JPS61243799A - 制鎖器 - Google Patents
制鎖器Info
- Publication number
- JPS61243799A JPS61243799A JP8306885A JP8306885A JPS61243799A JP S61243799 A JPS61243799 A JP S61243799A JP 8306885 A JP8306885 A JP 8306885A JP 8306885 A JP8306885 A JP 8306885A JP S61243799 A JPS61243799 A JP S61243799A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crank arm
- push rod
- chain
- anchor
- crank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ウィンドラスとホースパイプ甲板口の間に
設置され、投襦錨中、アンカーチェーンを誘導すると共
に、投揚錨後、アンカーチェーンが船外に出ていかない
よう、これを保持するための開鎖器に間する。
設置され、投襦錨中、アンカーチェーンを誘導すると共
に、投揚錨後、アンカーチェーンが船外に出ていかない
よう、これを保持するための開鎖器に間する。
従来の開鎖器は、アンカーチェーンを保持するとき、直
立したチェーンリンクとチェーンリンクの間にかんぬき
または押棒(タング)を入れるようになっており、かん
ぬきまたは押棒とリンクの間に必然的に遊びが生ずる。
立したチェーンリンクとチェーンリンクの間にかんぬき
または押棒(タング)を入れるようになっており、かん
ぬきまたは押棒とリンクの間に必然的に遊びが生ずる。
航淘中、ウィンドラスの鎖車にかけであるブレーキが弛
むと、この遊びに相当する分だけ錨が下がり、錨と外板
ないしホースパイプベルマウスの間に隙間ができる。こ
のため、錨が波浪を受けると、船体に衝突して大きな音
が生じたり、外板が損傷したりする。
むと、この遊びに相当する分だけ錨が下がり、錨と外板
ないしホースパイプベルマウスの間に隙間ができる。こ
のため、錨が波浪を受けると、船体に衝突して大きな音
が生じたり、外板が損傷したりする。
そこで従来は、ホースパイプ内のチェーンリンクに、チ
ェーンストッパと呼ばれるワイヤローブを通し、その両
端を甲板上固定し、ターンバックル等で締め付け、航海
中、錨と船体の間に隙間ができないようにしている。
ェーンストッパと呼ばれるワイヤローブを通し、その両
端を甲板上固定し、ターンバックル等で締め付け、航海
中、錨と船体の間に隙間ができないようにしている。
この発明は、このような、チェーンストッパをかける面
倒で危険な作業をなくすため、アンカーチェーンを締め
付ける機能を備えた側鎖器を得ることを目的とする。
倒で危険な作業をなくすため、アンカーチェーンを締め
付ける機能を備えた側鎖器を得ることを目的とする。
この発明を図面に基づいて説明すると、符号1はアンカ
ーチェーンであり、第1図でその右側が錨に連なり、左
側がウィンドラスの鎖車に達している。符号2は、この
アンカーチェーン1を案内するガイドとしての鎖車であ
り、機台3に水平に支持された軸4のまわりに回転でき
る。
ーチェーンであり、第1図でその右側が錨に連なり、左
側がウィンドラスの鎖車に達している。符号2は、この
アンカーチェーン1を案内するガイドとしての鎖車であ
り、機台3に水平に支持された軸4のまわりに回転でき
る。
この鎖車2の前部、上方において、機台3に駆動軸5が
水平に、しかも回転自在に支持されており、この軸にク
ランクアーム6が固定されている。
水平に、しかも回転自在に支持されており、この軸にク
ランクアーム6が固定されている。
符号7はクランクアーム6を回動させるための駆動手段
としての油圧シリンダであり、その本体底部はビン8で
機台3に枢着され、またピストンロッド7aは駆動軸5
から延びるレバー9の先にビンlOで枢着されている。
としての油圧シリンダであり、その本体底部はビン8で
機台3に枢着され、またピストンロッド7aは駆動軸5
から延びるレバー9の先にビンlOで枢着されている。
したがって、油圧をピストンのいずれかの側に選択的に
供給して、油圧シリンダ7を第2図に示すように伸長収
縮させれば、レバー9を介して駆動軸6が回転し、これ
に伴ってクランクアーム6が回動する。
供給して、油圧シリンダ7を第2図に示すように伸長収
縮させれば、レバー9を介して駆動軸6が回転し、これ
に伴ってクランクアーム6が回動する。
符号11はクランクアーム6の回動範囲の下限を定める
ストッパであり、機台3に取り付けられている。
ストッパであり、機台3に取り付けられている。
クランクアーム6には、クランクピン12が水平に支持
されており、このビンに押棒13が回動自在に支持され
ている。符号14は長さ調節用ライナ、15は押棒の先
が水平のチェーンリンクの中に落ち込まないよう、押棒
の先に取り付けた突起である。
されており、このビンに押棒13が回動自在に支持され
ている。符号14は長さ調節用ライナ、15は押棒の先
