JPS61254045A - 電動機回転子用溶接機の電極自動交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、電動機回転子用溶接機の電極自動交換装置に
関するものである。回転子巻線の端を各整流子に溶接す
るのに使用する従来の機械は、溶接動作は次のように行
われる。

回転子は溶接ヘッドの下に位置決めされ、次いで、回転
子ワイヤが溶接される２つの隣接する整流子フックの間
の角度に等しい角度だけ回転子を段階的に回転する装置
が、回転子を、最初の整流子フックを電極との対応位置
に動かす最初の零目盛位置に回転させる。ワイヤと整流
子フック間の接続を容易にするために、溶接ヘッドは僅
かな垂直運動を受けて電極をフックに押しつけ、かくし
て機械的にフックを変形する（クリンピング）。

この動作によって電気回路かつ（られ、大きな電流がタ
ングステン電極と接地電極を経て流れはじめ、かくて整
流子片とワイヤを加熱し、その絶縁被覆を除去し、ワイ
ヤと整流子フックとが接触される。同じ様な熱加圧突合
せ溶接（ｈｏｔ−ｕｐｓｅｔｔｉｎｇ）動作が、次のフ
ックとの間の角度に等しい角度だけ回転子を回転した後
、後続の夫々のフックに行われる。０．８秒に１回の割
合で行われるこの溶接動作の間に、タングステン電極は
機械的な動きと熱のためにその鋭さを失ってその溶接効
率が損なわれるので、尖った電極と取替えねばならない
。

２時間毎に度々行わねばならないであろうこの交換は、
現在は、支持体にねじで固定された電極保持ブロックを
替えることにより行うのが普通であり、そして常に手で
行われる。したがって、電極の交換に要するこの動作は
、溶接機動作サイクルに望ましくない且つ頻繁すぎる介
入を生じ、更に　　　　　　。

また、機械の運転速度に比して長すぎる時間を要する動
作で電極を交換するために、２時間おきに手動で機械に
介入するオペレータがいなければならない。

本発明の目的は、尖った電極と反復して交換され、機械
のマガジンより自動的に撤回されるようにした消耗電極
のプログラム自動交換装置を得ることにある。この提案
は、介入を、すべてのマガジン電極が消耗された時の唯
一回の動作に限ることにより、絶えず手動で介入する必
要を除いたものである。その上、各電極の交換は、必然
的に遊休時間を著しく長びかす手動による介入なしに機
械によって自動的に行われるので、各電極の交換時の遊
休時間は著しく短縮される。

本発明によれば、前述の目的および以後に更に明らかに
なるであろうその他の目的は次のようにすることにより
達成される、すなわち、巻線のすべての端を電極とこの
電極が前記の端を溶接する回転子とに対応した位置にも
たらすために回転子が段階的に回された時に巻線の端に
対する休止位置と溶接位置との間を反復して移動可能な
溶接電極によって構成された形式の、電動機回転子の回
転子巻線の端を整流子片に溶接する機械に右いて、電極
は、その周囲に一定の角間隔で配設された別の電極をそ
なえた回転タレット上に取付けられ、この回転タレット
は電極の１つの交互の休止位置と溶接位置を決めるよう
に動くことができ、更に、各電極が所定数の溶接を終え
た時に消耗電極を新しい電極と反復して交換するように
、回転タレットを２つの隣接した電極間の角間隔に等し
い角度だけ回転するためのプログラム可能な機械的手段
が設けられる。

以下に本発明を図面の簡単な説明する。

すべての溶接ヘッド装置を支持する支持体１０には垂直
シャフト１１が滑動可能に取付けられ、このシャフトに
は、回転子９の整流子１５のフッ・り１４にワイヤ１３
を溶接するためのタングステン電極１２が　゛後述する
ように連結される。銅の接地電極１６が支持体１７に支
持され、この支持体には、電流導通りポンと冷却水配管
が連結されている。この支持体１７は当業者に公知の形
式のものなので、その構造の詳細についての説明ぼ省略
する。本発明では、複数の電極１２が挿入された回転タ
レット１８が垂直シャフトと連結される。これ等の電極
は前記のタレットに入る部分が円筒状で、整流子のフッ
クと接触する先端は２つの平らな面を有する。電極がタ
レットに挿入されると、これ等の電極はグラブねじ１９
に接し、このグラブねじ１９は、電極先端が常にタレッ
トの回転中心より等距離にあるように軸方向に調整され
、電極が何回か尖らされた場合には動かない。プラグね
じ２８は電極を軸方向に維持し、その２つの面の角度を
位置決めする役をする。回転タレット内の位置決めを含
むこれ等すべでの動作は、機械から離れた適当な装置で
行われる。回転タレット１８は、支持体１７に強固にね
じ止めされたシャフト２７上をその中心２０の周りに回
転し、周縁に歯をつけた歯車２１を有し、この歯車は、
可調節のストップ３２を有するピストン２３と固定連結
されたラック２２とかみ合い、回転タレットを１つの電
極と次の電極間の角間隔に量確に等しい行程だけ動かす
。

回転タレット１８と支持体１７間の強い接触は、該タレ
ット内に設けられた空気室２５によって及ぼされる圧力
により得られる。圧縮空気系統よりの空気が孔２９を経
て支持体１７内に入り、シャフト２７の横断孔３３を経
て空気室２５に達する。回転タレットは、適当なシール
３５をそなえたテ′イスク３１に対する反作用によって
支持体１７に押付けられ、前記のディスクは、シャフト
２７にねじこまれたリングナツト３０と接する。このリ
ングナツト３０は、回転タレット全体を取替えるときに
手で回して抜くことができる。垂直シャフト１１は４つ
のねじ３４によって支持体１７と連結される。

