JPS61249333A - 家畜の害虫防除方法及び装置 - Google Patents

家畜の害虫防除方法及び装置

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JPS61249333A
JPS61249333A JP8896485A JP8896485A JPS61249333A JP S61249333 A JPS61249333 A JP S61249333A JP 8896485 A JP8896485 A JP 8896485A JP 8896485 A JP8896485 A JP 8896485A JP S61249333 A JPS61249333 A JP S61249333A
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livestock
chemical solution
container
storage container
chemical
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中川 良成
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、牛、馬、豚等の家畜が、吸血虫、病源菌によ
シ侵されるのを防ぐ方法及び装置に関する。
「従来の技術」 牧場、畜舎等で飼育される家畜の感染を防ぎ、吸血虫の
付着を防止するために、従来個個の家畜に噴霧器にて殺
虫殺菌剤を吹きかけていた。
また、実公昭49−41093号公報に1動物の体重に
よって作動する圧縮空気発生装置から圧縮空気をタンク
内に送給し、その圧力によってタンク内の液剤を動物に
向って配置したノズルから動物の身体に向って撒布する
装置が記載されている。しかしながらノズルから放出さ
れる薬剤にてまたは錆にて細径のノズル孔が目詰シする
から、勢いかなシ大径のノズル孔をあけて置かなければ
ならず、稲類によっては液剤の撒布を嫌忌する家畜もあ
シ、薬液の浪費が甚しく管理に問題がある。
また、実公昭51−42867号公報に、櫛刃と吸入管
とを係合し櫛刃の根部全幅に亘る開口部を有する吸入管
が真空掃除器に結合し得る結合部を有する家畜用乗取シ
器が記載されている。この蚤取シ器は家畜の皮膚上に発
生した蚤やダニを捕捉するものであって、家畜に付着し
ようとする蚤、蝿等を付着する以前に防除することは不
可能である。
「発明が解決しようとする問題点」 噴霧器を用いて殺虫殺菌剤を家畜に吹きかけて殺菌殺虫
するとその時はよいが時間の経つにつれて薬効が失われ
継続性が無くなるため、再び噴霧器で薬剤を撒布しなけ
ればならない手数と殺菌殺虫消毒の不確実さがあシ薬剤
の徒遺があった。
「問題点を解決するための手段」 本発明のうち方法の発明は、上記の問題点を解決するた
め、毛細管作用をもつ薬液撒布部材を家畜の害虫防除用
薬液を収容した薬液収容容器に浸すとともに該薬液撒布
部材を薬液収容容器外へ垂下して設け、上記薬液収容容
器の下部に家畜を通過させ家畜の身体に上記薬液撒布部
材を接触させることにより、該薬液撒布部材に含浸した
上記薬液を家畜の身体の獣毛に付着させることを特徴と
するものであり、また本発明のうち装置の発明は、割溝
を形成した内部に家畜の害虫防除用薬液が収容される薬
液収容容器と、上記割溝の間を通して一端を薬液収容容
器内に挿入するとともに他端を容器外に導出し、少くと
も容器外導出部分を条片状にした毛細管作用を有する薬
液撒布部材と、からなるものとして構成した。
「発明の作用」 上記手段を有する本発明の家畜の害虫防除方法及び装置
では、薬液撒布部材が薬液収容容器よシ垂れ下がるよう
にして装置を畜舎の内外、豚舎内の天井或いは牧場の家
畜の出入口等に設置し、薬液収容容器内に殺菌殺虫剤、
害虫の禁忌香料等の薬液を収容すれば、これら容器内の
薬液は毛細管現象を有する薬液撒布部材に侵透して容器
外へ演出される。そして、本装置の下部を家畜が移動し
、或いは出入する度毎に薬液撒布部材が家畜に接触して
薬液収容容器の薬液を薬液撒布部材を介して家畜の獣毛
に付着させて継続的に家畜の殺菌殺虫消毒を行わせ、吸
血虫、蝿、寄生虫等の付着を防止するものである。
「実施例」 以下本発明の実施例を図面について説明する。
第1図及び第2図において、1はステンレス鋼、やや弾
性を有する硬質塩化ビニール等からな)、円筒状の筒体
部20両端に鏡板蓋3,3′を有し、筒体部2の下部に
軸方向に割溝4を形成した薬液収容容器である。
なお、この薬液収容容器1は図示のものに限らず、各種
の形状にすることができる。
この薬液収容容器1には、割溝4の両側に1容器内に仕
