JPS6124542A - イソミリスチン酸のエステル誘導体 - Google Patents

イソミリスチン酸のエステル誘導体

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Publication number
JPS6124542A
JPS6124542A JP59146283A JP14628384A JPS6124542A JP S6124542 A JPS6124542 A JP S6124542A JP 59146283 A JP59146283 A JP 59146283A JP 14628384 A JP14628384 A JP 14628384A JP S6124542 A JPS6124542 A JP S6124542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
formula
isomyristic acid
alcohol
acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP59146283A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoichi Watanabe
洋一 渡辺
Shigekimi Shiride
後出 成公
Tetsuo Nomura
哲郎 野村
Hiroshi Maruyama
宏 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kishimoto Sangyo Co Ltd
Daisan Kasei Co Ltd
Original Assignee
Kishimoto Sangyo Co Ltd
Daisan Kasei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kishimoto Sangyo Co Ltd, Daisan Kasei Co Ltd filed Critical Kishimoto Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下記の一般式を有する新規なイソミリスチン醗
エステルに関するものである。
〔式中”s*R1は炭素数5の直鎖又拡、分枝のアルキ
ル基t−(Rtと鳥が等しいこともある。島は炭素数8
〜12の直鎖又は、分枝のアルキル基を示し、mは2〜
4の整数、nは重合度で平均して約10の値である。〕 本発明者等は下記の反応式にもとず(アルコ−ルの2分
子線合反応(以下、ガーベット反応)およびその生成ア
ルコール(以下ガーペットアルコール) 2 R−CH,CH,OH− →R−CH,・CH,・CH−CHs OH十Hz 0
の利用等について研究の結果プロピレンの2量化オキソ
反応および水素化により製造されるヘプタツール(日照
化学よシ市販)のガフペット反応によシ生成するイソミ
リスチルアルコールの酸化生成物であるインミリスチン
酸のエステルが極めて流動点が低くまた、フィルム基板
上に塗布したときや樹脂に配合し次場合にすぐれた表面
滑性を附与する新規物質であることを発見し、本発明を
完成したものである。
本発明のイソミリスチン酸エステルの用途の一つは、磁
気テープ用滑剤であり、そのすぐれた滑性能力及び流動
点特性は、磁気テープの広い温度範囲での使用を可能に
するものである。
更にその酸の構造に由来する酸化安定性。耐加水分解性
は潤滑油等への応用も考えられる。
本発明に使用するイソミリスチン酸は、所謂ガーベット
反応によるインミリスチルアルコールの製造およびそれ
につづいてのアルカリ酸化熔融反応により、製造するこ
とができる。まずイソミリスチルアルコールは、次のよ
うにして得る。
即ち、ヘプタツールをナトリウムアルコラードあるいは
、カリウムアルコラードと金属触媒(例えば、パラジウ
ムカーボン、ル・テニウムカーボン、亜クロム酸銅ある
いは酸化亜鉛等)の存在下、加熱還流下に反応する。こ
のガーペット反応により生成した水は連続的に反応系外
に除去する。反応終了後、反応物に水を加え副生じたへ
ブタン酸アルカリ塩を溶解分離、必要に応じて触媒濾過
あるいは、酸洗浄により、触媒を除去し、水洗後、減圧
下蒸留して、イソミリスチルアルコール’t4る。
なお、ヘプタツールは数種の異性体の混合物であるため
、生成したイソミリスチルアルコールも下記一般式を有
する数種のアルコールの混合物である。
川−CH2Cl、 CH−CH,OH (式中”++ ”aは炭素数5の直鎖又は分枝のアルキ
ル基でR1と九が等しい場合もある。)次にこのイソミ
リスチルアルコールヲアルヵリ熔融酸化反応で酸化し、
イソミリスチン酸を得る。即ち、インミリスチルアルコ
ールニ水酸化ナトリウムおよび少量の触媒(例えば、亜
酸化銅、酸化亜鉛>1加え加熱反応する。反応終了後、
水を加え生成したイソミリスチン酸ソーダを溶解し、硫
酸又は、塩酸で中和しイソミリスチン酸を遊離させる。
遊離したインミリスチン酸を水洗後、減圧下で蒸留し精
製する。
本発明に使用するアルコールとしては、例えば、2−エ
チルへキジルア、ルーコール、n−オクチルアルコール
、5,5.5−トリメチルヘキサノール、ラウリルアル
コールのような炭素数8〜12の脂肪族1価アルコール
、更には、下記の構造を有する両末端にアルコール性水
酸基を有するポリジメチルシロキサン(以下Aで表示)
(ただし、nは平均分子量1,000の重合度を示す。
) 本発明のエステルは、公知のエステル化により、製造す
ることができる。アルコール、1〜1.2倍モルのイソ
ミリスチン酸、共沸溶剤およびエステル化触媒を仕込み
加熱還流する。生成した水は反応系外に留去する。共沸
溶剤としてハ、べ/イン、トルエン、キシレニ〆さラニ
ハ、ヘプタ/、ヘキサンも使用できる。
エステル化触媒としては、一般的には硫酸、塩徹、P−
トルエンスルフォン散が使用されるが、三フッ化ホウ素
や酸性イオン交換樹脂も使用できる。
反応終了後、過剰のイソミリスチン酸をアルカリ洗浄に
