JPS61243359A - 内燃機関の弁の吹き抜け監視装置 - Google Patents

内燃機関の弁の吹き抜け監視装置

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JPS61243359A
JPS61243359A JP60085024A JP8502485A JPS61243359A JP S61243359 A JPS61243359 A JP S61243359A JP 60085024 A JP60085024 A JP 60085024A JP 8502485 A JP8502485 A JP 8502485A JP S61243359 A JPS61243359 A JP S61243359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
sensor
detection signal
internal combustion
combustion engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP60085024A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Umemoto
義幸 梅本
Noboru Hasegawa
昇 長谷川
Hiroshi Yamamoto
広志 山本
Yasuki Ide
井手 育己
Akira Kamachi
釜地 章
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61243359A publication Critical patent/JPS61243359A/ja
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  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は内燃機関の弁の吹き扱けを監視する装置の改
良に関し、アコースティックエミッションを利用して早
期発見を可能としたものである。
〔従来の技術〕
内燃機関の運転中に生ずる異常現象のひとつに吸気弁ま
たは排気弁における吹ぎ扱は現象があり、早期に発見す
ることが重大な損傷を防止し、機関の性能低下を防止す
るために重要である。
例えば、内燃機関の排気弁の構造は、第3図に示すよう
に、図示省略したピストンが摺動可能に装着されるシリ
ンダライナの上部を塞ぐようシリンダカバー1が設けら
れ、このシリンダカバー1に排気弁箱2が取付(ブられ
ており、排気弁箱2の上端部の弁シート部3と密着され
る弁体4が上下方向に摺動可能に装着しである。
そして、排気弁箱2の上端面と弁体4の上端部に取イ]
けられたスプリング押え5との間にバルブスプリング6
が介装され、弁体4を常時開基するよう付勢する一方、
図示しない動弁別構で所定の期間(排気行程中)弁体4
を押し下げて聞くようになっている。また、排気弁箱2
には、排気通路7が形成されて排気枝管8が接続され、
この排気枝管8を介して排気管9が接続されている。
このような内燃機関の排気弁における吹き抜け現象は、
弁体4または、弁シート部3の高温腐食や異物の介入に
よって生ずる凹状の損傷によって爆発行程中に燃焼カス
がこの凹状の部分から吹き出1現象である。
この吹き扱(プ現象を放置すると、高温寝食等が進み損
傷が増大することとなり1機関出力の低下をさたりとと
もに、弁体4や弁シート部3が修理・再使用不可能とな
ってしまう。
そこで、排気枝管8に排気ガス温度を測定する熱電対1
0を取付け、この熱雷対10による測定結宋を温度計1
1で表示し、排気弁が閉じられている場合の温度を測定
することや他のシリンダとの温度上品を比較することに
よって吹き抜【)現象を検出するようにしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このような熱雷対10を用いて排気ガス温度から吹き扱
けを検出する方法では、他のシリンダと比べ′C!rI
著な温度差が現われるときには、吹き扱IJによる損傷
はかなり進行しており、修理・再使用が不可能なことが
多く、弁体4や弁シート部3の交換が必要となってしま
う。
このため吹き抜()による損(セの発見は監視員の経験
内助にたよることが大となっているのが現状であり、未
然に防什するには、一定期間(時間)の運転毎に、排気
弁箱2ごとシリンダカバー1から取り外して点検し、必
要に応じて弁のすり合せ等を行なうしか方法がない。
この発明はかかる現状に鑑みてなされたもので、弁の吹
き抜けを発生初期に検出することで、弁体や弁シート部
に修理不可能な損傷を与えたり、様関出力の低下を招く
ことのない内燃機関の弁の吹き抜け監視装置を提供しよ
うとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するためこの発明は、内燃機関の弁体
が摺動可能に装着される弁箱にガス吹き扱けにJ:るア
コースティックエミッションを検出するセンサを取付け
、クランク角度を検出する角度センサを設ける一方、こ
の角度センサの検出信号により弁体が閉じられている期
間に前記センサの検出信号を処理し弁の吹き抜けを判定
する制御装置を備えたことを特徴とするものである。
〔作用〕
ガス吹き後【ノが生ずると、弁体と弁シート部との局所
的隙間を介してガスが吹き出すため超音波を伴うアコー
スティックエミッションがあるということに基づき弁体
が装着される弁箱にアコースティックエミッションを検
出するセンサを設け、この検出信号をクランク角度セン
サで検出される弁が閉塞されている期間中に制御装置に
よって処理することで通常のガスの通過と区別して弁の
吹き抜りを判定するようにしている。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を図面に基づき訂細に説明する
第1図および第2図はこの発明の内燃機関の弁の吹き抜
け監視装置を4サイクル内燃機関の排気弁に適用した概
略構成図および動作説明図である。
この排気弁の構造は既に説明した第3図のものと同一部
分に同一番号を記しである。
燃焼室の上端を塞ぐよう取付けられるシリンダカバー1
にiJl気弁箱2が取付【ノられ、排気弁箱2の弁シー
ト部3に密着される弁体4が上下方向に活動可能に装着
しである。この弁体4を常時閉塞状態とするため弁体4
上端部に取付けられたスプリング押え5と排気弁箱2と
の間にバルブスプリング6が介装しである。一方、この
弁体4を押し下げて聞くため図示しない動弁機構で揺動
されるロッカーアーム12が弁体4の上端面と所定の間
隙を介して対向するようになっている。また、排気弁箱
2の弁シート部3上部に排気通路7が形成されている。
このような排気弁の吹き抜けを監視するため、排気弁箱
2の上端面に吹き抜け時に発生ずる超音波(アコーステ
ィックエミッション)を検出する超音波振動子で構成さ
れたアコースティックエミッション検出用のセンサ(以
下、△Eセン吠とする。)20が取付けである。
このAEセンザ20で検出された検出信号はプリアンプ
21を介してメインアップ22に入力されて増幅され、
制御装置23に入力されるようになっている。
一方、この制御装置23には、クランク軸13の回転角
度を検出する角度センサ24からの検出信号が入力され
るようになっており、この検出信号に基づき排気弁の開
閉時期や吸気弁の開閉時期が判断され、吹き扱は現象を
判定する場合のタイミングを指示する。
この角度センサ24としては、例えばクランク軸13に
取付けられたフライホイール14のリングギA7を利用
し、回転角度に対応したパルス数をカウントするマグネ
ットピックアップを用いたり(ただし、上死点がわかる
ようにしておく。)、アブソリュートパルスエンコーダ
やインクリメンタルパルスエンコーダあるいは光学式の
パルス発生器等を使用する。
制御装置23は、AEセンサ20からの検出信号と、角
度センサ24からの検出信号とから吹き扱は状態を判断
するものである。すなわち、AEセンサ20からの検出
信号がプリアンプ21およびメインアンプ22を介して
制御回路23のゲート回路25に入力され、ゲート回路
25に入力される角度センサ24からの検出信号で排気
弁が閉じている期間である圧縮行程の場合のみゲート回
路25をオンどしてAEセンサ20の検出信号をAE処
理回路26に入力する。ゲート回路25に入ツノされる
メインアンプ22からのAE検出信号は、第2図(b)
にその波形を示すように、吹き抜け現象によるものへの
ほか、通常の排気によるものBが含まれるが、通常の排
気によるものBは、ここで遮断される結果、ゲート回路
25からは、第2図(C)に示すように排気弁が閉じら
れた期間である圧縮行程中のみAE処理回路26に出力
される。
AE処理回路26では、グー1〜回路25から入力され
る信号の大きさに応じた勾配を有する出力電圧をリング
ダウン係数法笠で得てコンパレータ27に出力するとと
もに、表示器28に送られて出力電圧が表示される(第
2図(d)参照)。
コンパレータ27では、AE処理回路26で処理された
出力電圧と、吹き抜け現象が生じたと判断される値とし
て予め設定した設定値Vrとが比較され、設定値Vrを
