JPS61249328A - 枝打機 - Google Patents

枝打機

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JPS61249328A
JPS61249328A JP9211885A JP9211885A JPS61249328A JP S61249328 A JPS61249328 A JP S61249328A JP 9211885 A JP9211885 A JP 9211885A JP 9211885 A JP9211885 A JP 9211885A JP S61249328 A JPS61249328 A JP S61249328A
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Japan
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gear
tree
pruning machine
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attached
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JP9211885A
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Inventor
谷冨 史直
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Kaisei Kogyo KK
Original Assignee
Kaisei Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は枝打機に係り、枝打機の立木昇降、殊に立木上
昇が不能になった場合に、該枝打機を立木から下降させ
るための装置に関する。
(発明の背景) 枝打機は、昇降用車輪を備えた本体部と該本体部に装着
された切断部とから成っており、動力部により上記車輪
を駆動して立木を上昇しながら、切断部により技を切断
するものであるが、種々の原因により枝打機の立木上昇
や下降が不能になる場合がある。このように枝打機の立
木昇降が不能になる原因としては、例えば次のような場
合がある。
■切断部が切断中の枝に挟み込まれた場合。
■切断部により切断された技が、枝打機の本体部内など
に落下侵入し、伝動系の正常な駆動が不能になった場合
■隣接する立木から伸長する枝が、枝打機の本体部など
に侵入した場合。
■エンジントラブルや伝動系のトラブルなどの枝打機自
身の故障が生じた場合。
上記のような種々の原因により枝打機の立木昇降が不能
になった場合、何らかの手段により該枝打機を下降させ
る必要がある。その手段としては、例えば作業者が立木
を登って人力により下降させる方法や、地上の作業者が
長い引き下し杆を保持して該引き・下し杆の先端カギ部
などを枝打機に引っ掛けるなどし、該引き下し杆を操作
して枝打機を下降させる方法等が考えられる。しかしな
がらかかる手段は何れもきわめて面倒であり、殊に枝打
機が立木のかなり高い所(例えば地上から7m以上)で
昇降不能となった場合、上記手段により迅速にしかもう
まく下降させることはきわめて難しい。殊に前者の場合
、作業者は立木から誤って転落して重傷を負ったり、最
悪の場合には死亡事故につながる虞れがあり、また後者
の場−合作業者は足場の悪い山の傾斜面に立って上方を
見上げながら長い重量のある引き下し杆を操作せねばな
らないため転倒して大怪我をしやすいなど、何れも甚だ
危険なものである。
(発明の概要) 本発明は上記事情を背景としてなされたものであって、
本発明の目的は、種々の原因により枝打機の立木昇降が
不能になった場合に、該枝打機を簡単かつ迅速に立木を
下降させることができる装置を提供することにある。こ
のために本発明は、昇降用車輪を備えた本体部と、該本
体部に装着された切断部とから成り、上記車輪と切断部
とを動力部により駆動するようにした枝打機において、
該枝打機に設けられた装着部にその一端部が該枝打機に
取り付けられた紐状体を落下自在に装着するとともに、
該紐状体・を上記装着部から落下させるための可動部材
を設け、かつ該可動部材の無線遠隔操作装置を備えるよ
うにしたものである。このように枝打機を構成すること
により、種々のトラブルにより枝打機の立木昇降が不能
になった場合には、作業者が地上において無線遠隔操作
装置を操作して可動部材を作動させ、紐状体を装着部か
ら取りはずして地上へ落下させ、この紐状体を引っ張り
操作することにより、枝打機を簡単に立木に沿って下降
させられるようにしたものである。
(実施例) 以下、図面を参照しながら本発明の詳細な説明を行う。
第1図は本発明に係る枝打機の分解状態での斜視図であ
って、枝打機Aは、立木に着脱自在にセットされる昇降
用本体部Bと、該本体部Bに着脱自在に装着される回動
部Cとから成っている。本体部Bは、立木の高さ方向に
沿って回転する昇降用車輪Wを多数備えており、各車輪
