JPS6125436A - クツキ−の組織平衡化法 - Google Patents

クツキ−の組織平衡化法

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JPS6125436A
JPS6125436A JP9587585A JP9587585A JPS6125436A JP S6125436 A JPS6125436 A JP S6125436A JP 9587585 A JP9587585 A JP 9587585A JP 9587585 A JP9587585 A JP 9587585A JP S6125436 A JPS6125436 A JP S6125436A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は二重組織型クラム連続性クツキーにおける組織
平衡化(、texture aqulbr目atlon
)を加速する方法に関するものである。特に、組織の平
衡化は糖分結晶速度の増大によって加速される。
〔発明の背景〕
クツキーの各部の糖分結晶を制御することにより、外側
がカリカリ(arkapy)  で内側が粘っこい(a
hewy)独特の貯蔵安定法の二分組織を有するクラム
乃至中味(ar+amb )連続性クツキーが作られて
いる。一方は難結晶性糖分を含有し、他方は通常の易結
晶性糖分を含有する複数の生地乃至ドウ(dough 
)を焼上がり前のクツキーの内部で個別の区域に偏在す
るようにしたクツキー製造方法により、カリカリ組織を
成す部分と粘っこい組織を成す部分とを有するクツキー
に焼上げられる下地が作られる。この型のクツキーは、
/りtO隼72月−日出願、/りlrL年7月g日公表
のホンダおよびブラップスの欧州特許出願第347/♂
号に記載されており、これを引用として加える。これら
のクツキーは種々の積層技術を周込て一種または2種以
上の生地を積層することによって製造される。
17?2#−を月17日に発行されたヤングクイストほ
かの米国特許第1Aj444げ6り号は、酵素活性によ
って糖分結晶を制御するようにした単種の生地から貯蔵
安定性のある粘っこい組織とカリカリ組織とを有するク
ツキーを製造する方法を記述している。水活性の操作は
、クツキーの特定部分において酵素を活性化しまた不活
性化するために使用される/りの手段である。故に、酵
素が活性の区域における糖類および/または殿粉は不結
晶性または難結晶性の混合物に転化され、これに対して
酵素が不活性の区域においてはシ冒糖の結晶構造が保存
される。このようにして得られた生地と焼上りクツキー
のクラ五区域は貯蔵安定性の粘性組織とカリカリ性組織
とをそれぞれ含む。
クツキーが古くなることが糖類の結晶プロセスであるこ
とは公知である。通常の単一組織クツキーの場合、焼上
げ直後の最初のカリカリ性は乾燥した外側面によるも′
のである。次の1時間内に糖分は自発的に結晶し始め、
水分は、比較的高い水活性を有する内部から、水分の欠
乏した外側面に泳動する。時間と共に糖類が結晶するに
従って、クツキーは固くなる。パンの老化と異な9、ク
ッキー内部のこのような変化は加熱によって逆転される
ことができず、これはクツキーの殿粉が戻り作用を受け
ていないことを示す。
二重組織クツキーの場合、クツキーの個別区域の中にお
込て難結晶性糖類を使用することにより、または酵素を
使用することによυ、糖類の結晶が抑止される。故K、
これらのクツキーは代表的な老化プロセスを受けない。
その代9に、糖類の結晶は特定の個別区域においてのみ
進行することを許される。これKより、カリカリ区域と
粘性区域との局在を制御することができる。二重組織ク
ツキーにおける糖類結晶プロセスは、両方の組織を貯蔵
安定状態に平衡化する。各区域がそれぞれの組織を保持
し、高度に望ましい組織平衡状態を生じる。
糖類結晶の操作によって作られるこの型のクツキーは、
組織平衡に至る前に、結晶性糖類が無定形(ガラス質)
状態から結晶状態への移行過程にある時に、調質期間を
必要とする。この期間中に、内部から外部への水分移動
の故に外側カリカリ区域が少し軟化し、次に再びカリカ
リ状態となる。
粘性区域はとわくなシ、次に再び粘性となることがある
。組織平衡状態に達する前に、λカ月またはこれ以上の
調質期間が必要とされる。故にこの状態に達するために
必要とされるこの調質期間の短縮または除去が望ましい
であろう。
従って、本発明の目的は、二重組織クラム連続性クツキ
ーにおける組織平衡化を加速する方法において、糖類結
晶の操作によって組織を形成するようKした方法を提供
するにある。
本発明のさらに他の目的は、この型のクツキーにおける
糖類結晶速度を増大する方法を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、表面再水和によってこの型
のクツキーの組織平衡化を加速する方法を提供するにあ
る。
本発明の他の目的は、糖類の粒径の変動によってこの型
のクツキーの組織平衡化を加速する方法を提供するにあ
る。
本発明のさらに他の目的は、糖類と小麦粉(flour
)の比率の変更によってこの型のクツキーの組織平衡化
を加速する方法を提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、難結晶性糖類と易結晶性糖
類との量の操作によってこの型のクツキーの組織平衡化
を加速する方法を提供するにある。
本発明のこれらの目的およびその他の目的は下記の説明
から明らかとなろう。すべてのチは特記なき限り重を憾
とする。
〔発明の開示〕
本発明は貯蔵安定性カリカリ組織の個別区域と貯蔵安定
性の粘性組織の個別区域とを内部に分布されたクラム連
続性クツキーにお込て組織平衡化を達成するための時間
を短縮する方法において、クツキーの外側区域中の糖類
結晶速度を増大する段階を含む方法にある。糖類結晶速
度は、クツキーを外部湿分源に露出する方法、クツキー
