JPS61247466A - 腹膜透析用透析液 - Google Patents

腹膜透析用透析液

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JPS61247466A
JPS61247466A JP60087621A JP8762185A JPS61247466A JP S61247466 A JPS61247466 A JP S61247466A JP 60087621 A JP60087621 A JP 60087621A JP 8762185 A JP8762185 A JP 8762185A JP S61247466 A JPS61247466 A JP S61247466A
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JP
Japan
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dialysate
peritoneal dialysis
glycerol
glucose
osmotic pressure
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JP60087621A
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English (en)
Inventor
武 岡本
岩田 光夫
啓明 高橋
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Terumo Corp
Original Assignee
Terumo Corp
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Priority to EP86105679A priority patent/EP0199357B1/en
Priority to US06/855,343 priority patent/US4880629A/en
Priority to AU56600/86A priority patent/AU567832B2/en
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/14Dialysis systems; Artificial kidneys; Blood oxygenators ; Reciprocating systems for treatment of body fluids, e.g. single needle systems for hemofiltration or pheresis
    • A61M1/28Peritoneal dialysis ; Other peritoneal treatment, e.g. oxygenation
    • A61M1/287Dialysates therefor

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 10発明の背景 (技術分野) 本発明は、腹膜透析用透析液に関するものである。
詳しく述べると、腹膜透析用透析液中に含まれる浸透圧
調節剤による患者への負荷に潜在する危険性のない腹膜
透析用透析液に関するものである。
(先行技術) 腎不全あるいは、毒劇物中毒患者の治療法のひとつとし
て、古くから透析療法が用いられている。
この透析療法としては、大別して血液透析(Hemo 
Dialysis )と腹膜透析(peritonea
l [) 1alysis )とがある。血液透析は、
患者の血液を体外へ取出し、該血液を人工透析膜を備え
た透析器、即ち人工腎臓に導き、血液中に含まれる老廃
代謝産物を人工透析膜を介して拡散により洗浄用潅流溶
液中に移動除去し、過剰の水分除去は、体外循環装置に
よって調節された圧力を利用し限外濾過によって行われ
る。一方、腹膜透析は、患者の腹腔内に透析液を直接注
入し、血液中に含まれる老廃代謝産物を腹膜を介して拡
散により透析液中に移動除去し、過剰の水分除去は、注
入される透析液を体液と比較して高張なものとしておき
、これによって生じる浸透圧差を利用して行なうもので
ある。
透析療法としては、従来、腹膜透析が、腹膜炎を併発し
やすいとの理由から、血液透析が主として適用され、ブ
ラッド・アクセス・トラブル、合併症、高齢などで血液
