JPS61247216A - 差動保護継電系統の自動点検装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は差動保護継電系統の自動点検装置、ｌｊｎ％
箇＃梱半πネナー六１り久幡半の雷倒醤シ収總して判定
を行なう電流差動保護継電系統の自動点検装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

第４図は例えば特開昭５５−１３９０１９号公報に掲載
された従来の差動保護継電系統の自動点検装置を示した
回路図であり、第３図は前記点検装置が適用される２端
子系統図である。ｔａ３図において、１は電源、２は変
圧器、３，４は母線、５人、５Ｂは母線ＰＤである。１
０は送電線、１１Ａ、ＩＩＢは変流器（以下「ＣＴ」と
い５）、５２Ａ、５２Ｂは遮断器、１２Ａ、１２Ｂは表
示線継電器（以下「Ｐ−ＷＲｙ」という）、１４は一対
の表示線（以下「Ｐ−Ｗ」という）である。前述したＰ
−ＷＲｙ装置１２Ａ、１２Ｂは一対のＰ　−Ｗｌ　４で
接続されており１２Ａ及び１２ＢはＰＤ５Ａ’。

５Ｂより点検電源を得る。従ってＡ端及びＢ端の点検電
源は同期がとれ、且つ位相制御も正確に行なうことがで
きる。第４図において、１６Ａ、。

１６Ａ１．１６Ａ１．１６Ａ４及び１６Ｂｌ、１６Ｂ雪
は第５図にて図示する点検ポイン）　”ｌ　ｗ　ａ雪ｖ
ａｌ、ｂｌ、ｂｌを選定するための補助Ｒｙの接点、１
６Ａ１’、１６Ａ、’、１６Ａ３’及び１６Ｂ１’。

１６Ｂ、’はその点検ポイントの点検電流Ｉｔムｗ工ｔ
！１を調整するための調整抵抗である。又５Ａ、５Ｂは
ＰＤ電圧より得られる点検電源でありＡ、Ｂ端が連系さ
れていれば必らず同期がとれ且つ位相調整を正確に行う
ことができる。

ここでＩｔム△Ｉｉ、＝１８０゜ ｌＩｔムｌ＞１Ｉｔｓｌとする。

第６図は、Ａ端を自動点検のための親端として第５図に
て図示する子端８点の点検電流ポイントｂｌ＊　　ｂｔ
を選定するための点検用転送装置を示す回路図であり、
１６Ｂ１．１６Ｂｓは補助Ｒ７゜６Ａは転送用直流電源
、１４−１は表示線である。

又３０は転送受信用補助Ｂｙであり、１回の受信で１ス
テツプずつ３０−１．３０−２と接点が移動する。

第７図は、Ａ端忙設置された点検回路で、１６Ａｔ＊１
６ＡＨｔ　　１６Ａｇ　、１６Ａ４は第５図に示すＡ端
点検電流のポイン）ａｌｅ　　ａｌ、ａｌを選定するた
めの補助Ｒ６ＢはＢ端に設けられた転送用直流電源、５
２Ｂ−１はＢ端の遮断器が開放したとき忙閉路する接点
、１４−２は表示線、３１はＡ端に設置された転送受信
用補助Ｂｙ　、Ａ１゜Ａ、、Ａ、、Ａ、はＰ−ＷＲｙ装
置の点検時に自動的に開閉する点検用接点である。

第８図は、親端のＡ端に設置されたＰ−ＷＲｙ自動点検
良否判定シーケンスで、１２Ａは自端Ｐ・ＷＲ，１２Ａ
（前掲第４図にて図示）の接点、１２ＢはＢ端Ｐ−ＷＲ
ｙｌ　２Ｂ　（前掲第４図にて図示）の点検時の応動な
、第４図では図示していない転送装置を用いＡ端に転送
された信号で開閉する補助Ｒｙの接点、１６ａｌ、１６
ａ！は良否判定のための補助孔７．１６　ＡＨ、１６Ａ
Ｈｇ　　１６　Ａ３゜１６Ａ４，３１は第７図に示す補
助Ｒ７の接点である。

以下に第５図に示す最小動作のポイン）ａｉｓａ３比率
特性のポイン）　ａｌ　＊　　ｂｌ　ｔ　ｂｌの点検及
び一端が休止端となったケースでの点検について２端子
Ｐ、ＷＲｙ装置を一例にして説明する。