の外側区域中の難結晶性糖類レベルを低下させる方法、
特定の糖類レベルにっ謁て易結晶性糖類の粒径を縮小さ
せる方法、易結晶性糖類と小麦粉との比率を増大させる
方法、クツキー生地中の湿分レベルの増大、よジ高い湿
分を有するようにクツキーを焼上げる方法、またはその
地回等の方法によって増大させるととができる。
以下本発明を図面沈水す実施例について詳細に説明する
。図/〜りにお込て、すべてのクツキーは70″F(,
21℃)で貯蔵された。図/〜りにおいて、粘性組織は
符=0によって表わされ、grn、 −am。
x 1o−2で示され、またカリカリ組織は符号・によ
って表わされ、クツキー当りのピーク数で示される。
〔好ましい実施態様の説明〕
本明細書において使用される用語“組織平衡(taxt
ural equlbrlrm )”とはi組織に関す
る物理化学的および構造的特性と組織の変更に関する物
理化学的プロセスと構造プロセスが製品の所望の使用寿
命と貯蔵条件とに関してほぼ定常状態に達した時点を意
味する。たとえば多くのクツキーは、時間の進行と共に
対数的またはシグモイダルなプロセスを経由してその平
衡組織に達する。
このような場合、相対的屈折点および/または時定数を
比較的簡単に求めることができる。すべての場合におい
て、クツキーの最大使用寿命をはるかに越えたゆっ〈シ
とした長期プロセスおよび組の比率を意味する。製品と
その組成物の水活性は公知の物理化学的技術と市販の計
器とを用いて測定することカーできる。クツキーは代表
的には、約0.2j〜約θ、toの水活性を有する。本
発明の好ましいクツキーは約O5μ〜約0.7の間の水
活性を有する。
本明細書に使用される用語″調質(temperlng
)”とは、クツキーを約6!;ア(73℃)〜約りj”
F(3j°ご)の温度範囲で、組織の平衡化を達成する
に十分な期間、包装状態で保持することを意味する。
本明細書におりて使用される用語“易結晶性糖類(re
adlly aryatalllzabla−auga
r ) ”とは、家庭で焼かれる型の半湿潤クツキーの
中に見られる水分条件および水活性条件で容易にまた自
発的に結晶する単糖類または三糖類、あるいは単糖類お
よび/または三糖類の混合物を意味する。ショ糖(スク
ロース)は、この点で容易に入手される食用糖類のうち
で実際上独特なものであって、正常調理システム中にお
いて約0..26〜0.rの水活性レベルで自発的に結
晶する。易結晶性糖類が全糖類の81以上を占める易結
晶性糖類と他の単糖類および/または三糖類との混合物
は純粋易結晶性糖類と類似の結晶行動を示す。
″難結晶性糖類(crystallizat10n−r
esistantsugar )”とは、ホームベーキ
ング型の半湿潤クツキーに見られる水分と水活性におい
て、同一条件でのショ糖よジ実質的に遅く結晶し、代表
的には少なくとも/カ月〜6ケ月間は未結晶状態に留ま
る単糖類または三糖類、あるいは単糖類および/または
三糖類の混合物を意味する。特によい難結晶性糖類は、
果糖(フルクトース)、右旋糖(デキストロース)、お
よび果糖と右旋糖とを少なくとも約is重量%、含有す
る糖類混合物、およびその溶液である。他の糖類はプシ
コース、フルクトース、ソルボース、タガトース アロ
ース、アルドロース、マノース、クロース、イドース、
カラケトース、クロース、マルトースおよびラクトース
である。
また用語“難結晶性糖類”とは、易結晶性糖類と糖類結
晶抑止剤との組合せを含む。
本明細書に使用される単糖類と三糖類は業界公知の化合
物である。単槙類は実験式(CH20)n を有し、こ
とにnは3またはこれ以上である。通常の単糖類の炭素
スケルトンは非枝分しであって、7個の炭素原子を除く
各炭素原子がそれぞれ7個の一〇H基を持つ、他の7つ
の炭素原子は一般にアセタール結合またはケタール結合
として結合されている。アルドース型およびケトース型
、直鎖状、およびピラノース型またはフラノース型のヘ
キソースがこの場合に好ましい。ケトヘキソースはプシ
コース、フルクトース、ソルボース、およびタカドース
を含み、アルドヘキソースはアロース、アルドロース、
クルコース、イドース、カラケトースおよびクロースを
含む。
三糖類はグリコジッド結合によって結合された2分子の
単糖類から成る。もっとも一般的な三糖するケトヘキソ
ースを意味スる。
0CH2 C=O ■ OCH COH COH H2oa フルクトースは普通に入手される難結晶性の食品需要単
糖類であって、この場合の条件のもとに無限に、顕著な
結晶を示さない。デキストロース(グルコース)とナル
ドースも難結晶性を示す。
さらに、易結晶性糖類と、その他の糖類の混合物におい
て、易結晶性糖類が全糖類混合物の81以下の混合物は
、糖類系全体が離結晶スビーシズである場合に予想され
るものと同程度の難結晶性を示す。易結晶性糖類と、他
の糖類との比″”4ro+〃が好ましく、易結晶性糖類
と池の糖類との7j:おの比率が最も好ましく、この後
者の混合物は、クツキーの寿命に比べて、本質的に無限
に不結晶状態に留まる。
一込換えるならば、易結晶性糖類は、難結晶性糖類の存
在によって結晶を抑止される。易結晶性糖類の結晶のお
くれは、混合物中の難結晶性糖類の量に関連してbる。
故に、糖類の組成と結晶を完了するまでの時間との相互
関係は連続体である。
本発明のクツキーは、好ましくは、少なくとも一層の内
側生地を少なくとも一層の別個の外皮生地の内部に包囲
してなる複数生地の積層構造とする。しかしながら、本
発明の種々の範囲内において、他の型の積層構造を種々
の技術によって形成することができる。好ましい実施態
様においては、主として難結晶性糖類を含有する生地が
粘性組織を有する焼土がクツキー内部を成し、また主と
して易結晶性糖類を含有する生地が焼土がククッキーの
カリカリ性組織区域を成す。最も好まし5積層構造にお
いては、第1生地すなわち外側生地がより多量の易結晶
