JPS6125373Y2 - - Google Patents

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JPS6125373Y2
JPS6125373Y2 JP945883U JP945883U JPS6125373Y2 JP S6125373 Y2 JPS6125373 Y2 JP S6125373Y2 JP 945883 U JP945883 U JP 945883U JP 945883 U JP945883 U JP 945883U JP S6125373 Y2 JPS6125373 Y2 JP S6125373Y2
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string
rod
cane
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eccentric collar
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JP945883U
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JPS59115913U (ja
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  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はハイキング用の杖や、老人、盲人、あ
るいは身障者用の杖として使用される折り畳み自
在の杖に関するものである。
〔背景技術〕
従来、第1図および第2図に示すような折り畳
み自在の杖が開発されている。かかる従来例にあ
つては、複数個の略等長な中空円筒状の棒体1a
〜1dの端部同士を互いに着脱自在に凹凸嵌合し
て全体として細長い杖本体2を形成するようにな
つている。3は長手方向に伸縮自在なゴムひもで
あり、その一端は杖本体2の最下端となる棒体1
aの下端部近傍に固定されており、他端は各棒体
1a〜1dの内部を貫通して、杖本体2の最上端
となる棒体1dの上端部近傍に固定されている。
しかして第1図に示すように各棒体1a〜1dを
結合した状態においては杖本体2内のゴムひも3
の長さは約1mとなつているが、ゴムひも3の元
の長さは約65cmとしてあり、したがつて杖本体2
使用時においてはゴムひも3は約35cm伸びてお
り、この伸びによる引張力によつて各棒体1a〜
1dの結合が保持されるようになつている。しか
しながらこのようなゴムひも3の引張力による結
合保持力は余り強いものではなく、したがつて杖
本体2の下端部が土の中に埋まつたり路面上の凹
みに挾まれたりすると、容易に棒体1a〜1dの
結合が外れてしまうという問題があつた。またか
かる従来例にあつては第2図に示すように杖本体
2を折り畳むと、各棒体1a〜1dの凹凸嵌合部
の長さの分だけゴムひも3が伸びて、ゴムひも3
の長さは約115cmとなり、使用しない状態におい
て最も大きい引張力がゴムひも3に加わり、この
ためゴムひも3が劣化しやすいという問題があつ
た。
〔考案の目的〕
本考案は上述のような鑑みて為されたものであ
り、使用時において各棒体を強固に固定すること
ができ、また折り畳み時においてはばね体に不必
要な引張力が加わらないようにしてばね体の劣化
を防止できるようにした折り畳み自在の杖を提供
することを目的とするものである。
〔考案の開示〕
以下本考案の構成を図示実施例について説明す
ると、第3図乃至第7図に示すように、端部同士
を互いに着脱自在に凹凸嵌合して全体として細長
い杖本体2を形成する複数個の略等長な中空円筒
状の棒体1a〜1dと、杖本体2の最下端となる
棒体1aの下端部近傍に一端を固定された長手方
向に伸縮自在なばね体4と、杖本体2の最上端と
なる棒体1dの上端開口部より一端を算出され、
各棒体1a〜1d内を貫通して他端を前記ばね体
4の他端に結合された紐体5と、紐体5の一端を
引いて各棒体1a〜1dの端部同士を凹凸嵌合す
ると共にばね体4を伸張せしめた状態で紐体5を
杖本体2の最上端となる棒体1dに固定する紐体
固定手段6とを有するものである。各棒体1a←
1dは例えばアルミパイプのような比較的軽くて
強い材質よりなるパイプを用いて構成し、その端
部には凹凸嵌合するための細径部7と拡径部8と
が形成されている。細径部7の外面は比較的摩擦
係数の大きい材料で被覆してあり、嵌合時には第
5図に示すように細径部7が拡径部8に食い込ん
で抜けにくくしてある。杖本体(2)の最下端となる
棒体1aの下端部には、塩化ビニル樹脂やゴム製
の緩衝脚9を装着してある。また杖本体2の最上
端となる棒体1dの周囲には、革製乃至布製のグ
リツプ10を巻き付けてある。ばね体4としては
本実施例ではコイルスプリングを使用している
が、比較的強力なゴムひもを用いてもかまわな
