JPS61247737A - 変性シリコ−ンジオ−ルの製造法 - Google Patents

変性シリコ−ンジオ−ルの製造法

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JPS61247737A
JPS61247737A JP9065885A JP9065885A JPS61247737A JP S61247737 A JPS61247737 A JP S61247737A JP 9065885 A JP9065885 A JP 9065885A JP 9065885 A JP9065885 A JP 9065885A JP S61247737 A JPS61247737 A JP S61247737A
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JP
Japan
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diol
silicone diol
catalyst
silicone
modified silicone
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Pending
Application number
JP9065885A
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English (en)
Inventor
Nobuyasu Nakasugi
進康 中杉
Kaneo Matsuda
松田 兼男
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Sanyo Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Sanyo Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Silicon Polymers (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は変性シリコーンジオールの製造法に関する。
〔従来の技術〕
従来、シリコーンジオールはポリウレタンおよびポリエ
ステル原料として使用されている。
〔発明が解決し、ようとする問題点〕
しかしながら、他のポリエーテルポリオールおよびポリ
エステルポリオールとの相溶性が悪く、分離を起こし易
いという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者等はポリエーテルポリオールおよびポリエステ
ルポリオールとの相溶性のよいシリコーンジオールの製
造法について鋭意検討した結果、本発明に到達した。
本発明は触媒の存在下、分子量500〜6000のシリ
コーンジオールにテトラヒドロフラン(THF、!:略
記)および隣接アルキレンオキシド(AOと略記)を反
応させることを特徴とするポリエーテル変性シリコーン
ジオールの製造法である。
本発明で用いられる分子量500〜6000のシリコー
ンジオ−〃としては一般式 (式中、Rは炭素数1〜20のアルキレン基、XハOH
3,H、およびフェニル基からなる群より選ばれる基、
nは一般式(1)で示されるジオールの平均分子量が5
00〜6000となるような整数である。)で示される
ジオールがあげられる。
一般式(1)におけるRの炭素数1〜20のアルキレン
基トしてはメチレン、エチレン、プロピレン。
ブチレン、ヘキシレン、オクチレンおよびドデシレン基
などがあげられる。これらのうち好ましくはエチレン、
プロピレン、ブチレンおよびヘキシレン基であり、特に
好ましくはプロピレン基である。
nは好ましくは一般式(1)のジオールの平均分子量が
500〜8000になる整数である。
一般式(1)で示されるジオールの具体例としてはジメ
チルポリシロキサンジプロノくノー)V (平均分子量
1000〜60oo )があげられる。
THFは市販のものおよび1.4−ブタンジオールを公
知の方法で脱水閉環し、精製したものが使用できる。ま
た、本発明で未反応で回収されるTHFも公知の方法で
精製して使用することができる。
AOとしては炭素数2〜4のAOl例えばエチレンオキ
シド(EOと略記)、プロピレンオキシド(poと略記
) 、 1.2−ブチレンオキシド、2J−ブチレンオ
キシドおよびこれらの置換体()・ロゲン置換、フェニ
ル置換)例えばエピクロルヒドリン、スチレンオキシド
など、およびこれら二種以上の併用があげられる。これ
らのうち好ましいものはEOである。
シリコーンジオ−v 、 THFおよびAO各成分の含
量はシリコーンジオール、 THFおよび、AOの合計
重量に基づいてシリコーンジオールが通常10〜70%
、好ましくは20〜60%、THEとAOの合計が通常
20〜90%、好ましくは40〜80チである。シリコ
ーンジオールが10チ未満では生成ウレタンノ耐熱性お
よび耐水性が十分に発現されない。シリコーンジオール
が70チを越えると他のポリオールとの相溶性が十分に
改善されない。
THFとAOとの重量比率は通常95:5〜80 : 
70、好ましくは85 : 15〜60 : 40であ
る。T)(Fに対するAOが5未満では重合収率が低く
、官能基をもたない環状エーテル化合物の副生量が多く
なる。
逆にAOが70より犬ではこれを原料として得られる樹
脂の機械的物性が低下する。
本発明で用いる触媒は酸性触媒、例えばルイス酸類(1
’1c13 HFeC’I!3 r ’r、cl!、 
、 5nOr、 l 5bC15+ BFs 。
PF、など)、プロトン酸類(HF I HC1!、 
HBr 、 H280,。
H80,F 、 H8O,CJ 、 HC1!O,など
)および固体触媒(モンモリロナイト系鉱物、ゼオライ
ト、シリカアルミナ触媒1強酸型イオン交換樹脂など)
の中から選ぶことができ、それぞれ単独または2種以上
の複合系で使用することができる。特にルイス酸とプロ
トン酸との併用、プロトン酸と固体触媒との併用は条件
によって重合速度を早めるなど好ましい結果が得られる
場合がある。触媒の使用量は触媒の種類によって一部に
は言えないits重量比でTHF 100に対して通常
0.01〜ao、好ましくは0.05〜15である。重
合の開始はシリコーンジオール、TI(Fおよび触媒の
混合系にEOを加えて行う。触媒の添加は種々の方法を
とることができ、特に制約されない0例えば原料のシリ