Wを回動部Cに積載された動力部としてのエンジン1に
より回転させると、本体部Bは立木に沿って垂直に上昇
する。また回動部Cは、本体部Bに着脱自在に装着され
て、本体部Bが立木を垂直に上昇する際に、本体部Bの
周囲を回転しながら、切断部2により立木の表面から突
出する枝をその根元から切断する。3はカバー板であっ
て、上記回動部C上に着脱自在に装着されるものであり
、本枝打機Aが立木を上昇しながら技の切断を行う際に
、切断部2により切断されて地上に落下する技が回動部
Cや本体部B内に落下侵入して、これらの故障を惹起す
るのを防止する。
本枝打機Aは、回動部C側のエンジン1により、本体部
Bの各車輪Wと切断部2を駆動し、立木をゆっくりと垂
直に上昇しながら枝の切断を行い、所定の切断作業が終
了したならば、立木に沿って垂直に素早く降下するもの
である。
第2図は、本体部Bを立木Tにセットしたり、立木Tか
ら取りはずす状態での斜視図であって、該本体部Bは、
円環状のフレームF1、F2、F3を主枠としており、
各フレームF1〜F3にこれから述べる種々の部品が取
り付けられている。G1は本体部Bの最上部に配設され
た遊動大ギヤであって、その外周面と内周面に歯が形成
されており、枝打機Aが立木Tを上昇するときは、エン
ジン1の駆動により立木Tを中心にして矢印X方向に回
転して各車輪Wに正回転を伝達する。また枝打機Aが立
木Tを下降するときは、矢印Y方向に回転して各車輪W
は逆回転する。G2は上記遊動大ギヤG1の直下に位置
する固定大ギヤであって、外周面に歯が形成されている
該大ギヤG2は上記大ギヤG1のようにXY方向に回転
するものではなく、固定されている。
本体部Bが立木Tを上昇する際に、回動部Cは該大ギヤ
G2に沿って回転しながら、切断部2により技tを切断
するものであり、該ギヤG2は回動部Cの回転案内軌道
となるものである。
G3はフレームF3の直上に位置し、立木Tを取り囲む
円弧状の連動大ギヤである。該大ギヤG3は上記車輪W
が取り付けられた三個の昇降用車輪部Wを、同時に立木
Tの中心方向または立木Tの半径方向(外方)へ同量だ
け連動して移動させて、立木Tを常に本体部Bの中心に
保持する作用を有するものである。本体部Bを立木Tに
セットした状態において、立木Tは各フレームF1〜F
3や各ギヤ01〜G3の中心に位置する。
上記フレームF1は、主フレームFlaと副フレームF
ibとから成っており、本体部Bを立木Tにセットした
り立木Tから取りはずすときは、第2図に示すように副
フレームFibを開く。またフレームF2、F3には開
閉板4が取り付けられており、本体部Bを立木Tにセッ
トしたり立木Tから取りはずすときは、該開閉板4を第
2図に示すように開く。該開閉板4はフレームF2、F
3の連結部材ともなるものであり、フレームF2、F3
を補強堅固化して、フレームF2、F3がねじれたりし
て変形するのを防止するものである。
また上記各大ギヤG1、G2も、主ギヤG1aSG2a
と副ギヤGlb、G2bとから成っており、副ギヤGl
bSG2bの一端は、主ギヤGla、G2aの一端に回
転自在に軸着されている。しかして本体部Bを立木Tに
セットしたり、立木Tから取りはずしたりするときは、
第2図に示すように副フレームFibや開閉板4および
各副ギヤGlbSG2bをすべて開いて立木Tを通し得
る開口を確保し、該開口から立木Tを通して立木Tを本
体部Bの中心に位置せしめた後、第1図に示すように副
フレームF1bや開閉板4および副ギヤGlb、G2b
を閉じる。5.6.7.8.9は止具である。第1図に
おいて、10は枝打機Aの上昇高さを設定する上昇高さ
設定部である。
glは上記大ギヤG1の内側に噛合する小ギヤ、g3は
ベベルギヤ、14はチェノであって、上記エンジン1の
回転はこれらのギヤg1、g3やチェノ14等を介して
、各車輪Wに伝達される。第1図において、21はガソ
リンタンク、25はエンジン1の回転を切断部2のソー
チェン27に伝達するタイミングベルト、30は後述す
るギヤ類が収納された駆動ボックスである。
また17は上記車輪部Wを立木Tの中心方向へ圧接する
ためのカム、Slはカム17の回転軸に装着された付勢
用スプリング、19は各カム17を拡開させるための操
作ハンドルである。
切断部2は、基部60aとこの基部60aの上部におい
て前方へ突出する突出部60bから成るフレームを主体
としている。64はスプロケットであり、このスプロケ
ット64にソーチェン27が調帯されている。67はソ
ーチェン27の上部に技tが当るのを防止するための防
止部材であって、上記突出部60bに進退自在に装着さ
れている。なお上記カム17や防止部材66等の詳しい
構成や作用効果等の本発明と直接関係のない事項につい
ては、その詳細な説明を省略する。
第3図と第4図は伝動系の展開図であり、次に両図を参
照しながら伝動系の説明を行う。
g2は上記ギヤg1、g3の間に配設されたギヤであり
、上記エンジン1の回転はこれらのギヤg1〜g3や上
記チェノ14を介して上記車輪Wに伝達される。31.