透析に適さない症例に選択して腹膜透析が行なわれてき
た。血液透析は、順調に経過すれば、20年以上の延命
が可能である′ことが確実化されており、また長期透析
例の多くが通院透析をうけている実態からみて患者の社
会性復帰能も相当なものであると思われる。しかしなが
ら、現行の血液透析には、なお不満も少なくなく、例え
ば免疫不全、貧血、栄養障害、骨障害、血圧異常、動脈
硬化などの克服しがたい合併症がまだ少なくない点や、
長時間の定期的治療のための通院がわずられしい点など
があげられる。ざらに、血液透析法に伴う合併症や病態
の一部が現行治療が週に2〜3回の間歇法であることや
、なお生体適合性に劣る透析膜や透析液などを用いてい
ることなどによっている可能性があることは否めない。
最近、腹膜透析の一つとしてCARD (Contin
tJOUs AmbLIlatOryPeritone
al Dialysis :持続性可動式腹膜透析)が
確立され、透析療法としてこのCAPDが急速に普及し
つつある。すなわち、CAPDは、腹腔内に透析液を常
時貯留させ、この透析液を4〜8時間ごとに排・注液を
繰返し、1日4〜10Ωの透析液を用いることで効率よ
く透析を行うものであり、持続的な透析法であり、患者
への生理的負担が小ざいこと、腹膜が人工透析膜より中
〜高分子溶質の除去にすぐれ、人工膜に伴う生体不適合
性の問題も起こらないこと、透析液もずっと精製された
ものを使用できること、大がかりな設備を必要とせず操
作も比較的簡単なため在宅治療が容易であり、通院頻度
が少なく、治療費が安価ですむこと、また食事制限が少
ないことなど血液透析にない幾つかの利点を有しており
、血液透析にみられる病態の一部が改善されるかも知れ
ないという期待があり、ざらに患者の社会復帰を一層容
易にする可能性も強いためである。
このように腹膜透析は、CAPDを中心として、今後血
液浄化法の一つとしてますます重要な地位を占めるよう
になるものと思われる。
さて、この腹膜透析に用いられる透析液は、CAPD、
 I PD (Intermittent  Peri
toneal[)ialysis ;間歇性腹膜透析)
などの腹膜透析方法の違いによりその細部は異なるもの
の、基本的には、類似したものであり、Na+イオン、
Ca イオン、M Q ””−1’オン、CQ−イオン
などの2+ 代表される電解質、乳酸塩(IaCtate ) 、酢
酸塩(acetate )などを中心とするアルカリ化
剤およびグルコースを代表とする浸透圧調節剤を含むも
のである。第1表に、現在通常使用されているまたは臨
床中の腹膜透析液の基本組成を、血漿の組成と比較して
示す。
(以下余白) 上記したように、腹膜透析においては、体液中に含まれ
る過剰の水分を除去するために体液と透析液との浸透圧
差を利用するため、腹膜透析用透析液の浸透圧を患者の
血漿の浸透圧より高張に維持する必要があり、腹膜透析
用透析液には、浸透圧を高張とするための溶質、すなわ
ち、浸透圧調節剤がざらに添加されるものである。この
浸透性調節剤としては、現在上記したように、グルコー
スが一般に用いられている。しかしながら、このように
浸透圧調節剤として腹膜透析用透析液中に含まれる溶質
は、体液中に含まれる老廃代謝産物、典型的には、Na
  イオン、C11l−イオンなどの電解質、尿素、ク
レアチニン等の溶質が、腹膜を介して腹膜透析用透析液
へ拡散されるのと全く同様の機構で腹膜を介して体液中
に拡散される。事実、実際に腹膜透析を施行した際に、
透析液中のグルコース量は、経時的に減少していく。こ
のように、腹膜透析用透析液の浸透圧調節剤としてグル
コースが用いられている場合、腹膜透析によって体内へ
持続的なグルコースの吸収が行われることになる。この
腹膜透析による高カロリーの糖摂取は患者の肥満、糖質
・脂質代謝異常、動脈硬化への進展、糖尿病患者の血糖
維持の問題、合併症の進展などの種々の点に関し、潜在
する危険性が大きい。
このような、現在一般に使用されている腹膜透析用透析
液中に含まれるグルコースによる問題点を改善する目的
で種々の研究がなされているが、その一つとして浸透圧
調節剤として、グルコースに代えて、グリセロールを用
いることが提唱されている[3. yuasaら:“C
l1nical  evaluation  of  
peritoneal  dialysis  wit
h  glyceroldialysate ” To
seki  kaisi 14 : 279−284.