性糖類を含有し、この外側層が、より多量の難結晶性糖
類を含有する第2生地または内側生地を包囲する。
本発明は、二重組織のクラム連続性クツキーにおいて、
糖類結晶速度を増大することにょジ組織平衡化を加速す
る方法に関するものである。この平衡化期間中、これら
のクツキー内部の湿分け、クツキーの中心部から外面部
に泳動しまた逆方向に泳動する。二種の生地から成る生
地ボールをオープンの中に約/弘チ湿分て装入し、この
オーブンから約AS湿分て出す。しかし水分は焼土が9
クツキ一全体に均等に分希されて込るのではない。
クツキーの上端と縁部はきわめて乾燥しており、これに
対してその中心部が湿分の大部分を保持している。これ
は不平衡状態である。クツキーの外側区域が乾燥しすぎ
てbて、中心部から水分が泳動して外側区域を再水和(
rshydrate )する。易結晶性糖類の無定形状
態は吸湿性であって、熱力学的に不安定であり、十分な
水分が存在すれば結晶する。十分な水分が吸収されれば
、糖類ガラス質の粘度が低下し、糖類分子が結晶するこ
とのできる程度の可動性を5る。このような事態の組合
わせにより、最初の数日の平衡化期間中に、クツキーの
表面および縁部の湿分が急速に増大し、クツキー中心部
の湿分が減少する。
平衡化期間中のクツキー中心部からの湿分の損失は、2
〜3%の湿分低下を生じ、その結果、内側生地の難結晶
性糖類およびその他の親水性成分に対して与えられるべ
き水分の低下を生じる。この変化による粘度の増大は大
であって調質期間中のクツキー中心部の生地の試食品質
に影響する。
内側生地は水分の減少と共にこわさくtoughnes
s)が増大する。。
易結晶性糖類が結晶する忙従って、クツキーの外側区域
の吸湿性が低下し、外側部分の中の水の一部が放出され
て、クツキー中心部に逆泳動し、可塑剤として作用し、
従ってクツキー中心部の粘度と対応のとわさを低下させ
る。易結晶性糖類の結晶は外側部分のカリカリ性を生じ
、その結果、調質されたクツキーの二分的味覚品質を生
じる。
調質期間の第1部分における組織平衡化に際して、クツ
キーの縁部の湿分は製造直後の非常に低い水準(約λ〜
3チ)から出発して、≠〜!日以内按、はるかに高いレ
ベル(約jL)K近づ<。
次にこの湿分は非常にゆっくりと約μ〜μ、j%の平衡
値に向かって低下する。同一期間中に、クツキーの中心
部は逆のプロセスを通シ、約り〜10%の高い湿分レベ
ルから出発して、最初のμ〜j日間K、急速に約7〜r
チまたはこれ以下に低下し、次に数週間にわたってもし
十分な湿分があればざ〜Ls*の範囲にゆっくりと戻る
。クツキーの上端と底部は縁部と同様に行動するが、こ
れほど極端ではない。クツキーの外側3部分、すなわち
上端部、縁部および底部は同一の最終平衡点に近づくよ
うに思われる。
との湿分平衡化プロセスは水活性測定手段によってモニ
タすることができる。クツキーの縁部の水活性は最初に
非常に低込価であるが、クツキー中心部の水活性は比較
的高b0これらλつの価が同一の平衡値に近接する。全
体湿分含有量の高いクツキーは、それだけ高い水活性に
おいて平衡化する。
クツキーの外側部の糖類の結晶が外側部のカリカリ性を
生じて組織二分状態を生じるが故に、外側部の糖類結晶
速度の加速が組織平衡に達する速度を加速する。本発明
のプロセスにおいて糖類結晶速度を増大するための任意
適当な手段を使用することができる。たEえは、無定形
状態にある易結晶性糖類の可動性を増大すれば、結晶の
ための核発生部位への拡散速度を増大する。同じく、易
結晶性糖類分子が核形成部位まで拡散する距離、すなわ
ち拡散行程長さの短縮は、結晶速度を増大させる。
二重組織クラム連続性クツキーにおいて組織平衡化を加
速するために糖類結晶速度を増大する1つの方法は、焼
上げ後のクツキーを外部湿分源に対して露出してクツキ
ー表面を再水和するにある。
焼土かや直後のクツキー表面の水蒸気処理は、クツキー
を外部湿分源に露出する適当な手段である。
第2の手段は、クツキーを収容した閉じた容器の中に湿
分を噴入するにある。第3の手段は、クツキーを高湿度
環境、すなわちクツキー表面の湿分水準より高い湿度の
環境Kjl出するにある。他の同等の技術も使用するこ
ともできる。焼上げ後に、クツキー表面は非常に脱水さ
れ、クツキーが冷却するに従って、易結晶性糖類が不動
化され、はとんど結晶が生じな−。クツキー外部からク
ツキーれ、これによって易結晶性lfN@の可動性を増
大する。クツキー内部の湿分移動よりは外部から表面の
手段であって、これによりこの型のクツキーが組織平衡
に達する時間を短縮させる。焼土がシ後の再水和処理の
も5/っの利点は、製品をより長い時間部上げて、より
多くの風味を発生し、そののち適当湿分水準まで調整し
て組織の平衡性を増進できることにある。
二重組織型クラム連続性クツキーにおける組織平衡化を
加速する第2法は、クツキーの外側区域中にある難結晶
性糖類のレベルを低下させるととKよって糖類結晶速度
を増大するにある。難結晶性糖類は無定形(ガラス質)
状態にある易結晶性糖類分子の移動を低減させ、結晶の
ために核形成部位まで拡散する速度を低下させる。故に
、クツキーの外側を域の生地中の難結晶性糖類レベルを
低下させることは、易結晶性糖類の拡散と結晶の速度を
増大させる。難結晶性糖類のレベルはQ重il係まで低
下させることができ、これKよシフツキ−外部には難結
晶性糖類が存在しなくなる。
縮小させることによって糖結晶を促進するにある。
シ曹類結晶のためKはシ藁糖結晶のみが核形成剤として
有効であることは公知である。シl糖に対する不均質核
形成剤として作用する他の物質はきわめて少ない。また
限られた可動性状態においては、均軍核形成はきわめて
困難であり、可能性が少ない。焼上げ中に溶解すること
のない生地中のシl糖結晶が次の結晶作用の核として作
用するものと考えられる。比較的小さ込粒径を有するシ
ョ糖を使用することにより、焼上げに程後に残存するシ
