JPS6125471A - 海苔の乾燥方法及び乾燥機 - Google Patents
海苔の乾燥方法及び乾燥機Info
- Publication number
- JPS6125471A JPS6125471A JP14574584A JP14574584A JPS6125471A JP S6125471 A JPS6125471 A JP S6125471A JP 14574584 A JP14574584 A JP 14574584A JP 14574584 A JP14574584 A JP 14574584A JP S6125471 A JPS6125471 A JP S6125471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laver
- seaweed
- electric field
- heater
- conveyor device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Edible Seaweed (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、板海苔あるいは味付海苔を乾燥する方法及
び乾燥機に関する。
び乾燥機に関する。
(従来の技術)
焼海苔に加工する場合、含有水分の多い海苔を海苔焼機
で焼《と、良好な焼色の焼海苔が得られない。従って焼
海苔にする為には、含有水分が15%前後ある板海苔を
含有水分が7〜8%以下になるまで乾燥する。
で焼《と、良好な焼色の焼海苔が得られない。従って焼
海苔にする為には、含有水分が15%前後ある板海苔を
含有水分が7〜8%以下になるまで乾燥する。
一方味付海苔の場合、味付加工した直後の海苔は含有水
分が多く、そのままでは商品化できない為、味付加工後
乾燥する。
分が多く、そのままでは商品化できない為、味付加工後
乾燥する。
この為従前では、比較的ゆっくりした速度で進行するコ
ンベヤーベルト上に海苔を載置し、この海苔上に遠赤外
線あるいは赤外線等の加熱光を照射すると共に熱風を吹
き付けて乾燥させていた。
ンベヤーベルト上に海苔を載置し、この海苔上に遠赤外
線あるいは赤外線等の加熱光を照射すると共に熱風を吹
き付けて乾燥させていた。
(発明が解決しようとする問題点)
従前公知の海苔の乾燥方法及び乾燥機による場合、乾燥
効率を高める為乾燥温度を高くすると、海苔の表面がこ
げたりあるいは味付液がこげてしまい、製品とならなく
なる問題点があった。又コンベヤー移送中に充分に海苔
を乾燥させる為には、相当に長いコンベヤーを使用しな
ければならず、大嵩な乾燥機とならざるを得ないという
問題点があった。
効率を高める為乾燥温度を高くすると、海苔の表面がこ
げたりあるいは味付液がこげてしまい、製品とならなく
なる問題点があった。又コンベヤー移送中に充分に海苔
を乾燥させる為には、相当に長いコンベヤーを使用しな
ければならず、大嵩な乾燥機とならざるを得ないという
問題点があった。
発明者は、上記問題点を解決する為、種々研究開発をし
ているが、高電圧によって発生する電場中におかれた水
は、その蒸発が自然蒸発の略1゜倍にも達する(浅耕効
果と云われている)ことを知った。
ているが、高電圧によって発生する電場中におかれた水
は、その蒸発が自然蒸発の略1゜倍にも達する(浅耕効
果と云われている)ことを知った。
この発明は、この浅耕効果を利用することによって、従
前の海苔の乾燥方法及び乾燥機に比べて、海苔をより効
率的に乾燥する新規な方法及び新規な乾燥機を提供する
ことを目的とする。
前の海苔の乾燥方法及び乾燥機に比べて、海苔をより効
率的に乾燥する新規な方法及び新規な乾燥機を提供する
ことを目的とする。
(問題点を解決する為の手段)
この為にこの発明の方法では、ニクロム線ヒータ、遠赤
外線ヒータ等の加熱体によって加熱され、及び又は熱風
によって加熱される加熱域中にシ高電圧発生装置によっ
て電場を発生させ、海苔を上記加熱域中の電場を通過さ
せることによって乾燥するようにしたことを特徴とする
。又この発明の乾燥機は、海苔を載置して移送するコン
ベヤー装置と、このコンベヤー装置に臨ませて配置した
ニクロム線ヒータ、遠赤外線ヒータ等の加熱体、熱風発
生体等の加熱装置と、海苔の移送域に電場を発生させる
為上記コンベヤー装置に臨ませて配置した高電圧発生装
置とから構成してなることを特徴とする。
外線ヒータ等の加熱体によって加熱され、及び又は熱風
によって加熱される加熱域中にシ高電圧発生装置によっ
て電場を発生させ、海苔を上記加熱域中の電場を通過さ
せることによって乾燥するようにしたことを特徴とする
。又この発明の乾燥機は、海苔を載置して移送するコン
ベヤー装置と、このコンベヤー装置に臨ませて配置した
ニクロム線ヒータ、遠赤外線ヒータ等の加熱体、熱風発
生体等の加熱装置と、海苔の移送域に電場を発生させる
為上記コンベヤー装置に臨ませて配置した高電圧発生装
置とから構成してなることを特徴とする。
(作用)
本発明では、海苔を加熱域中であって而も高電圧発生装
置によって発生された電場中を移送するから、加熱によ