1981  (5)、D、E、Ra1phら:“Dia
lysis 5oln、contg、 c+Iycer
ol and  opt 。
amino acid  5ource、 esp 、
 for ambulatory  peritone
al  dialysis”アメリカ合衆国特許願第2
63.818号(昭和56年特許願第187,674号
) 、3.ll−1ndhoIら: ”Glycero
l asasmotic agent in  per
itoneal  dialysis(PD)” Ar
tificial Qrgans 、  7A : 4
7. 1983(NOV、 ) ]。グリセロールは、
分子量がグルコースの約1/2と小さく、従って所定の
浸透圧をより少量で調整でき患者へのカロリー的負荷が
軽減される、グリセロールの主代謝ルートはインスリン
を必要とせず、急速かつ完全に代謝される、血糖値を上
昇させることが少ないなどグルコースにないさまざまな
長所を有しているものである。
しかし一方ではリントホルム(l indholm )
らの報告によると、グリセロールはグルコースに比して
分子量が小ざいのでより速く腹膜を介して患者体内へと
拡散するため、透析液を長期に腹腔内に貯留した際、除
水のために必要な浸透圧を長時間維持できないことを欠
点として指摘している。本発明者らのグルコースおよび
グリセロールをそれぞれ用いて実施した定性的な動物実
験(ラット)においても、彼らと、同様の傾向を確認し
ている。
また多量のグリセロールを非経口的に投与された動物が
血色素尿を排出することは古くからよく知られており、
ざらにこの血色素の発現は血液中の赤血球によるものと
考えられている[V、 JOhnSon、 A、 J、
 Carlson  and A、 Johnson:
Am 。
J、 Physiol、 103.517.1933、
G。
R,Cameron  and E、 S、 Fing
kh : J、 path、Bact、51,165,
1956、△、J。
5piec+el  and M、 M、 Nosew
Orthy : J、Pharm、3ci、52,91
7.1963]、ざらにグリセロールの溶血作用は、グ
リセロールが赤血球膜の脂質の一部を媒質中に溶出させ
、また赤血球膜の脱水和を起すためであると解釈されて
いる[荒用正幸:″グリセロールの溶血作用とフラクト
ースの溶血阻止作用゛′日薬理誌、73:541−54
7.1977]。本発明者らは、このような知見に基づ
き、高濃度のグリセロール溶液の腹腔的投与を動物実験
(ラット)により行なったところ、10g/diグリセ
ロール投与系において、投与後10分、血清中グリセロ
ール濃度163+nc+/diのとき、著名な溶血が認
められた。またこの溶血の程度は時間とともに変化し、
投与後60分、血清中グリセロール濃度250mM旧の
時点で溶血はピークとなり、投与後180分、血清中グ
リセロール濃度181111g/旧になるまで観察され
た。
追試験を行い、これと同様の結果が血清中のグリセロー
ル濃度が150〜200mMd1以上になるような腹腔
内投与系についても得られた。本発明者らによるこのよ
うな追試験の結果は、グリセロールの溶血作用が、静注
等の直接的血中投与の場合に限らず腹腔内投与によって
も発現する可能性を示唆するものであり、グリセロール
のもつ溶血作用には、種差が大きく関与し、ヒト赤血球
は比較的この溶血作用を受けにくいとは言われてはいる
が、推定される溶血機序から考え、グリセロールを浸透
圧調節剤として使用する透析液の腹膜透析用透析液とし
ての長期間の使用を想定した場合、その潜在する危険性
は、無視し得ないものである。
II発明の目的 従って本発明は上記のごとき問題点を解決しようとする
ものである。
すなわち、本発明は、改良された腹膜透析用透析液を提
供することを目的とする。本発明はまた腹膜透析用透析
液中に含まれる浸透圧調節剤による患者への負荷に潜在