が水平のチェーンリンクの中に落ち込まないよう、押棒
の先に取り付けた突起である。
符号16はクランクアーム6に対する押棒13の回動範
囲の下限を定めるストッパであり、ねじ16aを回すこ
とで微調整することができる。
囲の下限を定めるストッパであり、ねじ16aを回すこ
とで微調整することができる。
第5図は、クランクアーム6と押棒13の相対間係を線
図的に表わしたものであり、これを参照しながら、この
側鎖器の作用を説明する。
図的に表わしたものであり、これを参照しながら、この
側鎖器の作用を説明する。
いま、シリンダ7が伸長していて、クランクアーム6が
Iの状態にあるとする。このとき、押棒13はストッパ
16に当たって、斜め上を向いている。この■の状態か
ら、揚錨後のアンカーチェーンに押棒13を支うときは
、シリンダ7を収縮させて、クランクアーム6を下向き
に回動させる。すると、押棒13はストッパ16に当た
ったまま、クランクアーム6と共に回動し、やがて、そ
の先端が、鎖車2の上の直立したチェーンリンクlaに
係合する(■の状態)、さらにシリンダ7を収縮させて
クランクアーム6を下向きに回動させると、押棒13は
、その先がリンクlaに係合したまま、クランクピン1
2を中心に上向きに回動し、まず、押棒13とクランク
アーム6の角度が拡大する。この過程では、押棒13の
先と駆動軸5の距離が増大するので、チェーンlは押棒
13に押されて延びる。やがて、押棒13とクランクア
ーム6が一直線に列ぶ(■の状態)。さらに、クランク
アーム6を下向きに回動させると、押棒13とクランク
アーム6のなす角度が狭まるようになり、やがてクラン
クアーム6がストッパー1に突き当って、押棒13は制
動位置につ< (IVの状態)。この■から■の過程で
は、押棒13の先と駆動軸5の距離が減少するので、伸
びていたチェーン1が縮む。しかし、その縮みは伸び量
に比べて小さいので、結局、■の制動位置では、チェー
ンlに張力が加わっており、巻き上げた錨と船体の間に
隙間が生じない。
Iの状態にあるとする。このとき、押棒13はストッパ
16に当たって、斜め上を向いている。この■の状態か
ら、揚錨後のアンカーチェーンに押棒13を支うときは
、シリンダ7を収縮させて、クランクアーム6を下向き
に回動させる。すると、押棒13はストッパ16に当た
ったまま、クランクアーム6と共に回動し、やがて、そ
の先端が、鎖車2の上の直立したチェーンリンクlaに
係合する(■の状態)、さらにシリンダ7を収縮させて
クランクアーム6を下向きに回動させると、押棒13は
、その先がリンクlaに係合したまま、クランクピン1
2を中心に上向きに回動し、まず、押棒13とクランク
アーム6の角度が拡大する。この過程では、押棒13の
先と駆動軸5の距離が増大するので、チェーンlは押棒
13に押されて延びる。やがて、押棒13とクランクア
ーム6が一直線に列ぶ(■の状態)。さらに、クランク
アーム6を下向きに回動させると、押棒13とクランク
アーム6のなす角度が狭まるようになり、やがてクラン
クアーム6がストッパー1に突き当って、押棒13は制
動位置につ< (IVの状態)。この■から■の過程で
は、押棒13の先と駆動軸5の距離が減少するので、伸
びていたチェーン1が縮む。しかし、その縮みは伸び量
に比べて小さいので、結局、■の制動位置では、チェー
ンlに張力が加わっており、巻き上げた錨と船体の間に
隙間が生じない。
この■の状態にあるとき、投錨のためチェーオ
ンlから押棒13を外、には、シリンダ7を伸長させて
クランクアーム6を上向きに回動させればよく、押棒1
3は、こりまでとは逆の過程をたどって1の状態に戻る
。
クランクアーム6を上向きに回動させればよく、押棒1
3は、こりまでとは逆の過程をたどって1の状態に戻る
。
投錨後、■の状態からチェーン1に押棒13を支うとき
は、チェーンlを船外に微速で繰り出しながら、シリン
ダ7を収縮させてクランクアーム6をストッパ11に当
るまで回動させる。この過程で押棒13は、第4図に■
′状態として示すように、一時的に、直立のリンク1a
の上に乗ったりもするが、チェーンlが繰り出されてい
るので、すぐに直立リンクと直立リンクの間に落ち、■
の制動位置につく。
は、チェーンlを船外に微速で繰り出しながら、シリン
ダ7を収縮させてクランクアーム6をストッパ11に当
るまで回動させる。この過程で押棒13は、第4図に■
′状態として示すように、一時的に、直立のリンク1a
の上に乗ったりもするが、チェーンlが繰り出されてい
るので、すぐに直立リンクと直立リンクの間に落ち、■
の制動位置につく。
この状態では錨の把持力がチェーン1に加わるわけであ
るが、この力は押棒13を後退させようとする。しかし
、このためには、クランクアーム6が下向きに回動する
ことが必要であるが。
るが、この力は押棒13を後退させようとする。しかし
、このためには、クランクアーム6が下向きに回動する
ことが必要であるが。
ストッパ11に抑えられているので許されない。
したがって押棒13は制動位置(■の状態)を保持し、
錨の把持力を負担する。
錨の把持力を負担する。
なお、航海中や停泊中、シリンダ7に常時、油圧をかけ
