JPS6125341B2 - - Google Patents
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- JPS6125341B2 JPS6125341B2 JP54065688A JP6568879A JPS6125341B2 JP S6125341 B2 JPS6125341 B2 JP S6125341B2 JP 54065688 A JP54065688 A JP 54065688A JP 6568879 A JP6568879 A JP 6568879A JP S6125341 B2 JPS6125341 B2 JP S6125341B2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23C—DAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
- A23C21/00—Whey; Whey preparations
- A23C21/06—Mixtures of whey with milk products or milk components
-
- A—HUMAN NECESSITIES
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- A23C9/00—Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations
- A23C9/14—Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations in which the chemical composition of the milk is modified by non-chemical treatment
- A23C9/142—Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations in which the chemical composition of the milk is modified by non-chemical treatment by dialysis, reverse osmosis or ultrafiltration
- A23C9/1425—Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations in which the chemical composition of the milk is modified by non-chemical treatment by dialysis, reverse osmosis or ultrafiltration by ultrafiltration, microfiltration or diafiltration of whey, e.g. treatment of the UF permeate
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Polymers & Plastics (AREA)
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- Dairy Products (AREA)
- Fodder In General (AREA)
- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
Description
本発明は液状、ペースト状または粉末状のホエ
ー製品の製造方法に関し、更に詳しくは蛋白質、
ラクトースおよび灰分の割合が実質的に脱脂乳中
のものと等しく、かつ食糧品および飼料への添加
剤として適している液状、ペースト状または粉状
のホエー製品の製造方法に関する。 通常のホエー粉末は次のような組成を有してい
る: ラクトース 71〜73% 蛋白質 11.5〜12.5% 脂 肪 0〜1.5% 灰 分 9〜10% 水 分 2〜4% このホエー粉末を食糧品と飼料のいずれにも限
られた量でしか用いることができないことは、ラ
クトース含量と灰分含量は高いが、蛋白質含量が
かなり低いことに依存している。 大体次のような組成を有する脱脂粉乳が、食糧
品および飼料への添加物としての用途に適してい
る: ラクトース 45〜51% 蛋白質 34〜39% 脂 肪 0.3〜0.9% 灰 分 6〜9% 水 分 5% 従つて、本発明はホエー製品中のラクトース含
量および灰分含量を蛋白質含量に比較して、減少
させることを目的とするものである。 ホエー粉末中の灰分含量を減少させる、すなわ
ちホエーを脱塩させるには、2つの方法すなわち
電気透折とイオン交換が公知であるが、脱塩はホ
エー製品中のラクトース含量と蛋白質含量とに対
する灰分含量の割合を少し変化させるにすぎな
い。 ラクトース含量を低下させ、蛋白質含量を増加
させたホエー製品は、従来の乳糖の製造方法から
の残留生成物として得られる組成物を乾燥させる
