JPS61252239A - 熱復元性シ−トの製造方法 - Google Patents

熱復元性シ−トの製造方法

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JPS61252239A
JPS61252239A JP60094320A JP9432085A JPS61252239A JP S61252239 A JPS61252239 A JP S61252239A JP 60094320 A JP60094320 A JP 60094320A JP 9432085 A JP9432085 A JP 9432085A JP S61252239 A JPS61252239 A JP S61252239A
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JP
Japan
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sheet
emulsion
asphalt
impregnated
heat
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JP60094320A
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JPH0564092B2 (ja
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Sadao Kumasaka
貞男 熊坂
Satomi Tada
多田 郷見
Ryoji Nagamine
長嶺 亮二
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Human Industry Corp
Original Assignee
Human Industry Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は1例えば自動車のボディー或いは建材パネル等
の空隙内に、防音材や断熱材として充填挿着するのに適
した熱復元性シートの製造方法に関する。
〔従来の技術〕
自動車のボディー或いは建材パネルにおいては1例えば
第3図に示すように、2枚の鉄板或いはステンレス板等
の鋼材1a、lbで外殻を組み上げ、その内部空隙にポ
リウレタンフォーム、フェルト又はガラス繊維等のシー
トからなる防音材2を挿入して吸音性および遮音性を改
良し、更に断熱性を改善することが行なわれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、自動車の車体については最近特に軽量化が重
要視されているため、防音材2を装入すべき鋼材1a、
lb間の空隙も数層■程度に狭くなってきている。その
結果、このような狭い空隙内に防音材2を充填施工する
作業が困難となり、作業性の低下および生産性の低下と
いった問題が生じている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、狭い空隙内
にも容易に充填施工し得る特別の性質をもった熱復元性
シートの製造方法を提供しようとするものである。
C問題点を解決するための手段〕 本発明による熱復元性シートの製造方法は、アスファル
トエマルジョン100重量部に対し、熱可塑性樹脂エマ
ルジョン5〜55重量部を混合した混合液を軟質ポリウ
レタンフォームシートに含浸させた後、乾燥し、更に3
0℃以下の温度で圧縮して圧縮した状態を保持させたこ
とを特徴とするものである。
本発明におけるアスファルトエマルジョンとしては、カ
チオン系あるいはアニオン系の界面活性剤を使用してア
スファルトを水中に機械的に攪拌、分散させる等、公知
のエマルジョン化技術により得られたものを用いればよ
い、この場合、アスファルトとしては天然アスファルト
、或いはアスファルト基原油を蒸留シタ残留物として得
られるストレートアスファルト又はこれに加熱空気を送
入して酸化重合させたブローンアスファルトの何れを用
いても良いが、針入度の低いものの方が好ましい。
本発明における熱可塑性樹脂エマルジョンとしては、E
VA樹脂エマルジョン(エチレン/酢酸ビニル共重合体
樹脂エマルジョン)、ポリエチレン樹脂エマルジョン、
酢酸ビニル樹脂エマルジョン、ナイロン樹脂エマルジョ
ン等を用いることができる0本発明では、この熱可塑性
樹脂エマルジョンを前記アスファルトエマルジョンに添
加混合した混合エマルジョンを軟質ポリウレタンフォー
ムに含浸させるが1両エマルジョンの混合比率はアスフ
ァルトエマルジョンの固形分100重量部に対して熱可
塑性樹脂エマルジョンの固形分が5〜55重量部になる
範囲とする。このように限定した理由については後述の
作用の項で説明する0、なお、これら熱可塑性樹脂エマ
ルジ目ンの好ましい混合量は、アスファルトエマルジョ
ン100重量部に対して7.0〜30重量部である。
また、上記の混合エマルジョンの含浸量については用途
により適宜増減するが、一般的には混合エマルジョンの
固形分換算で300−1500重量%の範囲とする。
本発明において、前記混合エマルジョンを含浸させた軟
質ポリウレタンフォームの圧縮率は、元の厚さの50%
〜90%程度とする。
〔作用〕
本発明において、アスファルトエマルジョン及ヒ熱可塑
性樹脂エマルジョンの混合エマルジョンを軟質ウレタン
フオームに含浸させて、乾燥させると、ウレタンフオー
ムの連続気泡の内部壁面にアスファルトおよび熱可塑性
樹脂の粒子が付着されたウレタンフオームが得られる。
この含浸ウレタンフオームは、気泡中に含まれるアスフ
ァルト及び熱可塑性樹脂の粒子によってその弾力性およ