する危険性のない腹膜透析用透析液を提供することを目
的とする。本発明はざらに長期間投与においても安全性
が高く、CAPD用透析液として特に有用性の高い腹膜
透析用透析液を提供することを目的とするものである。
上記諸口的は、腹膜透析に用いられる透析液において、
該透析液は水分除去に必要とされる浸透圧へ調整するた
めの浸透圧調節剤としてグリセロールと単糖類とを含有
することを特徴とする腹膜透析用透析液により達成され
る。
また本発明は、単糖類がヒト代謝性の単糖類である腹膜
透析用透析液を示すものである。本発明は、単糖類とし
て、複数種の単糖類が含有されて    。
いるものである腹膜透析用透析液も示すものである。本
発明はさらに、単糖類として、少なくともフルクトース
が含有されているものである腹膜透析用透析液を示すも
のである。本発明はまた、単糖類として、少なくともグ
ルコースが含有されているものである腹膜透析用透析液
を示すものである。ざらに本発明は、単糖類として、グ
ルコースとフルクトースを含有するものである腹膜透析
用透析液を示すものである。ざらに本発明は、グリセロ
ールを0.5〜40Cl/l、単糖類を00OO5〜7
8Cl/U含有するもので必る腹膜透析用透析液を示す
ものである。本発明はざらにグリセロールを0.5〜4
0g、l、グルコースをQ。
005〜78Ω/l、フルクトースを0.005〜78
g/Ω含有するものである腹膜透析用透析液も示すもの
である。さらに本発明は、Na  イオンを130〜j
 40mEQ 、l、 CQ −イオンヲ100〜14
0mEQ / Q 、 Ca”−(オンをO〜8mEq
 /l、MCI2CI2全オン4mEQ/!Q含有する
ものである腹膜透析用透析液を示すものである。
また本発明は、重炭酸塩、乳酸、酢酸、リンゴ酸および
コハク酸よりなる群からえらばれた少なくとも1種の重
炭酸前駆体イオンを30〜50mEq/l含有するもの
である腹膜透析用透析液を示すものである。加えて本発
明は、浸透圧が280〜700m05m/Nである腹膜
透析用透析液を示すものである。ざらに本発明は、I)
Hが5.5〜6゜5である腹膜透析用透析液を示すもの
である。
III発明の具体的構成 ゛ しかして、本発明の最大の特徴は、腹膜透析用液に
おいて、その浸透圧調節剤として、グリセロールと単糖
類とを併用したことである。すなわち、従来、エネルギ
ー源として過剰のグルコースを吸収してしまう、またグ
ルコースの有する還元性基のためにIIを生理的レベル
(117,4>に近似させるとオートクレーブ減菌時の
高温により不安定となってしまう等の問題を除去するた
めに、浸透圧調節剤としてグリセロールを用いる場合グ
ルコースと完全に置換すること、すなわちグルコースは
腹膜透析用透析用液中に全く含まれないことが好ましい
とされていたが、グリセロールの有する赤血球へ対する
溶血性を考慮した場合、逆におる程度の糖質を含有する
方が、グリセロールの  。
溶血作用が阻止され、腹膜透析用透析液として好ましい
ことが見出されたものである。この場合、糖質の添加量
は、グリセロールを併用するために少なくてすみ血糖値
の上昇に実質的影響をおよぼさないこと、またざらに、
腹膜透析用透析液のpH値を生理的レベルに近似させる
ことは重要であるが、pH値がある程度以上、例えばp
H5,5以上であれば、If!!腔内刺激性は見られず
生理的レベルのものと何ら差異のないことが判明したも
のである。
以下、本発明をより詳細に説明する。
本発明は腹膜透析に用いられる透析液において浸透圧を
水分除去に必要とされる浸透圧へ調整するための浸透圧
調節剤としてグリセロールと単糖類とを含有することを
特徴とする腹膜透析用透析液である。
単糖類が、グリセロール溶液に添加され静脈内へ直接あ
るいは試験管内的に血液に注入された場合、グリセロー
ルの溶血作用を防止する効果があることが知られている
(前述荒用正幸二“グリセロールの溶血作用とフラクト