コーンジオールとT I−I Fの混合系に滴下または
注入すればよい。THFと錯体を形成する触媒はあらか
じめ錯体にして加えてもよい。AOを加える方法はAO
単独またはTHFの一部と混合する方法、またそれぞれ
一括または分割して加える方法をとることができる。重
合の温度は触媒の種類によって種々変えることができる
が、通常−10〜100℃、好ましくは0〜50°Cで
ある。重合温度の調整は反応器を冷却又は加熱して行う
。重合時の圧力は通常5kgβ(ゲージ圧)以下、好ま
しくは0〜stcg7ct? (ゲージ圧)である。重
合の終了は所定量のAOを加えた後、一定温度で重合を
続は反応器内の圧力が平衡になつた時点とする。重合物
の分子量の調整はシリコ、−ンジオールとTl(Fとの
比率およびTHFに対する触媒量とAO量の比率を変え
ることにより行うことができる。重合の停止は公知の方
法によって行うことができる。例えば重合系内に水また
はアルカリ水溶液を加えて触媒活性を消失させればよい
つづいて触媒残ン卑の分離除去、中和、未反応THFの
留去回収、固形物の炉別、加熱真空脱水など公知の方法
で後処理を行い精製されたポリエーテル変性シリコーン
ジオールとする。
〔実施例〕
以下実施例により本発明をさらに説明するが、本発明は
これに限定されるものではない。
実施例中の部は重量部である。
実施例1 攪拌器、滴下ロート、温度計および圧力計を付Lり、t
−−)クレープにシリコーンジオールX−22−160
AS(平均分子量1000 ;信越化学工業製)370
部とTHF 560部および三弗化ホウ素−T)(F錯
体55部を仕込み、温度を20〜30°Cに保ちなから
EO100部を徐々に滴下して重合を行った。滴下終了
後25℃に保って圧力が一定になるまで反応を続けてか
ら、苛性ソーダ水溶液を加えて触媒活性を停止させた。
つぎに加熱して未反応THFを蒸発回収してから120
°Cで減圧脱水した。80°Cに冷却してから析出した
固形物を炉別してポリエーテル変性シリコーンジオ−/
7740部を得た。その分析結果は色相(APHA )
 10、ヒドロキシル価58.2115’KOH/g(
分子量1929 )、EO含量18チTHF含量35チ
であった。
得られたポリエーテル変性シリコーンジオール193 
部とジフェニルメタン−4,4′ジイソシアネート(M
D工)50部を反応して得たプレポリマーはポリテトラ
メチレンエーテルグリコール(平均分子量2000 ’
) 200部とMD工50部を反応して得たプレポリマ
ーと均一に混合溶解した。
実施例2〜5 実施例上と同様にして、三弗化ホウ素−T)(F錯体、
THF、EOの量を表1のように変えて反応し、表1の
ポリエーテル変性シリコーンジオールを得た。
表   1 実施例6 実施例と工と同様の装置にシリコーンジオールX −2
2−16OA8870部トTHF 560部オヨヒ三弗
化ホウ素−THF錯体50部を仕込み、温度を20〜3
0°Cに保ちなから20130部を徐々に滴下して重合
を行なった。滴下終了後25°Cに保って圧力が一定に
なるまで熟成した。以下実施例1と同様に処理してポリ
エーテル変性シリコーンジオ−/l/ 755 部ヲ4
7’C0その分析結果はヒドロキシル価56.0119
KOH/ g (平均分子量2005 ’)、PO含量
16%、THF含量34チであった。
〔発明の効果〕
本発明の製造法によれば安価なシリコーンジオール誘導
体を提供でき、また他のポリオール例えばポリアルキレ
ンエーテルポリオール ニレンエーテ/レポリオール,ポリエステルポリオール
などとの相溶性にすぐれているという特長を有する。
上記の効果を奏することから、ポリエーテル変性シリコ
ーンジオール単独ではもちろん、他のポリオールと種々
の割合で併用して、ウレタンプレポリマー、ポリウレタ
ンおよびポリニスナル用原料として使用することができ
、有機ポリイソシアネート、有機ポリカルボン酸と公知
の方法で反応して、任意の硬度または柔軟性を有する機
械的物性、耐熱性および耐水性の優れたポリウレタン。
ポリエステルを得ることができる。これらのポリウレタ
ン、ポリエステルは、ローラ類、機械部品、工業用ベル
ト、ケーブルジャケット、絶縁材料、磁気テープバイン
ダー、チューブ、ホーヌ、塗料等に有用である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、触媒の存在下、分子量500〜6000のシリコー
    ンジオールにテトラヒドロフランおよび隣接アルキレン
    オキシドを反応させることを特徴とするポリエーテル変
    性シリコーンジオールの製造法。 2、隣接アルキレンオキシドがエチレンオキシドおよび
    /またはプロピレンオキシドである特許請求の範囲第1
    項記載の製造法。 3、シリコーンジオールが一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、Rは炭素数1〜20のアルキレン基、XはCH
    _3、H、およびフエニル基からなる群より選ばれる基
    、nは一般式(1)で示されるジオールの平均分子量が
    500〜6000となるような整数である。)で示され
    るジオールである特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の製造法。
JP9065885A 1985-04-25 1985-04-25 変性シリコ−ンジオ−ルの製造法 Pending JPS61247737A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0485637A1 (en) * 1990-05-11 1992-05-20 Asahi Glass Company Ltd. Process for producing polyoxyalkylene compound
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JP2003096192A (ja) * 2001-09-20 2003-04-03 Nippon Unicar Co Ltd 高純度ポリオキシアルキレン変性ポリシロキサン及びその製造法
JP2008174749A (ja) * 2007-01-17 2008-07-31 Bayer Material Science Llc ポリエーテル−ポリシロキサンポリオール

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