JPS61250448A

JPS61250448A - 瞬間湯沸器

Info

Publication number: JPS61250448A
Application number: JP9177685A
Authority: JP
Inventors: Yutaka Nakamura; 豊中村
Original assignee: Noritz Corp
Current assignee: Noritz Corp
Priority date: 1985-04-26
Filing date: 1985-04-26
Publication date: 1986-11-07
Also published as: JPH0354264B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野］本発明は瞬間湯沸器に係わり、使用目的に応じた水量の
選択で常に設定温度に出湯を制御する制御装置に関する
ものである。

（従来の技術）従来設定温度に出湯が制御されるーｒＪ１湯沸器として
、特開昭５３−１２５６５２号公報に示されたものがあ
り、かかる例のものは給水温度と給水量と設定温度の信
号により設定出湯温度を得るためのサーマルインプット
を算出し、このサーマルインプットに見合うガス量を決
定して複数に分割されたガスバーナの稼動数を制御する
ものである。

この例では従来のガス比例弁を用いガス量を絞り制御す
るものに比較して制御装置の構成が簡単なものとなり、
安価な瞬間湯沸器を提供できる。

しかしながら上記のものではガス量を無段階に連続制御
できないので、設定温度と出湯温度との間に温度差が生
じることになり、この為本件出願人は先に前記決定され
たガス量で設定温度に加熱しうる水量を設定し、この水
量になるよう水路に設けた水制御弁を制御する彰間湯肺
器を提案した。

（発明が解決しようとする問題点）しかし上記構成ではフィードフォワード制御であり、制
御結果としての出湯温度が制御に度゛　映されず、例え
ば器具のインプットのバラツキ等により設定温度の出湯
が得られないことになる。

（問題点を解決するための手段）本発明は上述の問題を解決して、常に設定した温度の出
湯が得られる瞬間湯沸器を提供せんとするものであり、
熱交換器を加熱する複数の個別に燃焼制御されるガスバ
ーナと、上記熱交換器に連なる水路に設けた水量検出器
がらの検出水量と設定温度とから上記ガスバーナの燃焼
能力を設定する制御器を備え、上記水路に設けた水制御
弁を当該燃焼能力と設定温度により必要水量を設定して
この水量になるよう制御したものにおいて、上記熱交換
器下流の水路に出湯温度検出器を設けて、この検出器の
検出温度に基づき上記水量を補正するように構成しであ
る（作用）給湯栓を開栓して出湯場所で水量を調節するとその水量
に基づきガス量が決定され、そのガス貸に相当する稼動
数成るいは組合せのガスバーナが燃焼される。同時にこ
のガス量により設定温度に加熱される水量が設定され、
ががろ水量となるよう水路に設けられた水制御弁により
Ｈｌｉｎされる。そして又一定時間後に出湯温度が検出
されて、その検出結果により上記水量が補正され、出湯
温度が設定温度に制御されるのである。

（実施例）第１図は瞬間湯沸器の全体構成を示し、（１）は熱交換
器、（２）はガスバーナで、ガスバーナ（２）は電磁弁
（５ａ）〜（５ｅ）により個別にガス供給が制御される
複数に分割されたガスバーナ（２ａ）〜（２ｅ）から構
成され、これら各電磁弁（５ａ）〜（５ｅ）の上流側に
元電磁弁（４）が設けられている。（６）は熱交換器（
１）と連なる水ＦｆＪ（７）に設けた給水温度検出器、
（３）は水量検出器である。（９）は後述する制御器（
至）により制御される水制御弁、ｏＱは台所等に設けた
給湯栓である。ａ刀は遠隔操作器であり、運転スイッチ
（Ｉ２）と希望する出湯温度を設定する設定温度調節器
時からなる。尚Ｑｌ１９は熱交換器（１）下流の水路（
７）に設けた出湯温度検出器である。

次に制御器σ四の要部の構成を第２図に基づいて説明す
ると、制ｍ器ａ５には前記した給水温度検出器（６）か
らの給水温度（Ｔ１）と遠隔操作器αυからの設定温度
（ＴＯ〕と水量検出器（８）からの検出水量（すに基づ
いて必要熱ｆｆｌ　（ＷＯ）をＷｏ−ＱＸ　（Ｔｏ　−
’ｒｘ　）　／　２５なる関係で演算する必要熱量演算
部（１５１）と、この必要熱量（Ｗｏ）とガスバーナ（
２）の燃焼本数の多小成るいは組合せにより予め設定さ
れた実際使用可能な複数の燃焼能力とを比較して最適な
燃焼能力を設定する能力設定部（１５２）と、この設定
能力Ｗ）と給水温度（Ｔ１）と設定温度（Ｔｏ）とから
、設定温度（ＴＯ）に加熱しうる水量（以下制御水ｆｆ
１（ＱＯ）と記す。〕を〕Ｑ、ｏ−２５ＸＷ／　（Ｔｏ
−Ｔｌ　）なる関係式で演算する１９ｆｔ御水量演算部
（ＸＳ３）と、制御水Ｊｉ（Ｑｏ）と水量（すとを比較
する水量比較部（１５４）と、その比較結果により水制
御弁（９）を駆動する駆動部（１５５）と、燃焼開始し
て一定時間経過後に出ｍ温度検出器ａＱがらの出湯温度
（Ｔ２）と給水温度（Ｔ１）と水量（りとから使用能力
（Ｗｌ）をＷｌ−ＱＸ　（Ｔ２−Ｔｌ）／２５なる関係
で演算する使用能力演算部（１５６）と、この使用能力
（Ｗ１〕と設定温度（ＴＯ）と給水温度（Ｔ１）とによ
り補正水量（Ｑｌ）をＱｌ−２５ＸＷ１／（Ｔｏ−Ｔｌ
）なる関係で演算する補正水量演算部（１５７Ｊとから
なる。