ースの溶血阻止作用パ参照)が、単糖類がグリセ日−ル
と共に腹腔内的に投与された場合にも同様に、グリセロ
ールの溶血作用を防止する働きを有することが明らかと
なった。なお、腹膜透析用透析液に添加される単糖類は
1種のものである必要は全くなく同時に複数種のものが
添加されているものであっても何らざしつかえない。と
(に複数種のものを添加したものの場合、所定の浸透圧
へ達するための各単糖類の必要量が、1種のみによる場
合に比べて少なくできるため、各単糖類による患者への
負担が軽減される効果が望める。またこのような単糖類
としては、特に例えばグルコース、フルクトース、マン
ノース、ガラクトース等のようなヒトにより代謝されう
る単糖類が好ましい。すなわち、腹膜透析用透析液の長
期使用を想定した場合、ヒト代謝性を有しない単糖類を
用いた場合、腹Ili透析用透析液より体内へ移動した
単糖類が体内に蓄積し患者に何らかの障害を与える虞れ
、ざらにはもし単糖類が体内に蓄積されたとすると、該
単糖類により体内の浸透圧が上昇し透析系が正常に機能
しなくなる虞れがあるためである。また単糖類として、
フルクトースまたはグルコースが含まれていること、好
ましくはフルクトースおよびグルコースの両方が含まれ
ていることが望ましい。すなわら、フルクトースは、グ
リセロールと共に腹膜用透析液中に添加された場合、グ
リセロールの溶血作用に対して単糖類としては最も優れ
た阻止効果を示すものである。また透析分野においては
、現在のところ使用されていないが、すでに輸液分野に
おいては利用されており、投与量が異常に増加しない限
り、安全性は高く、通常の生体血中にも約0゜5〜5m
Mdlの最が認められている。ざらにはこのフルクトー
スの細胞内への取込みにインスリンは関与せず、実験的
肝障害モデル動物の肝においてもグルコース以上によく
利用され、また静脈内に投与されたフルクトースは投与
量の約30%は血糖として出現するが、血糖値の変化が
小さいなど、代謝異常を持つ患者への有効性は極めて高
いものである。一方、グルコースは、グリセロールと共
に腹膜透析用透析液中に添加された場合、グリセロール
の溶血作用に対してフルクトースはどは阻止効果を示さ
ないものの、従来より腹膜透析用透析液中に浸透圧調節
剤として使用されており、その認容性は高く、またざら
に、本発明者らの行なった研究過程において、腹膜透析
用透析液中にグルコースを少なくとも生体中に存在する
濃度(100mMdl程度)存在させることが、生体バ
ランスを保持する上で極めて良好な結果をもたらすこと
を見出したためである。
本発明の腹膜透析用透析液は、患者個体の病態から、ま
た添加される物質の処理能力などの差異から、ざらには
腹膜透析を必要とされる患者の多くは脂質代謝の質的も
しくは量的な異常を伴うことから各種の組成比が考えら
れるが、浸透圧調節剤としてのグリセロールおよび単糖
類は、例えば280〜700m Osm/pの範囲内の
所定の浸透圧値に腹膜透析用透析液の浸透圧値が達する
ように添加され、通常、グリセロールが0.5〜40g
/り、好ましくは1.0〜21g/U、糖質が0.00
5〜78q/ρ、好ましくは0.01〜40g/111
程度であり、ざらに望ましくは、単糖類はグリセロール
に対して1%W/V以上含まれる。すなわち、グリセロ
ールに対して単糖類が極端に少ないと、溶血作用阻止効
果が期待できず、一方浸透圧調節剤として極端に多くの
単糖類を添加することは、患者に過剰のエネルギー源を
摂取させる虞れがあり好ましくないためである。ざらに
単糖類として複数種の単糖類を添加する場合には、グリ
セロールが0.5〜40CJ/!Q、好ましくは1.0
〜21g/l、単糖類を1種につき0゜005CJ/C
〜78g/l、好ましくは0.01〜40g/Ωでかつ
総量で0.005〜78g/l、好ましくは0.01〜
40Q/Q含有することが望ましい。このように単糖類
として複数種の単糖類を添加する場合には、各単糖類の
