JPS6125465B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6125465B2 JPS6125465B2 JP56206074A JP20607481A JPS6125465B2 JP S6125465 B2 JPS6125465 B2 JP S6125465B2 JP 56206074 A JP56206074 A JP 56206074A JP 20607481 A JP20607481 A JP 20607481A JP S6125465 B2 JPS6125465 B2 JP S6125465B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin
- walled
- tubular body
- welding
- walled tubular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 22
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 4
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 3
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 3
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K31/00—Processes relevant to this subclass, specially adapted for particular articles or purposes, but not covered by only one of the preceding main groups
- B23K31/02—Processes relevant to this subclass, specially adapted for particular articles or purposes, but not covered by only one of the preceding main groups relating to soldering or welding
- B23K31/027—Making tubes with soldering or welding
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、アルミ合金または銅合金等の熱伝
導が良い金属材料からなる薄肉パイプまたは薄肉
ベローズ等の薄肉管状体と厚肉のフランジ等の厚
肉部材との溶接方法に関するものである。
導が良い金属材料からなる薄肉パイプまたは薄肉
ベローズ等の薄肉管状体と厚肉のフランジ等の厚
肉部材との溶接方法に関するものである。
従来、パイプまたはベローズ等の管状体と厚肉
のフランジとを溶接する場合、管状体の肉厚が１
mmより厚いときは、第１図に示すようにフランジ
２の孔に管状体５の端部を嵌合して隅肉盛溶接６
により結合している。
のフランジとを溶接する場合、管状体の肉厚が１
mmより厚いときは、第１図に示すようにフランジ
２の孔に管状体５の端部を嵌合して隅肉盛溶接６
により結合している。
しかし、肉厚が１mm以下の薄肉管状体の場合
は、隅肉盛溶接が困難であるので、第２図に示す
ようにフランジ２の内周に予め薄肉管状体１とほ
ぼ同一厚さの薄肉開先３を設け、その薄肉開先３
と薄肉管状体１とを電子ビームにより共付溶接す
るのが一般的であつた。
は、隅肉盛溶接が困難であるので、第２図に示す
ようにフランジ２の内周に予め薄肉管状体１とほ
ぼ同一厚さの薄肉開先３を設け、その薄肉開先３
と薄肉管状体１とを電子ビームにより共付溶接す
るのが一般的であつた。
しかし、薄肉管状体の材質がアルミ合金または
銅合金等である場合は、薄肉管状体の熱伝導が良
くかつ鉄鋼に比べて融点が低いので、溶接時にお
ける投入熱量に対し、溶融部分を狭い範囲に押え
ることが困難であつた。
銅合金等である場合は、薄肉管状体の熱伝導が良
くかつ鉄鋼に比べて融点が低いので、溶接時にお
ける投入熱量に対し、溶融部分を狭い範囲に押え
ることが困難であつた。
このため第３図に示すように、厚肉の金属板か
らなる吸熱用治具７を薄肉管状体１の端部に嵌入
し、その治具７により熱を吸収させながら溶接を
行なうことも行なわれている。しかしながら、こ
の方法の場合は、治具７と薄肉管状体１との接合
部分からの熱リークの信頼性に問題があつた。
らなる吸熱用治具７を薄肉管状体１の端部に嵌入
し、その治具７により熱を吸収させながら溶接を
行なうことも行なわれている。しかしながら、こ
の方法の場合は、治具７と薄肉管状体１との接合
部分からの熱リークの信頼性に問題があつた。
この発明は、前述の問題を有利に解決し溶接性
を改善できる薄肉管状体の溶接方法を提供するこ
とを目的とするものである。
を改善できる薄肉管状体の溶接方法を提供するこ
とを目的とするものである。
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明す
る。
る。
第４図および第５図はこの発明の実施例を示す
ものであつて、アルミ合金または銅合金等のよう
に熱伝導性が良くかつ融点が低い金属材料からな
る薄肉管状体（第４図の場合は薄肉ベローズ、第
５図の場合は薄肉パイプ）１の端部が、薄肉管状
