JPS61251612A - エアゾ−ル式シエ−ビングフオ−ム組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は噴射剤により缶に圧入して用いられるエアゾー
ル式シェービングクリーム組成物に関する。

現在市販されている缶入りのエアゾール式シェービング
フオームには噴射剤として液イしフロンガス、液化石油
ガス又はこれらの混合物が使用されている。しかしこの
ように液化ガスを用いたシェービングフオームは一般に
ひげの柔軟化にとって好ましいと云われるきめの細かい
泡を形成できない上、液、化ガスは温度変化により蒸気
圧が太き（変化して製品の発泡状態に大きな影響を与え
るので、使い難いという欠点かある。しかもこの缶入り
シェービングフオームは一般に浴室やその付近に置かれ
るので地域によっては冬期に氷点下に迄冷却されること
があり、このような場合には缶内圧力が異常に低下して
泡が形成できなくなったり、原液か凍結して噴射不能に
なる等のトラブルか発生していた。

、本発明の目的はきめの細かい泡を形成でき、しかも温
度変化による発泡状態の変化か少ない上、低温使用も可
能にしたエアゾール式シェービングフオーム組成物を提
供することである。

このような本発明のシェービングフオーム組成物は噴射
剤の主成分として炭酸ガス、窒素ガス及び亜酸化窒素ガ
スよりなる群から選ばれた少くとも１種の圧縮ガスを使
用すると共に、更にエタノール、エチレングリコール及
びブチレングリコールよりなる群から選ばれた少くとも
１種の低温安定化剤を含有することを特徴とするもので
ある。

本発明のシェービングフオーム組成物において前述のよ
うな圧縮ガスは噴射剤として使用され、通常、組成物中
に０．３〜１０重量％、好ましくは１〜３重量％含まれ
る。この圧縮ガスは温度変化による蒸気圧変化が小さい
という特長を持っている。その他、噴射剤として必要に
応じて液化フロンガス、液化石油ガス等の液化ガスを０
．５〜２０重量係併用することができる。

一方、前述のような低温安定化剤は原液の凍結防止のた
めに使用され、組成物中に通常、１〜３０重量％、好ま
しくは１０〜１５重量％含まれる。

本発明組成物中のその他の成分は従来と全く同様である
。即ち組成物の有効成分である高級脂肪酸としてステア
リン酸、パルミチン酸、ミリスチン醗等が通常１〜２０
重量％、好ましくは５〜１０重量％使用され、これらを
水溶性塩とするための塩基性物質としてトリエタノール
アミン、水散化カリウム等が通常１〜１０重量％、好ま
しくは２〜５重量％使用され、才だ保湿剤としてグリセ
リン、流動パラフィン、ソルビトール等が通常２０重量
−以下、好ましくは５〜ｌＯ重量％使用される。更に必
要に応じてラノリン、ホホバ油等の栄養剤；カルボキシ
メチルセルロース、メチルセルロース、アルキルセルロ
ース等のゲル化剤；発泡助剤；柔軟剤等が夫々、適量使
用される。その他、溶剤として水か使用される。

以上の如く本発明のエアゾール式シェービングフオーム
組成物は噴射剤として前述のような圧縮ガスを用い、且
つ低温安定化剤を併用したので、ひげの柔軟化にとって
有利な、きめの細かい泡を形成でき、しかも温度変化に
よっても製品の発泡状態は殆んど変らない上、低温時も
圧力低下や凍結を生じない等の利点を持っている。

以下に本発明を実施例によって説明する。

実施例 第１表に示す成分を混合し１これをエアゾール用耐圧容
器に充填した。

第１表 得られたエアゾール式シェービングフオーム組成物の製
品圧力、発泡倍率、泡のきめの細かさ及び使用可能最低
温度を測定又は観察し、第２表、第１図及び第２図に示
すような結果を得た。

第２表

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は夫々、実施例で作ったシェービング
フオーム組成物の温度による製品内圧力及び発泡倍率の
変化曲線図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、噴射剤を含むエアゾール式シェービングフォーム組
   成物において、噴射剤の主成分として炭酸ガス、窒素ガ
   ス及び亜酸化窒素ガスよりなる群から選ばれた少くとも
   １種の圧縮ガスを使用すると共に、更にエタノール、エ
   チレングリコール及びブチレングリコールよりなる群か
   ら選ばれた少くとも１種の低温安定化剤を含有すること
   を特徴とするエアゾール式シェービングフォーム組成物
   。