JPS61252289A - 耕土培養方法 - Google Patents
耕土培養方法Info
- Publication number
- JPS61252289A JPS61252289A JP60093726A JP9372685A JPS61252289A JP S61252289 A JPS61252289 A JP S61252289A JP 60093726 A JP60093726 A JP 60093726A JP 9372685 A JP9372685 A JP 9372685A JP S61252289 A JPS61252289 A JP S61252289A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fly ash
- agent
- cultivated soil
- soil
- culture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
- Fertilizers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は農業用ならびに園芸用の耕土を培養して植物
の栽培能率を権道させる方法に関するものであって、特
開昭59−62526号発明を応用する利用発明である
。
の栽培能率を権道させる方法に関するものであって、特
開昭59−62526号発明を応用する利用発明である
。
特開昭59−62526号(発明者出願人駒木根忠敬氏
個人)公報における保健剤は、本発明方法にシいて使用
する培養剤と実質的に同等の物質であって、人体の体質
改In無機質保健剤として人体の健康阻害者がこれを数
カ月間ないし十数カ月間服用すること罠よって、悪質で
治ゆ困難な疾病が退散して健康を回復し、また治ゆ後も
服用を継続することによつて良好な健康体質を永く保持
し得るという大きい効果を有するO 該公報に記載の発明は、同一発明者出願人の既特許第1
,205,743号(特公昭58−31901−IiI
)r無機質防菌防腐用飼料添加剤」の利用発明である。
個人)公報における保健剤は、本発明方法にシいて使用
する培養剤と実質的に同等の物質であって、人体の体質
改In無機質保健剤として人体の健康阻害者がこれを数
カ月間ないし十数カ月間服用すること罠よって、悪質で
治ゆ困難な疾病が退散して健康を回復し、また治ゆ後も
服用を継続することによつて良好な健康体質を永く保持
し得るという大きい効果を有するO 該公報に記載の発明は、同一発明者出願人の既特許第1
,205,743号(特公昭58−31901−IiI
)r無機質防菌防腐用飼料添加剤」の利用発明である。
この両発明になる添加剤または保健剤を動物類や人間が
食することによって、それぞれに格別に顕著な保健効果
を発揮する。
食することによって、それぞれに格別に顕著な保健効果
を発揮する。
本発明者は、上記の添加剤や保健剤が動物類や人1間に
対して大きい効果を奏するからには、この同じ物質が植
物類の生育に対しても著効があるに違いないとの着想の
もとに試験を行ったところ、所期の目的を達し得ること
を認めたのが本発明の端緒である。
対して大きい効果を奏するからには、この同じ物質が植
物類の生育に対しても著効があるに違いないとの着想の
もとに試験を行ったところ、所期の目的を達し得ること
を認めたのが本発明の端緒である。
此処に、本発明方法に用いられる培養剤の製造について
、該公報に準じ、さらに多少の補足をして以下に説明を
行う。
、該公報に準じ、さらに多少の補足をして以下に説明を
行う。
本発明方法に用いられる培養剤は、硫酸第1鉄7水塩(
Fee SO4” 7H! O)の粗結晶の80重量部
に、フライアッシュの10ないし20重量部を混合撹拌
し、これを温度65℃ないし85℃で30分間ないし1
時間加熱乾燥して結晶水の大半を蒸発揮散させ、その際
に硫酸第1鉄と7ライアツシエの両者は物理的或は化学
的に緊密に結合して安定化し、かくして得られる粗粒状
または粉状の弱アルカリ性且つ牛は水に易溶性の物質を
耕土の培養剤として用いるのである。
Fee SO4” 7H! O)の粗結晶の80重量部
に、フライアッシュの10ないし20重量部を混合撹拌
し、これを温度65℃ないし85℃で30分間ないし1
時間加熱乾燥して結晶水の大半を蒸発揮散させ、その際
に硫酸第1鉄と7ライアツシエの両者は物理的或は化学
的に緊密に結合して安定化し、かくして得られる粗粒状
または粉状の弱アルカリ性且つ牛は水に易溶性の物質を
耕土の培養剤として用いるのである。
硫酸第1鉄7水塩の粗結晶は、工業的にチタン鉄鉱(イ
ルメナイト〕から硫酸法によってチタン白を製造する際
に、廃液から再結晶によって副産物として大量に得られ
る、殆んど洞用価値のない、pH値およそ3の強酸性で
潮解性のある粗粒状の物質であって、チタン白製造業者
は、殺菌力が強過ぎ、かつ強酸性のこの副産物の公1!
