JPS612523A - 熱収縮チュ−ブの連続製造方法およびその製造装置 - Google Patents

熱収縮チュ−ブの連続製造方法およびその製造装置

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JPS612523A
JPS612523A JP59122939A JP12293984A JPS612523A JP S612523 A JPS612523 A JP S612523A JP 59122939 A JP59122939 A JP 59122939A JP 12293984 A JP12293984 A JP 12293984A JP S612523 A JPS612523 A JP S612523A
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恒明 馬渡
Shotaro Yoshida
昭太郎 吉田
Shoichi Hasegawa
正一 長谷川
Yoshiaki Nakao
由明 中尾
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業との利用分野〉 本発明は、架橋された熱により収縮する熱収縮チューブ
の製造方法およびその製造装置に関するものである。
〈従来の技術〉 従来、架橋された熱収縮性のチューブを製造する場合に
は、−IIにプラスチック材料を架橋させる架橋工程と
、この架橋されたプラスチックチューブを膨張させる膨
張工程とが別々に構成されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 このため、先ず、設備が大損りなものとなり、設備コス
トが嵩むと同時に所要スペースも大きく、工場などでの
省スペース化が困難であった。また分離工程上、一旦架
橋したものを膨張工程に持ってくるものであるため、1
0ツトの長さには限界があった。従って、これに伴い、
10フト終了後の取替や新たなセントなどにおいて、か
なり頻繁な設備類の操作が必要とされ、ロス時間が多く
生産性がわるかった。更にこのロフト替えの都度、製品
にバラツキが生しることが多く、品質管理などの点にお
いても問題があった。特に、従来の膨張工程では、チュ
ーブ内に位置される中子として、内部加圧媒体の通過可
能な導体を用いるので、中子自体およびその後の消耗な
どを考えると、運転コストが嵩むなどの問題もあった。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、上記のような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、基本的には、架橋工程と拡径工程(膨張工程、
即ち収縮性を持たせるための工程)とを一体に構成して
、両工程を連続的に行うようにした点に特徴がある。
か−る本発明の一つは、架橋剤入りプラスチックを押出
機で押し出した後、当該押出機の押出ヘッドに連続して
連結された加熱手段を有する円筒通路に導き、当該区間
で、プラスチックをチューブ状に成形すると共に上記加
熱手段の加熱によりプラスチックを架橋させ、引続き上
記円筒通路から連続されかつ次第に拡径する拡径円筒通
路に導いてプラスチックチューブを拡径させる熱収縮チ
ューブの連続製造方法である。また本発明のもう一つは
、上記製造方法を実施するだめの装置で、押出機と、該
押出機の押出ヘッドと連結され、その内部の長さ方向に
、押出ヘッド側から途中まで内径が小さい小内径部とし
、この途中から次第に内径が拡径する大内径部としてな
る貫通穴が形成されたダイスと、該ダイスの貫通穴に挿
入され、当該貫通穴の上記小内径部との間に小径円筒通
路を形成する小外径部と上記貫通穴の大内径部との間に
拡径円筒通路を形成する大外径部を有する二・ノズルと
、上記ダイスの小内径部または/および上記ニップルの
小外径部に配置された加熱手段とからなる。
〈実施例〉 以下、第1図に示す一実施例により、本発明をより具体
的に詳説する。
菌中、1は押出機の押出ヘットである。この押出ヘッド
1は上向きに設置され、その上面には通路用の介在板2
を介してダイス3が取付けられている。このダイス3は
押出ヘッド1の押出穴1aの方向と一致する長さ方向に