33は伝動ベルト、32.34は減速機であり、エンジ
ン1の回転はこれらのベルト31.33や減速機32.
34を介して車輪Wに伝達される。
−g7は上記減速機34に駆動されるギヤ、g9および
allはこのギヤg7の両側に配設されたギヤである。
ギヤg9には上記大ギヤG2に噛合するギヤglOが連
結されている。g8は可動ギヤであって、回転杆36に
支持されており、枝打機Aが立木Tを上昇するときは、
ギヤg7とギヤg9に噛合する(第3図参照)。
すなわちこの状態で、ギヤg7に伝達されたエンジン1
の回転は、ギヤg8、g9を介してギヤglOに伝達さ
れ、ギヤglOは上記大ギヤG2に沿って転動し、回動
部Cは本体部Bの周囲を矢印X方向に回動してソーチェ
ン27により枝tを切断する。その際、上記大ギヤGl
にはストッパー42によりその回転が阻止された状態に
あるギヤg12が噛合しているので、このギヤGlはギ
ヤg12にけん引されて矢印X方向に回転し、その回転
は上記ギヤg1〜g3やチェノ14を介して車輪Wに伝
達され、各車輪Wは正回転して枝打機Aは立木Tを上昇
する。
枝打機Aが立木Tを下降するときは、上記ギヤg8はギ
ヤg7とギヤgllに噛合する(第4図参照)。この状
態でギヤg9にはエンジンlの回転は伝達されず、また
ストッパー42はギヤg12から離れ、枝打機Aは自重
により立木Tを下降する。その際ギヤG1は車輪Wの逆
回転とともに矢印Y方向に回転する。
次に第5図と第6図を参照しながら、伝動系の昇降切り
換え手段の説明を行う。
第6図において35は上記ギヤg7の回転軸である。3
6は該ギヤg7の直上にあって、回転軸35に遊着され
た上記回転杆であり、その先端は上記各大ギヤGl、G
2側へ伸長している。またその後端部は操作部36aと
なっている。該操作部36aは上記ボックス30から露
出しており(第1図参照)、指先にて回転操作できるよ
うになっている。回転杆36には上記ギヤg8が軸着さ
れており、該ギヤg8はギヤg7に噛合している(第3
図参照)。すなわち該ギヤg8は、上記ギヤg7を介し
て、エンジン1により駆動される。回転軸35の両側に
は回転軸37.38があり、各回転軸37.38にはそ
れぞれ上記ギヤg9、glOおよびgll、g12が取
り付けられている。上述のようにギヤgloは上記固定
大ギヤG2に噛合し、またギヤg12は上記遊動大ギヤ
G1に噛合している。
上記回転杆36の先端には引張スプリングS2が取り付
けられており、そのバネ力によりギヤg8を常時ギヤg
ll側へ付勢している。また回転杆36の先端には上記
車輪Wの回転方向切換え部としての切換え杆39が軸着
されている。第6図において操作部36aを指先にて操
作して、回転杆36をスプリングS2のバネ力に抗して
反時計方向に回転させる。すると切換え杆39先端の係
止部39aは突起40に係着し、ギヤg8はギヤg9に
噛合し、上述したようにギヤg8の回転は各ギヤg9、
glOに伝達され、ギヤglOは時計方向に回転する。
41は切換え杆39のガイド部材である。
42は上記回転軸35に取り付けられた上記ストッパー
であって、その橿端部には該ストッパー42を第6図に
おいて時計方向に付勢する圧縮スプリングS3が取り付
けられている。上記スプリングS2のバネ力は、該スプ
リングS3のバネ力よりも大きい。該ストッパー42は
回転杆36とともに回転し、ギヤg8がギヤg9に噛合
した状態で、その先端はギヤg12に係合し、上述のよ
うにギヤ12が回転するのを阻止する(第3図参照)。
上述のように大ギヤG2はフレームに固定されて回転し
ないものであり、したがって上述のようにエンジン1の
駆動により、ギヤglOが時計方向に回転すると、該ギ
ヤglOは固定された大ギヤG2に噛合したまま矢印X
方向に大ギヤG2に沿って回転し、従って該ギヤglo
が設けられた回動部Cは、大ギヤG2の周囲(すなわち
立木Tの周囲)をX方向に回転し、その際切断部2によ
り技tは切断される。すなわち大ギヤG2は、回動部C
が本体部Bの周囲を回転するための軌道となるものであ
り、本体部Bが立木Tをまっすぐに上昇する際に、回動
部Cは本体部Bの周囲を回転しながら、立木Tから突出