ョ糖結晶の密度を増大することができ、これによp、非
結晶ショ糖が核形成部位に達するまで拡散しなければな
らない平均距離を短縮させることができる。この拡散行
程長さの短縮はショ糖結晶速度を増大し、組織平衡化を
加速する。しかし、易結晶性糖類の粒径は最適でなけれ
ばならない。
もしとの粒径が小さすぎれば、焼上げ工程中1cIi類
全部の溶解が生じ、その結果、核形成部位が減少する。
下表Aは、S、 A、マッツおよびT、 D、 ffツ
ツ著、クツキーとクラッカーのテクノロジー、第2版、
A、 V、 I出版社、ウェストボート、CT、p、j
7(/り7f)から取られたものであって、一般に市販
されている易結晶性糖類の代表的スクリーン分析を示す
コンフエクシm+AAないしベーカースースペシャルの
粒径を有する易結晶性糖類がその粒径の低下に従って糖
類結晶速度を増大させるために適当であることが発見さ
れた。スメ/ダート パウダードロXまたはこれ以下の
粒径な使用することは、結晶速度を効果的に増大しない
ことが発見された。少なくとも約110重量憾がU、S
、スクリーンメツシュ♂Oの上に残るスタンダード※グ
ラニュレーテッドの粒径な有する易結晶性糖類がこの場
合に使用するのに好ましい。少なくとも約30重量憾が
U、 S、スクリーンメツシュ100の上に残るベーカ
ーズ・スペシャルの粒径を有する易結晶性糖類が本発明
の方法において使用するのに最も好まし℃1゜ 二重組織型クラム連続性クツキーの組織平衡化を加速す
る第仏法は、焼土が#)クツキーの外側区域を成す生地
における易結晶性糖類/小麦粉比を増大することによっ
て糖類結晶速度を加速するにある。この場合、約1.3
:lまでの易結晶性糖類/小麦粉比が適当である。好ま
しい比は約1.l:lである。またこの技術は焼上げ工
程後に残存する易結晶性糖類結晶の密度を増大すること
により、易結晶性糖類分子が核形成部位に到達するまで
の平均拡散距離を短縮させる。この拡散性根の長さの短
縮は、糖類結晶速度を増大し、また組織平衡化を加速す
る。
組織平衡化を加速する第!法は、クツキーの内側区域の
生地における全体湿分レベルを増大するにある。好まし
くは、高レベルの難結晶性糖類を含有する生地において
湿分レベルを増大させる。
湿分レベルは約2.2重量鴫の範囲内で変動させること
ができる。好ましくは、約2重量憾の範囲内で変動させ
る。もし高レベルの易結晶性糖類を含有する生地におい
て、す7(わちクツキーの外側区域を成す生地において
湿分レベルを増大させれば、焼上げ中に易結晶性糖類が
溶解して、核形成部位を低下させることになる。
組織平衡化を加速する第6法は、クツキーをよ)高い湿
分目標値まで焼上げるにある。すなわち。
クツキーは焼上げられた状態において、よシ多量の全湿
分含有量を有するように、より短い時間、あるいはよシ
低い温度で、またはその両方で、または当業者には公知
の他の条件で焼上げられる。
焼上げられたクツキーの湿分は約!、夕重量憾の範囲に
わたって変動することができる。好ましくは。
約2重量憾の範囲で変動される。
糖類結晶の操作によって作られる二重組織型クツキーの
場合、組織平衡状態が得られるまでにλカ月またはそれ
以上の調質期間が必要とされる。
糖類結晶速度の増大は組織平衡化を加速する。糖類結晶
速度を増大するための前記のプロセスを使用すれば、調
質時間を約3日以下まで、しばしば約73日以下まで減
少させることができる。これらの技術を同時的に組合わ
せて使用すれば、調質時間を約77日またはこれ以下に
短縮することができる。
本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その
主旨の範囲内において任意に変更実施できる。糖類結晶
速度の増大は、どのように実施されても二重組織型クラ
ム連続性クツキーの組織平衝化を加速する。
〔テストと評価〕
前記のクツキーを分析するために下記のテスト法を使用
した。
A、直径と厚さ 一方の側面の末端に高くなった縁部を備え、ゲージに沿
って水平に移動しゲージの他端を成すプラスチックブロ
ックを備えた定規型リニヤゲージを使用してクツキーの
直径を測定した。r個のゲージをゲージ面上に隣接配置
した。これらのクツキーが相互に接触し、またゲージの
隆起した側面と末端に接触するように配置した。プラス
チックブロックを2番目のクツキーの縁に接触させ、ゲ
ージを0.01インチ誤差で読み取った。すべてのクツ
キーをりO0回転させ、測定を繰シ返した。これら2回
の測定の平均値をrで割って、クツキーの平均直径を得
た。
直径の測定に使用されたゲージの一端に、1個のクツキ
ーの上端を同一方向に向けて配置した。
このクツキー列の最後のクツキーにプラスチックブロッ
クを接触させ、ゲージを0.01インチ誤差で読み出し
た。この読み値をtで割って、クツキーの平均厚さを得
た。
B、湿度 標準型真空オーブン技術によって、クツキーの湿度を測
定した。計量されるサンプルをオープンの中で17時間
、70℃の温度とUインチHHの減圧で加熱した。重量
損失を計算し、湿度憾として記録−した。
C9色彩 マクベス比色計モデル1rooを用いて、クツキーのI
、aおよびbスケール色を測定した。マクベス型照合標
準器と校正板とを使用した。測定値は、光レフレフタン
ス計測値単位すなわち明度であり、この値が高い#1ど
色が明るい。なぜかならば明るい色の物体はよシ多くの
光を反射するからである。さらに詳しくは、″L″スケ
ールGま100等分単位を含む。絶対黒色はスケールの
下端にあり(L”−17) 、絶対白色はスケール上端
にある(L = too )。−曽スケールは赤と緑と
の間の色調(bus )およびグローブ(chroma
 )を計測するO′b11スケールは青と黄との間の色
調およびりa−マな計測する。色調は主波長と同義語で
あシ。
りa−マは1色の純度に関するものである。
各クツキーについて、2つの測定値をとった。