ことによつて、製造することができる。これらの
製品は云わゆる部分的に脱糖したホエー粉末であ
るが、無機物の含有率が非常に高いと云う欠点を
有しており、このことによつて生ずる塩気のある
味のために、食糧品産業および飼料産業へ限られ
た量でのみ用いられるにすぎない。 一部脱糖したホエー製品は次のような組成を有
している: ラクトース 36〜39% 蛋白質 23〜25% 脂 肪 1〜2% 灰 分 24〜26% 水 分 2〜4% 適当な蛋白質、ラクトースおよび灰分含量を有
するホエー製品の本発明による製造方法は、ホエ
ーを限外過した場合濃縮化プロセスの進行につ
れて蛋白質含量は増加するが、濃縮物中のラクト
ース含量と灰分含量とは減少すると云う知識に基
づいたものである。 限外過は、圧力を利用して行なわれる膜分離
方法の代表的なものであり、この膜が液体の巨大
分子および/またはコロイド成分を、膜のサイズ
に応じて、保持するものである。 この膜によつて保持される成分を保持物と呼
び、膜を通過する成分を浸透物と呼ぶ。限外過
による選択性は、用いる膜の孔度に依存してい
る。 限外過を行なう際に、ホエー成分の組成の変
化は濃縮化プロセスの進行につれて直線的には生
じないで、添付図に示すように、曲線的に生ず
る。除去される水分の量は横座標にパーセントで
プロツトした。程持物中の固体の蛋白質、ラクト
ースおよび灰分含量も、縦座標にパーセントで記
入した。この曲線から、50〜100%のあらゆる段
階の水分除去から残留保持物中の固体の蛋白質
(曲線P)、ラクトース(曲線L)および灰分(曲
線A)を読み取ることが可能である。各場合に2
つの相当する曲線を構成することによつて、自然
の変化に対する限定範囲を示すことができる。 本発明によつて、蛋白質、ラクトースおよび灰
分の割合が実質的に脱脂粉乳中のものと等しく、
食糧品および飼料への添加物として適している液
状、ペースト状および粉状のホエー製品の製造方
法であつて、限外過によつてホエーを約1:20
の割合に過し、生成する濃縮物を乾燥させ(必
要ならば)、固体として約4:5の割合で、ホエ
ー、ホエー濃厚液またはホエー粉末と混合するこ
とを特徴とする方法を提供できる。 それ故、本発明による方法の特別の利益は、殆
んど利用できない酪農場産物であるホエーから、
食糧品および飼料への添加物として実際に需要の
ある製品、すなわち固形物が脱脂乳のものと等し
いような製品を製造できることがある。この新し
いホエー製品の用途に関しては、それに含有され
る蛋白質の性質はあまり重要でない。重要なのは
ラクトースおよび無機物に対する蛋白質の割合で
ある。 濃縮物は固形物50%を含有するホエー濃厚液と
2:1の重量比で混合し、その後にこの混合物を
所望に応じて濃縮または乾燥することが望まし
い。 また、このようにする代りに、濃縮物を乾燥し
てから、乾燥したホエー濃厚液と混合することも
できる。 本発明によつて製造したホエー製品の食糧品産
業への用途は、プロセス・チーズ製品、パン菓子
製品、チヨコレート、幼児食、アイスクリームま
たはヨーグルト中で脱脂粉乳に1部または場合に
よつては完全に代り得るものとして役立つもので
ある。 飼料の製造分野では、本発明によつて製造した
適当なホエー製品は牛乳代用品中で脱脂粉乳に1
部または場合によつては完全に代り得るものとし
て役立つている。更に、本発明による製品はあら
ゆる他の飼料中へ理想的な蛋白質成分として混合
することができる。 以下の説明は、限外過を用いる場合の水分除
去の程度と、蛋白質、ラクトースおよび灰分の含
量との関係を明らかにするのに役立つものであ
る。 1:20限外過によるホエー限外過濃縮物
の測定 1:20限外過を選択した場合に、固形物6.3
%を含有するホエーに対する、水分除去は96.31
%であり、浸透物は固形物5%を含有する。 固形物6.3%を含有するホエー10000に1:20
限外過を行なう場合、固形物約5%を含有する
浸透物9500と程持物500とが得られる。浸透
物中の水分の量は9025である。すなわちこのこ
とは通常のホエーから水9370すなわち96.31%
の水が除去されたことを意味する。 添付図中の曲線から、96%水分除去(横座標)
の場合には保持物中の蛋白質P、ラクトースLお
よび灰分Aの固形物含量の値を読み取ることがで
きる。脱脂含量はホエー中の脂肪含量0.05%を基
にし、全脂肪が保持物中に残留すると仮定して次
のように計算することができる: 0.05%の脂肪を含有するホエー10000は脂肪
5Kgを含有する。1:20限外過後、この5Kgの
脂肪は500の保持物中の残留し、この結果保持
物中の脂肪含量は1%になる。 50,75,95および96%の水分除去段階に対する
保持物中のラクトース、蛋白質および灰分の固形
物としての含有率(%)を第1図に示す。第1段
の数値は全固形物含量6.3%の場合の別のホエー
の平均組成に該当するものである。
ー製品の製造方法に関し、更に詳しくは蛋白質、
ラクトースおよび灰分の割合が実質的に脱脂乳中
のものと等しく、かつ食糧品および飼料への添加
剤として適している液状、ペースト状または粉状