び復元力が一部喪失されている。
そこで、第1図(A)に示すように、この含浸ウレタン
フオームlOに対して30℃以下の温度に保ったプレス
機で冷間プレスを施すと、復元力を一部喪失している含
浸ウレタンフオーム10は内部に含まれているアスファ
ルト及び熱可塑性樹脂の粒子の粘結性により、同図(B
)に示すように薄く圧縮されたままの状態で固定される
上記のように圧縮して得られたシート11は、通常の温
度においてはウレタンフオームに特有の復元性を喪失し
ているが、加熱されると元の厚さに復元する性質をもっ
た熱復元性シートとなる。
この場合、アスファルト及び熱可塑性樹脂は相互に相乗
的に作用してウレタンフオームの復元性を抑制するもの
である。従って、混合エマルジョン中における熱可塑性
樹脂エマルジョンの固形分が、アスファルトの固形分1
00重量部に対して5重量部未満の場合には、比較的低
温(40℃〜60℃)でも復元性がよく、高温時の在庫
保管や輸送時に復元してしまう、他方、55重量部より
も多い場合にはアスファルト粒子による吸音性。
遮音性および断熱性といった特徴が小さくなってしまう
0本発明において、アスファルトエマルジョンと熱可塑
性樹脂エマルジョンの混合比率を既述のように限定した
のはこの理由によるものである。
本発明により製造された上記の熱復元性シート11は、
偉績が小さく運搬が容易であるのみならず、これを断熱
材や防音材として例えば自動車のボディー等に施工する
場合、鋼板等で構成された外殻の内部空隙が非常に狭い
ときでも極めて良好な作業性で充填施工することができ
る。
即ち、第2図(A)に示すように二枚の鋼材la、J、
bで組上げられた外殻の内部空隙に、該空隙よりも薄い
厚さで製造した上記の熱復元性シート1. lを挿入す
る。この作業は、従来のように空隙と略同じ若しくはや
や厚いシートを挿入充填する場合に比較して著しく容易
で、作業性を向上することができる。その後、この挿入
された熱復元性シート11を加熱すると、第3図(B)
に示すようにシート11は膨張して外殻の内部空隙内に
充満し、防音材や断熱材として初期の効果を暦し得る状
態で施工されることになる。このための加熱温度は、復
元のための時間を考慮した場合、100〜150℃程度
で充分である。
なお、自動車ボディーの場合には防音材を挿入充填した
後に塗装や焼付は工程が行なわれるから、挿入された熱
復元性シー1−11はこれらの工程で充分に加熱される
。従って、本発明により製造された熱復元性シートを施
工する際に特別の加熱手段を講じる必要はない。
〔実施例〕
以下に本発明の詳細な説明する。
比i0.QIEl、厚さ5I1mの連続気泡を有する軟
質ポリウレタンフォームシートにアスファルトエマルジ
ョン及びエチレン/酢酸ビニル共重合樹脂を100:1
5の比率で混ぜ合わせた混合液をディッピング法により
含浸させた。含浸量はロールによりウレタンフォイーム
100重量部に対し800重量部になるように調整した
次いで、加熱して乾燥させた後、25℃の温度に保った
プレス機にて厚さが2■■になるように冷間プレスを行
った。得られたシートは常温では厚さ2履lを維持して
いた。
他方、このシートを120℃に保ったオーブン中に放置
したところ、略元の厚さく約5 mm)に復元した。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば狭い空隙内にも容
易に充填施工し得る特別の性質をもった熱復元性シート
の製造できる等、顕著な効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)(B)は本発明による熱復元性シートの製
造方法を説明するための断面図、第2図(A)CB)は
本発明により製造された熱復元性シートの使用方法を示
す説明図、第3rf4は自動車のボディー等に従来施工
されている防音材シートを示す断面図である。 la、lb・・・鋼板、10・・・含浸ウレタンフオー
ム、11・・・熱復元性シート 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦第1 図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アスファルトエマルジョン100重量部(固形分)に対
    し、熱可塑性樹脂エマルジョン5〜55重量部(固形分
    )を混合した混合液を軟質ポリウレタンフォームシート
    に含浸させた後、乾燥し、更に30℃以下の温度で圧縮
    して圧縮した状態を保持させたことを特徴とする熱復元
    性シートの製造方法。
JP60094320A 1985-05-01 1985-05-01 熱復元性シ−トの製造方法 Granted JPS61252239A (ja)

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JPS61252239A true JPS61252239A (ja) 1986-11-10
JPH0564092B2 JPH0564092B2 (ja) 1993-09-13

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US11827764B2 (en) 2017-11-24 2023-11-28 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Complex structure material, resin component, method of producing resin component

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