JPS61244666A - 電動式パワ−ステアリング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は電動機を用いた操舵力倍力装置により補助トル
クを発生する電動式パワーステアリング装置に関する。

（従来の技術） 一般に自動車等のステアリング装置は、例えば、第６図
に示すように、ステアリングホイール（１）の回転をス
テアリング軸（２）、ユニバーサルジョイン）　（３）
、　、中間軸（４）およびユニバーサルジヨイント（５
）を介してギアボックス（８）に伝達し、このギアボッ
クス（６）によりラック軸（７）の軸方向変位に変換し
、操舵が行なわれる。また、ステアリング軸等に電動機
を駆動源とする操舵力倍力装置を備えた電動式パワース
テアリング装置がある。この電動式パワーステアリング
装置はステアリングホイールからステアリング軸に伝達
される操舵力に応じて電動機を作動して補助トルクを発
生し、電動機の回転トルクを、複数の歯車の組合せによ
り構成された減速装置を介して減速しトルク倍力してス
テアリング軸に伝達し、これによってステアリングホイ
ールの操作力の軽減を図っている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、」二記従来の電動式パワーステアリング
装置においては、電動式パワーステアリング装置を構成
する電動機や減速装置等がステアリング軸に比べて回転
数が高いため、電動機のロータのアンバランス、スロッ
トリップルに伴うトルり変動や、減速装置の歯車のバッ
クラッシュによ・て発生する振動が＾動□車の車体に伝
達され、そ２結果、車体が共鳴板の作用を為し、さらに
大。

きい騒音となり、商品性を著しく低下させるおそれが゛
あっ苑、゛ そこで、本発明は、電動機や減速装置により発生□する
振動の車禄疋ア伝達を防止すること□により、車体にお
ける騒音の発生を低減し、商品性を向上させることを目
的とするものである。

（問題点の解決手段およびその作用） 本発明の電動式パワーステアリング装置は、ステアリン
グ軸の操舵トルクに対応し１て補助トル、りを発生する
電動機および補助トルクを倍力してステアリング軸に伝
達する減速装置のうち少なくとも一方を、弾性部材を介
して車体に取付けたことをその構成とするものである。

したがって、電動機および減速装置により発生する振動
は弾性部材によりその振動伝達が遮断され、車体への伝
達が防止される。

（実施例） 、以、下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する
。

第１′５！ｉγ第３図は本実施例の電動式パワーステア
リング装置を示す。

′　第′１図において、（Ｕ）と（１２）は互いに同軸
状に配設されステアリング軸（４４）を構成する入力軸
および出力軸である。入力軸（１１）の内端部が出力軸
（！２）の内端部内に遊嵌される一方、これらの内端が
トー、ジョン、＜−（１３）により互いに連結されてい
る。入力軸（１１）は軸受（１４）　、（１５）　、　
（１Ｂ）により、出力軸（！２）は軸、受（１７）、（
１８）、（２０）より、そ１れぞ３れ回転自在に支承今
れている。また、入出力軸（１１，）　。

（１２）の周囲には電動機を駆動源とする操舵力、倍力
装置を備えている。この操舵力倍力装置は、入力軸（１
１）の周囲に配設され入力軸（１１）の操舵速度を検出
する操舵速度検出部（２０）と入出力軸（！１）と（１
２）の嵌合部の周囲に配設され入力軸（１１）に付与さ
れる操舵トルクを検出する操舵トルク検出部（２１）と
、出力軸（１２）の周囲に配設された電動機（２２）、
減速装置（２３）、電磁クラッチ（２４）とから構成さ
れており、入力軸（１１）を同前するステアリングコラ
ム（２５）と、電動４１（２２）めステータ（２Ｂ）と
、減速装置（２３）および電磁クラッチ（２４）のケー
ス（２７）とが互いに一体に固着されている。電動機（
２２・）は、操舵速度検出部（２０）および操舵トルク
検出部（２１）の検出信号に基づいて制御装置により駆
動制御され、操舵トルクに対応した補助トルクを発生す
る。この補助トルクは減速装置（２３）においてトルク
倍力され、電磁クラッチ（２０を介して出力軸（１２）
に付与される。　　　′・□また、電動機（２２）のス
テータ（２Ｂ）の上部には、第２図に示すように、ブラ
ケット（２Ｂ）が一体に設けられており、このブラケッ
）　（２Ｂ）の両端側には取付は孔（２８）が設けられ
ている。さらに、第３図に示すように、これらの取付は
孔（２８）内には、圧入によりゴムブツシュ（３０）が
固着されている。このゴムブツシュ（３０）は、金属性
の外筒（３０ａ）と、これに同軸状に挿入された内筒（
，３０ｂ）と、これら内筒（３Ｑｂ）と外筒（３０ａ）
との間に介装された弾性部材（３０ｃ）とからなる、内
筒（３０ｂ）には、ワッシャ（３１）を介してボルト（
３２）が挿通され、このポル）　（３２）により車体に
固着されたコラムハンガー（３３）にブラケッ）　（２
Ｂ）が取付けられている。また、ゴムブツシュ（３０）
の内筒（３０ｂ）は、ボルト締結後にポル）　（３２）
が外筒（３０ａ）およびブラケット（２８）に接触しな
い所要の長さで形成された構造となっている。尚、第２
図中（３５）はステアリングホイール、　（３Ｂ）、（
３８）はユニバーサルシミインド、（３７）は中間軸、
（３９）はラック・ピニオン式のギヤボックス、（４０
）はタイロッドを示す。