のホエー製品の製造方法に関する。 通常のホエー粉末は次のような組成を有してい
る: ラクトース 71〜73% 蛋白質 11.5〜12.5% 脂 肪 0〜1.5% 灰 分 9〜10% 水 分 2〜4% このホエー粉末を食糧品と飼料のいずれにも限
られた量でしか用いることができないことは、ラ
クトース含量と灰分含量は高いが、蛋白質含量が
かなり低いことに依存している。 大体次のような組成を有する脱脂粉乳が、食糧
品および飼料への添加物としての用途に適してい
る: ラクトース 45〜51% 蛋白質 34〜39% 脂 肪 0.3〜0.9% 灰 分 6〜9% 水 分 5% 従つて、本発明はホエー製品中のラクトース含
量および灰分含量を蛋白質含量に比較して、減少
させることを目的とするものである。 ホエー粉末中の灰分含量を減少させる、すなわ
ちホエーを脱塩させるには、2つの方法すなわち
電気透折とイオン交換が公知であるが、脱塩はホ
エー製品中のラクトース含量と蛋白質含量とに対
する灰分含量の割合を少し変化させるにすぎな
い。 ラクトース含量を低下させ、蛋白質含量を増加
させたホエー製品は、従来の乳糖の製造方法から
の残留生成物として得られる組成物を乾燥させる
ことによつて、製造することができる。これらの
製品は云わゆる部分的に脱糖したホエー粉末であ
るが、無機物の含有率が非常に高いと云う欠点を
有しており、このことによつて生ずる塩気のある
味のために、食糧品産業および飼料産業へ限られ
た量でのみ用いられるにすぎない。 一部脱糖したホエー製品は次のような組成を有
している: ラクトース 36〜39% 蛋白質 23〜25% 脂 肪 1〜2% 灰 分 24〜26% 水 分 2〜4% 適当な蛋白質、ラクトースおよび灰分含量を有
するホエー製品の本発明による製造方法は、ホエ
ーを限外過した場合濃縮化プロセスの進行につ
れて蛋白質含量は増加するが、濃縮物中のラクト
ース含量と灰分含量とは減少すると云う知識に基
づいたものである。 限外過は、圧力を利用して行なわれる膜分離
方法の代表的なものであり、この膜が液体の巨大
分子および/またはコロイド成分を、膜のサイズ
に応じて、保持するものである。 この膜によつて保持される成分を保持物と呼
び、膜を通過する成分を浸透物と呼ぶ。限外過
による選択性は、用いる膜の孔度に依存してい
る。 限外過を行なう際に、ホエー成分の組成の変
化は濃縮化プロセスの進行につれて直線的には生
じないで、添付図に示すように、曲線的に生ず
る。除去される水分の量は横座標にパーセントで
プロツトした。程持物中の固体の蛋白質、ラクト
ースおよび灰分含量も、縦座標にパーセントで記
入した。この曲線から、50〜100%のあらゆる段
階の水分除去から残留保持物中の固体の蛋白質
(曲線P)、ラクトース(曲線L)および灰分(曲
線A)を読み取ることが可能である。各場合に2
つの相当する曲線を構成することによつて、自然
の変化に対する限定範囲を示すことができる。 本発明によつて、蛋白質、ラクトースおよび灰
分の割合が実質的に脱脂粉乳中のものと等しく、
食糧品および飼料への添加物として適している液
状、ペースト状および粉状のホエー製品の製造方
法であつて、限外過によつてホエーを約1:20
の割合に過し、生成する濃縮物を乾燥させ(必
要ならば)、固体として約4:5の割合で、ホエ
ー、ホエー濃厚液またはホエー粉末と混合するこ
とを特徴とする方法を提供できる。 それ故、本発明による方法の特別の利益は、殆
んど利用できない酪農場産物であるホエーから、
食糧品および飼料への添加物として実際に需要の
ある製品、すなわち固形物が脱脂乳のものと等し
いような製品を製造できることがある。この新し
いホエー製品の用途に関しては、それに含有され
る蛋白質の性質はあまり重要でない。重要なのは
ラクトースおよび無機物に対する蛋白質の割合で
ある。 濃縮物は固形物50%を含有するホエー濃厚液と
2:1の重量比で混合し、その後にこの混合物を
所望に応じて濃縮または乾燥することが望まし
い。 また、このようにする代りに、濃縮物を乾燥し
てから、乾燥したホエー濃厚液と混合することも
できる。 本発明によつて製造したホエー製品の食糧品産
業への用途は、プロセス・チーズ製品、パン菓子
製品、チヨコレート、幼児食、アイスクリームま
たはヨーグルト中で脱脂粉乳に1部または場合に
よつては完全に代り得るものとして役立つもので
ある。 飼料の製造分野では、本発明によつて製造した
適当なホエー製品は牛乳代用品中で脱脂粉乳に1
部または場合によつては完全に代り得るものとし
て役立つている。更に、本発明による製品はあら
ゆる他の飼料中へ理想的な蛋白質成分として混合
することができる。 以下の説明は、限外過を用いる場合の水分除
去の程度と、蛋白質、ラクトースおよび灰分の含
量との関係を明らかにするのに役立つものであ
る。 1:20限外過によるホエー限外過濃縮物
の測定 1:20限外過を選択した場合に、固形物6.3
%を含有するホエーに対する、水分除去は96.31
%であり、浸透物は固形物5%を含有する。 固形物6.3%を含有するホエー10000に1:20
限外過を行なう場合、固形物約5%を含有する