（１）最小動作ａｌ＊”ｌのポイント点検。

第５図に示すａｌのポイント点検時には第６図に示す転
送受信Ｒｙ３０及び１６Ｂｔ、１６Ｂ。

の補助Ｒｙは不動作であるため、第４図に示す１６Ｂ１
及び１６Ｂ！は開路状態を維持している。

ここで第７図にて図示するＡ端の点検接点ＡＩを閉路す
ると補助Ｒｙ１６Ａ１が付勢され、Ｐ−ＷＲｙ１２ＡＫ
点検電流Ｉｔムを点検ポイン）ａｌに見合った値に通電
し、Ｐ−ＷＲ，１２Ａ及び１２Ｂが正常であれば正不動
作であることで第８図に示す補助Ｒｙ　１６　ａ　１が
不動作で「点検良」と判定する。又第５図に示すａｌの
ポイントの点検時にも第４図に示す１６Ｂ１及び１６Ｂ
鵞は開路状態を維持している。一方Ａ端の点検接点Ａ！
を閉路することで補助Ｒｙ１６Ａ、を付勢し、Ｐ−ＷＲ
。

１２Ａに点検電流Ｉｔムを点検ポイントａｆｉに見合っ
た値に通電し、Ｐ、ＷＲｙ１２Ａ及び１２Ｂが正常であ
れば正動作である点で第８図に示す補助Ｒｙ１６ａｇが
動作し「点検良」と判定する。

（２）　　ｌ＋、本４１Ｆ性ａｔ−ｂ＋−ｂｓ（Ｆ）ポ
イント点検へ第５図に示すａｌｓ　　ｂｌのポイントの
点検時にはＢ端が休止端でなく遮断器５２Ｂが閉路して
いれば第７図に示す５２Ｂ−１が閉路状態であり、Ａ端
の転送受信Ｒｙ３１は動作状態にある。従って、Ａ端の
点検用接点Ａ３を閉路することで補助Ｒｙ１６Ａｓを付
勢しＰ、Ｖｌｙ１２Ａに点検電流Ｉｔムを第５図に示す
点検ポイン）ａｇＫ見合った値処して通電する。一方Ｂ
端では第６図に示す転送装置でａｌが閉路するとＢ端に
設置された転送用受信Ｒｙ３０が付勢され３０−１のポ
イントに　　　□接点が移動し１６Ｂ、を付勢し、第４
図に示す１６Ｂ１の接点閉路によりＰ−Ｖｌ、１２Ｂに
点検電流Ｉｔｌを第５図に示す点検ポイントｂ１に見合
った値にして通電する。ここでＰ、Ｗ几７１２Ａ及び１
２Ｂが正常であれば第８図に示す１６ａ、が動作し正動
作であることで「点検良」と判定する。

次に第６図に示す点検用接点Ａ３を開路し、Ａ４を閉路
するとＢ端の転送受信几ｙ３０は再度付勢され、その接
点は３０−１から３０−２に移動し補助Ｒｙ１６Ｂ、を
付勢する。従って、第４図に示す１６Ｂ！（７）接点閉
路によりＰ、ＷＲ，１２ＢＫ：点検電流ＩｔＢを第５図
忙示す点検ポイン）ｂ、４Ｃ見合った値にして通電する
。

他方、Ａ端では補助Ｒｙ１６Ａ４は動作状態であり前述
した如く１２人の点検電流Ｉｔムはａ３のポイントに見
合った値となっている。ここでＰ・ＷＲｙ１２Ａ及び１
２Ｂが正常であれば第８図に示す１６ａｌが不動作で「
点検良」と判定する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の差動保護継電系統の自動点検装置は以上のように
構成されていたので、以下に記載するごとき欠点があっ
た。

（１）　　Ｂ端が休止端となる場合 第３図に示す２端子系統で例えば系統の始充電時などで
は遮断器５２Ｂを開放したままの状態で５２Ａを閉路し
、送電線ｌＯを充電するケースがしばしば生ずる。上記
ケースではＢ端の母線４は充電されていないためそれ忙
接続されている母線ＰＤ５Ｂは課電されない。従って前
述したよ５に第５図の点検ポイン）　”８　＊　　ｂｆ
　ｅ　　ｂｌを点検するためのＢ端Ｐ−ＷＲｙｌ　２Ｂ
の点検電流Ｉｔｌを得ることができない。

（２）点検制御が複雑である。つまり、Ｂ端に特殊な転
送受信用補助リレー３０のごとき回路が必要となる。

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、差動保護継電系統の各端が同一系
統に連系されているいない忙拘らず、対向した自動点検
が可能な差動保護継電系統の自動点検装置を得ることを
目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る差動保護継電系統の自動点検装置は、対
向側の差動継電器の点検入力信号忙、観測の差動継電器
に入力される点検入力信号を受けてこれを変調及び復調
した後の信号を点検入力信号として印加することにより
、点検ポイント選択信号と前記点検入力信号に起因する
親側及び対向側の各差動継電器の動作状態とに基づいて
継電系統の動作の良否を判定することとしたものである
。

