JPS61243871A - 香料インク - Google Patents
香料インクInfo
- Publication number
- JPS61243871A JPS61243871A JP60085687A JP8568785A JPS61243871A JP S61243871 A JPS61243871 A JP S61243871A JP 60085687 A JP60085687 A JP 60085687A JP 8568785 A JP8568785 A JP 8568785A JP S61243871 A JPS61243871 A JP S61243871A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- perfume
- ink
- fragrance
- contg
- printing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、油性の香料インクに関するものであって、
印刷の分野で利用されるものである。
印刷の分野で利用されるものである。
(従来の技術)
従来知られている香料インクはいずれも水性であって、
油性のものは知られていない。
油性のものは知られていない。
通常の印刷に用いるインクは水性であるが、水性インク
は、重ね刷りをした場合に下層の色が透けて見えるとい
う特性をもっている。そして多色刷り印刷においては、
この特性が色彩表現上の大きなメリットとなっているの
であるが、下層の色を隠す必要がある場合には欠点とな
っている。このような場合には水性インクを用いること
ができず、油性インクを用いなければならない。
は、重ね刷りをした場合に下層の色が透けて見えるとい
う特性をもっている。そして多色刷り印刷においては、
この特性が色彩表現上の大きなメリットとなっているの
であるが、下層の色を隠す必要がある場合には欠点とな
っている。このような場合には水性インクを用いること
ができず、油性インクを用いなければならない。
下層の印刷を隠す必要がある場合とは、例えば「クジ」
における「当り」 「外れ」の表示を隠す印刷である。
における「当り」 「外れ」の表示を隠す印刷である。
そしてこのような場合には、油性の香料インクはないの
で、香料印刷の為には油性インクの上に更に香料入りの
水性インクを印刷しなければならなず、一度刷による香
料印刷は不可能とされていた。
で、香料印刷の為には油性インクの上に更に香料入りの
水性インクを印刷しなければならなず、一度刷による香
料印刷は不可能とされていた。
(解決すべき問題点)
ゼラチンによってカプセル化された香料は親水性であっ
て、油性インクに混合して使用することは不可能とされ
ていた。
て、油性インクに混合して使用することは不可能とされ
ていた。
(問題点を解決する為の手段)
この発明の香料インクは、ゼラチンによってカプセル化
された香料と、油性インクと水性粘着剤とを混合したも
のである。そして上記各成分の混合割合は、香料9、油
性インク9、水性粘着剤2(体積)程度が適当であるが
、要は三者が分離することなく混合すればよいのである
。
された香料と、油性インクと水性粘着剤とを混合したも
のである。そして上記各成分の混合割合は、香料9、油
性インク9、水性粘着剤2(体積)程度が適当であるが
、要は三者が分離することなく混合すればよいのである
。
(作 用)
この発明においては、ニスを混合することにより、親水
性の香料カプセルと油性インクとが分離することなく混
合しである。したがって、通常の要領で油性インクを用
いた香料印刷を行うことができる。
性の香料カプセルと油性インクとが分離することなく混
合しである。したがって、通常の要領で油性インクを用
いた香料印刷を行うことができる。
以下この発明の詳細な説明する。
(実施例)
香料とゼラチン液とを混合して撹拌することによって、
香料をゼラチン液で包み込み、通常の要領で直径10μ
程度の香料カプセルを得た。次いでこの香料カプセルと
水性粘着剤(ヘキスト合成株式会社製、商品名モビニー
ル)を油性インク中へ投入すると共に、若干量のバイン
ダーおよびメジウムを添加し、撹拌混合することにより
、香料カプセルが油性インク中に平均的に混在する油性
の香料インクを得ることができた。尚、各材料の比率(
重石)は、香料カプセルと油性インクは同量とし、水性
粘着剤は前記両者の合計の1割とした。
香料をゼラチン液で包み込み、通常の要領で直径10μ
程度の香料カプセルを得た。次いでこの香料カプセルと
水性粘着剤(ヘキスト合成株式会社製、商品名モビニー
ル)を油性インク中へ投入すると共に、若干量のバイン
ダーおよびメジウムを添加し、撹拌混合することにより
、香料カプセルが油性インク中に平均的に混在する油性
の香料インクを得ることができた。尚、各材料の比率(
重石)は、香料カプセルと油性インクは同量とし、水性
粘着剤は前記両者の合計の1割とした。
この実施例において、バインダーおよびメジウムを添加
したのは、インキの粘度・濃度を低下させ、印刷し易く
すると共に、以下の使用例に示すようなくじに用いた際
の剥離性をよくする為である。したがって用途および印
刷方式によってはバインダー、メジウムの添加は不要で
ある。
したのは、インキの粘度・濃度を低下させ、印刷し易く
すると共に、以下の使用例に示すようなくじに用いた際
の剥離性をよくする為である。したがって用途および印
刷方式によってはバインダー、メジウムの添加は不要で
ある。
この実施例の香料インクは30日間放置した後において
も、香料カプセルと油性インクとの分離は認められなか
った。このことから、1年以上の長期保存にも耐え得る
ものと予測できる。
も、香料カプセルと油性インクとの分離は認められなか
った。このことから、1年以上の長期保存にも耐え得る
ものと予測できる。
次にこの香料インクの使用例を図面を参照して説明する
。
。
(使用例)
くじ用紙1の一側に通常の水性インクで「当り」又は「
はずれ」の表示2を印刷し、該表示2の上層にニス3を
印刷し、該ニス3の上層にこの発明に係る油性の香料イ
ンク4を印刷した。該香料インク4の印刷によって「当
り」又は「はずれ」の表示2は透視し得ない状態となっ
ている。
はずれ」の表示2を印刷し、該表示2の上層にニス3を
印刷し、該ニス3の上層にこの発明に係る油性の香料イ
ンク4を印刷した。該香料インク4の印刷によって「当
り」又は「はずれ」の表示2は透視し得ない状態となっ
ている。
このくじは、ニス3を介して香料インク4を印刷したの
で、香料インク4の層を爪でこすることによって香料イ
ンク4の層が剥がれ、「当り」又は「はずれ」の表示が