したがって、電動機（２２）や減速装置（２３）におい
て発生する振動が、ゴムブツシュ（３０）の弾性部材（
３１ｃ）により吸収されることとなり、車体への振動伝
達を大幅に低減することができる。

次に本発明の第２実施例について説明する。

本実施例の電動式パワーステアリング装置は、第４図に
模式的に示すように、減速装置（２３）を中間軸（３７
）に設け、減速装置（２３）にはトルクケーブル（４１
）を介して電動機（２２）を連結した構成となっており
、電動機（２２）のステータ（２６）のブラケット（２
８）が弾性部材（４２）を介して車体（４３）に取付け
られるとともに、ステアリング軸（４４）　（入力軸（
１１）および出力軸（１２））がその２箇所で軸受（４
５）および弾性部材（４６）を介して車体（４３）に取
付けられた構造となっている。した、かって、本実施例
では、電動機（２２）の振動が弾性部材（４２）により
緩和され、また減速機構（２３）の振動が弾性部材（４
Ｂ）により緩和されるため、これらの車体（４３）への
伝達を低減することができる。

次に本発明の第３の実施例について説明する。

本実施例の電動式パワーステアリング装置は、第５図に
示すように、減速装置（２３）をステアリング軸（４４
）に設け、減速装置（２３）にはトルクケーブル（４１
）を介して電動機（２２）が連結されている。また、電
動機（２２）はそのブラケッ）　（２８）が弾性部材（
４２）を介して車体（４３）に取付けられており、減速
装置（２３）の両側のステアリング軸（４４）に設けら
れた軸受（４５）がそれぞれ弾性部材（４Ｂ）を介して
車体（４３）に取付けられたものであり、上記実施例と
同等の効果を有する。

置、（３０ｃ）、（４２）、（４Ｂ）は弾性部材、（４
３）は車体で（発明の効果） 以上の説明で明らかなように本発明によれば、電動機や
減速装置において発生する振動が弾性部材により吸収さ
れ、振動の車体への伝達が緩和されるため、車体におけ
る騒音の発生を低減することが可能となり、商品性を向
上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明に係る電動式パワーステア
リング装置の一実施例を示し、第１図はその縦断面図、
第２図はその分解斜視図、第３図はその取付は構造を示
す要部拡大断面図、第４図は本発明の第２実施例に係る
電動式パワーステアリング装置を模式的に示す概略斜視
図、第５図は本発明の第３実施例に係る電動式パワース
テアリング装置を模式的に示す概略斜視図、第６図は従
来例に係るステアリング装置を模式的に示す概略斜視図
である。 尚、図面中（１１）、（１２）、（４４）は入力軸、出
力軸、ステアリング軸、（２２）は電動機、（２３）は
減速装置 特　許　出　願　人　　本田技研工業株式会社代理人　
　弁理士　　　下　　１）　容一部間　　　　　弁理士
　　　　大　　橋　　邦　　部同　　　弁理士　　　小
　　山　　　　有量　　　弁理士　　　野　　１）　　
　茂第５図 〃

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ステアリング軸の操舵トルクに対応して補助トルクを発
   生する電動機と、この補助トルクを倍力してステアリン
   グ軸に伝達する減速装置とを備えた電動式パワーステア
   リング装置において、前記電動機および減速装置のうち
   少なくとも一方を弾性部材を介して車体に取付けたこと
   を特徴とする電動式パワーステアリング装置。