ておくのは不経済である。そこで、油圧を落したとき、
波浪衝撃等により、押棒13が■の状態から■の状態の
方に動かないよう、機台3の上のアイピース17にピン
18を通すようにしてもよい。
ておくのは不経済である。そこで、油圧を落したとき、
波浪衝撃等により、押棒13が■の状態から■の状態の
方に動かないよう、機台3の上のアイピース17にピン
18を通すようにしてもよい。
以上説明したように、この発明の側鎖器は、収錨状態に
おいてアンカーチェーンに張力を加えておけるので、チ
ェーンストッパが必要でなく、しかも鍜クランクアーム
の最大回動角をストッパで制限するだけの簡単な構造で
押棒を制動位置に保持することができる効果がある。
おいてアンカーチェーンに張力を加えておけるので、チ
ェーンストッパが必要でなく、しかも鍜クランクアーム
の最大回動角をストッパで制限するだけの簡単な構造で
押棒を制動位置に保持することができる効果がある。
図面はこの発明の側鎖器の実施例を示すものであり、第
1図は縦断面図、第2図は部分側面図、第3図は横断面
図、第411は第1図と同じ方向から見た作用説明図で
ある。 Ill・・アンカーチェーン 2・・・鎖車(ガイド) 5・拳・駆動軸6拳拳拳ク
ランクアーム 7争・・油圧シリンダ(駆動手段)
8・・・ビン 11・・・ストッパ 13・・・押棒出願人代理人
弁理士 佐 竹 良 明第3図 112図
1図は縦断面図、第2図は部分側面図、第3図は横断面
図、第411は第1図と同じ方向から見た作用説明図で
ある。 Ill・・アンカーチェーン 2・・・鎖車(ガイド) 5・拳・駆動軸6拳拳拳ク
ランクアーム 7争・・油圧シリンダ(駆動手段)
8・・・ビン 11・・・ストッパ 13・・・押棒出願人代理人
弁理士 佐 竹 良 明第3図 112図
Claims (1)
- 1、ウインドラスの鎖車とホースパイプ甲板口との間に
おいてアンカーチェーンを案内するガイドと、該ガイド
の前、上方に水平に支持された軸のまわりに回動するク
ランクアームと、該該クランクアームを回動させるため
の駆動手段と、該クランクアームに水平に支持されたク
ランクピンのまわりに回動する押棒と、該クランクアー
ムの最大回動角を制限して該押棒の制動位置を定めるス
トッパからなり、アンカー格納時、該押棒を振り下ろし
て、その先を該ガイドの上のチェーンリンクに係合させ
た後、該クランクアームを下向きに回動させると、該ク
ランクアームと該押棒との角度が広がって、やがて該ク
ランクアームと該押棒とが同一直線上に列ぶようになり
、さらに該クランクアームを同方向に回動させると、該
クランクアームと該押棒の間の角度が狭くなって、該ク
ランクアームが該ストッパに突き当たるよう構成されて
いる制鎖器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8306885A JPS61243799A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 制鎖器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8306885A JPS61243799A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 制鎖器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61243799A true JPS61243799A (ja) | 1986-10-30 |
JPH027879B2 JPH027879B2 (ja) | 1990-02-21 |
Family
ID=13791860
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8306885A Granted JPS61243799A (ja) | 1985-04-17 | 1985-04-17 | 制鎖器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61243799A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102941910A (zh) * | 2012-11-07 | 2013-02-27 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种锚链止链器 |
-
1985
- 1985-04-17 JP JP8306885A patent/JPS61243799A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102941910A (zh) * | 2012-11-07 | 2013-02-27 | 武汉船用机械有限责任公司 | 一种锚链止链器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH027879B2 (ja) | 1990-02-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |