JPS61244718A - 真空包装機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、被包装物の周りに、上下２枚のフィルムを筒
状に継ぎ合わせながら被覆する製筒包装装置を備えるロ
ータリ式の真空包装機に関するものである。

（従来の技術） 被包装物をコンベヤの上に置くと、コンベヤによって被
包装物を運搬しながら、その周りにフィルムを自動的に
被せ、これを、さらに真空チャンバーに送り込んで真空
を作用させながら、フィルムの開口部を密封する装置が
、従来、特開昭５７−２８７１９号公報（二開示されて
いる。該装置は製袋から真空包装までを一貫的に行なう
ことができ能率的である。しかし、従来のこの種の装置
は、例えばカット肉のような不定形な物を包装するのに
は、製品の仕上りが不体裁で、またフィルムの消費量が
大きい等の欠点があった。すなわち、前記の従来装置は
、帯状フィルムを筒状化するための製筒器を装備してお
り、フィルムは該製筒器によって常に一定の口径のチュ
ーブに形成され、このチューブが被包装物に被せられる
が、第６図に示すように、もも肉（Ａ２）と胃内（Ａ３
）とでは形状が異なり横巾０３１）　０３２）に大きな
差があるが、このように横巾に差のある不定形物を同じ
口径のチューブによって包装したのでは、横巾の小さい
物は、フィルムのだぶつきが大きく、特に真空包装の場
合は、だぶついたフィルムが団子状になるので、仕上り
が不体裁で、またフィルムの無駄も大きい等の欠点があ
った。

（発明が解決しようとする問題等） 本発明は上記の点に鑑み、フィルムのだぶつきを少なく
して、仕上りの体裁をよくするようにしだ製筒機能をも
つ真空包装機を提供することを目的とするものである。

（問題を解決するための手段） 本発明は上記の目的を達成するために、製筒包装装置と
して２枚のフィルムで筒を形成しその間に被包装物を介
設する構造にする。詳しくは３台のコンベヤからなり、
特に第１コンベヤはその上面に帯状の下側フィルムを介
して被包装物を置く載置部を形成し、該載置部の境にシ
ーラとシール台を設置する。また前記第１コンベヤに続
いて設けた第２コンベヤを多数の棒材の両端をそれぞれ
エンドレス状のチェノに支持して形成し、そのｔエンの
ループの内部に変換コンベヤを設け、第２コンベヤが間
欠停止するのと関連して方向変換コンベヤを上動させて
、第１コンベヤから運搬され１くる被包装物（フィルム
に被われている。）を第２コンベヤの側方に設けた第３
コンベヤの方向に搬出し、該第３コンベヤを介してロー
タリ式の真空包装装置に供給するように構成する。

しかして、上記構成によれば、第１コンベヤの載置部に
おいて該コンベヤ上に下側フィルムを介して被包装物を
置くと、第１コンベヤの間欠回転口よって被包装物が搬
送されるとき、先端を継いだ上下フィルムは前記の被包
装物に密着するように絡み着き、かかる状態でシーラに
よりフィルムは溶断されて筒状化される。しかも第１コ
ンベヤが間欠的に移動する量は一定であるから、該コン
ベヤの定められた位置に被包装物の後端を合わせると、
各被包装物の後端は必ずシーラの近くに停止する。従っ
て、被包装物の横巾がまちまちであっても、被包装物の
横巾に合わせて簡が形成されることになり、フィルムの
だぶつきが少なくなるので、真空包装機において体裁の
よい包装ができるのである。