露出する。ここで、香料インク4の層をこすった際に、
香料のカプセルが破壊され、香料の香りが気散する。尚
、香料はゼラチンのカプセルで保護されているので、力
を加えてカプセルを破壊しない限り、香りが失われるこ
とはない。
で、香料インク4の層を爪でこすることによって香料イ
ンク4の層が剥がれ、「当り」又は「はずれ」の表示が
露出する。ここで、香料インク4の層をこすった際に、
香料のカプセルが破壊され、香料の香りが気散する。尚
、香料はゼラチンのカプセルで保護されているので、力
を加えてカプセルを破壊しない限り、香りが失われるこ
とはない。
尚、この香料インクの印刷に際しては、版面への香料カ
プセルの乗りを良くするため、またシルクスクリーン印
刷では香料カプセルがスクリーンを通過し得るために、
荒い網目を用いることが好ましい。また印刷後強制乾燥
させる場合においては、40度C以下の温度で行うべき
であり、これ以上の温度ではゼラチンがゾル化しカプセ
ルが分解するおそれがある。
プセルの乗りを良くするため、またシルクスクリーン印
刷では香料カプセルがスクリーンを通過し得るために、
荒い網目を用いることが好ましい。また印刷後強制乾燥
させる場合においては、40度C以下の温度で行うべき
であり、これ以上の温度ではゼラチンがゾル化しカプセ
ルが分解するおそれがある。
(発明の効果)
この発明によれば、ゼラチンでカプセル化した香料を水
性粘着剤と共に油性インクに混ぜたので、親水性の香料
カプセルを油性インク中に、分離することなく混在させ
ることができ、油性の香料インクを得ることができる。
性粘着剤と共に油性インクに混ぜたので、親水性の香料
カプセルを油性インク中に、分離することなく混在させ
ることができ、油性の香料インクを得ることができる。
したがって、油性インクを用いざるを得ない場合にも、
一度刷で香料印刷を行うことができ、作業性がよく、コ
ストも低い。
一度刷で香料印刷を行うことができ、作業性がよく、コ
ストも低い。
この発明のインクはこのような特性をもつものであるか
ら、くじ、広告物その他の販売促進の手段の印刷物に広
く利用し得る効果がある。
ら、くじ、広告物その他の販売促進の手段の印刷物に広
く利用し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のインクの使用例を示す正面図、第2
図は同じく一部拡大断面図である。 1・・・くじ用紙 2・・・表 示3・・・ニ
ス 4・・・香料インク実用新案登録出願人
福 島 英 離開 石塚忠夫 代 理 人鈴木正次
図は同じく一部拡大断面図である。 1・・・くじ用紙 2・・・表 示3・・・ニ
ス 4・・・香料インク実用新案登録出願人
福 島 英 離開 石塚忠夫 代 理 人鈴木正次
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ゼラチンによってカプセル化された香料と、油性イ
ンクと、水性粘着剤とよりなる香料インク 2 香料と油性インクと水性粘着剤の混合割合は、9:
9:2程度とした特許請求の範囲第1項記載の香料イン
ク
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085687A JPS61243871A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 香料インク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085687A JPS61243871A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 香料インク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61243871A true JPS61243871A (ja) | 1986-10-30 |
Family
ID=13865757
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60085687A Pending JPS61243871A (ja) | 1985-04-22 | 1985-04-22 | 香料インク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61243871A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2729681A1 (fr) * | 1995-01-19 | 1996-07-26 | Mannheim Alex | Procede de realisation de cartes ou carnets illustres comportant au moins une zone susceptible de degager une odeur, un parfum ou un arome par frottement, notamment par grattage |
US6669769B2 (en) | 2001-12-28 | 2003-12-30 | Sun Chemical Corporation | Flexographic ink composition containing hydrolyzed gelatin as a binder resin |
-
1985
- 1985-04-22 JP JP60085687A patent/JPS61243871A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2729681A1 (fr) * | 1995-01-19 | 1996-07-26 | Mannheim Alex | Procede de realisation de cartes ou carnets illustres comportant au moins une zone susceptible de degager une odeur, un parfum ou un arome par frottement, notamment par grattage |
US6669769B2 (en) | 2001-12-28 | 2003-12-30 | Sun Chemical Corporation | Flexographic ink composition containing hydrolyzed gelatin as a binder resin |
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