貫通穴4が形成されている。この貫通穴4内にはニップ
ル5が挿入される。ここで、貫通穴4は、押出ヘッド1
側から中程の部分(図中、下方から中間部分)までは内
径の小さい小内径部4aとして形成され、この中程の部
分から後端(図中、中間部分から上方)゛にかけては、
次第に内径が拡径する大内径部4bとして形成されてい
る。また、ニップル5の外形は、貫通穴4の断面形状に
対応して、先端から中程の部分(図中、下方から中間部
分)までは外径の小さい小外径部5aとして形成され、
この中程の部分から後端(図中、中間部分から上方)に
かけては、次第に外径が拡径する大外径部5Gとして形
成されている。従って、ニップル3をダイス2に挿入し
て装着すると、上記貫通穴4の小内径部4aとニップル
5の小外径部5aとの間には、長さ方向に小径円筒通路
り、が形成され、また上記貫通穴4の大内径部4bとニ
ップル5の大内径部5bとの間には、長さ方向に拡径円
筒通路L2が形成される。
6は上記介在板2中に穿設された潤滑剤供給通路で、こ
の介在板2を通じてニップル5先端の円錐形尖部5cの
一部に開口する。7は同じく介在板2中に穿設された加
圧・冷却用媒体の供給通路で、この介在板2およびニッ
プル2中の通路8を通して、ニップル5およびダイス3
の後端(図中、上端)に設置されたタンク9に開口する
。このタンク9は、ダイス3の後端外周に取付けた筒体
10と、ニップル5の後端面に連結部材11を介して取
付けられ、かつ筒体10に対してプラスチックチューブ
が通過可能に蓋されるキャップ12とで構成される。な
お、上記通路8は連結部材11の通路13を介してタン
ク9に開口している。また、このタンク9のチューブの
通過部分には密封用の0リング14.15が装着しであ
る。
16はニップル5の小外径部5aの先端寄り部分に埋設
された加熱手段で、例えば、電熱ヒーターで構成したり
、中空通路中に加熱媒体(高温油や高温水などの液体、
加熱蒸気などの気体)を通す構造として構成とすること
もできる。17はダイス2の外周に設置された加熱手段
で、例えば電熱のハンドヒーターで構成しである。なお
、この加熱手段17も、電熱ヒーターの他、高温の液体
や気体の加熱媒体による場合でもよく、またダイス2の
内部に埋設する構成とすることもできる。
従って、上記装置によると、加熱手段16.17の配置
された区間Xが架橋ゾーンをなし、また上記小径円筒通
路L1の終端から次第に拡径する拡径円筒通路L2の先
端の円錐形状傾斜通路L2′部分が拡径成形ゾーンYを
なす。
く作用〉 しかして、以上の装置により、架橋された熱収縮チュー
ブを連続製造するには、架橋剤を混入した所望のプラス
チック材料を押出機に供給し、押出ヘッド1より押出す
。そうすると、押出ヘッド1の押出穴1aから押し出さ
れたプラスチックは、分岐通路を通じてニップル5の小
径円筒通路L1に導かれる。ここで、プラスチックがチ
ューブ状に成形されつつ押し進められる。このとき、潤
滑剤供給通路6より、例えばシリコン油が供給されるた
め、プラスチックチューブはスムーズに安定走行される
。この小径円筒通路L+の通過中にプラスチックは加熱
手段16.17により、加熱されるため、架橋反応が進
行し、架橋される。
このようにして架橋されたプラスチックチューブは小径
円筒通路L1の通過後、拡径円筒通路L2の円錐形状傾
斜通路L2 ′部分に至るため、この部分でチューブ内
径が押し広げられる。所謂、拡径成形される。この後は
、引続き拡径円筒通路L2を通り、タンク9部分に至っ
て、内側より加圧・冷却され、安定した形状成形が確保
される。
このタンク9には、供給通路7および通路8,13を通
して、加圧・冷却用としてのシリコン油が充填されてい
る。
以上のようにして、ダイス3とニップル5から製品とし
ての架橋された熱収縮チューブが連続的に押出される。
そして、出来たチューブは架橋されているため、強度な
どの点で、十分に優れた特性を有し、また加熱により、
極めてスムーズに収縮する傍れた収縮性を備えていた。
なお、本発明で使用するプラスチックとしては、ポリエ
チレン、ポリプロピレンなどが挙げられ、また架橋剤と
しては、ジクミルパーオギシド(DCP)などを使用す
ることができる。また、上記実施例では、縦型の装置に