い。ばね体4と結合される紐体5はなるべく伸び
の少ない材質を用いることが望ましい。この紐体
5の上端部は棒体1dの上端開口部に装着された
キヤツプ11の小孔から外部に導出されており、
棒体1dの中は入り込まないように上記キヤツプ
11の小孔よりも太径の結び目12を設けると共
に、杖本体2を吊り下げるための環状部13を形
成してある。
第3図および第4図は紐体5を上方に引張つた
状態で棒体1dに固定するための紐体固定手段6
の具体的構造を示している。まず最上部の棒体1
dの内部には合成樹脂成型品等よりなる偏心カラ
ー14が接着またはピン打ちなどの方法によつて
固定されており、この偏心カラー14には上方開
口せる円柱状の丸孔15と、この丸孔15に内接
する紐体貫通孔16とをそれぞれ棒体1dの軸方
向と平行に設けてある。偏心カラー14の丸孔1
5内には硬質ボール17が遊嵌されており、の硬
質ボール17は紐体貫通孔16よりは径が大き
く、偏心カラー14よりも下方には落下しないよ
うになつている。次に紐体5には硬質のストツパ
体18が固着されており、このストツパ体18は
紐体貫通孔16よりは径が若干細くて、紐体貫通
孔16を介して上下動自在となつている。ストツ
パ体18の位置は常時は偏心カラー14よりはか
なり下方に位置しているが、紐体5の上端を引い
て各棒体1a〜1dの端部同士を凹凸嵌合すると
共に、ばね体4を充分に伸張せしめたときには偏
心カラー14よりも若干上方に位置するようにな
つている。しかして上述の硬質ボール17は丸孔
15と紐体貫通孔16との径の差よりも径が大き
く、またストツパ体18は丸孔15と硬質ボール
17との径の差よりも径が大きくなつている。し
たがつて杖本体2を立てた状態で紐体5のストツ
パ体18が偏心カラー14の若干上方に位置する
まで紐体5の上端部を上方に強く引き上げてから
紐体5を放せば、紐体5は最上部の棒体1dに固
定される。この固定状態において紐体5は加わる
引張力はストツパ体18の固着位置をなるべく下
方にすることにより大きくすることができ、また
ばね体4として強力なものを使用することによつ
ても自由に引張力を大きくすることができるか
ら、従来のゴムひも3のみを用いた折り畳み自在
の杖に比べると、各棒体1a〜1dの結合保持力
を充分に大きくすることができ、したがつて杖本
体2の下端部が土の中に埋まつたり路面上の凹み
に挾まれたりしても各棒体1a〜1dの結合が外
れるような不都合が外れるような不都合はなくな
るものである。次に杖本体2を折り畳むに際して
は、杖本体2を水平にするか、あるいは上下方向
を逆にして立てた状態にしてから紐体5の一端を
強く引くものである。このようにすれば、硬質ボ
ール17が偏心カラー14丸孔15から離れて棒
体1dのキヤツプ11の方に移動する。この状態
で紐体5を放せば、紐体5のストツパ体18は紐
体貫通孔16を介して偏心カラー14よりもばね
体4に近い方に移動する。したがつて紐体5に加
わる引張力は解除され、第7図に示すように各棒
体1a〜1dを分離して折り畳むことができるも
のである。そしてこの折り畳んだ状態においては
ばね体4が完全に収縮しているので、長時間放置
しておいてもばね体4が劣化するようなことはな
くなるものである。
〔考案の効果〕
本考案は叙上のように、端部同士を互いに着脱
自在に凹凸嵌合して全体として細長い杖本体を形
成する複数個の略等長な中空円筒状の棒体と、杖
本体の最下端となる棒体の下端部近傍に一端を固
定された長手方向に伸縮自在なばね体と、杖本体
の最上端となる棒体の上端開口部より一端を導出
され、各棒体内を貫通して他端を前記ばね体の他
端に結合された紐体と、紐体の一端を引いて各棒
体の端部同士を凹凸嵌合すると共にばね本体を伸
張せしめた状態で紐体を杖本体の最上端となる棒
体に固定する紐体固定手段とを有するものである
から、紐体を固定していない状態においてはばね
体が収縮して紐体に加わる引張力はなくなるもの
であり、これによつて各棒体を容易に分離して折
り畳むことができ、しかも長時間折り畳んだ状態
で放置してもばね体には力が加わらないので、ば
ね体が劣化しにくいという効果があり、また紐体
を引いて各棒体を凹凸嵌合すると共にばね体を伸
張せしめた状態で紐体を最上部の棒体に固体した
場合には、紐体の引く長さを大きくたり、あるい
は強いばね体を使用したりするとによつて各棒体
の結合保持力を充分に大きくすることができ、し
たがつて杖本体の下端部が土の中に埋まつたり路
面上の凹みに挾まれたりしても、従来例のように
各棒体の結合が外れるようなことは防止できると
いう効果を有するものである。
特に紐体固定手段を杖本体の最上端となる棒体
内に固定され、上方開口の円柱状の丸孔に内接す
る紐体貫通孔とをそれぞれ棒体の軸方向と平行に
設けた偏心カラーと、偏心カラーの丸孔内に遊嵌
され、紐体貫通孔よりも太径である硬質ボール
と、常時は偏心カラーよりも下方に位置し、かつ