一方の測定値はクツキーの縁部でとられ、他方の測定値
はクツキーの中心部でとられた。クツキーの測定される
区域においては、チップまたは露出粒子が除去されなけ
ればならない。計器を校正したのち、クツキーの上端中
心な視孔に定心し、読み値を記録した。次にクツキーの
縁部な、視孔をおおうように調整し、読み値を記録した
。各分析について、r個のクツキーを測定した。2個の
クツキーについてのり、a、およびb平均値(/6測定
値)を記録した。
D、水活性 米国ニューヨーク 117111. 、ノ1ンテイング
トン・ステージlン、P、0.ボックス31Ar、ケイ
モン)1ンストルメ/トφコーボレーシ曹ンから人手さ
れるケイモント/ロトロニツク・ノ1イグロスコープ水
活性計モデル DココOOを用いて、クツキーの水活性
を計測した。この計器は、r0下±l″F(21℃)の
定温に保持された試料採取室中のクツキー表面とセンサ
との間に含まれるヘット°スペースの相対湿度を測定す
る。ヘッドスペース相対湿度は、試料採取室中の環境と
平衝させられたサンプルの水活性の指示である。
この計器は、ケイモント社から人手される標準器を用い
て校正される。/&鶴コルク穿孔器を用〜・て、クツキ
ーの中心部からサンプルを採取した。
このサンプルを水平に半分に薄切シする。もれらの半体
をサンプルカップの中に並置し、計器室中に配置した。
計器室を密封し、2分後に水活性を記録した。
E1組織 米国マサチューセッツ 0202/ +カントンのイン
ストロン社から入手されるインストロンモデル/130
  万能試験機を使用して、クツキーの粘性組織とカリ
カリ組織を測定した。プローブをクツキーの中に一定距
離進入させるために必要な力を計測した。インストロン
試験機は、測定されるクツキーの直径を超える幅を有し
刃に向かって30″のテーパを有する厚さ0.062イ
ンチの薄いナイフ状のグローブを備えていた。
粘性は、計器によってエネルギー人力を記録することに
よって測定された。すなわち加えられた瞬間内応カブロ
ット下方の面積とクツキーの中へのプローブ進入間隔と
の比率を記録した。クツキーを刺し通すために必要とさ
れる力の量を距離または時間と掛は合わせた。低エネル
ギー人力は柔かな粘性組織を表わし、高エネルギー人力
はこわい組織を表わす、代表的には、二重組織クツキー
の場合には、その範囲は約夕〜10 gm / (!m
 、 X 102である。カリカリ性は、グローブの進
入中の小さな局所的ピークの数を数えることによって測
定された。ピークとは、外皮またはクラムの破断によっ
て生じる急激な応力解除を意味する。多数のピークは、
それだけもろくて、カリカリ性であることを意味する。
小数のピークは、それだけもろさとカリカリ性が少ない
ことを示す。通常最適カリカリ性の二重組織クツキーは
、クツキー1個あたり3以上のピークを示す。
試験機は次のように設定された。万能試験機にプローブ
を取付ける。このプローブは、インストロン機の底部に
あるロードセルに対して直角のインストロン・クロスヘ
ッドの上に取付けられる。
クツキーをプローブ下方、eI−ドセル上に配置する。
インストロン機は、!今フルスケールを読むように設定
される。インストロン機の出力を記録し、コンビ島−夕
によって分析する。プ0−プは固定されたクツキー内部
K、下向きに20yrx1分(0、t1n/分)の速度
で進入する。この進入はクツキー全体を貫通する。
テストの実施中、クツキーのサンプルは、プローブが所
望のサンプル位置と整列するようにロードセルの上に配
置される。インストロン・クロスヘッドがサンプルの上
端の上方/n以下の距離まで手で下げられ、グローブの
進入を実施する。クツキーの進入テストが終わったのち
、クロスヘッドを持上げ、サンプルを取除くと、グロー
ブとロードセルを清掃することができる・ 進入テストによって得られた出力曲線を分析する際に、
場合によって変異結果が得られることを了解しなければ
ならない。また場合によってクツキーはバラバラになり
、あるいはプローブによって介在物が接触され、あるい
様空隙部に出合う場合などがある。数回以上のテストラ
ンで好ましくは最小限20クツキー毎テストの平均値と
して累積的データをとり、また変異テストランを捨てな
ければならない。さらに、試験機が曲線処理を自動的に
実施するのでない限シ、屈折点、集積区域などを確認す
る判断を必要とするであろう。
F、シ璽糖結晶度 広範囲ゴニオメータと銅放射源とを具備したニュー・シ
ャーシo7u3o、マーウオー%♂! マツキードライ
ブ、フィリップス電子計器社から入手されるフイジツク
ス XRG、3100X線回折計を用いて、クツキー中
のシ冒糖結晶を測定した。
回折ハメンをストリップ・チャート・レコーダ上に記録
した。
X線回折は結晶性シ璽糖にのみ感じるので、完全結晶性
対照の応答をサンプルの応答と比較すること忙よシ、シ
II糖結晶度を測定することができる。
まずクツキー・サンプルなヘキサンで抽出して脂質を除
去し1次に冷凍乾燥して水分を除去する。
次に、乳針と乳棒とを用いてサンプルを微粉状に粉砕す
る。回折計の中に塔載されたサンプルホルダーの中にこ
の材料の一部を封入し、2θ=6゜から30″の範囲で
走査する。同様にして、完全結晶した対照クツキーを分
析する。
サンプル・クツキーと対照クツキーの両方について標準
基線技術を使用して、−〇=11、7°、IJro、1
3、Zo、It、7°、iy、r0オよび2μ、7°ニ
オけるシ「糖回折線のピーク高さを測定する。6回折線
のそれぞれについて、サンプル/対照強度比を求めた。
これらの6比率を平均して、サンプル・クツキー中のシ
璽糖結晶度を代表する単一比率を得た。
工業的応用 下記の実施例は本発明を説明するものであるが、本発明
はこれに限定されない。すべての憾は特記なき限り重量
憾である。
実施例1 成  分                重量係第7
生地 水添植物性シ目−トニング      it、r糖類 
