JPS6124369Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6124369Y2 JPS6124369Y2 JP8541582U JP8541582U JPS6124369Y2 JP S6124369 Y2 JPS6124369 Y2 JP S6124369Y2 JP 8541582 U JP8541582 U JP 8541582U JP 8541582 U JP8541582 U JP 8541582U JP S6124369 Y2 JPS6124369 Y2 JP S6124369Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- erw
- electric resistance
- tube
- resistance welded
- flat plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 8
- 238000005219 brazing Methods 0.000 claims description 7
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims description 3
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 claims 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電縫管の構造の改良に関し、特に熱伝
達率を高める目的で内部に溝を設けた電縫管の電
縫部に生成する溶出固着金属の落下を防止した電
縫管を提供せんとするものである。
達率を高める目的で内部に溝を設けた電縫管の電
縫部に生成する溶出固着金属の落下を防止した電
縫管を提供せんとするものである。
従来の電縫管を製作過程及びその構造を第1〜
4図について説明する。第1図は平板1から電縫
2によつて電縫管3を成形する工程の説明図であ
る。第2図は第1図の工程によつて製作された電
縫管3の断面図であつて、電縫部2の内外に溶け
た金属4が突出固着している状態を示す。この固
着した金属4は、この管を各種用途に使用してい
るうちに落下して、例えば管内の気体、液体など
の流れに運ばれてポンプ、コンプレツサなどにか
みこみ、不具合が生じる欠点を発生させている。
4図について説明する。第1図は平板1から電縫
2によつて電縫管3を成形する工程の説明図であ
る。第2図は第1図の工程によつて製作された電
縫管3の断面図であつて、電縫部2の内外に溶け
た金属4が突出固着している状態を示す。この固
着した金属4は、この管を各種用途に使用してい
るうちに落下して、例えば管内の気体、液体など
の流れに運ばれてポンプ、コンプレツサなどにか
みこみ、不具合が生じる欠点を発生させている。
第3図は上記欠点を解消すべく改良された電縫
管の断面図で、管の内面側になるように、予め溶
接ロー材5がクラツドされた平板より作られた電
縫管3においては、加熱により溶けたロー材5が
溶出固着金属4をつゝみ込み、その落下を防止し
ている状態を示す。
管の断面図で、管の内面側になるように、予め溶
接ロー材5がクラツドされた平板より作られた電
縫管3においては、加熱により溶けたロー材5が
溶出固着金属4をつゝみ込み、その落下を防止し
ている状態を示す。
しかしながら、最近では電縫管の内側の熱伝達
率を向上させるために管内面側に溝があるように
するため、溝を切つた平板より電縫管を製作する
場合があるが、この場合第3図に示した手段で製
作された電縫管は第4図に示すように、加熱によ
り刻まれた溝6が溶けたロー材5によつて埋めら
れてしまい、溶出固着金属の落下防止の効果は奏
するも切角溝6を形成した意義が、失われる欠点
が生ずる。
率を向上させるために管内面側に溝があるように
するため、溝を切つた平板より電縫管を製作する
場合があるが、この場合第3図に示した手段で製
作された電縫管は第4図に示すように、加熱によ
り刻まれた溝6が溶けたロー材5によつて埋めら
れてしまい、溶出固着金属の落下防止の効果は奏
するも切角溝6を形成した意義が、失われる欠点
が生ずる。
そこで本考案は上記従来の電縫管の有する欠点
を解消した電縫管を提供すべく鋭意研究の結果、
本考案を完成するに到つた。
を解消した電縫管を提供すべく鋭意研究の結果、
本考案を完成するに到つた。
すなわち本考案は平板を丸め電縫によつて成形
した電縫管において、溶接ロー材を溝付平板の電
縫部付近のみにクラツドし、かつその部分が電縫
管の内面になるように丸めてなる内面一部ロー材
電縫管を要旨とするものである。
した電縫管において、溶接ロー材を溝付平板の電
縫部付近のみにクラツドし、かつその部分が電縫
管の内面になるように丸めてなる内面一部ロー材
電縫管を要旨とするものである。
本考案電縫管の一実施例の製工程を第5図に、
該工程で得られた電縫管の断面図を第6図に示
す。第5,6図において第1〜4図と同一符号は
第1〜4図と同一部分を示す。
該工程で得られた電縫管の断面図を第6図に示
す。第5,6図において第1〜4図と同一符号は
第1〜4図と同一部分を示す。
本考案電縫管は第5図に示すように、平板1に
溝6を切り、電縫部2になる付近のみにロー材5
をクラツドしておき、これを丸めて電縫して製作
される。このようにして製作された電縫管3は、
これを加熱して管内面のロー材5を溶かすと、第
6図に示すように電縫時に生成した溶出固着金属
4はロー材5でつゝみ込まれその落下が防止され
ると共に、ロー材5は電縫部2の付近のみにある
ので溝6を埋めることはなく、熱伝達率を高い
まゝにすることができる効果を奏する。
溝6を切り、電縫部2になる付近のみにロー材5
をクラツドしておき、これを丸めて電縫して製作
される。このようにして製作された電縫管3は、
これを加熱して管内面のロー材5を溶かすと、第
6図に示すように電縫時に生成した溶出固着金属
4はロー材5でつゝみ込まれその落下が防止され
