JPS61248309A - スペ−サ巻き超電導線 - Google Patents
スペ−サ巻き超電導線Info
- Publication number
- JPS61248309A JPS61248309A JP60087481A JP8748185A JPS61248309A JP S61248309 A JPS61248309 A JP S61248309A JP 60087481 A JP60087481 A JP 60087481A JP 8748185 A JP8748185 A JP 8748185A JP S61248309 A JPS61248309 A JP S61248309A
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- Japan
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- superconducting wire
- kepler
- base material
- wound
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/60—Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment
Landscapes
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は、例えば超電導マグネットに使用するもので、
スペーサをら旋巻きした超電導線に関する。
スペーサをら旋巻きした超電導線に関する。
従来、ガラステープにエポキシ樹脂を含浸させて半硬化
状態にしたプリプレグテープをスペーサにし、このスペ
ーサを超電導体の周囲にら旋巻きした超電導線を多重に
巻回して成形した後に加熱処理し、隣接する超電導線の
間をスペーサで接着し、スペーサ間を液体ヘリウムの通
路とした超電導マグネット(例えば特公昭49−739
8号公報)がある。しかし、スペーサの材料に、固くて
脆いガラス繊維を用いるため、ガラス繊維を集束してい
る半硬化状態のエポキシ樹脂が加熱処理時に溶融すると
、ガラス繊維の端末が、けば立つ問題点がある。また、
この超電導線を用いてマグネットを成形する際に、スペ
ーサを叩き、あるいは擦すると、ガラス繊維が切断し易
く、切断したガラス繊維は加熱処理時にけば立ち、冷媒
である液体ヘリウムの流れを阻害する問題点がある。
状態にしたプリプレグテープをスペーサにし、このスペ
ーサを超電導体の周囲にら旋巻きした超電導線を多重に
巻回して成形した後に加熱処理し、隣接する超電導線の
間をスペーサで接着し、スペーサ間を液体ヘリウムの通
路とした超電導マグネット(例えば特公昭49−739
8号公報)がある。しかし、スペーサの材料に、固くて
脆いガラス繊維を用いるため、ガラス繊維を集束してい
る半硬化状態のエポキシ樹脂が加熱処理時に溶融すると
、ガラス繊維の端末が、けば立つ問題点がある。また、
この超電導線を用いてマグネットを成形する際に、スペ
ーサを叩き、あるいは擦すると、ガラス繊維が切断し易
く、切断したガラス繊維は加熱処理時にけば立ち、冷媒
である液体ヘリウムの流れを阻害する問題点がある。
本発明は、けば立ちが少なく、機械的な摩擦や衝撃強さ
に優れたスペーサをら旋巻きしたスペーサ巻き超電導線
を提供することを目的とする。
に優れたスペーサをら旋巻きしたスペーサ巻き超電導線
を提供することを目的とする。
本発明は、ガラス繊維より強じんで柔軟なケプラー(デ
ュポン社の商品名)のようなテープ状の有機繊維をスペ
ーサとして用い、超電導体の周囲にら旋巻きして超電導
線を作り、これによって超電導マグネットを形成する際
の、スペーサのけば立ちゃ損傷を少なくするものである
。
ュポン社の商品名)のようなテープ状の有機繊維をスペ
ーサとして用い、超電導体の周囲にら旋巻きして超電導
線を作り、これによって超電導マグネットを形成する際
の、スペーサのけば立ちゃ損傷を少なくするものである
。
実施例1
以下、本発明のスペーサ巻き超電導線の第1の実施例に
ついて、第1図および第2図を参照して説明する。■は
平角形の断面を持つ細長い超電導線であり、また超電導
線■は複数の超電導線と銅で構成される超電導体■にエ
ナメル絶a■を焼き付けたものである。(イ)はガラス
繊維より強じんで柔軟なアラミツド繊維、例えばケプラ
ー繊維(デュポン社の商品名)と、エポキシ樹脂で構成
したプリプレグのケプラースペーサであり、一定の幅(
W)を持ったテープ状のものを超電導線■に、一定の間
隔(1)を空けて、らせん状に巻き付けである。間隔(
1)を空けた部分は液体ヘリウムの通路になる冷却チャ
ンネル■である。
ついて、第1図および第2図を参照して説明する。■は
平角形の断面を持つ細長い超電導線であり、また超電導
線■は複数の超電導線と銅で構成される超電導体■にエ
ナメル絶a■を焼き付けたものである。(イ)はガラス
繊維より強じんで柔軟なアラミツド繊維、例えばケプラ
ー繊維(デュポン社の商品名)と、エポキシ樹脂で構成
したプリプレグのケプラースペーサであり、一定の幅(
W)を持ったテープ状のものを超電導線■に、一定の間
隔(1)を空けて、らせん状に巻き付けである。間隔(
1)を空けた部分は液体ヘリウムの通路になる冷却チャ
ンネル■である。
