンテレフタV−)を構成単位と
する線状ポリエチレンテレフタレートのホモポリマー;
該単位成分と他の共重合し得る成分とのコポリマー;又
は、これらのホモポリマーとコポリマーとの混合樹脂等
が挙げられる。ここで、共重合し得る成分としては、従
来公知の酸成分及びグリコ−μ成分が使用可能であり、
具体的には、例えば、フタル酸、イソフタμ酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、ナフタレン−1,4−もしくは−2
,6−ジカμボン酸、ジフエニμエーテlv−4,4’
−ジカルボン酸等の酸成分;プロピレングリコ−!、ブ
チレングリコ−μ、ネオベンチルグリコ−μ、シクロヘ
キサンジメタツール、2.2−ビス(4−ヒドロキシエ
チルトプロパン等のグリコール成分;p−オキシ安息香
酸、p−ヒドロキシ安息香酸、p−ヒドロキシエトキン
安息香酸等のオキシ酸が挙げられる。該樹脂は、エステ
ル交換反応、又は直接のエステμ化反応によりテレフタ
ル酸とエチレングリコ−μとを重縮合させる等、通常の
重合法によって得ることができる。
又、ポリエチレンテレフタレート系樹脂V−トの厚みは
特に制限されるものではなく、用途、使用されるポリエ
チレンテレフタレート系樹脂の組成、光透過性により任
意に選択すればよい。
好ましい厚みとしては数十μ〜数百μである。
本発明で用いられる高分子液状封入剤は、プレパラート
グラスとカバーグラスを接着することとプレパラートグ
ラス上の観察検体を固定化することを目的とするもので
IJ)、光透過性に優れ、観察検体を破壊しないもので
あれば特に制限されるものではなく、例えばアクリル系
樹脂溶液やスチレン系樹脂溶液等が挙げられる。
又、プレパラートグラスとカバーグラスとの密着性が特
に要求される場合には、炭素数1〜19のアルキルメタ
クリレート、炭素数1〜19のアルキルアクリレート及
び官能基を有するエチレン性不飽和単量体混合物を重合
して得られるアクリル系樹脂を主成分とするものが好ま
しい。
上記アμキμメタクリレート、アルキμアクリレート及
び官能基を有するエチレン性不飽和単量体の好ましい混
合割合としてはアμキルメタクリレート40〜70重量
鋒、アμキμアクリレート10〜50重量%、官能基を
有するエチレン性不飽和単量体10〜20重量%である
上記アμキμアクリレートの具体例としてはメチルメタ
クリレート、エチρメタクリV−ト、N−ブチルメタク
リレート、t−ブチルメタクリレート、N−プロピルメ
タクリレート等が挙げられ、アμキμアクリレートの具
体例としては、メチμアクリv−ト、エチルアクリレ−
11N−ブナμアクリV−ト等が挙げられる。又、官能
基を有するエチレン性不飽和単量体の具体例としては、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ
プロピルメタクリレート、ジアミノエチルメタクリレー
ト、ジエチμアミノエチμメタクリV−)等が挙げられ
る。
どれらのアルキμメタクリV−ト、アμキμアクリレー
ト及びエチレン性不飽和単量体の3種から成る共重合体
は、いかなる組み合わせでも良いが、よシ好ましくは、
メチルメタクリレートとN−ブチルアクリレートと2−
ヒドロキシエチルメタクIJV )の共重合体が用いら
れる。
高分子封入剤は液状であることが必要であるが、上述し
たような樹脂を溶剤で溶解して用いればよい。又、場合
によっては樹脂を前述したようなアルキ/L/(メタ)
アクリレート等の重合性単量体に溶解し、プレパラート
グラス上にカバーグラスを乗せた後に重合させることも
できる。この場合重合は室温、熱、活性エネルギー線硬
化型いずれの方法も取り得る。
さらに、高分子封入剤を得る際に、重合を途中で停止さ
せた部分重合体を用いて、プレパラートグラス上にカバ
ーグラスを乗せた後に重合することもできる。
高分子液状封入剤の粘度は特に制限されるものではない
が、作業性等の観点から高分子封入剤の分子量としては
数千〜敵方のものが好ましい。
〔実施例〕
以下、実施例で具体的に説明する。