ついてであったが一′本発明の装置はその要旨を変更し
ない範囲で、横型、その他の構成とすることができる。
更に、上記実施例においては、通路用の介在板2を設け
、押出ヘッド1やダイス3の加工を不要としであるが、
この板2を省略してヘッド1やダイス3側に設けるよう
にすることもできる。また、タンク9の構成も上記構造
に限るものではない。
〈発明の効果〉 本発明によると、以上の説明から明らかなように、(1
)先ず、従来のように架橋工程と拡径工程を分離するの
ではなく、両工程を一体にしであるため、架橋された熱
収縮チューブを連続的に製造することができる。従って
また、10ツトの長さは、押出機の連続運転性能に制限
されるのみで、実用上、全く問題はない。このため、従
来のように10ツト終了後の取替や新たなセットなどの
ような頻繁な設備類の操作が必要とされず、殆ど口入時
間がなく生産性の大幅な向上が期待できる。
更に一度、製品の品質設定を行えば、連続生産されるた
め、従来のようにロット替えの都度、製品の品質にバラ
ツキの生じる虞れはなく、品質管理などの点において極
めて有益である。(2)次に、その製造装置が、押出機
の押出ヘッドに取付けられるダイスとニップルの一体構
造とした極めて簡単なものであるため、故障などの虞が
なく、信頼性が極めて高い他、設備コストも低く、更に
それにも増して大幅な省スペース化が可能となる。更に
また、ニップルは通常の鋼鉄製のもので良く、消耗など
の問題は殆どなく、安定した運転を低コストで確保する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る熱収縮チューブの製造装置の一実
施例を示す縦断面図である。 図中、■・・・押出機の押出ヘッド、3・・・ダイス、
4・・・貫通穴、4a・・・小内径部、4b・・・大内
径部、5・・・ニップル、5a・・・小外径部、5b・
・・大外径部、6・・・潤滑剤供給通路、7・・・加圧
・冷却用媒体の供給通路、9・・・タンク、L、・・・
小径円筒通路、L2 ・・・拡径円筒通路、X・・・架
橋ゾーシ、Y・・・拡径成形ゾーン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)架橋剤入りプラスチックを押出機で押し出した後
    、当該押出機の押出ヘッドに連続して連結された加熱手
    段を有する円筒通路に導き、当該区間で、プラスチック
    をチューブ状に成形すると共に上記加熱手段の加熱によ
    りプラスチックを架橋させ、引続き上記円筒通路から連
    続されかつ次第に拡径する拡径円筒通路に導いてプラス
    チックチューブを拡径させることを特徴とする熱収縮チ
    ューブの連続製造方法。
  2. (2)押出機と、該押出機の押出ヘッドと連結され、そ
    の内部の長さ方向に、押出ヘッド側から途中まで内径が
    小さい小内径部とし、この途中から次第に内径が拡径す
    る大内径部としてなる貫通穴が形成されたダイスと、該
    ダイスの貫通穴に挿入され、当該貫通穴の上記小内径部
    との間に小径円筒通路を形成する小外径部と上記貫通穴
    の大内径部との間に拡径円筒通路を形成する大外径部を
    有するニップルと、上記ダイスの小内径部または/およ
    び上記ニップルの小外径部に配置された加熱手段とから
    なることを特徴とする熱収縮チューブの製造装置。
  3. (3)上記ダイスとニップルの後端にプラスチックチュ
    ブの通過可能なタンクを設置すると共に、上記ニップル
    の頭部から後端にかけて加圧・冷却用媒体の供給通路を
    形成して上記タンクに開口させたことを特徴とする特許
    請求の範囲第2項記載の熱収縮チューブの製造装置。
  4. (4)上記ニップル頭部に外部から連通する潤滑剤供給
    通路を開口させたことを特徴とする特許請求の範囲第2
    項または第3項記載の熱収縮チューブの製造装置。
JP59122939A 1984-06-16 1984-06-16 熱収縮チュ−ブの連続製造方法およびその製造装置 Granted JPS612523A (ja)

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