っての水の蒸発と、電場による浅耕効果によっての水の
蒸発の相乗作用によって、海苔は効率よく乾燥される。
置によって発生された電場中を移送するから、加熱によ
っての水の蒸発と、電場による浅耕効果によっての水の
蒸発の相乗作用によって、海苔は効率よく乾燥される。
(実施例)
以下図面に示した好ましい実施例により本発明の詳細な
説明する。
説明する。
・図中1がコンベヤー装置で、両端のベルト車2゜2間
に無端ベルト3を掛は渡して構成しである。
に無端ベルト3を掛は渡して構成しである。
このベルト3は図示しない駆動源の駆動力を受けて循環
作動するようにしてあり、ベルト3上に海苔4.4を載
置して移送する。このベルト3は平ベルトでもよいが好
ましくは網目状のものがよい。
作動するようにしてあり、ベルト3上に海苔4.4を載
置して移送する。このベルト3は平ベルトでもよいが好
ましくは網目状のものがよい。
そして特に後述する高電圧発生装置との関連において、
このベルト3はテフロン等の非電導性材料によって構成
した網目状循環ベルトにすることが望ましい。即ちこの
ベルト3を非電導性材料によって構成することにより、
コンベヤー装置に絶縁加工を施さなくともよいという利
点がある。勿論このベルト3を金属性材料によって構成
した網目状ベルトとしてもよく、斯くした場合にはコン
ベヤー装置に絶縁加工を施す必要がある。
このベルト3はテフロン等の非電導性材料によって構成
した網目状循環ベルトにすることが望ましい。即ちこの
ベルト3を非電導性材料によって構成することにより、
コンベヤー装置に絶縁加工を施さなくともよいという利
点がある。勿論このベルト3を金属性材料によって構成
した網目状ベルトとしてもよく、斯くした場合にはコン
ベヤー装置に絶縁加工を施す必要がある。
図中5が加熱装置で、図示した実施例では上記コンベヤ
ー装置lの上下に臨ませて配置した加熱体6,6・・・
・・・と熱風発生体7とからなる。上記加熱体6,6・
・・・・・は遠赤外線ヒータが望ましいがニクロム線ヒ
ータでもよい。熱風発生体7は、上記コンベヤー装置1
に臨む下面に多数の送風孔8゜8・・・・・・を形成し
た中空箱体9と、この中空箱体9内に設けた多数のニク
ロム線ヒータの発熱体10゜10・・・・・・と送風機
11とからなる。
ー装置lの上下に臨ませて配置した加熱体6,6・・・
・・・と熱風発生体7とからなる。上記加熱体6,6・
・・・・・は遠赤外線ヒータが望ましいがニクロム線ヒ
ータでもよい。熱風発生体7は、上記コンベヤー装置1
に臨む下面に多数の送風孔8゜8・・・・・・を形成し
た中空箱体9と、この中空箱体9内に設けた多数のニク
ロム線ヒータの発熱体10゜10・・・・・・と送風機
11とからなる。
更に図中12が高電圧発生装置で、これは第1図に示す
実施例では、コンベヤー装置lに臨ませてそのベルト3
と多数の加熱体6との間に配置した網目状体か複数の平
行する帯状体からなる上位の電極14と、この電極14
に接続した高圧電源13と、コンベヤー装置1の上側の
ベルト3の下位に配置して接地した下位の電極15とか
ら構成されている。
実施例では、コンベヤー装置lに臨ませてそのベルト3
と多数の加熱体6との間に配置した網目状体か複数の平
行する帯状体からなる上位の電極14と、この電極14
に接続した高圧電源13と、コンベヤー装置1の上側の
ベルト3の下位に配置して接地した下位の電極15とか
ら構成されている。
第2図に示した実施例では、第1図に示した下位の電極
15を省略したものであり、第3図に示した実施例では
、第1図に示した上位の電極を省略し、加熱装置5の下
面板を上位の電極として置換したものである。
15を省略したものであり、第3図に示した実施例では
、第1図に示した上位の電極を省略し、加熱装置5の下
面板を上位の電極として置換したものである。
上記の通りの構成からなる本発明乾燥機の作用につき以
下説明する。
下説明する。
コンベヤー装置1を作動させてベルト3上に海苔4を載
置し、比較的ゆっくりとした速度で進行させる。この状
態で各加熱体6及び発熱体10を働かせて、加熱体6,
6・・・・・・により海苔4を加熱乾燥すると共に、送
I@機1工を回転さセて発熱体IOによって加熱された
熱風を送風孔8,8・・・・・・から送り出し海苔を乾
燥する。これと同1時に電極14に高電圧(2,0OO
V〜20,0OOV)を負荷して電極15間に電場を発
生させる。第2図示実施例の場合には、電極14と大地
間、第3図実施例の場合は中空箱体9の下面板と電極1
5間に電場を発生させる。斯くするとコンベヤー上の海
苔4は電場内にて送られるから、この電場によって生ず
る浅川効果により海苔4中の水分の蒸発が促進される。
置し、比較的ゆっくりとした速度で進行させる。この状
態で各加熱体6及び発熱体10を働かせて、加熱体6,
6・・・・・・により海苔4を加熱乾燥すると共に、送
I@機1工を回転さセて発熱体IOによって加熱された
熱風を送風孔8,8・・・・・・から送り出し海苔を乾
燥する。これと同1時に電極14に高電圧(2,0OO
V〜20,0OOV)を負荷して電極15間に電場を発
生させる。第2図示実施例の場合には、電極14と大地