浸透物9500と程持物500とが得られる。浸透
物中の水分の量は9025である。すなわちこのこ
とは通常のホエーから水9370すなわち96.31%
の水が除去されたことを意味する。 添付図中の曲線から、96%水分除去(横座標)
の場合には保持物中の蛋白質P、ラクトースLお
よび灰分Aの固形物含量の値を読み取ることがで
きる。脱脂含量はホエー中の脂肪含量0.05%を基
にし、全脂肪が保持物中に残留すると仮定して次
のように計算することができる: 0.05%の脂肪を含有するホエー10000は脂肪
5Kgを含有する。1:20限外過後、この5Kgの
脂肪は500の保持物中の残留し、この結果保持
物中の脂肪含量は1%になる。 50,75,95および96%の水分除去段階に対する
保持物中のラクトース、蛋白質および灰分の固形
物としての含有率(%)を第1図に示す。第1段
の数値は全固形物含量6.3%の場合の別のホエー
の平均組成に該当するものである。
【表】
第表は保持物中の固形物のラクトースに対す
る蛋白質の割合を示し、また0,50,75,95,96
%の水分除去段階に対する固形物含量自体の値を
も示している。
る蛋白質の割合を示し、また0,50,75,95,96
%の水分除去段階に対する固形物含量自体の値を
も示している。
【表】
1:20ホエー限外過濃縮物とそれから製造
した粉末の測定 第表のa欄には、図面から読み取つた固形物
としての保持物中のラクトース、蛋白質および灰
分の最低値と脂肪の値とを示す。 b欄には、保持物中のラクトース、蛋白質およ
び灰分の値を示すが、後者は約20%の固形物を含
むものである。 c欄には、保持物が固形物含量96%までに濃縮
されたときの粉末中に含まれるラクトース、蛋白
質、脂肪および灰分の含量を示す。
した粉末の測定 第表のa欄には、図面から読み取つた固形物
としての保持物中のラクトース、蛋白質および灰
分の最低値と脂肪の値とを示す。 b欄には、保持物中のラクトース、蛋白質およ
び灰分の値を示すが、後者は約20%の固形物を含
むものである。 c欄には、保持物が固形物含量96%までに濃縮
されたときの粉末中に含まれるラクトース、蛋白
質、脂肪および灰分の含量を示す。
【表】
第表は固形物6.3%を含有するホエーと固形
物50%または96%を含有する濃縮物におけるラク
トース、蛋白質、脂肪、灰分および水分の割合を
示すものである。
物50%または96%を含有する濃縮物におけるラク
トース、蛋白質、脂肪、灰分および水分の割合を
示すものである。
【表】
本発明による方法の用途例を以下に説明する。
蛋白質が殆んど完全にホエーの蛋白質、すなわ
ちアルブミンとグロブリンである点を除いては、
化学組成において脱脂粉乳と一致する粉末を、
1:20ホエー限外過濃縮物2部と固形物50%を
含有するホエー濃厚液1部とを混合し、この混合
物を乾燥させることによつて製造した。 次に1:20限外過濃縮物と固形物50%を含有
するホエー濃厚液との重量比2:1の混合物、お
よびそれから製造した乾燥生成物についてラクト
ース、蛋白質、脂肪および灰分のデータを測定し
た。 第表の(a)欄は1:20限外過濃縮物100Kg中
のラクトース、蛋白質、脂肪および灰分の含量を
示すものである。 (b)欄は固形物50%を含有するホエー濃厚液50Kg
中のラクトース、蛋白質、脂肪、灰分および水分
の含量(Kg)を示すものである。 (c)欄は最初の2つの欄の含量の合計値を示すも
のである。 (d)欄は1:20限外過濃縮物2部と固形物50%
を含有するホエー濃厚液1部との混合物100Kg中
のラクトース、蛋白質、脂肪、灰分および水分の
含量(Kg)を示すものである。 (e)欄は固形物含量96%をもとにして計算した、
(d)欄の混合物中のラクトース、蛋白質、脂肪、灰
分および水分の含量を示すものである。
ちアルブミンとグロブリンである点を除いては、
化学組成において脱脂粉乳と一致する粉末を、
1:20ホエー限外過濃縮物2部と固形物50%を
含有するホエー濃厚液1部とを混合し、この混合
物を乾燥させることによつて製造した。 次に1:20限外過濃縮物と固形物50%を含有
するホエー濃厚液との重量比2:1の混合物、お
よびそれから製造した乾燥生成物についてラクト
ース、蛋白質、脂肪および灰分のデータを測定し
た。 第表の(a)欄は1:20限外過濃縮物100Kg中
のラクトース、蛋白質、脂肪および灰分の含量を
示すものである。 (b)欄は固形物50%を含有するホエー濃厚液50Kg
中のラクトース、蛋白質、脂肪、灰分および水分
の含量(Kg)を示すものである。 (c)欄は最初の2つの欄の含量の合計値を示すも
のである。 (d)欄は1:20限外過濃縮物2部と固形物50%
を含有するホエー濃厚液1部との混合物100Kg中
のラクトース、蛋白質、脂肪、灰分および水分の
含量(Kg)を示すものである。 (e)欄は固形物含量96%をもとにして計算した、
(d)欄の混合物中のラクトース、蛋白質、脂肪、灰
分および水分の含量を示すものである。
【表】
最後に、第表はこの乾燥生成物の組成を脱脂
粉乳と比較して示すものである。