（実施例） 第１図に示した包装機は、逆り形に屈折した搬送路をも
つ製筒包装装置α〔と長円形の搬送路をもつ真空包装装
置αυとによって構成している。

前記の製筒包装装置叫は、第２因く＝示すように機台α
９：：２つの多数の隙間をもつコンベヤ（１ｎηを支持
すると共に、これら両コンベヤ（Ｌｎηをそれぞれチェ
ノＨＣＬＩを介して間欠回転する原動軸（イ）に連結し
、所定のピッチづつ間欠送りされるように構成している
。第１コンベヤ（１６）と第２コンベヤαηとはテエン
α樽〔）を介して継がれて同調回転するため、これを１
台のコンベヤとして構成しても差支えはない。第２コン
ベヤａのは、両側の２つのエンドレス状のチェノ１２１
１　（２１）を複数個のテエンホイル＠＠・・・に所定
の間隔を置いて張設すると共ｉ二、両側のテエン間に多
数の棒材＠　＠−・・を等間隔で架設状に設けて構成し
たもので、該第２コンベヤ（１７）のループの中（二位
置するように複数本の紐状ベル）　（２４）ＣＩ！４）
　−、−からなる方向変換コンベヤ（ハ）を設置してい
る。前記の方向変換コンベヤ（ハ）は、プーリに対して
平行状に支持した各ベルト（２４（２４１がそれぞれ第
２コンベヤの棒材＠と棒材（ハ）との間に平行状に位置
するようにすると共に、各ベルトを支持する台（至）を
上下方向のガイドに上下動自在に支持し、さらに、前記
合端を下方のカム罰に接触させる一方、各ベルト（２４
）（２４）・・・と電動機（至）とをチェノ（ハ）を介
して連結している。

また、前記第１コンベヤαｅの後端（１６ａ）から前端
（＝向って被包装物囚を置くのに適する面積でもって、
該コンベヤ上）；載置部（至）を形成し、該載置部（７
）から後位に機台（Ｌ５）上に門型のフレーム０１）を
設け、該フレーム０１Ｊ（二上部フィルム（Ｆ１）の支
持ブラケット０２及び案内ロール（ハ）を設ける一方、
前記第１コンベヤ顛よりも下側（二おいて機台（ＩＱの
後端面に下側フィルム（Ｆ２）の支持ブラケット（ロ）
及び案内ロール（ハ）（至）を設け、さらに前記フレー
ム０１）内にループ（至）を設け、該ループの下方ζ二
第１コンベヤを隔ててシール台ｃｌＩを設けている。こ
のループ（至）及びシール台０９の両端を縦方向の柱状
ガイドにスライド自在に支持すると共に、第５図の如く
第１コンベヤ（Ｌｌ１９が停止したとき、シール台ｃｌ
ｌは第１コンベヤαｅの隙間の１つから上に突出し相対
的に下降するループ（至）に対して圧接するように構成
している。

さらに＄１図に示す如く前記第２コンベヤａηの横方向
に直角に連続回転する第３コンベヤ（４Ｑを設置してい
る。

一方、前記の真空包装装置ａυは、大小２個の歯車（４
３（４３の間に張設した略長円状のエンドレス状のチェ
ノ（４４）に多数のベッド（４５叩・・・をそれぞれ水
平状に支持すると共：二、大きい歯車（４Ｊの中心の軸
（４６）から放射状に突出した４本のアーム（４η−・
の先端にそれぞれ蓋（４８）・・・を設け、冬着と真空
ポンプ（図示せず）とを切換弁を介設したホース（４９
）−・・を介して連結して構成している。より詳細には
小さい歯車（４２の軸（５１）はウオーム歯車６υを介
して原動Ｍ６２１と連結する一方、該真空包装装置を長
円軌道が前記第３コンベヤ（４Ｇの下側に同方向に向っ
て位置するように設置している。また、第３図に示すよ
うに、各ベッド（４５）の上面（二は２個のシール台ｔ
５３）１５３）を搬送方向に向って前後関係になるよう
に設置すると共（＝、前記の両シール台５３）　５３）
のそれぞれ上位にシールパー５相虎配置し、これらシー
ルパー５４）　５４）を蓋（４８１の上面に設けたアク
チュエータｃｉ５）＋５５）に連結している。

（作用） 包装作業に当っては、第２図における第１コンベヤＱＧ
の載置部（至）に、作業者が被包装物＠を置くことから
始められる。この場合、第１コンベヤ叫の後端近傍の矢
印（Ｃ）で示す部分（；は目印があり、この目印（Ｃ）
に被包装物囚の後端を一致させる。原動軸（至）が規定
角度だけ回転し第１コンベヤαｅ及び第２コンベヤαη
が回動すると、第４図の如く被包装物■はフィルムＣ）
に張りを加えながら図面上座の方向に運搬され始める。