間、第3図実施例の場合は中空箱体9の下面板と電極1
5間に電場を発生させる。斯くするとコンベヤー上の海
苔4は電場内にて送られるから、この電場によって生ず
る浅川効果により海苔4中の水分の蒸発が促進される。
即ち加熱作用と電場内の浅川効果の相乗作用によって迅
速に乾燥するのである。
速に乾燥するのである。
(発明の効果)
畝上の如く本発明乾燥方法並びに乾燥機によれば、従前
の加熱作用に加えて高電圧負荷によって生ずる電場内の
水分蒸発促進作用によって海苔の乾燥を迅速且つ確実に
行うことができる大きな効果を有する。
の加熱作用に加えて高電圧負荷によって生ずる電場内の
水分蒸発促進作用によって海苔の乾燥を迅速且つ確実に
行うことができる大きな効果を有する。
第1図乃至第3図は本発明乾燥方法及び本発明乾燥機の
夫々異なる実施例の正面図で一部を断面で示しである。
夫々異なる実施例の正面図で一部を断面で示しである。
Claims (3)
- (1)、ニクロム線ヒータ、遠赤外線ヒータ等の加熱体
によって加熱され、及び又は熱風によって加熱される加
熱域中に、高電圧発生装置によって電場を発生させ、海
苔を上記加熱域中の電場を通過させることによって乾燥
するようにしたことを特徴とする海苔の乾燥方法。 - (2)、海苔を載置して移送するコンベヤー装置と、こ
のコンベヤー装置に臨ませて配置したニクロム線ヒータ
、遠赤外線ヒータ等の加熱体、熱風発生体等の加熱装置
と、海苔の移送域に電場を発生させる為上記コンベヤー
装置に臨ませて配置した高電圧発生装置とから構成して
なることを特徴とする海苔の乾燥機 - (3)、上記コンベヤー装置が非電導性材料によって構
成した網目状循環ベルトからなることを特徴とする上記
特許請求の範囲第2項に記載の海苔の乾燥機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14574584A JPS6125471A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 海苔の乾燥方法及び乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14574584A JPS6125471A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 海苔の乾燥方法及び乾燥機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6125471A true JPS6125471A (ja) | 1986-02-04 |
Family
ID=15392165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14574584A Pending JPS6125471A (ja) | 1984-07-13 | 1984-07-13 | 海苔の乾燥方法及び乾燥機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6125471A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01135713A (ja) * | 1987-10-19 | 1989-05-29 | Third Sense Inc | 香り嗅ぎ棒 |
KR100822062B1 (ko) | 2007-01-29 | 2008-04-15 | 김원영 | 히팅 와이어용 불소수지 코팅 시스템 |
JP2008121350A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Yogo Jukin Sangyo Co Ltd | プッシュラッチ装置 |
JP2014129892A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Mitsubishi Electric Corp | 加湿装置 |
-
1984
- 1984-07-13 JP JP14574584A patent/JPS6125471A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01135713A (ja) * | 1987-10-19 | 1989-05-29 | Third Sense Inc | 香り嗅ぎ棒 |
JP2008121350A (ja) * | 2006-11-14 | 2008-05-29 | Yogo Jukin Sangyo Co Ltd | プッシュラッチ装置 |
KR100822062B1 (ko) | 2007-01-29 | 2008-04-15 | 김원영 | 히팅 와이어용 불소수지 코팅 시스템 |
JP2014129892A (ja) * | 2012-12-28 | 2014-07-10 | Mitsubishi Electric Corp | 加湿装置 |
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