越えた場合にその出力が、第2図(e)に示すように′
1′′となって警報器29により警報を発する。この場
合、コンパレータ27は一旦吹き抜け現象が生じたと判
定したら、信号′“1′″を出力し続け、警報を発し続
けるようになっている。
このように排気弁の吹き抜け現象をA E tシナ20
で検出し、この検出信号を、クランク角度を検出する角
度レンザ24の信号に基づいて圧縮行程中だけ信号処理
を行1つようにしているので、掻くわずかな吹き抜けが
生じても容易に検出することができ、早期発見ができる
とともに、予防保全も可能となる。
なお、上記実施例では、4サイクル内燃機関について説
明したが、2サイクルの排気弁を備えた内燃機関にも適
用できる。また、排気弁に限らず吸気弁の吹き抜けも同
様にして監視することができる。さらに、排気弁等が1
個の場合に限らず、複数設けられる場合には、ウェーブ
ガイドを用いて1個のへEセンサで検出したり、各弁箱
ごとにA、Eセンサを設けるようにしても良い。
〔発明の効果〕
以上実施例とともに具体的に説明したように、この発明
によれば、内燃機関の弁体が装着される弁箱に吹き扱け
により発生する超音波を検出するアコースティックエミ
ッション検出用のセンサを取付1ノ、クランク角度を検
出する角度センサを設ける一方、この角度センサにより
弁体が閉じられている期間に前記センサの検出信号を処
理して吹き抜けの有無を判定する制御装置を設けたので
、吹き抜けの初期にあって、極くわずかな間隙を燃焼ガ
スが通過する場合に発する超音波であっても容易にAE
センサで検出することができ、弁体や弁箱の弁シー1一
部に修理不可能となる大きな損傷を受けることを未然に
防止でき、予防保全を行なうことができる。
また、従、来の温度を検出する方法や監視者の肋にたよ
る場合に比べ、正確に吹き扱は現象を検出でき、信頼性
も向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの発明の内燃機関の弁の吹き扱
は監視装置の一実施例にかかる概略構成図および動作説
明図、第3図は従来装置の概略構成図である。 1・・・シリンダカバー、2・・・排気弁箱、3・・・
弁シート部、4・・・弁体、5・・・スプリング押え、
6・・・バルブスプリング、7・・・排気通路、20・
・・△Eセンサ、21・・・プリアンプ、22・・・メ
インアンプ、23・・・制御装置、24・・・角度セン
サ、25・・・ゲート回路、26・・・AE処理回路、
27・・・コンパレータ、28・・・表示器、291報
器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 内燃機関の弁体が摺動可能に装着される弁箱にガス吹き
    抜けによるアコースティックエミッションを検出するセ
    ンサを取付け、クランク角度を検出する角度センサを設
    ける一方、この角度センサの検出信号により弁体が閉じ
    られている期間に前記センサの検出信号を処理し弁の吹
    き抜けを判定する制御装置を備えたことを特徴とする内
    燃機関の弁の吹き抜け監視装置。
JP60085024A 1985-04-19 1985-04-19 内燃機関の弁の吹き抜け監視装置 Pending JPS61243359A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646540U (ja) * 1987-06-30 1989-01-13
JP2010117330A (ja) * 2008-11-14 2010-05-27 Kanto Chem Co Inc エアオペレートバルブ診断方法、エアオペレートバルブ診断装置、及びエアオペレートバルブ
JP2017150440A (ja) * 2016-02-26 2017-08-31 三菱重工業株式会社 油圧機械の診断方法及び診断システム、油圧機械、並びに再生可能エネルギー型発電装置

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JPS5818141A (ja) * 1981-07-25 1983-02-02 Hitachi Zosen Corp 内燃機関の排気弁吹き抜け検出方法およびその装置
JPS59176643A (ja) * 1983-03-25 1984-10-06 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 弁微少リ−ク量測定装置

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