紐体の一端を引いて各棒体の端部同士を凹凸嵌合
すると共にばね体を伸張せしめたときには偏心カ
ラーよりも若干上方に位置するように紐体に固着
され、前記紐体貫通孔よりも細径で、且つ丸孔と
硬質ボールとの径の差よりも太径である硬質のス
トツパ体とから構成しているから、杖本体を立て
た状態でストツパ体が偏心カラーの若干上方に位
置するまで紐体の上端を上方へ引き上げてから放
すだけで、ストツパ体を硬質ボールに係合させて
紐体の伸張状態を保持できるものであつて、紐体
固定手段が棒体内に収納でき特に上端部の棒体が
大形化するなどいうことがなく、かも紐体とは別
体のばね体を用いてあるから、ばね体のばね力の
大きさを任意に設定でき、従つてストツパ体の固
着位置をなるべく下方にすることにより紐体の引
張力を自由に大きくすることが可能となり、各棒
体同士の結合保持力を十分に大きくでき、その結
果杖本体の下端部が土の中に埋まつたり路面上の
窪みに挟まれたりしても各棒体の結合が外れるよ
うな事がなく、更に結合解除の場合には杖本体を
上下逆さまにして紐体の一端を引張るだけで硬質
ボールとストツパ体との係合を容易に外せ、その
後紐体を放すだけでばね体の力で紐体のストツパ
体を移動させて棒体を分離することができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の正面図、第2図は同上を折り
畳んだ状態を示す正面図、第3図は本考案の一実
施例の要部縦断面図、第4図は同上の横断面図、
第5図は同上の使用状態を示す正面図、第6図は
同上の各棒体の結合を外した状態を示す正面図、
第7図は同上を折り畳んだ状態を示す正面図であ
る。 1a〜1dは棒体、2は杖本体、4はばね体、
5は紐体、6は紐体固定手段、14は偏心カラ
ー、15は丸孔、16は紐体貫通孔、17は硬質
ボール、18はストツパ体である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部同士を互いに着脱自在に凹凸嵌合して全体
    として細長い杖本体を形成する複数個の略等長な
    中空円筒状の棒体と、杖本体の最下端となる棒体
    の下端部近傍に一端を固定された長手方向に伸縮
    自在なばね体と、杖本体の最上端となる棒体の上
    端開口部より一端を算出され、各棒体内を貫通し
    て他端を前記ばね体の他端に結合された紐体と、
    紐体の一端を引いて各棒体の端部同士を凹凸嵌合
    すると共にばね本体を伸張せしめた状態で紐体を
    杖本体の最上端となる棒体に固定する紐体固定手
    段とを備え、杖本体の最上端となる棒体内に固定
    され、上方開口の円柱状の丸孔に内接する紐体貫
    通孔とをそれぞれ棒体の軸方向と平行に設けた偏
    心カラーと、偏心カラーの丸孔内に遊嵌され、紐
    体貫通孔よりも太径である硬質ボールと、常時は
    偏心カラーよりも下方に位置し、かつ紐体の一端
    を引いて各棒体の端部同士を凹凸嵌合すると共に
    ばね体を伸張せしめたときには偏心カラーよりも
    若干上方に位置するように紐体に固着され、前記
    紐体貫通孔よりも細径で、且つ丸孔と硬質ボール
    との径の差よりも太径である硬質のストツパ体と
    から上記紐体固定手段を構成して成る折り畳み自
    在の杖。
JP945883U 1983-01-26 1983-01-26 折り畳み自在の杖 Granted JPS59115913U (ja)

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JP945883U JPS59115913U (ja) 1983-01-26 1983-01-26 折り畳み自在の杖

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Publication Number Publication Date
JPS59115913U JPS59115913U (ja) 1984-08-04
JPS6125373Y2 true JPS6125373Y2 (ja) 1986-07-30

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ID=30140916

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JP945883U Granted JPS59115913U (ja) 1983-01-26 1983-01-26 折り畳み自在の杖

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JPS59115913U (ja) 1984-08-04

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