含有量を少なくして各単糖類による患者への負担を軽減
することが可能である。またざらに、グリセロールを0
.5〜40Cl/!ll、好ましくは1.0〜21Cl
/!Q、単糖類としてグルコースを0.005〜78g
/l、好ましくは0.01〜40C]/Ωおよびフルク
トースを0.005〜78C1/L好ましくは0.01
〜40C1/C含有させると、本発明の腹膜透析用透析
液として最もその効果が期待できる。
本発明の腹膜透析用透析液の組成において、各種の電解
質濃度は、生体の適切なイオンバランスを破壊すること
のないよう公知の必要性に従って添加され、例えばNa
 イオンを130〜140mEq /l、CU−イオン
を100〜140mEq /l、Ca イオノをO〜8
1IIEg/l、Mg2+イ第2+  、 ンをO〜4111Eg/l程度含有する。ざらに必要に
応じて重炭酸塩、乳酸、酢酸、リンゴ酸およびコハク酸
よりなる群から選ばれた少なくとも1種の重炭酸前駆体
イオンを30〜50mEg/l含有する。これらの重炭
酸前駆体イオンは、本発明の腹膜透析用透析液のpH値
を5.5〜6.5程度の値へ調整するために添加される
。すなわち本発明の腹膜透析用透析液においてpH5,
5以下であると、腹腔内へ投与された際、生体に刺激性
を与える虞れがあり、一方、より生体レベル(pl−1
7゜4)に近い値であると浸透圧調節剤として含まれる
単糖類がオートクレーブ滅菌時の高熱により著しく分解
してしまう虞れがあるためで、上記したごとく、pH5
,5〜6.5程度の値においては、より生体レベルに近
い値である場合と何ら差異なく生体に対する刺激性は全
(みられず、またオートクレーブ滅菌を行なっても単糖
類の分解レベルは絶対量として問題とならない程度のも
のとなるからでおる。
しかして、本発明の腹膜透析用透析液におけるこれらの
イオン濃度は、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、乳酸
ナトリウム、酢酸ナトリウムのような演用の生理学的塩
類および塩化カリウム、塩化マグネシウム等の容認され
たその他の塩類、ざらには遊離酸などを添加することで
容易に達せられる。
次に本発明の腹膜透析用透析液の組成の一例として塩化
ナトリウム(NaCΩ)5.53(]/l、塩化カルシ
ウム(CaCQ2 ・2H20)0.52g/Ω塩化マ
グネシウム(MqCΩ2 ・6H20)0.07g/l
、乳酸ナトリウム4.20(1/fl (50重量%乳
酸ナトリウム8.40(J、/Ω)を配合して、第2表
に示される電解質濃度(理論値)および1)H6,5を
有しかつ浸透圧(理論値)510mOsm/ Aを有す
る腹膜透析用透析液を得るのに必要とされるグリセロー
ル、フルクトースおよびグルコースの計算量を第3表に
示す。ざらに、第4表には同様の電解質濃度およびII
を有し、浸透圧(理論値> 350 m05m/ρを有
する腹膜透析用透析液を得るのに必要とされるグリセロ
ール、フルクトースおよびグルコースの計算量を示す。
なお、第3表および第4表は、フルクトースおよびグル
コース量を一定割合で増減した場合に対応すルクリセロ
ールの必要量を示しているものでアル。
Na”    ’   132.1 Ca2”       7.0 M(J””       0.7 CI−110,0 Ctf3C1((OR)COO−38、0へ  − 以下、実施例により本発明をより詳細に説明する。
施例1〜2、比較例1〜2   溶血i験第5表に示す
ような組成を有する腹膜透析用透析液A(実施例1)お
よびB(実施例2)を調製した。一方比較のためにそれ
ぞれ第1表に示すような組成を有する生理食塩水ならび
に文献発表したグルコースCAPD液[CARD−40
0、チル七株式会社製](比較例1)およびグリセロー
ルCAPD液(比較例2)を用意した。
6週令のWistar系雄性ラット130匹(静岡系実
験動物農業共同組合より購入)を温度23±1°C1湿