実施例1 厚み約100μのポリエチレンテレフタレートシート(
フェノ−/L//テトフクロロエタンー5 o/s O
(重量比)の溶媒中、25℃の測定値から求めた固有粘
度a7)上に、メチルメタクリレート50重量部、N−
ブチルアクリレ−130重量部及びジアミノエチルメタ
クリレート20重量部の単量体混合物を重合して得られ
た樹脂重量部を1〜17100重量部に混合溶解して得
られた高分子液状封入剤を厚み約10μ程度に塗布しカ
バーグラスを得た。
このカバーグラスの性能を評価するためにプレパラート
グラス上に上記のカバーグラスを乗せた後に高分子封入
剤中のトルエンを乾燥除去したカバーグラスとプレパラ
ートグラス積層体を作成し、該積層体の可視光線透過率
及びカバーグラスとプレバフ−ドグラスの密着性を表に
記載の方法で測定した。
又、表に示した各種溶剤に対するカバーグラス用樹脂シ
ートの耐溶剤性について評価した。
実施例2 高分子液状封入剤に用いる樹脂として、メチルメタクリ
レート60重量部、N−ブチルアクリレ−130重量部
及び2−ヒドロキシエチルメタクリレート10重量部か
らなる単量体混合物を重合して得られた樹脂を用いる他
は実施例1と同様にしてカバーグラスの性能を評価した
実施例3 高分子液状封入剤に用いる樹脂としてメチルメタクリレ
ート60重量部、N−ブチルメタクリレ−140重量部
からなる共重合体を用いる他は実施例1と同様にしてカ
バーグラスの性能を評価した。
実施例4 高分子液状封入剤に用いる樹脂としてボリスチVンを用
いる他は実施例1と同様にしてカバーグラスの性能を評
価した。
比較例1 カバーグラス用樹脂シートとして七μロースアセテート
(ダイセル化学工業(株)製)を用いる他は実施例1と
同様にしてカバーグラスの性能を評価した。
比較例2 カバーグラス用樹脂シートとしてポリ塩化ビニμ(シー
アイ化成(株)製)を用いる他は実施例1と同様にして
カバーグラスの性能を評価した。
以上、実施例及び比較例で得られた結果を一括して次表
に示す。
*1)可視光線透過率の評価方法 分光光度計を用いて、波長600 〜 11000nの範囲の垂直方向光線透過率の最低値を示
す。
*2)密着テスト プレバフ−トゲラス上に固着されたカ バーグラスをカミソリ等で2J角の細 片に切断し、セロハン粘着テープを貼 り、しかる後に粘着テープをはがして カバーグラスの密着性を肉眼テストに より評価した。
棗3)耐溶剤性テスト 樹脂試片を各種溶剤に浸漬し、溶解性 を評価した。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の顕微鏡用カバーグラスは
耐溶剤性に優れていることから広範な検体に適用が可能
でかつ光透過性に優れていることから高倍率での顕微鏡
観察が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の顕微鏡用カバーグラスの拡大側面図、
第2図は使用状態を示す側面図である。 図中1はカバーグラス、2は高分子液状封入剤層、5は
ブレバヲートグラスを示す。 + 1 図 ÷2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、透明なポリエチレンテレフタレート系樹脂シート上
    に高分子液状封入剤を塗布してなる顕微鏡用カバーグラ
    ス。 2、高分子液状封入剤が、炭素数1〜19のアルキルメ
    タクリレート、炭素数1〜19のアルキルアクリレート
    及び官能基を有するエチレン性不飽和単量体からなる単
    量体混合物を重合して得られるアクリル系樹脂を主成分
    とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の顕
    微鏡用カバーグラス。
JP9635085A 1985-05-07 1985-05-07 顕微鏡用カバ−グラス Pending JPS61254916A (ja)

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