               30.II高果糖コー
ンシロップ         6.θ小麦粉     
           37.3風味料(f l@vo
r )と少量成分       /、0水分     
            tr、r第2生地 水添植物性シ璽−トニング      it、r糖類 
                Y、j高果糖コーン
シロップ        26.グ小麦粉      
          、2g、4風味料と少量成分  
         3.7チ■コレートeチツプス  
      、20.3下記のようにして第1生地を形
成した。
ベーキングンーダな水に溶かし、風味料および糖蜜を加
える。この混合物を高果糖コーンシロップと混合する。
これにシ璽−トニングを加t−cm合し、次に残分の糖
分を加えて混合する。
第2生地を作る場合、まず高果糖コーンシロップ、風味
料およびペーキングノーダを混合する。
り璽−トニングを加えて混合する。半量の糖分を混合し
、小麦粉と少量成分を加えて混合し、残分の糖分を加え
て混合する。最後に、チ嘗コレートチッグを混入する。
米国ニュージャージ、ハラマスのレオ/USAかう販売
されるレオン榔エンクラスティンj機。
モ゛デルコ07の中に前記の生地を送入する。前記の第
1生地と1s2生地を同時にこのエンクラステ471機
から共押出しする。第1生地が第コ生地の周囲に巻付け
られ、エンクラスティング−ディスクによって個々の生
地ボールに形成される。次に、これらの生地塊を焼1げ
のために適当に整列するように配置し直す。次にこれら
の生地塊をオーブンバンドに送り、ミドルビーマーシャ
ル・オープンの中で30!”P (112℃)で約r分
間焼上げる。
冷却したのち、これらのクツキーを容器中に密封し、7
0″F(2/”C)で貯蔵する。次にこれらのクツキー
の直径、厚さ、湿分、色彩および組織を前述の方法で分
析する。
データを表1と図1およびコにまとめた。
表1 直径、 cm              j、グμ厚
さ、cm                Q、り7湿
分、4             夕、り色彩 L               &♂、2a    
           11、/b         
      11、16w (10下)(21℃)00
41 図1は調質日数に対するクツキーの2組織のグラフを示
す。組織の計測は、調質第2日から第3日まで定期的に
実施された。粘性組織(または。
こわさ)を符号Oで示す。カリ゛カリ組織を符号・で示
す。図2は調質日数に対するクツキー中のシ璽糖結晶度
のグラフを示す。これらの図1と図2から明らかなよう
に、2組織とシ曹糖結晶が平衡状態に達するために約3
日を必要とする。
実施例コ 成  分               重量憾第1生
地 水添植物性シl−トニング     /6.j糖類  
             30.弘高果糖コーンシロ
ップ        t、。
小麦粉               37.3風味料
と少量成分          /、0水分     
           r、r第コ生地 水添植物゛性シw−トニング     l夕、j糖類 
               タ、j高果糖コーンシ
ロップ       26.μ小麦粉        
      2代6風味料と少量成分        
  3.7チ′Wフレート・チップス       2
0.3実施例1と同様にして、生地を作った。これらの
生地を手で別々に、西独、I) −710!;  ライ
ンガルテン、ダイムラーシュトラッセ タ、P、0゜B
oxり、ペレックス フット社から人手される共押出器
のそれぞれのホッパの中に送入した。生地は機械内部に
おいて送りロールによって送られ、ノズルを通してコン
ベアベルト上に押出される。
この押出器は、第2生地が第1生地の外側層によって包
囲されたような連続同心円筒形に生地を成形した。そこ
で、この円筒体を個々のクツキー生地プリフォーム状に
切断した。この切断工程によって露出された内側生地を
横切って外側生地層がなすりつけられた。これらのクツ
キープリフォームは、不均一第1生地層の中に第コ生地
層が包込まれた杭状の長方形切片である。次にプリフォ
ームを形成のために適当に1!!L列させるように再配
置した。次に軌道カップ装置を用いて、これらのプリフ
ォームを実賀半球形に成形した。第2生地は第7生地の
外側層の内部に実質均一に包込まれた。
軌道カップ装置は、数個のキャビティユニットを含むプ
ラテンを備え、各キャビティユニットは半球形の内部と
六角形の外側とを有し、深さく1)、’#インチ(/、
りcv)であって、約10j r、p、m、で回転し、
数個の生地プリフォームを同時に成形し、外側生地層の
最外側面をなすりつけて、内側生地層を見えるように成
し、または内側生地層のチ璽コレートチップを露出した
。軌道運動を所定位置に停止することによシ、プリフォ
ームが送出ベルト上に正確に配置された。成形されたプ
リフォームをオープンバンドに転送し、循環間接ガスオ
ーブンの中で約g、!分間焼上げた。オーブンの上部区
域は33011″±10〒(16t、j’c±夕、t”
c)の温度に保持され、下部区域は約210〒±j下(
/37.t ”C±s、r”c)の温度に保持されてい
た。
これらのクツキーの一部を、炉から出して15分以内に
水蒸気で処理した、これらのクツキーをオープンバンド
からスクリーンの上に移した。このスクリーンとクツキ
ーを閉じた容器中において、沸騰水上方に約2J秒間つ
り下げた。水蒸気処理されたクツキーと水蒸気されてい
ないクツキーを別々に閉じた容器中に貯蔵し、:12日
間、70″F(21℃)で調質し、その間、定期的に組
織を測定した。
組織平衡化ののちこれらのクツキーな湿分と水活性とに
分析した。水蒸気処理ヲ1粘性(こわさ)を低下させた
が、カリカリ性測定値を増大させた。
これは、シl糖結晶の増大と対応している。下記の表■