第２図に示すように被包装物Ｑの前（２８）とフィルム
（Ｆ１）との間に間隔の余裕があっても、被包装物のが
運搬され始めるとフィルム（Ｆ１）は被包装物■に密着
する。そして第５図に示す如く被包装物■は目印（Ｃ）
から定められた範囲（Ｄ）だけ移動して停止する。この
停止位置は被包装物■の後端がシーラ關からあまり離れ
ない位置であり、ループ（至）とシール台０９とは機械
動力によって接近し上下のフィルム（Ｆ１）（Ｆ　２）
を溶断する。

このため被包装物囚は第７図の如く周りにあまり隙間が
生じないように２枚の筒状のフィルムｒ１）■２）によ
って被われた半製品いとなる。

第１コンベヤ住ｅが停止している間（−１載置部（３１
において同第１コンベヤ（１６）上（二次の被包装物の
を置くと、該第１コンベヤαｅ及び第２コンベヤ（Ｌ７
）が再び回動することによって、フィルムに被われた前
位の半製品Ｃは第２コンベヤαη上に、後位の被包装物
囚はシーラ（至）の前位までそれぞれ運搬される。

前位の半製品Ｑ′が第２コンベヤ卸上に達すると、カム
（５）によって台（至）と一体に複数本のベルト（財）
（財）・−が各棒材（ハ）＠の間から上方に押上げられ
、電動機（ハ）によって連続回転する各ベルト（２４）
（２４）によって、第２コンベヤαη上の半製品囚は、
９０度方向変換して第３コンベヤ（４１上（：移乗させ
られる。

一方、ロークリ真空包装機においては、原動機６３によ
って連続駆動される小さい歯車によって、多数のベッド
（４Ｅ９　（４５）・・・を支持したチェノ（財）が２
個の歯車（４３（４３の周りを略長円軌道で逆時計方向
にゆっくりと回転する。また大きい歯車（４３の回転に
伴って、アーム（４７）に支持された４個の蓋（４１Ｇ
　（４８・・・が該歯車と同調的に真円軌道で回転し且
つ冬着（４訃・・は真円軌道を１回転する間に、予じめ
定められた範囲で第３図の如くベッド（細土に下降して
密着し内部に気密な室（至）を形成する。

従って、前述のように第３コンベヤ（４Ｇ上にある半製
品は、同コンベヤの先端において、その下側を同方向に
通過するベッド（４！１９上に移乗したあと、その上か
ら蓋（４槌が被せられる。第３図の如く半製品句はその
フィルムの両端の開口部がそれぞれ・前後のシール台Ｑ
關の上に添うように置かれており、室■が密封されると
同時に、ホース（４０を介して該室（ト）に真空が作用
させられ、アクチュエータ５５１５５）によってシール
バーＣ）４）　Ｃ５４）がシール台（５３）５３に向っ
て下降してフィルムの両端を溶封したあと、バルブの切
換えによってホース（４９から室（ト）内Ｃ：大気圧が
作用させられる。こうして完成された真空包装製品はベ
ッド卿と共に蓋（４８１の下側から長円軌道に搬出され
、さらにベッド上から排出されるのである。

なお、シール台Ｏ１が上下動する隙間を形成するために
、第１コンベヤ（Ｌｅはシール台Ｏ）を境に切離した２
台のものであってもよい。また、ロータリ真空包装製品
住υは長円軌道でなく、真円軌道によって構成しても差
支えはない。