Fを避けるための廃棄処分に困シ果て、船で遠く沖合に
これを運搬して大洋の海中に投棄している。この粗結晶
を温度65゛Cないし85℃で30分間ないし1時間加
熱乾燥すると、結晶水の大半が蒸発して、1水塩または
4水塩の比較的安定な白色もしくは淡緑色の粗粉末とな
る。(1水塩結晶は白色、4水塙結晶は淡緑色で、その
混合物が得られるわけである02水塩、3水塩、6水塩
はまだその存在が知られていない。) フライアッシュは、石炭焚き火力発電所において石炭が
ボイラーで温度およ、そ1300″Cで燃焼する際に、
石炭中の灰分の一部が易溶化するとともに蒸発気化し、
これが煙道中で冷却されてごく微粒子かつ球状のガラス
質物質となったものであって、これを集塵器を以て捕集
して得らA?’白色の極微粉末(44μ標準tIJ75
%以上通過)である。pH値がおよそ120強アルカリ
性かつ水にかなシ易溶性の物質であって、451童%以
上の水浴性シリカを含有する。フライアツシ:Lは流動
性を高めるためのセメントモルタル混人材としてその一
部が用いられたことがあつたが、アルカリ性が強過ぎる
ので現在では殆んど使用されることがなく、その大半は
廃棄されている。フライアッシュは無機質諸酸が非常に
高くなっている。
ルメナイト〕から硫酸法によってチタン白を製造する際
に、廃液から再結晶によって副産物として大量に得られ
る、殆んど洞用価値のない、pH値およそ3の強酸性で
潮解性のある粗粒状の物質であって、チタン白製造業者
は、殺菌力が強過ぎ、かつ強酸性のこの副産物の公1!
Fを避けるための廃棄処分に困シ果て、船で遠く沖合に
これを運搬して大洋の海中に投棄している。この粗結晶
を温度65゛Cないし85℃で30分間ないし1時間加
熱乾燥すると、結晶水の大半が蒸発して、1水塩または
4水塩の比較的安定な白色もしくは淡緑色の粗粉末とな
る。(1水塩結晶は白色、4水塙結晶は淡緑色で、その
混合物が得られるわけである02水塩、3水塩、6水塩
はまだその存在が知られていない。) フライアッシュは、石炭焚き火力発電所において石炭が
ボイラーで温度およ、そ1300″Cで燃焼する際に、
石炭中の灰分の一部が易溶化するとともに蒸発気化し、
これが煙道中で冷却されてごく微粒子かつ球状のガラス
質物質となったものであって、これを集塵器を以て捕集
して得らA?’白色の極微粉末(44μ標準tIJ75
%以上通過)である。pH値がおよそ120強アルカリ
性かつ水にかなシ易溶性の物質であって、451童%以
上の水浴性シリカを含有する。フライアツシ:Lは流動
性を高めるためのセメントモルタル混人材としてその一
部が用いられたことがあつたが、アルカリ性が強過ぎる
ので現在では殆んど使用されることがなく、その大半は
廃棄されている。フライアッシュは無機質諸酸が非常に
高くなっている。
硫酸第1鉄のl水塩および4水塩は7水塩と比べるとか
なシ安定ではあるけれども、それでもこれを空気中に放
論すると空気中の酸素によって徐々に酸化されてIP、
2鉄塩に変じ、褐色の鉄銹同様となる。硫酸第1鉄の水
溶液も、これを9気中に放置すると酸化されてコロイド
状の第2鉄塩の褐色となる。しかるに、・本発明方法に
用いられる培養剤では、第1硫酸鉄のl水塩、4水塩、
またはその混合物はフライアッシュによって中和されて
、pH値がおよそ8ないし9の弱アルカリ性となシ、か