にデータを示す。
表■ 未処理  水蒸気処理 湿分憾         夕、/     &、JkW
CIO下)(21℃)     o、lAo     
o、srこわさ t日         2j、6      乙!7μ
日          +21.夕     6.P、
2J日          2!、7     1.1
’カリカリ性 2日        OJ、μ 74A日             0.j     
   4.タココ日           o    
   z、r実施例3 高果糖コーンシロップを第1生地に対して加えなかった
こと以外は実施例1の配合を用いてクツキーを作った。
第1生地の配合は次の通シ。
第7生地 水添植物性シ冒−トニング     17.3糖類  
             3/、1小麦粉     
          3り、l風味料および少量成分 
       コ、6水分             
   タ、λ実施例/と同様にして生地を調製し、クツ
キーを形成し、焼上げ、調質した。データを表■および
図3とびVcまとめた。
表■ 直径、α              j、11厚さ、
 cm/、 /g 湿分、憾              !、r6色彩 L               !λ、6II   
             10,3b       
         11、!Aw(10″F)(21℃
)          o、4′7図3は調質日数に対
するクツキーのλつの組織ツクラフを示す。図グは、調
質日数に対するシ璽糖結晶度のグラフを示す。図3とび
から明らかなよ5VC,2つの組織は、実施例/のクツ
キーの場合に必要とされた2!日より少なく、約7〜l
S日で平衡され、またシ璽糖の結晶が終了している。
実施例≠ 小直径の糖類を第1生地において使用したこと以外は、
実施例/の配分を用いてクツキーを作った。使用された
糖類の粒径分布を表IV−Aに示す。
表IV−A 2020   微量  − 21304、3  微量 J r      4t0      74’、 t 
      0044≠g      j OIt、 
6/、710     10      2.3   
   217.tlOO1003+2.+2 /!0     /ぴ0              
 3/、 6実施例1と同様にして生地を調製し、クツ
キーを形成し、焼上げ、調質し分析した。そのデータを
表IV−Bと図jおよび図6VC,まとめた。
表IV−B 直径、α              !、3/厚さ・
1:’$1                /、0≠
湿分 4               A、 3jt
色彩 L4t7.j 、                      ll
、λblO9り kw (10下)(,21℃)          0
.lA7図!は調質月数に対するクツキーのλつの組織
のグラフである。図6は調質日数に対する糖類結晶度の
グラフを示す。これらの2組織は、実施例1のクツキー
に必要とされた21日より少なく、約73−ll;日で
平衡化され、また糖類結晶が完了した。
実施例! 実施例1の第コ生地配合と第1生地については下記の配
合とを使用してクツキーを作った・成  分     
          重量1第1生地 水添植物性−/冒−トニング     iA、z糖類 
              33.!高果糖コーンシ
ロップ        6.0小麦粉        
       32.2風味料および少量成分    
    /、0水分                
ざ、を前記の配合について糖類、レベルの増大の故に。
糖類/小麦粉比率は実施例1の配合のo、r”、lに対
して/、/:/となりた。実施例1と同様にして生地を
調製し、クツキー゛を形成し、焼上げ、調質し分析した
。そのデータを表Vと図7および図rに示した。
表V 直径、口             !、り7厚さ、ロ
              O,タグ湿分、憾   
         t、 A色彩 L             ≠4、2a      
        ll、jb            
  10、グAW(10’F ) (21℃)    
    o、 at図7は調質日数に対するクツキーの
2組織のグラフを示し5図rは調質日数に対する糖分結
晶度ツクラフを示す。実施例1のクツキーに必要な21
日より少なく、約73日で2つの組織が平衡し、糖類結
晶が完了した。
実施例6 実施例1の第2生地配合を使用し、また第1生地につい
ては次の配合を使用してクツキーを作った。
成   分                重量%第
1生地 水添植物性ショートニング     17.3糖類  
             37.l小麦粉     
          33.r風味料および少量成分 
       2.6水分             
   タ、2この第1生地配合においては、高果糖コー
ンシロップは使用しなかった。実施例≠に述べた小粒径
のべ一カーズ・スペシャル糖を、糖類/小麦粉比i、i
:lで使用した。このように、組織平衡時間を短縮させ
るためのそれぞれのファクタを結合した。実施例/と同
様にして生地を作シ、クツキーを形成し、焼上げ、ii
賀し1分析した。そのデ−メを表■および図りに示す。
表■ 直径・cI′!、≠≠ 厚さ、α               ′・02湿分
、4              J、/色彩 L             μt、Oa      
                         
 タ、♂1)               10,3
AV (to ? ) (21℃)        0
.13図2は調質日数に対するクツキーの2つの組織の
グラフを示す。これらの2つの組織は、実施例1のクツ
キーに必要とされた2ノ日より少なく、約l1日で平衡
化した。
【図面の簡単な説明】