第１図および２図の位置では、回転子９に面する電極１
２が溶接の用意ができている。垂直シャフト１１はこの
時下向きに駆動され、電極１２と１６でワイヤ１３をフ
ック１４に溶接する。この作業段階の間、ピストン２３
とラック２２の支持体２６は固定されたままである。こ
れに対し、可動の支持体１７シたがって垂直シャフト１
１に固定された回転タレット１８はシャフトと共に移動
する。歯車２１はラック２２より外れ、回転子に面する
電極１２は溶接を行う。

消耗する迄行うことのできる電極の溶接回数は既に機械
電子制御システトにセットされており、したがって電極
は制御システムで決められた割合で繰返して溶接を行い
、回転子のすべてのワイヤは、電極の下方でそのフック
１４間の角間隔に等しい角度だけ段階的に回転され、電
極がプログラムされた溶接回数に達する迄、電極の下方
で自動的に交替されるすべての他の回転子９のすべての
ワイヤが後続する。プログラムされた溶接回数に達した
時点で機械は停止し、他の回転子を装入することなしに
、最後にでき上った回転子を排出し、次の段階に従って
電極交換動作を開始する。

電極１２の交換動作のはじめに、可動のシャフト１１は
その上げられた位置にあり、回転タレット１８の歯車２
１とかみ合うラック２２は第２図の位置すなわち機械正
面からみて右側にある。回転タレット１８と支持体１７
の係合を外すために空気室２５より圧力が除かれ、ピス
トン２３は左に動かされ（第２図の鎖線）、回転タレッ
トに１目盛分の移動すなわち２つの電極１２間の角間隔
に等しい回転を行わせる。したがって、新しい電極１２
が、消耗した電極が前に占めていた位置にくる。回転タ
レット１８と支持体１７間の強固な連結を回復するため
に圧力が再び空気室２５に加えられ、次いで可動の垂直
シャフト１１が下方に駆動されて回転タレット１８を伴
い、その歯車２１とラック２２とのかみ合いが外される
。

ピストンはリセットされ、すなわちフック２２を再び右
に動かしく第２図の実線）再び次の電極の交換に対する
待機位置になる。最後に垂直シャフト１１は、新しい回
転子９が第１図の位置に供給された時に行う新たな溶接
の開始のためにその上昇位装置に戻る。

この交換動作は回転タレットの電極がすべて消耗される
迄前述と全く同様に反復され、その後は、オペレータが
、前と同じように予め位置決めされた新しい電極を有す
る別の回転タレットと手で交換するために機械を停止す
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電極自動交換装置をそなえた溶接機の
一部断面側面図、 第２図は第１図の電極自動交換装置の正面図である。 ９・・・回転子　　　　　　１０．１７．２６・・・支
持体１１・・・垂直シャフト１２・・・電極１３・・・
ワイヤ　　　　　　１４・・・フック１５・・・整流子
　　　　　　１６・・・接地電極１８・・・回転タレッ
ト　　　２１川歯車２２・・・ラック　　　　　　２３
・・・ピストン２５・・・空気室　　　　　　２７・・
・シャフト２９、３３・・・孔

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、巻線のすべての端を電極とこの電極が前記の端を溶
   接する回転子とに対応した位置にもたらすために回転子
   が段階的に回された時に巻線の端に対する休止位置と溶
   接位置の間を反復して移動可能な溶接電極によって構成
   された形式の、電動機回転子の回転子巻線の端を整流子
   片に溶接する機械において、電極は、その周囲に一定の
   角間隔で配設された別の電極をそなえた回転タレット上
   に取付けられ、この回転タレットは、その電極の１つの
   交互の休止位置と溶接位置を決めるように動くことがで
   き、更に、各電極が所定数の溶接を終えた時に消耗電極
   を新しい電極と反復して交換するように、回転タレット
   を２つの隣接した電極間の角間隔に等しい角度だけ回転
   するためのプログラム可能な機械的手段が設けられたこ
   とを特徴とする電動機回転子用溶接機の電極自動交換装
   置。 ２、回転タレットは、この回転タレットの電極が位置す
   る溶接軸に沿って機械の支持体内を垂直方向に滑動可能
   なシャフトと釈放可能に連結された特許請求の範囲第１
   項記載の電動機回転子用溶接機の電極自動交換装置。 ３、回転タレットは、この回転タレットと該回転タレッ
   トをシャフトと連結する部材との間に設けられた回転タ
   レット内の室に圧縮空気を送ることによってシャフトと
   固定連結される特許請求の範囲第２項記載の電動機回転
   子用溶接機の電極自動交換装置。 ４、回転タレットを回転する手段は、往復運動で駆動さ
   れ且つ回転タレットの歯車とかみ合うラックによって形
   成され、このラックの各行程が、回転タレットを、２つ
   の隣接する電極の角間隔に等しい角度だけ回転させる特
   許請求の範囲第１項記載の電動機回転子用溶接機の電極
   自動交換装置。 ５、ラックは、回転タレットが垂直方向に滑動可能なシ
   ャフトより係合を外された時に駆動される特許請求の範
   囲第４項記載の電動機回転子用溶接機の電極自動交換装
   置。