つフライアッシュの活性によって第1硫酸鉄結晶の表面
はフライアッシュと成る化学的又は物理的な反応によっ
て極めて強固に結合して、第1硫酸鉄塩は非常に安定な
物質に変じ、これを2年ないし3年間全気中に放置して
もいさでかの分解変化をも生じないことが本発明者の試
験の結果判明した。学理的にどのような化学的或は物理
的作用によってこのような安定化が生ずるかについては
未だ明らかではないが、事実は紙に奇々発見であっfc
。
なシ安定ではあるけれども、それでもこれを空気中に放
論すると空気中の酸素によって徐々に酸化されてIP、
2鉄塩に変じ、褐色の鉄銹同様となる。硫酸第1鉄の水
溶液も、これを9気中に放置すると酸化されてコロイド
状の第2鉄塩の褐色となる。しかるに、・本発明方法に
用いられる培養剤では、第1硫酸鉄のl水塩、4水塩、
またはその混合物はフライアッシュによって中和されて
、pH値がおよそ8ないし9の弱アルカリ性となシ、か
つフライアッシュの活性によって第1硫酸鉄結晶の表面
はフライアッシュと成る化学的又は物理的な反応によっ
て極めて強固に結合して、第1硫酸鉄塩は非常に安定な
物質に変じ、これを2年ないし3年間全気中に放置して
もいさでかの分解変化をも生じないことが本発明者の試
験の結果判明した。学理的にどのような化学的或は物理
的作用によってこのような安定化が生ずるかについては
未だ明らかではないが、事実は紙に奇々発見であっfc
。
上記の中和や化学的又は物理的反応は、完全に乾燥され
た第1硫酸鉄の無水物においては生じ難いのであって、
l水塩、4水塩またはその混合物である必要がある。そ
のために、本発明では7水塩の乾燥の温度ならびに時間
が既述のように規定されているのである〇 従来古くから、耕土培養剤兼窒素質肥料として、カルシ
ウム シアナミドを主成分とする石灰窒素が広く農耕用
に用いられて来ている◇石灰窒素は電気炉によって住石
灰に炭素材を反応させて造らねたカルシウム カーバイ
ドを原料とし、これに窒素ガスを反応させて得られる、
カルシウム シアナミドと戻素の混合物でありて、これ
に幾分かの生石灰もしくは消石灰を混合して弱アルカリ
性としたものを微粉砕して工業製品としている。
た第1硫酸鉄の無水物においては生じ難いのであって、
l水塩、4水塩またはその混合物である必要がある。そ
のために、本発明では7水塩の乾燥の温度ならびに時間
が既述のように規定されているのである〇 従来古くから、耕土培養剤兼窒素質肥料として、カルシ
ウム シアナミドを主成分とする石灰窒素が広く農耕用
に用いられて来ている◇石灰窒素は電気炉によって住石
灰に炭素材を反応させて造らねたカルシウム カーバイ
ドを原料とし、これに窒素ガスを反応させて得られる、
カルシウム シアナミドと戻素の混合物でありて、これ
に幾分かの生石灰もしくは消石灰を混合して弱アルカリ
性としたものを微粉砕して工業製品としている。
CaCt +N、 →CaCN1 + C石灰窒素のシ
アナミド成分が耕土中で殺虫殺菌の作用を発揮するとと
もに、シアナミドの窒素分を肥料として供給するのであ
る。シアナミドの殺虫殺菌力が著しく強大であって、生
育中の植物にこれを追肥として与えるとその毛根全損傷
して植物の生育を防げるので、もっばら春先きに種子を
蒔く前に元肥としてこれを耕土に撒布するのが普通であ
る。
アナミド成分が耕土中で殺虫殺菌の作用を発揮するとと
もに、シアナミドの窒素分を肥料として供給するのであ
る。シアナミドの殺虫殺菌力が著しく強大であって、生
育中の植物にこれを追肥として与えるとその毛根全損傷
して植物の生育を防げるので、もっばら春先きに種子を
蒔く前に元肥としてこれを耕土に撒布するのが普通であ
る。
窒化炉から出た石灰窒素は塊状をしているが、これを粉
砕機にかけて微粉状とするが、比重が比較的に小さいの
で微粉製品を耕土に撒布すると風による舞い上)飛散が
甚だしく、シかもシアナマイドは悪臭的刺激臭が強い有
毒物質であるので、農耕人にとって石灰窒素はその取扱
いが容易ではない。″またその価格も電力大音消費型の
カーバイドを原料として製造される関係から高価であ夛
、農家の人手不足も手伝って、その需要は年とともに減
少して、昔から年ルj約25万tあつた消費が現在年間
15万を位に落込んでいる。それだけ耕土の資質は悪化
して行くわけである。石灰窒素は窒素肥料としてよりも
むしろ殺菌殺虫用の耕土培養剤として用いられてきたの
である。
砕機にかけて微粉状とするが、比重が比較的に小さいの
で微粉製品を耕土に撒布すると風による舞い上)飛散が
甚だしく、シかもシアナマイドは悪臭的刺激臭が強い有
毒物質であるので、農耕人にとって石灰窒素はその取扱
いが容易ではない。″またその価格も電力大音消費型の
カーバイドを原料として製造される関係から高価であ夛
、農家の人手不足も手伝って、その需要は年とともに減
少して、昔から年ルj約25万tあつた消費が現在年間
15万を位に落込んでいる。それだけ耕土の資質は悪化
して行くわけである。石灰窒素は窒素肥料としてよりも
むしろ殺菌殺虫用の耕土培養剤として用いられてきたの
である。
本発明は上記の石灰窒素に代る耕土培養剤として、特開
餡59−62526号に示された保健剤を利用すること
をそのI#徴とする。
餡59−62526号に示された保健剤を利用すること
をそのI#徴とする。
この新培養剤を石灰窒素に代って種蒔き前に農地に撒布
して耕すと、培養剤中の硫酸鉄成分によって土壌中の有
害な細菌類や虫類は死滅すると同時に、培養剤のフライ
アッシュ成分中ノ水溶性シリカ分が補助肥料となって、
稲麦その他の植物の茎の補強栄養素となる。なお一般に
耕土は根酸および添加肥料によって次第に酸性化してゆ
くが、これを中和するために春先きに消石灰を撒布する
ことが広く行われているけれども、既述のように本発明
方法に用いられる培養剤は弱アルカリ性となっているの
で、本培養剤を用いれは消石灰の撒布を敢えて必要とし
ない0 またこの新培養剤を耕土に配合すると、培養剤中の殺菌
殺虫後の硫酸第1鉄成分は次第に水溶液となって土中に
浸透する間に、空気中の酸素によって酸化されて水酸化
第2鉄となって土中に沈降し、硫酸分は廃水中に溶解し
て流失される。水酸化第2鉄がアルカリ性のすぐれた耕
土培養剤であることは古くから知られている所である。
して耕すと、培養剤中の硫酸鉄成分によって土壌中の有
害な細菌類や虫類は死滅すると同時に、培養剤のフライ
アッシュ成分中ノ水溶性シリカ分が補助肥料となって、
稲麦その他の植物の茎の補強栄養素となる。なお一般に
耕土は根酸および添加肥料によって次第に酸性化してゆ
くが、これを中和するために春先きに消石灰を撒布する
ことが広く行われているけれども、既述のように本発明
方法に用いられる培養剤は弱アルカリ性となっているの
で、本培養剤を用いれは消石灰の撒布を敢えて必要とし