切壁5,5′が立設され、容器内に2つの薬液収容部6
,6′が区画されて設けられる。また割溝40両側の容
器外には下記薬液撒布部材10を挟着する吻合片7.τ
が対向して配設されていこれら仕切壁5.5′及び吻合
片7,7′は容器1の筒体部2に溶接、接着、溶着等の
手段で配設され、或いは吻合片7,7′は筒体部2と一
体に設けられる。
10は、一端を吻合片7,7′の間、薬液収容容器10
割溝4の間及び仕切壁5,5′の間を通し仕切壁5,5
′に沿わせて逆U字形にして薬液11を収容した薬液収
容部6,6′内へ挿入するとともに他端を容器l外へ導
出した毛細管作用をもつ薬液撒布部材である。この薬液
撒布部材10は家畜と接触する容器外導出部分が少くと
も条片状であり、また接触性及び接触感を良くするため
可撓性を有するものであることが好ましズその直径は紐
材の場合、10mm位が好ましい。すなわち、薬液撒布
部材10は毛細管作用とサイフオン作用を有する繊維質
或いは多孔質のもの、例えば綿糸や化学繊維等からなる
紐材や布材等を使用するものであり、例えば第1図及び
第2図に図示するような紐材を使用したシ、第3図のよ
うに薬液収容容器挿入部分が比較的厚手の布材で容器導
出部分が布材に連結した紐材であるものを使用したシ、
また第4図のように薬液収容容器挿入部分が比較的厚手
の布材で容器導出部分が布材に縫着等して欄結したスト
ライプ状の布材であるものを使用したシ、さらに第5図
のように薬液収容容器挿入部分が比較的厚手の゛布材で
容器外導出部分がこの布材に切れ目を入れてストライプ
状にしたもの等を使用する。
この薬液撒布部材lOは、家畜の頭部から脚部にかけて
その獣毛に薬液及び薬臭が付着するのが理想であるから
、薬液撒布部材10の吻合片7゜τから露出する部分の
長さは、馬、牛、豚等の家畜の身体の高さに合い馴じむ
ように適当な長さく選定する。まえ、薬液撒布部材10
は薬液収容容器lの割溝4に沿って隙間が無位に密に並
べて垂下されることが好ましい。
12は吻合片7.τに適当な間隔で挿通し九ボールド、
13はナツトであり、上記吻合片7.τとともに薬液演
出調整手段を構成し、これらボールド12及びナツト1
3で吻合片7.τの間に挿通される薬液撒布部材10の
締付具合を調整して薬液撒布部材10に浸透して容器1
外へ筒用される薬液の量を調整するものである。
14は薬液注入口、15はエア抜きを示す。
なお、薬液11は綿等に浸み込ませて容器lに収容して
もよい。
発明者は、薬液収容容器1の長さを90tM−120c
m、直径を10m25m、吻合片4,4′の長さを5帰
一8のに選んで試作し、薬液撒布部材10に駆虫薬液を
含浸させて畜舎の家畜出入通路に設置して実験したとこ
ろ、家畜に蝿、蚊、吸血鬼等が付着せず駆除効果が優れ
ていることを確めた。
第6図は本発明の他例であり、容器1内に仕切壁5,5
′を設けない場合を示すものである。
また第7図は本発明装置の他例の説明図を示す。
即ち本発明装置を3個縦列に並べて固定し、その上方に
駆虫液を収容した薬液供給タンク16を横架し、注入口
14,14.14にそれぞれ接続した薬液導管17,1
7.17にて連通し、かつ薬液収容容器1内とタンク1
6とをそれぞれ薬液導紙18,18.18にて連通して
薬液導紙18゜18.18の毛細管作用と薬液導管17
.17゜17のサイフオン作用によシタンク16内の駆
虫液を薬液収容容器1に導入するように構成したもので
ある。
第8図は畜舎20を出入する家畜Aの身体に駆虫液を塗
抹するため、畜舎20の家畜出入口に架設した本発明装
置を示す外観図である。
次に本発明の詳細な説明する。本発明装置を畜舎に設置
した場合、家畜の成長するに従い畜舎20の出入口21
に設置した本発明装置の設置位置を漸次高くしなければ
ならない。そのため第8図に示す如く、本発明装置の吊
)下げ装置22を上下に調節して本発明装置の高さを調
節する。
畜舎20の家畜出入口21を家畜人が第9図ないし第1
1図の如く通過する時薬液収容容器1よシ吊シ下けた薬
液撒布部材10が家畜Aの頭部、頚部、胴部、脚部、尾
部等に触れて薬液撒布部材10に含浸されている薬液及
び臭いを獣毛に付着させる。薬液撒布部材10に家畜A
が触れてその先端部の薬液が少なくなると、薬液収容容
器l内の薬液11は直接撒布部材10に浸込み毛細管作
用とサイフオン作用によシ薬液撒布部材lOの先端迄浸
透し薬液が順次供給されることになる。
薬液収容容器l内の薬液が少なくなると薬液導管17と
薬液4紐18のサイフオン作用と毛細管作用によ〕タン
ク16内の薬液を薬液収容容器1に補充する。
本発明装置を使用した結果、牛に付着する蝿の数が従来
の半分以下になることが確められた。タンク16を薬液
収容容器1に重ね吊シ下げることによシその重量にて家