第2図は第1図に示したケプラースペーサに)の基材の
構成を示す。ケプラースペーサ(イ)の基材は、ケプラ
ー繊維を撚ったケプラー糸■で構成され、ケプラースペ
ーサに)の長さ方向(12)に配置した複数の縦で糸(
6a)と、長さ方向(Q)に対して斜めでジグザグに織
り込んだ斜め糸(6b)で幅(W)に織ったコードテー
プである。
構成を示す。ケプラースペーサ(イ)の基材は、ケプラ
ー繊維を撚ったケプラー糸■で構成され、ケプラースペ
ーサに)の長さ方向(12)に配置した複数の縦で糸(
6a)と、長さ方向(Q)に対して斜めでジグザグに織
り込んだ斜め糸(6b)で幅(W)に織ったコードテー
プである。
次に作用について説明する。
スペーサ(イ)の基材は柔軟なケプラー繊維で構成した
ので、ケプラー繊維を集束している半硬化状態のエポキ
シ樹脂が溶融しても、ケプラー繊維のけば立ちは極めて
少ない。またケプラースペーサに)の基材は連続したケ
プラー糸0で織ったコードテープで構成し、ケプラース
ペーサ(イ)の途中にケプラー糸0の端末が無いように
したため、ケプラー糸0の端末によるけば立ちが無い。
ので、ケプラー繊維を集束している半硬化状態のエポキ
シ樹脂が溶融しても、ケプラー繊維のけば立ちは極めて
少ない。またケプラースペーサに)の基材は連続したケ
プラー糸0で織ったコードテープで構成し、ケプラース
ペーサ(イ)の途中にケプラー糸0の端末が無いように
したため、ケプラー糸0の端末によるけば立ちが無い。
さらにケプラースペーサ(イ)の基材は縦で糸(6a)
と斜め糸(6b)で所定の幅(W)に織ったものであっ
て、長さ方向(Q)に沿って切断して幅(W)を得るも
のではないため、切断によるケプラー糸■の端末および
けば立ちかない。
と斜め糸(6b)で所定の幅(W)に織ったものであっ
て、長さ方向(Q)に沿って切断して幅(W)を得るも
のではないため、切断によるケプラー糸■の端末および
けば立ちかない。
第1表は鋼球(直径10口2重量4.3kg)を高さ5
0口から自由落下した時の衝撃による各種スペーサ用テ
ープの損傷度を示すもので、第3,4図は後述する実施
例2,3のものである。
0口から自由落下した時の衝撃による各種スペーサ用テ
ープの損傷度を示すもので、第3,4図は後述する実施
例2,3のものである。
この第1表によってみれば、従来のガラス繊維を用いた
基材は破断し易く、ケプラー繊維を用いた基材は破断し
にくいことが明瞭である。また有機材料でも、フィルム
のカプトン(デュポン社の商品名)は破断し易かった。
基材は破断し易く、ケプラー繊維を用いた基材は破断し
にくいことが明瞭である。また有機材料でも、フィルム
のカプトン(デュポン社の商品名)は破断し易かった。
このように、ケプラースペーサ(イ)は衝撃強さに優れ
ており、叩いても擦っても、あまりけば立たないため、
これを用いたスペーサ巻き超電導線は、超電導マグネッ
トに成形することが容易である。またケプラースペーサ
(イ)は加熱処理時にも殆んどけば立たないため、けば
立ちが冷却チャンネル■の液体ヘリウムの流れを阻害す
る問題がない。
ており、叩いても擦っても、あまりけば立たないため、
これを用いたスペーサ巻き超電導線は、超電導マグネッ
トに成形することが容易である。またケプラースペーサ
(イ)は加熱処理時にも殆んどけば立たないため、けば
立ちが冷却チャンネル■の液体ヘリウムの流れを阻害す
る問題がない。
実施例2
第3図は第2の実施例のケプラースペーサ(イ)の基材
を示す。これは長さ方向(Q)に配置した複数の縦で糸
(6a)に対して、はぼ直角に、長さ方向(Ω)に粗に
配列するように、切断し易くて細い複数の綿糸■を織り
込んだものである。
を示す。これは長さ方向(Q)に配置した複数の縦で糸
(6a)に対して、はぼ直角に、長さ方向(Ω)に粗に
配列するように、切断し易くて細い複数の綿糸■を織り
込んだものである。
この基材はプリプレグ処理をした後に、所定の幅(W)
に切り裂くことができ、切り裂かれる綿糸■は粗に織り
込んだので、綿糸■の切断した端末は少ない。また綿糸
■は所定の幅(W)に配列した複数のケプラー糸■の縦
で糸(6a)が広がらないように保持することができる
。他は実施例1に準じた作用効果が得られる。
に切り裂くことができ、切り裂かれる綿糸■は粗に織り
込んだので、綿糸■の切断した端末は少ない。また綿糸
■は所定の幅(W)に配列した複数のケプラー糸■の縦
で糸(6a)が広がらないように保持することができる
。他は実施例1に準じた作用効果が得られる。
実施例3
第4図は第3の実施例のケプラースペーサ(イ)の基材
を示す。これは複数のケプラー糸を縦で糸(6a)のみ
にて構成し、幅方向(W)に密で1幅(W)に引きそろ
えた基材を示す。他は実施例1の通りである。
を示す。これは複数のケプラー糸を縦で糸(6a)のみ
にて構成し、幅方向(W)に密で1幅(W)に引きそろ
えた基材を示す。他は実施例1の通りである。
この基材は適量のエポキシ樹脂を含浸した後に第1図に
示した超電導線(1)にら旋巻きし、次にエポキシ樹脂
を半硬化状態にすることにより、ケプラースペーサ(イ
)を超電導線のに接着することができる。他は実施例1
に準じた作用効果が得られる。
示した超電導線(1)にら旋巻きし、次にエポキシ樹脂
を半硬化状態にすることにより、ケプラースペーサ(イ
)を超電導線のに接着することができる。他は実施例1