（効果） 本発明の真空包装機は、製部包装装置αＱとロータリ真
空包装装置αυとを組合せたもので、製部包装装置ＯＣ
は、第２コンベヤαＤを隔てて第１コンベヤＱ６）と第
３コンベヤ（４０とをＬ形に配置すると共に、第２コン
ベヤ（１７）の内部に上下動する方向変換コンベヤ（ハ
）を設置して構成し、特に前記第１コンベヤＯｅはその
上面に被包装物■の載置部（７）を設け、該載置部■の
前端の境にシーラ（至）とシール台Ｏ１とを設けたもの
である。従って、前記シーラとシール台とによって挟圧
されて先端を継がれた上下のフィルムは、被包装物が運
搬されるとき、該被包装物に絡み着くように筒状化され
る。つまり、被包装物の形状に做って筒状化されること
になり、フィルムは被包装物に密着してだぶつきがない
。このため、真空包装機に供給されて真空包装されたと
きの製品として体裁がよく、シかもフィルムに無駄が生
じないのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す平面図、第２図は前回の
ト１線視図、第３図は第１図におけるト１線断面図、第
４図及び第５図は作用説明図、第６図は被包装物の説明
図、第７図は包装状態の説明図である。 α〔・・・製部包装装置、αυ・・・真空包装装置、Ｃ
９・・・機台、αｅ・−＄１コンベヤｐＨ−＄２コンベ
ヤ、（イ）・・・原動軸、　（２ｍ）−：Ｐ、、Ｚ　ン
、　（２３１−＃Ｌ　（２４）−ヘ＃　ト、　（２５）
・・・方向変換コンベヤ、　０Ｉ−・載置部、■（財）
・・・支持ブラケット、　（３Ｆ１７６６ａシーラ、（
３■・・・シール台、（４Ｑ・・・第３コンベヤ、（４
訃・・ベッド、囮・・・蓋、５４）−・・シールバー。 （ト）・・・アクチュエータ、（至）・・・室、　（Ｆ
１）・・・上側フィルムｐ　　（Ｆ２）軸・下側フィル
ム。 特許出願人　　株式会社　古川製作所 （外１名） 第３図 第４厘

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 機台（１５）に対して上面が水平になるように第１コン
   ベヤ（１６）を設け、該第１コンベヤ（１６）上に位置
   するように前記機台（１５）に連結したフレーム（３１
   ）に上側フィルム（Ｆ１）の支持ブラケット（３２）及
   び同フィルムの案内ロール（３３）を設ける一方、前記
   第１コンベヤ（１６）の下側において前記機台に下側フ
   ィルム（Ｆ２）の支持ブラケット（３４）及び同フィル
   ムの案内ロール（３５）を設けると共に、前記第１コン
   ベヤ（１６）の後端から同前端方向に被包装物（Ａ）の
   載置部（３０）を置いて、該載置部の前境に第１コンベ
   ヤ（１６）を隔てて上下にシーラ（３８）とシール台（
   ３９）とを設け、さらに、前記第１コンベヤ（１６）に
   続いて、多数の平行状に配列した棒材（２３）（２３）
   ・・・の両端をそれぞれエンドレス状のチエン（２１）
   （２１）に支持して形成した第２コンベヤ（１７）を設
   置すると共に、これら第１コンベヤ（１６）と第２コン
   ベヤ（１７）とを間欠駆動する原動軸（２０）に連結す
   る一方、第２コンベヤ（１７）のループの内部に複数の
   紐状のベルト（２４）（２４）・・・を前記棒材（２３
   ）・・・と平行になるように配置して形成した方向変換
   コンベヤ（２５）を電動機（２８）と連結して設置し、
   間欠回転する前記第１コンベヤ（１６）と第２コンベヤ
   （１７）とが間欠停止する動作と関連して、下側のシー
   ル台（３９）が第１コンベヤ（１６）の隙間から上方に
   上部のシーラ（３８）と相対的に接近し、一方、方向変
   換コンベヤの各ベルト（２４）・・・は棒材（２３）と
   棒材（２３）との間から上方へ突出するように、それぞ
   れ作動源と連結し、さらに前記方向変換コンベヤ（２５
   ）と直列になるように前記第２コンベヤ（１７）の側方
   に第３コンベヤ（４０）を設けて製筒包装装置（１０）
   を構成すること。 多数のベッド（４５）（４５）・・・を水平状態で且つ
   等間隔で円軌道に沿つて回転するように形成すると共に
   、前記円軌道の上部に複数個の蓋（４８）（４８）・・
   ・を配置し、各蓋の内部にそれぞれ２個づつのシールバ
   ー（５４）（５４）を上部のアクチュエータ（５５）（
   ５５）に連結して配置する一方、前記各蓋（４８）を前
   記ベッド（４５）に被せて気密な室（５６）を形成し該
   室に真空を作用させるとともに前記両シールバー（５４
   ）（５４）を下動させたあと気密な室に大気を戻すよう
   にしてロータリ真空包装装置（１１）を構成すること。 とからなり、前記第３コンベヤ（４０）の先端の下を前
   記各ベッド（４５）が該第３コンベヤの搬送方向と同じ
   方向で通過するように、前記の製筒包装装置（１０）と
   前記の真空包装装置（１１）とを連結したことを特徴と
   する真空包装機。