粉乳と比較して示すものである。
【表】
この方法で製造した生成物中のラクトースの値
は、脱脂粉乳のものと比べて幾らか高いが、これ
は選択性がやや高い限外過を行なうことによつ
て更に減ずることができる。 また、水分除去の程度に応じて、他の濃度の蛋
白質、ラクトースおよび灰分を有する限外過濃
縮物を得ることもできる。この限外過濃縮物に
ホエー製品または脱脂乳製品を加えることによつ
ても、また異なる濃縮物を得ることができる。こ
れらは別々に、または一緒に限外過濃縮物に加
えることができる。次にこの混合物を濃縮または
乾燥させて、濃縮した、ペースト状または乾燥し
た生成物を得ることができる。
は、脱脂粉乳のものと比べて幾らか高いが、これ
は選択性がやや高い限外過を行なうことによつ
て更に減ずることができる。 また、水分除去の程度に応じて、他の濃度の蛋
白質、ラクトースおよび灰分を有する限外過濃
縮物を得ることもできる。この限外過濃縮物に
ホエー製品または脱脂乳製品を加えることによつ
ても、また異なる濃縮物を得ることができる。こ
れらは別々に、または一緒に限外過濃縮物に加
えることができる。次にこの混合物を濃縮または
乾燥させて、濃縮した、ペースト状または乾燥し
た生成物を得ることができる。
第1図は、限外過におけるホエーの成分組成
の変化過程を示したものであり、横座標では水分
除去を%で示し、縦座標では保持物中の固形物の
蛋白質、ラクトースおよび灰分含量を%で示した
ものである。
の変化過程を示したものであり、横座標では水分
除去を%で示し、縦座標では保持物中の固形物の
蛋白質、ラクトースおよび灰分含量を%で示した
ものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 蛋白質、ラクトースおよび灰分の割合が実質
的に脱脂粉乳のものと等しく、食糧品および飼料
への添加物として適している液状、ペースト状ま
たは粉状のホエー製品の製造方法において、ホエ
ーを限外過によつて約1:20の割合に過し、
生成する濃縮物を乾燥させ(もし必要ならば)、
ホエー、ホエー濃厚液またはホエー粉末と固形物
として約4:5の比で混合することを特徴とする
方法。 2 前記ホエー濃厚液として、固形分50%を含有
しているホエー濃厚液を使用することを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 濃縮物を乾燥させてから、乾燥したホエー濃
厚液と混合するすることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AT390978A ATA390978A (de) | 1978-05-30 | 1978-05-30 | Verfahren zur herstellung von molkeprodukten |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54163859A JPS54163859A (en) | 1979-12-26 |
JPS6125341B2 true JPS6125341B2 (ja) | 1986-06-14 |
Family
ID=3557081
Family Applications (1)
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FI (1) | FI791717A (ja) |
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NL (1) | NL7904261A (ja) |
NZ (1) | NZ190526A (ja) |
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-
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-
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- 1979-05-23 NZ NZ190526A patent/NZ190526A/xx unknown
- 1979-05-23 CH CH484679A patent/CH642234A5/de not_active IP Right Cessation
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- 1979-05-30 IT IT84122/79A patent/IT1166341B/it active
- 1979-05-30 US US06/043,699 patent/US4391837A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114945278A (zh) * | 2019-12-05 | 2022-08-26 | 涡龙设备与工艺公司 | 含乳糖的粉末状产品及其生产方法 |
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