に準じた作用効果が得られる。
以上説明したように、本発明によれば、スペーサの基材
を従来のガラス繊維より強じんで柔軟な有機繊維で構成
したため、スペーサ巻き超電導線は容易に成形でき、ま
た品質の安定した超電導マグネットに成形できる。さら
にスペーサが加熱処理時にけば立たないから、液体ヘリ
ウムの流れを阻害する問題がない。従って、本発明によ
るスペーサ巻き超電導線は冷却効果の優れた信頼性の高
い超電導マグネットに成形できる。
を従来のガラス繊維より強じんで柔軟な有機繊維で構成
したため、スペーサ巻き超電導線は容易に成形でき、ま
た品質の安定した超電導マグネットに成形できる。さら
にスペーサが加熱処理時にけば立たないから、液体ヘリ
ウムの流れを阻害する問題がない。従って、本発明によ
るスペーサ巻き超電導線は冷却効果の優れた信頼性の高
い超電導マグネットに成形できる。
第1図は本発明のスペーサ巻き超電導線の第1の実施例
を示す要部断面斜視図、第2図は第1図のスペーサの基
材を示す上面説明図、第3図および第4図は第2および
第3の実施例のスペーサの基材を示す上面説明図である
。 1・・・超電導線 2・・・超電導体4・・・ス
ペーサ 6・・・有機繊維であるケプラー糸 6a・・・縦て糸 6b・・・斜の糸7・・・
綿糸
を示す要部断面斜視図、第2図は第1図のスペーサの基
材を示す上面説明図、第3図および第4図は第2および
第3の実施例のスペーサの基材を示す上面説明図である
。 1・・・超電導線 2・・・超電導体4・・・ス
ペーサ 6・・・有機繊維であるケプラー糸 6a・・・縦て糸 6b・・・斜の糸7・・・
綿糸
Claims (3)
- (1)超電導線の周囲にテープ形状のスペーサをら旋巻
きしたものにおいて、前記スペーサの基材をガラス繊維
より強じんで柔軟な有機繊維で構成したことを特徴とす
るスペーサ巻き超電導線。 - (2)有機繊維はケプラー(デュポン社の商品名)のよ
うなアラミッド繊維としたことを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載のスペーサ巻き超電導線。 - (3)スペーサは有機繊維で作った複数の連続した糸を
用いて所定の幅に並べ熱硬化性樹脂で半硬化状態にした
プリプレグテープを用いて、これを硬化したことを特徴
とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載のスペーサ
巻き超電導線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60087481A JPH0616368B2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | スペ−サ巻き超電導線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60087481A JPH0616368B2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | スペ−サ巻き超電導線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61248309A true JPS61248309A (ja) | 1986-11-05 |
JPH0616368B2 JPH0616368B2 (ja) | 1994-03-02 |
Family
ID=13916128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60087481A Expired - Lifetime JPH0616368B2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | スペ−サ巻き超電導線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616368B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01119116U (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-11 | ||
JP2005018988A (ja) * | 2003-06-23 | 2005-01-20 | Totoku Electric Co Ltd | 最外層テープギャップ巻き電線 |
-
1985
- 1985-04-25 JP JP60087481A patent/JPH0616368B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01119116U (ja) * | 1988-02-05 | 1989-08-11 | ||
JP2005018988A (ja) * | 2003-06-23 | 2005-01-20 | Totoku Electric Co Ltd | 最外層テープギャップ巻き電線 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0616368B2 (ja) | 1994-03-02 |
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