〔作用〕

この発明における差動保護継電系統の自動点検装置は、
対向側の差動継電器に入力される点検入力信号として観
測の差動継電器九入力される信号を受けて変調及び復調
した後の信号を用いることにより、点検用交流電源を１
個に減少でき、補助リレー回路を除去できる等、装置の
簡素化による信頼性の向上が得られ、又、系統の連系条
件の如何に拘らず装置の点検が可能となったものである
。

〔実施例〕

以下この発明の一実施例を図について説明する。

第１図はこの発明の一実施例に従う差動保護継電系統の
自動点検装置の構成図であり、図において参照番号１１
Ａ〜１２Ｂ、１４〜１６　Ｂ！’、　５２Ａ、５２Ｂは
前記第３図及び第４図に図示したものと全く同一のもの
である。

第１図において１３Ａ、１３Ｂは絶縁変流器、２０Ａは
点検用交流電源、２１は電流工ｔＢを例えば音声帯域の
信号に周波数変調する周波数変調回路ＭＯＤ、２２は前
記周波数変調回路ＭＯＤ２１において周波数変調された
信号から原信号ＩｔＢを取出す周波数復調回路ＤＩＭ、
２３は前記周波数復調回路ＤＥＭ２２から出力された原
信号工ｔＢを増巾し、被点検リレー１２Ｂへの入力電流
とするための電流増巾回路である。

なお、前述した周波数変調回路ＭＯＤ２１における信号
Ｉｔｌｌの周波数変調時の波形、及び周波数復調回路Ｄ
ＥＭ２２における復調時の波形は第２図にて図示するご
ときである。

次に上記構成の動作について説明する。接点１６Ａ１〜
１６Ａ４を夫々閉路することにより、点検時自端電流Ｉ
ｔＡをＰＷ、ＲＹ１２Ａに通電する。相手端電流Ｉｔ！
ｌは接点１６Ｂ１．１６Ｂ、を閉路することにより周波
数変調回路ＭＯＤ２１、周波数復調回路ＤＥＭ２２及び
電流増巾器２３を経て相手端ＦＷ、ＲＹ１２ＢＫ通電す
る。電流Ｉｔ人と工ｔＢは同一の点検用交流電源２０Ａ
から給電されるため同相であるが、ＦＷ、ＲＹ１２Ｂの
入力釦は逆方向に印加しているので、前記第５図に示す
点検ポイントａｌ　ｔ　ａ＊＊　ａ３ｔ　ｂｌ　＊　ｂ
２を選定することができるものである。なお、点検の判
定は従来法と同じように考えてよい。

なお上記実施例では周波数変調即ちＦＭ変調方式による
電流伝送方式を示したが、変調方式は上記に限定される
ものではなく、ＡＭ（振巾）変調、ＰＣＭ（パルス符号
）変調その他あらゆる変調方式が適用できることはいう
までもない。

〔発明の効果〕

以上のようＫ、この発明によれば点検電源を一端の交流
電源のみとしたので、系統の連系条件にかかわらず、リ
レー装置の点検が行なえ、また相手端制御の補助リレー
も不要となり信頼性の高い差動保護継電系統の自動点検
装置が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は２端子系統における本発明の実施例を示す系統
図、第２図は本発明による信号変調を示す図、第３図は
本発明が適用される２端子系統図、第４図は２端子系統
における従来の点検装置を示す系統図、第５図はＰ−Ｗ
ＩＪレーの比率特性を示す図、第６図および第７図はそ
れぞれ第４図におけろりレージ−ケンスを示す回路図、
第８図は２端子系統における点検成否判定回路図である
。 図において、１６Ａ、〜１６Ａ４，１６Ｂ１〜１６Ｂ、
は、点検ポイント選択リレー、２１はＦＭ変調器、２２
はＦＭ復調器、２３は電流増巾器、５２Ａ、５２Ｂはし
ゃ断器である。 なお図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数端の電力系統を保護する差動保護継電系統を対向し
   て点検する差動保護継電系統の自動点検装置において、
   親側の差動継電器の点検入力端子に点検ポイント選択信
   号に対応した所定の入力信号を点検入力信号として印加
   し、対向側の差動継電器の点検入力端子には前記所定の
   入力信号を受けてこれを変調及び復調した後の信号を点
   検入力信号として印加することにより、前記点検ポイン
   ト選択信号と前記点検入力信号に起因する親側及び対向
   側の各差動継電器の動作状態とに基づいて継電系統の動
   作の良否を判定することを特徴とする差動保護継電系統
   の自動点検装置。