図1は、クツキーの外側区域に主として易結晶性糖類を
有し、内側区域に難結晶性糖類を有する対照配合から成
るクツキーの調質日数に対する粘性組織とカリカリ性組
織を示すグラフ、図2は図1のクツキーの調質日数に対
するシ曹糖結晶度のグラフ、図3は外側区域に難結晶性
糖類を全く含有しないクツキーの図1と同様の図、図グ
は図3のクツキーの図2と同様の図、図jは外側区域に
おいて対照クツキーよりも小粒径の易結晶性糖類を含有
するクツキーの図Iと同様の図、図6は図jのクツキー
の図2と類似の図1図7は外側区域において対照クツキ
ーより高い易結晶性糖類/小麦粉比を有する配合のクツ
キーの図/と同様の図、図tは図7のクツキーの図2と
同様の図、また図2は外側区域において難結晶性糖類を
含有せず。 対照配合に比して小粒径の易結晶性糖類と、高い易結晶
性糖類/小麦粉比を有する配合のクツキーの図1と同様
の図である。 出願人代理人   猪 股    清 図面の浄;!F(内容に変更なし) Fig、 2 5りず4艷6吉♂− ett 間(日数) Fig、 4 51涜醋^ ei−7(e敷) Fig、 6 31彦6[^ 時間(8粒) Fiシ8 3sJ消酷晶 時間(θ数) 手 本売 7… 正 vl (方式) %式% 2、発明の名称 クツキーの組織平衡化法 3 、 till iE ヲ1ルfr 事件との関係  特許出願人 ザ、ブロクター、1ン]〜、ギャンブル、カンパニー 4、代理人 昭 和 60年 7 月 10日 (発送日 昭和60年 7月30 El >6、補正の
対象

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、貯蔵安定性のカリカリ性組織の個別区域と貯蔵安定
    性粘性組織の個別区域とを内部に分布されたクラム連続
    性クッキーにおける組織平衡化を加速する方法において
    、クッキーの外側区域における糖類結晶速度を増大する
    段階を含む方法。 2、クッキーは糖類結晶の操作によって複数のクラム連
    続性組織を有する特許請求の範囲第1項の方法。 3、クッキーを外部湿分源に露出してクッキー表面を再
    水和することによって糖類結晶速度が増大される特許請
    求の範囲第2項の方法。 4、再水和は焼上げ後にクッキー表面の水蒸気処理によ
    って実施される特許請求の範囲第3項の方法。 5、クッキーを収容した閉鎖容器に対して湿分を添加す
    ることによって再水和を実施する特許請求の範囲第3項
    の方法。 6、クッキー表面の湿分レベルより高い湿度レベルを有
    する環境にクッキーを露出することによって再水和を実
    施する特許請求の範囲第3項の方法。 7、結晶核形成部位までの非結晶型易結晶性糖類の拡散
    速度を増大することによって糖類結晶速度を増大する特
    許請求の範囲第2項の方法。 8、クッキー中に存在する難結晶性糖類の量を低減する
    ことによって易結晶性糖類の拡散速度を増大する特許請
    求の範囲第7項の方法。 9、クッキーの外部区域における難結晶性糖類を減少さ
    せる特許請求の範囲第8項の方法。 10、クッキーの外側区域に難結晶性糖類が存在しない
    特許請求の範囲第9項の方法。 11、結晶核形成部位までの非結晶型易結晶糖類の拡散
    行程長さを短縮することによって糖類結晶速度を増大す
    る特許請求の範囲第2項の方法。 12、小粒径の易結晶性糖類を使用することによって核
    形成剤のレベルを増大することにより拡散行程長さを短
    縮する特許請求の範囲第11項の方法。 13、易結晶性糖類は少なくとも40重量%がメッシュ
    80のU.S.スクリーンの上に残るような粒径を有す
    る特許請求の範囲第12項の方法。 14、易結晶性糖類は少なくとも30重量%がメッシュ
    100のU.S.スクリーンの上に残るような粒径を有
    する特許請求の範囲第12項の方法。 15、クッキーの外側区域における易結晶性糖類/小麦
    粉比を少なくとも約1.3;1まで増大することによつ
    て拡散行程長さを短縮する特許請求の範囲第11項の方
    法。 16、クッキーの外側区域における易結晶性糖類/小麦
    粉比を少なくとも約1.1:1まで増大することによっ
    て拡散行程長さを短縮する特許請求の範囲第15項の方
    法。 17、高レベルの難結晶性糖類を含有するクッキー生地
    の中の湿分レベルを増大することによって、糖結晶速度
    を増大する特許請求の範囲第2項の方法。 18、クッキー生地中の湿分レベルが約5.5重量%の
    範囲で変動される特許請求の範囲第17項の方法。 19、クッキー生地中の湿分レベルが約2重量%の範囲
    内で変動される特許請求の範囲第18項の方法。 20、クッキーをより高い湿分目標値まで焼上げること
    によって糖類結晶速度を増大する特許請求の範囲第2項
    の方法。 21、焼上がったクッキー湿分含有量が約5.5重量%
    の範囲内で変動される特許請求の範囲第20項の方法。 22、焼上がったクッキー湿分が約2重量%の範囲内で
    変動される特許請求の範囲第20項の方法。 23、組織平衡をうるために必要な期間が約21日以下
    である特許請求の範囲第2項の方法。 24、組織平衡をうるために必要な期間が約15日以下
    である特許請求の範囲第23項の方法。
JP9587585A 1984-05-03 1985-05-04 クツキ−の組織平衡化法 Granted JPS6125436A (ja)

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JPH0578292B2 JPH0578292B2 (ja) 1993-10-28

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