する技tを切断する。
ギヤgloが回転しながら大ギヤG2の周囲を回転する
際には、上記のようにストッパー42によりギヤg12
の回転阻止されており、従ってギヤg12が噛合する大
ギヤGlは、ギヤg12がギヤgloとともに矢印X方
向へ回転するのにともない、ギヤg12にけん引されて
立木Tを中心にして矢印X方向へ回転する。大ギヤG1
の内側には、上記したように小ギヤglが噛合しており
、大ギヤG2が上記のようにギヤg12にけん引されて
X方向に回転すると、該ギヤg1は回転し、その回転は
上記ギヤg2、g3やチェノ14等を介して各車輪Wへ
伝達され、各車輪Wは立木Tに圧接されたまま正回転し
、本体部Bは立木Tをまっすぐに上昇する。
その際、上記のように回動部Cは本体部Bの周囲を回転
し、切断部2により枝tを切断する。
第5図において10は上記ボックス30に設けられた枝
打機Aの上昇高さ設定部であり、ダイヤル板101、ダ
イヤル板101の中央の回転軸102に取り付けられた
ダイヤルつまみ103、上記ボックス30内に多数配設
されたゼンマイバネやギヤ(図示せず)等からなってい
る。ダイヤル板101の上面には、設定高さくメートル
)が数字(1〜13)で刻印されており、ダイヤルつま
み103を指先にて摘んでボックス30内のゼンマイバ
ネのバネ力に抗して反時計方向に回転させ、その先端を
所望数値(例えば図示するように5m)に合わせて該つ
まみ103から手を離すと、ダイヤルつまみ103はゼ
ンマイバネのバネ力によりゆっくりと時計方向に回転す
るようになっている。すなわち本設定部10は、周知の
ゼンマイ式時計と同様の構造を有するものであって、何
ら特殊なものではなく、ボックス30内には多数のゼン
マイバネやギヤが内蔵されており、その構造はきわめて
複雑であるのでその構造の詳細な説明は省略する。
39は上記切換え杆であって、上記車輪Wの正逆回転方
向の切換え部となるものであり、その後端部は上記回転
杆36の先端部に軸着されている。切換え杆39の先端
部には、係止部39aが突設されている。上述のように
操作部36aを手動的に操作して切換え杆39を矢印゛
e方向へ移動させ、係止部39aをフレーム側の突起4
0に係着すると、上述したようにギヤg8は回転軸35
を中心に回転してギヤg9に噛合しく第3図および第5
図鎖線参照)、車輪Wへ正回転が伝達されて、技打ち機
Aは立木Tを上昇する。
係止部39aを突起40に係着した状態において、切換
え杆39はスプリングS4のバネ力により上記設定部1
0側(矢印g方向)へ付勢され、係止部39aは突起4
0に係止された状態を保持し、ギヤg9の回転が車輪W
へ伝達される状態を保持する。
104は上記つまみ103とともに回転する円板であり
、該円板104と上面には突起105が突設されており
、上記のようにダイヤルつまみ103を回転させて所望
高さに設定すると、ダイヤルつまみ103と円板104
はゼンマイ式時計の原理によりゆっ(りと時計方向に回
転し、枝打ち機Aが設定高さまで上昇すると、突起10
5は切換え杆39の側部に突設された突部43に当たっ
て、該切換え杆39を矢印り方向へ押す、すると係止部
39aは突起40から離脱し、切換え杆39はスプリン
グS2のバネ力により矢印f方向へ引かれ、ギヤg8は
スプリングS2のバネ力により回転軸35を中心に時計
方向へ回転し、ギヤg9から分離してギヤgllに噛合
する。このときストッパー42も回転杆36とともに時
計方向へ回転し、ギヤg12から離れギヤg12は回転
可能な状態となる(第4図参照)。
次に第7図を参照しながら、種々の原因により枝打機A
の立木の上昇あるいは下降が不能になった場合に、該枝
打機Aを立木から下降させるための装置を詳細に説明す
る。
60は円柱状巻回体61に巻回された紐状体であって、
その一端部は上記切換え杆39の先端部に取り付けられ
ている。62はソレノイドであって、その突没杆62a
には杆状可動部材63の上端部が軸着されている。64
は可動部材630回転軸である。63aは可動部材63
の下端部にカギ型に形成された装着部であり、この装着
部63aと上記ボックス30の底面に取り付けられた装