度60±10%、照明時間12時間の環境下で1週間予
備飼育した、なお、水、飼料は自由摂取とした。予備飼
育後、ラットを13区(各10匹に)分け、各区のラッ
トにそれぞれ個別の上記試験液4C)ml/kgを25
Gの針付シリンジを用いて腹腔内に投与した。投与60
分後後麻酔下各ラットの腹大動脈より採白し、採取血液
を遠心分離にかけて血清を得た。得られた血清を西風法
(西r@侑二″血液酸化ヘモグロビンの新定量法゛、医
学のあゆみ旦亙、644.1966参照)に準じた血清
遊離ヘモグロビン測定方法にかけた。
得られた結果を生理食塩水投与区と各区との比較におけ
る血清遊離ヘモグロビン量の有意差の有無により第6表
に示す。
(以下余白) 第6表 溶血試験結果 投与区      例数 血清遊離ヘモグロビンMea
n±S、 E、 (mg/d l )生理食塩水   
 10  8.090+ 0.348透析液A 1  
  10  8.290:!: 0.310”  A2
    10  8.320±0.295#  A3 
   10  8.770+0.345”  A4  
  10  8.540±0.3691/81    
10  8.480±0.354’/  B2    
10  8.240+0.346”  ’83    
10  8.180±0.354’/  B4    
10  8.590±0.3387’  85    
10  8.120+0.346/I  B6    
10  8.100±0.356グルコースCAPD液
 10   8.350±0.358グリセロール  
 10  10.250”±0.344CAPD液 ″:生理食塩水投与区に比較して血清遊離ヘモグロビン
が有意に多かったもの。(P<0.01)衷凰叢旦 グリセロール17.89Q/Qcl”iよびグルコース
5.OOQ/Ωを添加してなる腹膜透析用透析液(浸透
圧510m05m/ Q )を種々pH値(pH5,0
〜8.O,0,5間隔)を有するものとして調製した。
これら透析液を温度121°C1圧力’l kg/cm
 2の条件下40分間オートクレーブ減菌した。滅菌後
、それぞれの透析液中に含まれるグルコース濃度および
透析液のpHを測定し、滅菌前との変動を調べた。結果
を第7表および第1図に示す。
ル較拠ニ ゲルコース40.OOq/Qを添加してなる透析液(浸
透圧510m03m/Ω)を実施例3と同様に種々のp
H値を有するものとして調製し、これらを実施例3と同
様に、オートクレーブ減菌し、滅菌前後のグルコース濃
度およびpH値の変動を調べた。結果を第7表および第
1図に示す。
験  II(による検体への影響 グ/l/J−ス4vv/v%、Na  イオン135m
Eg/l、Caイオン4IIIEg/l、Mg2+イオ
ン1゜2十 5mEq/Q 、CQ −−i’オン105.5mEg
/lを含有する透析液を基剤として乳酸あるいは10%
水酸化ナトリウム液により調整した各種pH値(pH3
〜7,10間隔)の透析液(浸透圧的500mOsm/
 Q )を用いた。
マウス(ddY、雄、4週令)に上記透析液を1 ml
/個体の用量でツベルクリンシリンジ(26G針)を使
用して、それぞれ腹腔内に投与し、投与後10分から1
0分間に認められるライジング(Writhinq )
回数および症状の観察を行なった。
結果を第8表に示す。
(以下余白) IV、発明の具体的効果 以上述べたように本発明は、腹膜透析に用いられる透析
液において、浸透圧を水分除去に必要とされる浸透圧へ
調整するための浸透圧調節剤としてグリセロールと単糖
類とを含有することを特徴とする腹膜透析用透析液であ
るから、腎不全あるいは毒劇物中毒などの患者に対して
行なわれる腹膜透析に用いられた際、浸透圧調節剤とし
てグルコースのみを含有する既存の透析液を用いた場合
と異なり、過剰の単糖類を吸収することはなく、これに
起因する血糖値の上昇、肥満、糖質・脂質代謝異常、動