より溶解除去する。
蒸留によジイソミリスチン酸エステルを得る。
以下、実施例によって本発明を説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。
〔実施例I〕
攪拌機、温度計、水分離器を備えた500dのステンレ
ス反応器にヘプタツール252 y (2mot)、水
酸化カリ、ラム12.5yおよび触媒として亜クロム酸
銅αsyt仕込み加熱還流する。還流の初期はヘプタツ
ールと水酸化カリウムの反応により、カリウムアルコラ
ードが生成し、水が留出してくる。
次いで、ガーペット反応が始まり、反応水が留出すると
ともに副反応であるヘプタン酸カリウム生成に伴う水素
が発生してくる。生成水は反応系外に除去する。反応の
進行とともに内温か上昇し、内温が200℃に達した時
に反応を中止する。反応器にゆっくりと水を加え、副生
じたへブタン酸カリウムを溶解させる。ヘプタン酸カリ
ウムを含む水層を分離、インミリスチルアルコールを含
む上層を洗浄液が中性となるまで洗浄する。次いで減圧
蒸留を行い沸点157℃/17fiHgの留分を集めイ
ソミリスチルアルコール128Fを得九。
比重(20℃/20℃)0.85B、屈折率1.445
0(25℃)、ヒドロキシ価262ηKOVy (理論
値261.7) このようにして得られたイソミリスチルアルコール21
4f(1mot)、97チフレ一ク状水酸化ナトリウム
465g(1,1mot)および酸化亜鉛1Fを攪拌機
、温度計、冷却器を備え7’2sooCCのステンレス
反応器に仕込み、攪拌加熱する。反応は内温220℃よ
り始まシ260℃に達した時に、はぼ理論量の水素ガス
が発生し次。水素ガス量。
は乾式ガスメーターで測定した。反応器に水を加え生成
したイソミリスチン酸ソーダを溶解後硫酸で中和し、イ
ソミリスチン醸ヲ遊離させ、遊離したイソミリスチン酸
を洗浄水がほぼ中性となるまで水洗後、減圧蒸留を行い
、沸点187’C/ 18gs Hgの留分を集め、イ
ソミリスチン酸176Fを得た。
比重20℃720℃、 [LaB5 :屈折率(25℃
)1.4454、酸価245(理論酸価245.6)図
1にイソミリスチン酸の赤外線吸収スペクトルを示す。
次に、このようにして得られたイソミリスチン酸126
F(α55mot) S、 5.5− )リメチルヘキ
サノール72p(α5mot)、) ルエy 100a
th’オよびP−)ルエンスルフォン酸1Fを攪拌機、
温度計、水分離器を備えた5OOrdの反応器で加熱還
流する。反応温度146℃、15時間で理論量の水が生
成した。冷却後5チ水酸化カリウム水溶液100dで2
回洗浄後、洗浄液が中性となる迄洗浄し、減圧下に蒸留
し、イソミリスチン酸、5、5.5− ) リフチルヘ
キシルエステル165jEi得た。
〔実施例■〕
前記化合物(A) 150F([115moL)、実施
例1と同様にして得られたイソミリスチン酸721p(
as 15mot)、) # x y 10 Drd 
k ヨびP−ト、zエンスルフォン酸1りを実施例1と
同様に反応した。反応温度150℃、6時間で理論量の
水が生成した。冷却後5チ水酸化カリウム水溶液で2回
洗浄後、洗浄液が中性になるまで水洗し、減圧下トルエ
ン、水を留去した( j Ow+Hg 120℃)。
これに活性炭2Pt−加え濾過し、ジエステル190F
を得た。
表情。1C各実施例で得た物質の分析値を示す。
さらに図2,3にそれらの赤外線吸収スペクトルを示す
表   1 次に1表2に流動点および滑性能力を現在一般に滑剤と
して用いられるミリスチン酸2−エチルヘキシールエス
テルと比較して示す。
表  ま ただし摩擦係数は次のようにして測定した。
使用機器:新東北学■製 表面測定機 ’l’YPE−HEIDON−1a 試験片:テープ用ポリエチレンテレフタレートフィルム
に各試料t−m布 測  定:直径10冒のクロムメッキチップに垂直荷重
100yかけ移動台 上の試験片を150閣/Ini nの定速度で移動させ
測定 このことよシ、本発明に係る物質は磁気テープ用滑剤と
してすぐれ良性能を有することは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図はイソミリスチン酸の赤外線吸収スペクトルを示
す。 第2図はイソミリスチンWR3,5,5−トリメチルヘ
キシルエステルの赤外線吸収スペクトルを示す。 第3図は明細書記載化合物(イ)のジイソミリスチン酸
エステルの赤外線吸収スペクトルを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ および ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中R_1、R_2は炭素数5の直鎖又は、分枝のア
    ルキル基(R_1、R_2が等しいこともある。)を、
    R_3は炭素数8〜12の直鎖又は分枝のアルキル基を
    示しmは2〜4の整数、nは重合度で平均して約10の
    値である。〕 で表わされるイソミリスチン酸のエステル誘導体。
JP59146283A 1984-07-14 1984-07-14 イソミリスチン酸のエステル誘導体 Pending JPS6124542A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63150288A (ja) * 1986-12-15 1988-06-22 Nisshin Oil Mills Ltd:The エステル化生成物を配合してなる化粧料
WO1996015210A1 (en) * 1994-11-14 1996-05-23 Unichema Chemie B.V. Lubricant
GB2451715A (en) * 2008-03-03 2009-02-11 Indian Oil Corp Ltd Synthetic fuel and method of preparation

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