JPS61252809A - きのこ状弁の製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関用給、排気弁等に使用されるきのこ状
弁の製造方法に関する。

〔従来の技術〕

近年、一部の高速エンジンにおいてチタン合金製給、排
気弁が使用されるようになってきた。

第３図はチタン合金製給、排気弁１０の従前の１例を示
す。チタン合金は軽量かつ高い附熱性を有するが硬さ、
耐摩耗性の面では通常の鋼製給。

排気弁よりもやや劣るため１図のように弁軸１の軸端部
にステライ）　（Ｃｏ基合金）製のチップ８をろう付け
４する。２は弁傘部である。

〔発明が解決すべき問題点〕

しかしながら上記従来のきのこ状弁は、弁軸部１の軸端
へのステライト製チップのろう付に要する工程が多くな
シ、製造コストが高くなるとともに、チップの脱落の発
生の虞れ等、弁の信頼性も充分でないという問題点があ
る。

本発明は上記に鑑みなされたもので、製造コストが低廉
かつ信頼性の高いきのこ状弁の製造方法を提供すること
を目的とする。

〔問題点を解決するための手段９作用〕本発明は上記問
題点を解決するため、弁軸部の軸端と該弁軸部とは別個
に製作されたステライト製チップとに嵌合部を設け、該
嵌合部にろう付を施こすことによりチップを弁軸部に固
着するようにしたことを特徴とする。かかる方法により
ろう付けのための工数が低減されまたチップの脱落等の
不具合の発生も阻止される。

〔実　施　例〕

以下、第１図を参照して本発明の１実施例につき説明す
ると１図において１０は内燃機関用の給、排気弁に使用
されるきのこ状弁、１は該弁１０の弁軸部、２は弁傘部
、３は該弁軸部１の軸端に固着されるチップである。上
記弁軸部１及び弁傘部２はチタン合金により一体に形成
され。

またチップ３はステライト（ＣＯ系合金）にて構成され
る。

上記構成を具えたきのこ状弁の製造方法につき説明する
と、まず弁軸部１及び弁傘部２の外形を機械切削により
所要の寸法に加工するとともに、ステライト製のチップ
３を別個に製作する。この際において、弁軸部１の軸端
に凹部１ａをチップ８に該凹部１ａに嵌合可能な凸部８
ａを夫々形成する。次いで上記弁軸部１の凹部１ａ及び
チップ３の凸部３ａを嵌合し該嵌合部５にろう付けを施
こす。これによりチップ８は弁軸部１に強固に接着され
ることとなる。しかる後、外面を研磨等により仕上げて
弁を完成する。

第２図は本発明の第２実施例を示し、この場合は弁軸部
ｌに凸部１ｂをチップ３に該凸部１ｂに嵌合する凹部８
ｂを夫々形成している。

〔発明の効果〕

本発明は以上のように構成されており１本発明によれば
、嵌合部を設けたことにより、ろう付作業が簡単にでき
、またチップの脱落等の不具合の発生もない。従って、
弁の製造コストが低減され信頼性も向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例を示す一部断面図、第２図
は本発明の第２実施例を示す一要部断面図、第３図は従
来の内燃機関用給、排気弁の１例を示す第１図応当図で
ある。 １０・・・きのこ状弁、１・・・弁軸部９２・・・弁傘
部。 ３・・・チップ、５・・・嵌合部 第１囚 弗２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 内燃機関用給、排気弁等に使用されるきのこ状弁を製造
   するにあたり、弁体を構成する弁軸部の軸端及び該弁軸
   部とは別個に製作されたステライト製チップに互いに嵌
   合可能な嵌合部を設け、該嵌合部にろう付けを施こして
   上記弁軸部にチップを固着することを特徴とするきのこ
   状弁の製造方法。