着部65の間に、上記巻回体61の縁部61a、61a
を係脱自在に係着することにより、紐状体60は枝打機
Aから落下しないように装着部63a、65に着脱自在
に装着される。66は上記可動部材63を時計方向に付
勢するためのばね、67は上記紐状体60のガイドピン
である。68は携帯式の無線遠隔操作装置であって、こ
の装置68を操作することにより、上記ソレノイド62
を駆動するようになっている。
本枝打機Aは上記のような構成より成り、本体部Bを立
木Tにセットし、これに回動部Cを装着するとともに、
上昇高さ設定部10を操作して上昇高さを設定し、更に
回転杆36を上昇側に投入した後、エンジン1を起動す
る。すると各車輪Wは正回転し、枝打機Aはゆっくりと
立木Tを上昇し、立木Tの周囲を回動する切断部2によ
り、枝tの切断が行われる。枝打機Aが上昇高さ設定部
10により設定された高さ上昇すると、切換え杆39は
上述のようにピン105によりn方向に押され、その係
止部39aは突起40から離脱し、スプリングS2のば
ね力により、それまでギヤg9に噛合していたギヤg8
は、回転軸35を中心に回転してギヤg11に噛合し、
車輪Wへのエンジン1の回転伝達は停止されて枝打機A
は立木Tを下降する。
このようにして本枝打機Aによる技打ち作業は行われる
が、切断部2が切断中の技に挟み込まれるなどの上記し
た種々のトラブルにより、枝打機Aの立木昇降が不能に
なる場合がある。かかる場合は、地上において遠隔操作
装置68を操作してソレノイド62の突没子62aを引
き込ませる。すると可動部材63はn方向に回転して装
着部63aは巻回体61の縁部61aから離脱し、巻回
体61に巻回された紐状体60は巻回体61とともに地
上に落下する(以上、第7図鎖線参照)。そこで紐状体
60を下方向mに引っ張れば(第7図破線カッコ内参照
)、切換え杆39の係止部39aは紐状体60に引っ張
られて突起40から離脱し、ギヤg9に噛合していたギ
ヤg8はギヤgllに噛合し、枝打機Aは立木Tを下降
することとなる。
ところで車輪Wへの伝動系に異物が引っかかったり、あ
るいは切断部2が枝tに強く挟み込まれるなどして、ギ
ヤg8を上記のようにギヤglZ側へ切り換えただけで
は、枝打機Aが下降できない場合もある。かかる場合に
は紐状体60を下方へ強く引っ張り続けることにより、
枝打機Aを強制的に引きずり下ろすことができる。この
ように本装置によれば、枝打機Aの立木昇降が不能にな
った場合には、簡単に該枝打機Aを下降させることがで
きる。
(他の実施例) 第8図は本発明の他の実施例を示すものであって、紐状
体60の一端部はボックス30の底面に設けられた係止
具71に取り付けられている点において、上記第一実施
例のものと異なっている。72は取り付は板である。
本実施例は、紐状体60の引っ張り操作により、上記第
一実施例のもののように切換え杆39を下降側へ切換え
るものではなく、この紐状体60を下方へ引っ張り続け
ることにより、枝打機Aを強制的に立木Tから引きずり
下ろすものである。
(他の実施例) 第9図は本発明の更に他の実施例を示すものであって、
73は上記ボックス30の底部に開設された開口部であ
り、上記紐状体60が巻回された巻回体61はこの開口
部73上に位置している。74は巻回体61の孔部61
bに進退自在に挿入された可動部材であって、上記巻回
体61はこの可動部材74に装着されている。
すなわちこの可動部材74は、巻回体61に巻回された
紐状体60の装着部を兼務している。
76は可動部材74の支持部材であり、巻回体61のス
トッパーを兼務している。75は上記突没子62aと可
動部材74を連結する回転杆であり、遠隔操作装置68
を操作して突没子62aを引っ込ませると反時計方向p
に回転し、これとともに可動部材74は矢印q方向に後
退して上記孔部61bからはずれ、巻回体61は開口部
73から地上に落下する。本実施例では紐状体60の一
端部は係止部71に取り付けられているが、上記第一実
施例の場合と同様に切換え杆39に取り付けるようにし
てもよい。
(他の実施例) 第10図は本発明の更に他の実施例を示すものであって