体と同種の材料からなる厚肉部材２における薄肉
開先３を有する透孔に嵌入され、かつ前記薄肉管
状体１の端部の内側には、熱伝導が良くかつ溶接
し易い金属材料例えばアルミ合金または銅合金か
らなり厚肉部材２よりも熱容量の小さい金属製円
筒体４が嵌入され、次に前記薄肉管状体１の端部
と薄肉開先３と円筒体４とがTIG溶接により共付
溶接される。
ものであつて、アルミ合金または銅合金等のよう
に熱伝導性が良くかつ融点が低い金属材料からな
る薄肉管状体（第４図の場合は薄肉ベローズ、第
５図の場合は薄肉パイプ）１の端部が、薄肉管状
体と同種の材料からなる厚肉部材２における薄肉
開先３を有する透孔に嵌入され、かつ前記薄肉管
状体１の端部の内側には、熱伝導が良くかつ溶接
し易い金属材料例えばアルミ合金または銅合金か
らなり厚肉部材２よりも熱容量の小さい金属製円
筒体４が嵌入され、次に前記薄肉管状体１の端部
と薄肉開先３と円筒体４とがTIG溶接により共付
溶接される。
このようにして溶接を行なうと、溶接時の熱に
より円筒体４が膨張すると共に、その膨張する円
筒体４により薄肉管状体１の端部が厚肉部材２に
押付けられるので、薄肉管状体１の端部と厚肉部
材２および円筒体４との間に間隙が生じないの
で、溶接を容易にかつ確実に行なうことができ
る。
より円筒体４が膨張すると共に、その膨張する円
筒体４により薄肉管状体１の端部が厚肉部材２に
押付けられるので、薄肉管状体１の端部と厚肉部
材２および円筒体４との間に間隙が生じないの
で、溶接を容易にかつ確実に行なうことができ
る。
なお前記薄肉管状体１の端部の肉厚は１mm以下
であり、かつ前記円筒体４の肉厚は薄肉管状体１
の肉厚の約２〜５倍が最適である。
であり、かつ前記円筒体４の肉厚は薄肉管状体１
の肉厚の約２〜５倍が最適である。
従来は薄肉ベローズ等の薄肉管状体の溶接は電
子ビーム溶接でないと不可能とされていたが、こ
の発明の方法を採用すれば、前記従来の吸熱用治
具を用いることなくTIG溶接により薄肉ベローズ
の溶接を行なうことができ、かつ溶接部の補修も
可能である。また薄肉ベローズの材質の関係上、
共付溶接ができない場合は、溶加棒を使用して容
易に溶接を行なうことができる。
子ビーム溶接でないと不可能とされていたが、こ
の発明の方法を採用すれば、前記従来の吸熱用治
具を用いることなくTIG溶接により薄肉ベローズ
の溶接を行なうことができ、かつ溶接部の補修も
可能である。また薄肉ベローズの材質の関係上、
共付溶接ができない場合は、溶加棒を使用して容
易に溶接を行なうことができる。
この発明によれば、薄肉管状体１の端部をフラ
ンジ等の厚肉部材２における薄肉開先３内に嵌入
し、かつ前記薄肉管状体１の端部の内側には、金
属製円筒体４を嵌入し、前記薄肉管状体１の端部
と薄肉開先３と金属製円筒体４の端部とを相互に
接合させて溶接するので、溶接時の熱により前記
金属製円筒体４を膨張させると共に、その円筒体
４の膨張力により、円筒体４、薄肉管状体１およ
び厚肉部材２を、それらの間に間隙が生じないよ
うに圧接させた状態で、それらを確実に溶接する
ことができ、かつ溶接熱を薄肉管状体１の端部の
内外両側に配置された厚肉部材２および円筒体４
に吸収させて、薄肉管状体１の溶融を防止するこ
とができるので、溶接加熱時間を長くとつて溶接
を容易にかつ確実に行なうことができ、さらに薄
肉管状体１の端部とその内外両側に配置された円
筒体４および厚肉部材とが相互に溶接により結合
されているので、薄肉管状体１の端部の溶接結合
部付近の強度を大きくすることができると共に溶
接部の補修も可能である等の効果が得られる。
ンジ等の厚肉部材２における薄肉開先３内に嵌入
し、かつ前記薄肉管状体１の端部の内側には、金
属製円筒体４を嵌入し、前記薄肉管状体１の端部
と薄肉開先３と金属製円筒体４の端部とを相互に
接合させて溶接するので、溶接時の熱により前記
金属製円筒体４を膨張させると共に、その円筒体
４の膨張力により、円筒体４、薄肉管状体１およ
び厚肉部材２を、それらの間に間隙が生じないよ
うに圧接させた状態で、それらを確実に溶接する
ことができ、かつ溶接熱を薄肉管状体１の端部の
内外両側に配置された厚肉部材２および円筒体４
に吸収させて、薄肉管状体１の溶融を防止するこ
とができるので、溶接加熱時間を長くとつて溶接
を容易にかつ確実に行なうことができ、さらに薄
肉管状体１の端部とその内外両側に配置された円
筒体４および厚肉部材とが相互に溶接により結合
されているので、薄肉管状体１の端部の溶接結合
部付近の強度を大きくすることができると共に溶
接部の補修も可能である等の効果が得られる。
第１図ないし第３図は従来の薄肉管状体の溶接
方法を示す縦断側面図、第４図および第５図はこ
の発明の薄肉管状体の溶接方法を示す縦断側面図
である。 図において、１は薄肉管状体、２は厚肉部材、
３は薄肉開先、４は金属製円筒体である。
方法を示す縦断側面図、第４図および第５図はこ
の発明の薄肉管状体の溶接方法を示す縦断側面図
である。 図において、１は薄肉管状体、２は厚肉部材、
３は薄肉開先、４は金属製円筒体である。
Claims (1)
- １ 薄肉管状体１の端部をフランジ等の厚肉部材
２における薄肉開先３内に嵌入し、かつ前記薄肉
管状体１の端部の内側には、金属製円筒体４を嵌
入し、前記薄肉管状体１の端部と薄肉開先３と金
属製円筒体４の端部とを相互に接合させて溶接す