以上の構成においてその作用を第３図のフローチャート
と共に説明する。遠隔操作器ａ漫により運転スイッチ（
財）を投入すると共に希望する出湯温度を設定温皮調ｔ
ｆｔ器（至）を操作して調節しておく。そして給湯栓σ
Ｑを開栓と同時に希望する水量に調節すると、先ず設定
温度（Ｔ’）、給水温度（Ｔ１）、水Ｍ（りの信号が人
力され（Ｆｌ）、タイマ（Ｔ）のカウントが開始され（
Ｆ２ン、必要熱量（Ｗｏ）が必要熱量演算部（１５：Ｌ
）で演算される（Ｆ３）。そしてこの必要熱量（Ｗｏ）
に応じて能力設定部（１５２）によりガスバーナ（２）
の燃焼本数が決定され（’４）、次に決定された設定能
力（ト）に基づいて制御水ｊｉ（ｑｏ）が制御水量演算
部（１５３）で演算される（Ｉ’５）。ステップ（ＩＦ
６）では水量（Ｑ）と設定水量との比較を行ない、設定
水量以下の場合にはガス弁を閉じる消火制御が行われ（
ＩＦ７）だ後、タイマ（’Ｉ’）がリセットされる〔Ｆ
８〕。設定水量以上の場合にはガス弁が開かれて上記決
定された本数のガスバーナ（２）が燃焼させられる（Ｉ
Ｆ９）。そしてステップ（Ｆ’ｌＯ）で水量（すと制御
水Ｊｉ　（ＱＯ）とを比較して、両者の水量が異なれば
駆動部（１５５）により水制御弁（９）が制御され水量
が制御水量（ＱＯ）となるよう調節されるＣＦＬＬ）。

そしてタイマ（’ｒ）がカウントアツプしておれば（Ｆ
１２）、出湯温度（Ｔ２）、設定温度（Ｔｏ）、給水温
度（ＴＩ）、水量（Ｑ）の信号を入力して（Ｆ１３）、
水量（りが上記したステップ（Ｆ６）の設定水量以下の
場合（Ｆｌ　４　）、使用能力（Ｗｌ）を使用能力演算
部（１５６）で演算しくＦ１５）、次にこの使用能力（
Ｗｌ）に基づき補正水１Ｎ（Ｑｌ）を補正水量演算部（
１５７）で演算しくＦ１６）、前記ステップ〔Ｆ１０、
Ｆ１１〕と同様にステップ（７１７）で水量の比較を行
った後、ステップ（７１８）で水量が補正水量となるよ
う水制御弁（９）で制御される。尚ステップ（Ｆ１９）
では水量（りが制御水量（ＱＯ）に対して一定水量変化
した場合に給湯栓Ｑ（１による新たな水量設定が行われ
たと判断し、タイマ（Ｔ）をリセツ）　（Ｆ２０）した
後、ステップ（Ｆｌ）に移行するようにしである。

そこで以上の制御動作を具体的に説明する。

各ガスバーナ（２ａ）〜（２ｅ）は夫々３号の燃焼能力
を有し、給水温度が１０℃、設定温度が４０℃とする。

給湯栓Ｏｑを操作して９１／ｍｉｎの水量で開始すると
、必要熱１ｔ（ＷＱ）は１０．８号となり、最適な燃焼
能力である９号が設定され、ガスバーナ（２ａ）〜（２
Ｃ）が燃焼する。この場合制御水量（ＱＯ）は？、５ｔ
／ｍｉｎとなり、従つて水＃御弁（幻が駆動され、水量
は７．５　ｌ／ｍｉｎに制御される。タイマα）で設定
された一定時間後出湯温度（Ｔ２）が仕様のバラツキに
より４０官紙之４３で ℃７に加熱されたとすると、使用能力（Ｗｌ）が９．９
号と演算され、補正水量（Ｑ、ｌ）が８．２５１７ｍ１
ｎと演算されて、水制御弁（９）が再び駆動されて水量
が８．２５　ｌ／ｍｉ　ｎとなるよう制御されるのであ
り、出湯温度は４ｏ′ｃに調節されることになる。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば従来例のようなガ
ス比例弁を用いることなく出湯温度を任意の設定温度に
制御することができるので安価な瞬間湯沸器を提供でき
る。

又水制御弁を設け、出湯温度を検出して、この水制御弁
により常に水量を設定温度に加熱しつる水量となるよう
制御したものであるから、設定温度と温度差のない定温
出湯が行なえ、良好な出湯特性を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示したもので、第１図は全体
構成図、第２図は制御器の要部回路図、第３図は制御手
順を示すフローチャートである。（１）・・・熱交換器（２）・・・ガスバーナ（７）・・・水路（８）・・・水量検出器（至）・・・制御器Ｑｌ・・・出湯温度検出器

Claims

【特許請求の範囲】

熱交換器を加熱する複数の個別に燃焼制御されるガスバ
ーナと、上記熱交換器に連なる水路に設けた水量検出器
からの検出水量と設定温度とから上記ガスバーナの燃焼
能力を設定する制御器を備え、上記水路に設けた水制御
弁を当該燃焼能力と設定温度により必要水量を設定して
この水量になるよう制御したものにおいて、上記熱交換
器下流の水路に出湯温度検出器を設けて、この検出器の
検出温度に基づき上記水量を補正するようにしたことを
特徴とする瞬間湯沸器。