畜が家畜出入口を通過する時、本発明装置が濫シに動揺
することがない。又タンク16には薬液が無くなるとこ
れを検知する検知装置25を設けておきこの検知装置の
報知によシ薬液補充口26よシタンク16内に薬液を補
充するようにすることができる。
なお、本発明装置は、畜舎20の家畜出入口21のみな
らず、畜舎内及び屋外に設置してもよい。
「効 果」 本発明は前記した如く構成したことによシ、夏季家畜に
病気が流行する以前に本発明装置を単数個又は複数個縦
列に家畜の出入口等に設置し、複数個の場合は殺菌消毒
薬、害虫駆除薬、実刑等を各列別個に収容して家畜がそ
の出入口を出入する度毎に°自然に薬液を獣毛に付着し
て家畜の身体を殺菌消毒すると共に薬液の臭いを獣毛に
付け、吸血鬼等が家畜に寄生するのを予防することがで
き、薬液撒布を自動的に行わせることができるため、人
力を他の作業に振り向けることができその効果は著しい
ものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の正面図、第2図は縦断側面図、第
3図は薬液撒布部材の他例の部分斜視図、第4図は薬液
撒布部材のさらに他例の部分斜視図、第5図は薬液撒布
部材のさらに他例の部分斜視図、第6図は本発明の他例
の縦断側面図、第7図はさらに他例の側面図、第8図は
家畜の出入口に本発明装置を設置した場合の説明図、第
9図ないし第11図は本発明の実施例の側面図である。 1  〜 薬液収容容器 4〜割溝 5.5′  〜 仕切壁 7.7′  〜 吻合片 10 〜 薬液撒布部材 12 〜 ボールド 13 〜 ナツト 第1図 第2図 第9図

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)毛細管作用をもつ薬液撒布部材を家畜の害虫防除
    用薬液を収容した薬液収容容器に浸すとともに該薬液撒
    布部材を薬液収容容器外へ垂下して設け、上記薬液収容
    容器の下部に家畜を通過させ家畜の身体に上記薬液撒布
    部材を接触させることにより、該薬液撒布部材に含浸し
    た上記薬液を家畜の身体の獣毛に付着させることを特徴
    とする家畜の害虫防除方法。
  2. (2)割溝を形成した内部に家畜の害虫防除用薬液が収
    容される薬液収容容器と、上記割溝の間を通して一端を
    薬液収容容器内に挿入するとともに他端を容器外に導出
    し、少くとも容器外導出部分を条片状にした毛細管作用
    を有する薬液撒布部材とからなる家畜の害虫防除装置。
  3. (3)上記薬液収容容器は、割溝の両側にこの容器内を
    分割する仕切壁を有するものである特許請求の範囲第2
    項記載の家畜の害虫防除装置。
  4. (4)上記薬液撒布部材は、紐材である特許請求の範囲
    第2項又は第3項記載の家畜の害虫防除装置。
  5. (5)上記薬液撒布部材は、薬液収容容器挿入部分が布
    材であり、容器導出部分がこの布材に連結した紐材であ
    る特許請求の範囲第2項又は第3項記載の家畜の害虫防
    除装置。
  6. (6)上記薬液撒布部材は、薬液収容容器挿入部分が布
    材であり、容器導出部分がこの布材に連結したあるいは
    連続したストライプ状のものである特許請求の範囲第2
    項又は第3項記載の家畜の害虫防除装置。
  7. (7)上記薬液収容容器の割溝の近部に、上記薬液撒布
    部材の容器導出基部を調整可能に挟着する薬液の摘出調
    整手段を付設した特許請求の範囲第2項ないし第6項い
    ずれかに記載の家畜の害虫防除装置。
  8. (8)上記薬液の摘出調整手段は、薬液収容容器の割溝
    の外側に対向して配設した吻合片とこれら吻合片を締付
    するボルト・ナットとからなる特許請求の範囲第7項記
    載の家畜の害虫防除装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002510228A (ja) * 1997-06-20 2002-04-02 ミクロリン・エル・シー 物質の制御放出
JP2013542729A (ja) * 2010-10-19 2013-11-28 エアコム・マニュファクチャリング,インコーポレーテッド 液体ディスペンサ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911667B2 (ja) * 1981-10-02 1984-03-16 日立化成工業株式会社 カ−ボンるつぼ

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