ることを特徴とする薄肉管状体の溶接方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20607481A JPS58107293A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 薄肉管状体の溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20607481A JPS58107293A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 薄肉管状体の溶接方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58107293A JPS58107293A (ja) | 1983-06-25 |
| JPS6125465B2 true JPS6125465B2 (ja) | 1986-06-16 |
Family
ID=16517392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20607481A Granted JPS58107293A (ja) | 1981-12-22 | 1981-12-22 | 薄肉管状体の溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58107293A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4222261B2 (ja) * | 2004-06-17 | 2009-02-12 | パナソニック株式会社 | アルミニウムアキュームレータの溶接構造および溶接方法ならびに熱交換器 |
| JP6900348B2 (ja) * | 2018-05-23 | 2021-07-07 | 株式会社鷺宮製作所 | 溶接構造および弁装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5434432B2 (ja) * | 1976-06-03 | 1979-10-26 | ||
| JPS5543738U (ja) * | 1978-09-13 | 1980-03-21 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5434432U (ja) * | 1977-08-12 | 1979-03-06 |
-
1981
- 1981-12-22 JP JP20607481A patent/JPS58107293A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5434432B2 (ja) * | 1976-06-03 | 1979-10-26 | ||
| JPS5543738U (ja) * | 1978-09-13 | 1980-03-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58107293A (ja) | 1983-06-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4556240A (en) | Corrosion-resistant, double-wall pipe structures | |
| US6701598B2 (en) | Joining and forming of tubular members | |
| JPS60164089A (ja) | チタン内張２重管とチタン管板との組付方法 | |
| JPS6125465B2 (ja) | ||
| JP4252776B2 (ja) | 鋼管膨張型ロックボルトの管端部封止方法 | |
| JPH0835789A (ja) | 熱交換器及び熱交換器の管板と伝熱管との封止方法 | |
| JPS5989997A (ja) | ヒ−トパイプとその製造方法 | |
| JPS6311120B2 (ja) | ||
| JPH1094879A (ja) | パイプフレームの接合構造体およびその接合方法 | |
| JPH0242588B2 (ja) | ||
| US3015508A (en) | Tube-to-tube sheet fabrication | |
| JPS59113970A (ja) | 接合方法 | |
| JPS5921269B2 (ja) | 管板と管のシ−ル溶接方法 | |
| JPH0325719Y2 (ja) | ||
| JPS58188584A (ja) | 金属管と金属板との接合方法 | |
| RU2106230C1 (ru) | Способ изготовления паяной телескопической конструкции | |
| JPH05285644A (ja) | アルミニウム材と異種金属材との接合方法 | |
| JPH03169440A (ja) | アルミニウム製二重管式熱交換器の製造方法 | |
| KR840008502A (ko) | 튜브 결합체 및 결합 방법 | |
| JPH0619970Y2 (ja) | 二重管式熱交換器の端部接合構造 | |
| JPH07132420A (ja) | ボイラ炉壁管の補修方法 | |
| JPS58110174A (ja) | 溶接方法 | |
| JPH0114477B2 (ja) | ||
| JPS6347422Y2 (ja) | ||
| JPS639121B2 (ja) |