、80は上記開口部73の側方に設けられた上記巻回体
61のカギ型装着部、76は上記突没子62aに連結さ
れた可動部材であり、上記装置68を操作して突没子6
2aを引っ込ませると時計方向へ回転し、これに押され
て巻回体61は装着部80から抜は落ち(鎖線参照)、
開口部73から地上に落下する。
(他の実施例) 第11図は本発明の更に他の実施例を示すものであって
、巻回体61はピン64を中心に回転自在なはさみ形の
可動部材77.77に装着されている。すなわち可動部
材77は、紐状体60の装着部を兼務している。また可
動部材77.77の上端部の屈曲部77a、??a内に
、上記突没子62aに取り付けられたローラ78が配設
されている。80は可動部材77.77の付勢用ばねで
ある。したがって上記遠隔操作装置68を操作して突没
子62aを引っ込ませると、可動部材77.77は左右
に開き(鎖線参照)、巻回体61は開口部73から地上
に落下する。
上記各実施例から明らかなように、可動部材や装着部の
形状構造等は更に種々の設計変更が考えられるのであっ
て、本発明は上記各実施例に限定されるものではない。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、昇降用車輪Wを備えた本
体部Bと、該本体部Bに装着された切断部2とから成り
、上記車輪Wと切断部2とを動力部1により駆動するよ
うにした枝打機Aにおいて、該枝打機Aに設けられた装
着部63a、65に、その一端部が該枝打機Aに取り付
けられた紐状体60を落下自在に装着するとともに、該
紐状体60を上記装着部63a、65から落下させるた
めの可動部材63を設け、かつ該可動部材63の無線遠
隔操作装置68を備えて成るので、切断部2.が切断中
の枝tに挟み込まれたり、切断された枝tが本体部Bに
落下侵入するなどの種々の原因により、枝打機Aの立木
昇降が不能になった場合には、無線遠隔装置68を操作
することにより縫上体60を地上に落下させてこれを引
、張ることにより、枝打機Aを簡単かつ迅速に立木を下
降させることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すものであって、第1図は枝打
機の斜視図、第2図は本体部の斜視図、第3図および第
4図は伝動系の展開図、第5図は部分平面図、第6図は
部分斜視図、第7図は部分側面図、第8図は他の実施例
の部分側面図、第9図は本発明の更に他の実施例の部分
平面図、第10図および第11図はそれぞれ本発明の更
に他の実施例の部分側面図である。 A・・・枝打機  B・・・本体部 1・・・動力部  2・・・切断部 60・・・紐状体 63.74.76.77・・・可動部材63a、65.
74.77.80・・・装着部68・・・無線遠隔操作
装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 昇降用車輪を備えた本体部と、該本体部に装着された切
    断部とから成り、上記車輪と切断部とを動力部により駆
    動するようにした枝打機において、該枝打機に設けられ
    た装着部にその一端部が該枝打機に取り付けられた紐状
    体を落下自在に装着するとともに、該紐状体を上記装着
    部から落下させるための可動部材を設け、かつ該可動部
    材の無線遠隔操作装置を備えたことを特徴とする枝打機
JP9211885A 1985-04-27 1985-04-27 枝打機 Pending JPS61249328A (ja)

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JP9211885A JPS61249328A (ja) 1985-04-27 1985-04-27 枝打機

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JPS61249328A true JPS61249328A (ja) 1986-11-06

Family

ID=14045517

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