ると共に、ロー材5は電縫部2の付近のみにある
ので溝6を埋めることはなく、熱伝達率を高い
まゝにすることができる効果を奏する。
本考案電縫管はあらゆる用途の管に有利に適用
することができるが、特に伝熱管として使用する
時にその有利性が強調される。
することができるが、特に伝熱管として使用する
時にその有利性が強調される。
第1図は従来の電縫管の製作工程の説明図、第
2図〜第4図は従来の電縫管の断面図、第5図は
本考案電縫管の一実施例態様の製作工程の説明
図、第6図は本考案電縫管の一実施例態様の断面
図である。 第5,6図において、1は平板、2は電縫部、
3は電縫管、4は溶出固着金属、5はロー材、6
は溝である。
2図〜第4図は従来の電縫管の断面図、第5図は
本考案電縫管の一実施例態様の製作工程の説明
図、第6図は本考案電縫管の一実施例態様の断面
図である。 第5,6図において、1は平板、2は電縫部、
3は電縫管、4は溶出固着金属、5はロー材、6
は溝である。
Claims (1)
- 平板を丸め電縫によつて成形した電縫管におい
て、溶接ロー材を溝付平板の電縫部付近のみにク
ラツドし、かつその部分が電縫管の内面になるよ
うに丸めてなる内面一部ロー付電縫管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8541582U JPS58189084U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 電縫管 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8541582U JPS58189084U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 電縫管 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58189084U JPS58189084U (ja) | 1983-12-15 |
JPS6124369Y2 true JPS6124369Y2 (ja) | 1986-07-22 |
Family
ID=30094287
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8541582U Granted JPS58189084U (ja) | 1982-06-10 | 1982-06-10 | 電縫管 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58189084U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101317373B1 (ko) * | 2011-12-09 | 2013-10-10 | 현대자동차주식회사 | 열교환기 |
-
1982
- 1982-06-10 JP JP8541582U patent/JPS58189084U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58189084U (ja) | 1983-12-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5692300A (en) | Method for forming aluminum tubes and brazing a lockseam formed therein | |
US5295302A (en) | Method of manufacturing an aluminum heat exchanger | |
JPH0861878A (ja) | 熱交換チューブ | |
EP2423585B1 (en) | Method of forming, inserting and permanently bonding ribs in boiler tubes | |
JPS6124369Y2 (ja) | ||
US4466567A (en) | Method for braze-joining spirally wound tapes to inner walls of heat exchanger tubes | |
DE3376301D1 (en) | Heat exchanger, in particular a radiator | |
JPS59225900A (ja) | 熱交換器の製造方法 | |
JPH06328240A (ja) | パイプ同志の接続方法 | |
JP3808578B2 (ja) | 熱交換器用タンクへのパイプ取付構造 | |
JP3438146B2 (ja) | アルミニウム管とステンレス鋼管とのろう付方法 | |
JPH0768374A (ja) | アルミニウム材とステンレス鋼材との接合方法 | |
JPH0367789B2 (ja) | ||
JP2798760B2 (ja) | 熱交換器の製造方法 | |
US3982680A (en) | Soldering method | |
JPH024785Y2 (ja) | ||
WO2000038854A1 (en) | Method of fabricating fins on heat exchanger tubes | |
JPS6218860Y2 (ja) | ||
JPH04260789A (ja) | 円筒型熱交換器の製造法 | |
JPH03138080A (ja) | プレートフィン付パイプの製造方法 | |
JPH04288958A (ja) | 熱交換器の製造方法 | |
CN108571909A (zh) | 用于制造蒸汽冷凝传热管的方法 | |
CN214254056U (zh) | 变压器用片式散热器的散热片的焊接结构 | |
JPS5855693A (ja) | 多管式熱交換器の製造方法 | |
JPS5851787B2 (ja) | パイプトパイプトリツケタイトノ シンクウロウヅケホウホウ |