ない0 またこの新培養剤を耕土に配合すると、培養剤中の殺菌
殺虫後の硫酸第1鉄成分は次第に水溶液となって土中に
浸透する間に、空気中の酸素によって酸化されて水酸化
第2鉄となって土中に沈降し、硫酸分は廃水中に溶解し
て流失される。水酸化第2鉄がアルカリ性のすぐれた耕
土培養剤であることは古くから知られている所である。
この新培養剤を耕土に撒布する場合に、培養剤の粒度を
タイラー標準篩100メツシエ通過程度にしておけば、
新培養剤の比重が石灰窒素のそれよシも大きいので、石
灰窒素肥料のように撒布に際して釘止11散を生ずるこ
とがない。
タイラー標準篩100メツシエ通過程度にしておけば、
新培養剤の比重が石灰窒素のそれよシも大きいので、石
灰窒素肥料のように撒布に際して釘止11散を生ずるこ
とがない。
また新培養剤には毒性がなく、却ってこれの吸入は健康
に良いくらいであるから、農家における新培養剤の取扱
いは非猟に容易である。
に良いくらいであるから、農家における新培養剤の取扱
いは非猟に容易である。
さらに新培養剤の大きい他の特色は、フライアッシュの
成分中に多種類の無機質微1[成分(所賄ミネラルズ)
を含有していて、これらが植物の生育を助ける大きい効
果を発揮することにある。本発明耕土培養剤の分析表の
一例を第1表に示す。
成分中に多種類の無機質微1[成分(所賄ミネラルズ)
を含有していて、これらが植物の生育を助ける大きい効
果を発揮することにある。本発明耕土培養剤の分析表の
一例を第1表に示す。
第1表 本発明培養剤の分析例
水 分 (Hz O) 11.7
7%第 1 鉄 (Fe″+) 2
0.75硫酸第1鉄 (FeSO4) 56.44酊
2 鉄 (Fe ) 1.00
硫 酸 1! (804”−) 39.
8シ ん (P) 0.0
6酸化カルシウム (Cab) 0.
29%マグネシウム CMg) 0.3
0カリウム (K) 0.06ナ
トリウム (Na) 0.057 リ
ヵ (SiOx) 10.0
0アルミニウム (AI) 0.95チ
タ ン (TI)
1.64マンガン (Mn) 0.56 は う 素 (B) 49
准モリブデン (M、) 5 亜 鉛 (Zn) 147セ
し ン (Se)
3.0銅 (Cu) 6.
0鉛 (Pb) 2.5水
銀 (Hg) 検dせずカドミ
ウム (Cd) 検出セラ1(昭和56年6月1
8日 財団法人日本肥糧検定協会の分析による。〕 これほど多種類の微量成分(すなわち所謂ミネラルズ)
を含有する肥料あるいは培養材は他に例を見ることがで
きない。これらの微量成分は大吉の植物に含有されてい
たのが石天中に残存したものである。微量成分中とくに
セレンはその効果が最も大きいと思われる。
7%第 1 鉄 (Fe″+) 2
0.75硫酸第1鉄 (FeSO4) 56.44酊
2 鉄 (Fe ) 1.00
硫 酸 1! (804”−) 39.
8シ ん (P) 0.0
6酸化カルシウム (Cab) 0.
29%マグネシウム CMg) 0.3
0カリウム (K) 0.06ナ
トリウム (Na) 0.057 リ
ヵ (SiOx) 10.0
0アルミニウム (AI) 0.95チ
タ ン (TI)
1.64マンガン (Mn) 0.56 は う 素 (B) 49
准モリブデン (M、) 5 亜 鉛 (Zn) 147セ
し ン (Se)
3.0銅 (Cu) 6.
0鉛 (Pb) 2.5水
銀 (Hg) 検dせずカドミ
ウム (Cd) 検出セラ1(昭和56年6月1
8日 財団法人日本肥糧検定協会の分析による。〕 これほど多種類の微量成分(すなわち所謂ミネラルズ)
を含有する肥料あるいは培養材は他に例を見ることがで
きない。これらの微量成分は大吉の植物に含有されてい
たのが石天中に残存したものである。微量成分中とくに
セレンはその効果が最も大きいと思われる。
微量成分の含有が多いからと言って、フライアッシュを
単蝕で耕土に配合することは許されない。フライアッシ
ュは強アルカリ性の物質であるからである。同様に殺菌
殺虫力が強いからと言つて、硫酸fg1鉄を単独で耕土
に配合することも許されない。硫酸鉄は強酸性の物質で
あるからである。本発明方法に用いられる培養剤は、こ
の両成分を混合中和して、耕土に適する弱アルカリ性と
なっている点に配剤の妙がある。
単蝕で耕土に配合することは許されない。フライアッシ
ュは強アルカリ性の物質であるからである。同様に殺菌
殺虫力が強いからと言つて、硫酸fg1鉄を単独で耕土
に配合することも許されない。硫酸鉄は強酸性の物質で
あるからである。本発明方法に用いられる培養剤は、こ
の両成分を混合中和して、耕土に適する弱アルカリ性と
なっている点に配剤の妙がある。
近時国内あるいは外国の広大な農地において、突然原因
不明の!ま栽培植物が数地域に渉って枯死する現象がし
ばしは報じられている。これらは異常特殊な細菌類の繁
殖によるか、あるいは土壌中に有機質成分の不足から来
るミネラルズの欠乏が原因であると思われる。こうした
場合に1本発FiA73法による耕土の培養は大きい効
果を挙げ得るものと期待している。
不明の!ま栽培植物が数地域に渉って枯死する現象がし
ばしは報じられている。これらは異常特殊な細菌類の繁
殖によるか、あるいは土壌中に有機質成分の不足から来
るミネラルズの欠乏が原因であると思われる。こうした
場合に1本発FiA73法による耕土の培養は大きい効
果を挙げ得るものと期待している。
本発明方法による耕±の培養は農業にのみ限茗
られるものではなく、営業的或は家庭的園惣の場合にも
これを応用し得るものとする。例えば庭園風の植物の効
果的な栽培や、ビニルハウスによる栽培における連作可
能化等である。連作可能化は農業においても有効である
。
これを応用し得るものとする。例えば庭園風の植物の効
果的な栽培や、ビニルハウスによる栽培における連作可
能化等である。連作可能化は農業においても有効である
。
本発明方法に用いられる培養剤のもう一つの利点は、こ
れを経済的にすこぶる安価に製造し得ることである。硫
rR第1鉄およびフライアッシュが何れも産業廃棄物質
の利用であシ、製法がすこぶる簡単であるからである。
れを経済的にすこぶる安価に製造し得ることである。硫
rR第1鉄およびフライアッシュが何れも産業廃棄物質
の利用であシ、製法がすこぶる簡単であるからである。
実施例 1゜
結晶性硫酸第1鉄7水塩の80gに、フライアッシュ1
5gの割合で両者を混合撹拌して、硫酸第1鉄結晶の表
面にフライアッシュの極微粉末をよくまぶした。これを
温度およそ70℃でおよそ1時間加熱乾燥して結晶水の
大学を蒸散させた口得られた乾燥物を粉砕して平均粒径
約0.2flの粉末としたものを耕土培養剤とした。
5gの割合で両者を混合撹拌して、硫酸第1鉄結晶の表
面にフライアッシュの極微粉末をよくまぶした。これを
温度およそ70℃でおよそ1時間加熱乾燥して結晶水の
大学を蒸散させた口得られた乾燥物を粉砕して平均粒径
約0.2flの粉末としたものを耕土培養剤とした。
この培養剤を晩秋期に家庭用の細長いプランタ−(植木
鉢の代用品〕に容れた耕土中に土壌107について50
.9の割合で配合したものと、別に比較のために、この
配合を全然行わないものとを用意した。各々には少量の
化成肥料を同量づつ配合した。
鉢の代用品〕に容れた耕土中に土壌107について50
.9の割合で配合したものと、別に比較のために、この
配合を全然行わないものとを用意した。各々には少量の
化成肥料を同量づつ配合した。
この両ブランターに、前年の春に咲き終ったチェーリッ
プの夏季残存球根(日昌シが悪いので小形のもの)の蔭
干し品をそれぞれ10球づつ植え込んで越冬させた。陽
春の候になって各ブランタンとも開花したが、培養剤を
配合した方のプランタべでは10球とも兄事に大きく咲
き競ったのに比べて、培養剤を配合しない力のプラン/
¥ではチューリップの生育に活気がなく、開花も前者に
比べて著しく小さく、10球中2球は実質的に開花しな
かった。
プの夏季残存球根(日昌シが悪いので小形のもの)の蔭
干し品をそれぞれ10球づつ植え込んで越冬させた。陽
春の候になって各ブランタンとも開花したが、培養剤を
配合した方のプランタべでは10球とも兄事に大きく咲
き競ったのに比べて、培養剤を配合しない力のプラン/
¥ではチューリップの生育に活気がなく、開花も前者に
比べて著しく小さく、10球中2球は実質的に開花しな
かった。
実施例 2゜
実施例1.において得られた培養剤の100gを水2(
lに半は溶解したものを、早春期に庭国中の杉、背水、
木瓜および沈丁花の各根元に撒布吸収させた。陽春の候
になつて、杉や青水の枝葉を見たところ、培養剤の撒布
された樹木のものは、撒布されない樹木の枝葉に比べて
、著しく活気に満ちて枝葉の先端が勢よく上向き加減に
なっているのに反して、撒布されないものの枝葉は勢な
く下向き加減罠なっているのが認められた。
lに半は溶解したものを、早春期に庭国中の杉、背水、
木瓜および沈丁花の各根元に撒布吸収させた。陽春の候
になつて、杉や青水の枝葉を見たところ、培養剤の撒布
された樹木のものは、撒布されない樹木の枝葉に比べて
、著しく活気に満ちて枝葉の先端が勢よく上向き加減に
なっているのに反して、撒布されないものの枝葉は勢な
く下向き加減罠なっているのが認められた。
また木瓜や沈丁花の方は、日当シが悪いので例年は開花
の数が少くて見栄えがしなかったのが、培養剤を撒布し
た本年においては、日当シが悪いにも拘らず満面大きい
花が無数に咲き揃い、その色彩も格別に美麗であった。
の数が少くて見栄えがしなかったのが、培養剤を撒布し
た本年においては、日当シが悪いにも拘らず満面大きい
花が無数に咲き揃い、その色彩も格別に美麗であった。
実施例 3゜
毎年公園内の草花市で開花した小菊の群生した植木の小
鉢を購入して庭先きに置き、相当長期間開花を楽しんだ
のち、そのまま放置して一冬を過し、再び小菊の新幹の
芽生えるのを待ったが、元通シ生長したためしがなくて
、夏季に新たに小菊の群生した小鉢を購入するしかなか
りた。そして棄て去る小鉢の内容物を取シ出してみると
、鉢底に数匹の駈矧が生息して込るのが常であった。
鉢を購入して庭先きに置き、相当長期間開花を楽しんだ
のち、そのまま放置して一冬を過し、再び小菊の新幹の
芽生えるのを待ったが、元通シ生長したためしがなくて
、夏季に新たに小菊の群生した小鉢を購入するしかなか
りた。そして棄て去る小鉢の内容物を取シ出してみると
、鉢底に数匹の駈矧が生息して込るのが常であった。
しかるに、本年は冬季に冬眠中の前記小鉢中に実施例2
に示した本発明培養剤の半は水溶液の少l゛を浸透させ
ておいたところ、4月半ばになって、他の一般小菊の小
鉢では未だ殆んど新幹の生長が見られないにも拘らず、
この培養剤を添加した小鉢では小菊の新幹が20α位の
高さにまで生育し、多数の新葉も緑色豊かに繁茂しつ\
あるのを見た。
に示した本発明培養剤の半は水溶液の少l゛を浸透させ
ておいたところ、4月半ばになって、他の一般小菊の小
鉢では未だ殆んど新幹の生長が見られないにも拘らず、
この培養剤を添加した小鉢では小菊の新幹が20α位の
高さにまで生育し、多数の新葉も緑色豊かに繁茂しつ\
あるのを見た。
なお参考のために、この小鉢の内容物を取シ除いて鉢底
を観察したところ、−匹の駈矧の生育をも認めることが
できなかった。
を観察したところ、−匹の駈矧の生育をも認めることが
できなかった。
実施例 4゜
畑内の小規模ビニルハウス内で四季を通じての茄子の連
作栽培を行った。普通4回までの連作は異常なく行われ
たが、5回以上の連作となると次第に茄子の生育が悪く
なり、7回以上の連作は無駄となつて、ビニルハウスを
他の畑地に移転せざるを得なかった。
作栽培を行った。普通4回までの連作は異常なく行われ
たが、5回以上の連作となると次第に茄子の生育が悪く
なり、7回以上の連作は無駄となつて、ビニルハウスを
他の畑地に移転せざるを得なかった。
しかるに同一のビニルハウスにおいて、茄子の植苗以前
にハウス内の耕土に実施例1.において示した培養剤を
配合しておくと、回数無制限に連作を行うことが可能と
なって、ノ1クスの移転の必要が全熱なくなった0
にハウス内の耕土に実施例1.において示した培養剤を
配合しておくと、回数無制限に連作を行うことが可能と
なって、ノ1クスの移転の必要が全熱なくなった0
Claims (2)
- (1)結晶性硫酸第1鉄7水塩(FeSO_4・7H_
2O)の80重量部に、フライアッシュの10ないし2
0重量部を混合撹拌し、これを温度65℃ないし85℃
で30分間ないし1時間加熱乾燥して結晶水の大半を蒸
発揮散させ、その際に両成分は物理的或は化学的に緊密
に結合して安定化し、かくして得られる弱アルカリ性で
半ば水に易溶性の物質を培養剤として耕土に配合するこ
とを特徴とする耕土培養方法。 - (2)耕土が農業用または園芸用のものであることを特
徴とする特許請求の範囲第1項記載の耕土培養方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60093726A JPS61252289A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 耕土培養方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60093726A JPS61252289A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 耕土培養方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61252289A true JPS61252289A (ja) | 1986-11-10 |
Family
ID=14090413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60093726A Pending JPS61252289A (ja) | 1985-05-02 | 1985-05-02 | 耕土培養方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61252289A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013150573A (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-08 | Shikoku Res Inst Inc | 緑化資材、緑化装置および緑化方法 |
CN105900927A (zh) * | 2016-04-14 | 2016-08-31 | 天津师范大学 | 一种基质利用粉煤灰调控机场盛夏昆虫数量的方法 |
CN114874054A (zh) * | 2021-02-05 | 2022-08-09 | 中国科学院过程工程研究所 | 一种沙漠沙地土壤改良剂及其制备方法和应用 |
CN116463124A (zh) * | 2023-03-27 | 2023-07-21 | 湖北省生态环境科学研究院(省生态环境工程评估中心) | 一种砷污染土壤修复用稳定剂及修复方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5962526A (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-10 | Chukei Komagine | 人体の体質改善用無機質保健剤 |
-
1985
- 1985-05-02 JP JP60093726A patent/JPS61252289A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5962526A (ja) * | 1982-10-01 | 1984-04-10 | Chukei Komagine | 人体の体質改善用無機質保健剤 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013150573A (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-08 | Shikoku Res Inst Inc | 緑化資材、緑化装置および緑化方法 |
CN105900927A (zh) * | 2016-04-14 | 2016-08-31 | 天津师范大学 | 一种基质利用粉煤灰调控机场盛夏昆虫数量的方法 |
CN114874054A (zh) * | 2021-02-05 | 2022-08-09 | 中国科学院过程工程研究所 | 一种沙漠沙地土壤改良剂及其制备方法和应用 |
CN116463124A (zh) * | 2023-03-27 | 2023-07-21 | 湖北省生态环境科学研究院(省生态环境工程评估中心) | 一种砷污染土壤修复用稳定剂及修复方法 |
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