脈硬化、合併症への進展などの問題は解消され、一方浸
透圧調節剤としてグリセロールのみを含有する既存の透
析液を用いた場合とは異なり、グリセロールによる溶血
の危険性は単糖類の存在により解消される。このように
本発明の腹膜透析用透析液は、生体に対する安全性の極
めて高いものでおり、長期間投与やCAFDなどの持続
的投与に好適に使用され得るものである。さらにこれら
の効果は、単糖類として、ヒト代謝性単糖類、ざらに望
ましくはフルクトースまたはグルコース、もっとも望ま
しくはフルクトースおよびグルコースが添加されたもの
であり、またグリセロールおよび単糖類の含有量がそれ
ぞれ0.5〜40g/l、0.005〜78g/l、特
に好ましくはグリセロール1.0〜21CI/Lグルコ
ース0.01〜40に]/l、フルクトース0゜01〜
40Q/Aであり、さらにまた該透析液のpHが5.5
〜6.5の範囲にあるものである場合、一段と優れたも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
図面はオートクレーブ滅菌により透析液の含有グルコー
ス量およUpH値の変動と、透析液のpH値との関係を
示すものである。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)腹膜透析に用いられる透析液において、該透析液
    は水分除去に必要とされる浸透圧へ調整するための浸透
    圧調節剤としてグリセロールと単糖類とを含有すること
    を特徴とする腹膜透析用透析液。
  2. (2)単糖類は、ヒト代謝性の単糖類である特許請求の
    範囲第1項に記載の腹膜透析用透析液。
  3. (3)単糖類として、複数種の単糖類が含有されている
    ものである特許請求の範囲第1項または第2項に記載の
    腹膜透析用透析液。
  4. (4)単糖類として、少なくともフルクトースが含有さ
    れているものである特許請求の範囲第1項〜第3項のい
    ずれかに記載の腹膜透析用透析液。
  5. (5)単糖類として、少なくともグルコースが含有され
    ているものである特許請求の範囲第1項〜第4項のいず
    れかに記載の腹膜透析用透析液。
  6. (6)単糖類として、グルコースとフルクトースを含有
    するものである特許請求の範囲第4項または第5項に記
    載の腹膜透析用透析液。
  7. (7)グリセロールを0.5〜40g/l、単糖類を0
    .005〜78g/l含有するものである特許請求の範
    囲第1項〜第6項のいずれかに記載の腹膜透析用透析液
  8. (8)グリセロールを0.5〜40g/l、グルコース
    を0.005〜78g/l、フルクトースを0.005
    〜78g/l含有するものである特許請求の範囲第6項
    または第7項に記載の腹膜透析用透析液。
  9. (9)Na^+イオンを130〜140mEq/l、C
    Q^−イオンを100〜140mEq/l、Ca^2^
    +イオンを0〜8mEq/l、Mg^2^+イオンを0
    〜4nEq/l含有するものである特許請求の範囲第1
    項〜第8項のいずれかに記載の腹膜透析用透析液。
  10. (10)重炭酸塩、乳酸、酢酸、リンゴ酸およびコハク
    酸よりなる群から選ばれた少なくとも1種の重炭酸前駆
    体イオンを30〜50mEq/l含有するものである特
    許請求の範囲第1項〜第9項のいずれかに記載の腹膜透
    析用透析液。
  11. (11)浸透圧が280〜700mOsm/lである特
    許請求の範囲第1項〜第10項のいずれかに記載の腹膜
    透析用透析液。
  12. (12)pHが5.5〜6.5である特許請求の範囲第
    1項〜第11項のいずれかに記載の腹膜透析用透析液。
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