JPS61242714A - 圧延機の速度制御装置 - Google Patents

圧延機の速度制御装置

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JPS61242714A
JPS61242714A JP60082565A JP8256585A JPS61242714A JP S61242714 A JPS61242714 A JP S61242714A JP 60082565 A JP60082565 A JP 60082565A JP 8256585 A JP8256585 A JP 8256585A JP S61242714 A JPS61242714 A JP S61242714A
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JP
Japan
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speed
rolling
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current limit
rolls
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JP60082565A
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JPH0422643B2 (ja
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Teruo Nakano
照夫 中野
Hiroshi Akasaki
赤崎 宏
Fumio Imai
文男 今井
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Toshiba Corp
Nippon Steel Corp
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Toshiba Corp
Nippon Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は鉄鋼等の圧延設備において、圧延機の上下圧延
ロールに速度差を持たせて圧延する場合の圧延機の速度
制御装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、圧延機の上下圧延ロールは同一速度で回転するよ
うに制御されてきたが、近年、板の形状の改善、圧延パ
ワーの削減等の目的から上下圧延ロールに速度差をつけ
て圧延する方法(以下、異周速圧延と称する)が用いら
れてきている。一般に異周速圧延では高速ロールの圧延
トルクは大きく、低速ロールの圧延トルクは高速ロール
の圧延トルクに比して小さくなり、上下圧延ロールの圧
延トルクの不平衡を生ずる。この圧延トルクの不平衡は
上下圧延ロールの速度差を大きくする程大きくなり、高
速ロールにかかる負荷は増大する。
異周速圧延では、上下圧延ロールに速度差をつけない通
常圧延と比較して全圧延トルクは小さく、て済むが、上
下圧延ロールの速度差がある値以上になると、高速ロー
ルの圧延トルクは通常圧延時の圧延トルクより大きくな
る。すなわち、高速ロール駆動用電動機の界磁電流を一
定とすれば電機子電流は通常圧死時の電機子電流より大
きくなる。
ところが電動機に流しうる電機子電流には制限があり、
電動機の制御装置は電機子電流がこの制限値(以下、電
流制限値と称する)を越えないように制御している。
以上のように、上下圧延ロール駆動用電動機の容量を通
常圧延時の圧延トルクから選定した場合、異周速圧延時
に上下圧延ロールの速度差がある値以上になり高速ロー
ル駆動用電動機の電機子電流が電流制限値で制限される
結果、高速ロールの圧延トルクが不足するばかりでなく
高速ロールの速度が低下するという不具合が発生し、満
足な圧延が実行されない。これを避けるために、上下圧
延ロール駆動用電動機の容量を異周速圧延を考慮して大
きく選定することは電動機や電動機制御装置の価格上昇
につながる。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、高速ロールの電機子電流が電流制限値
にかかった場合にも安定した異周速圧延を行なう圧延機
の速度制御装置を提供することにある。
〔発明の概要〕 本発明は、等周速圧延から異周速圧延への移行中及び異
周速圧延中に、上下圧延ロールの駆動用電動機の電機子
電流を監視し、これが電流制限値にかかった場合に、速
度補正量を演算して上下圧延ロールの速度を補正し、電
流制限値にかかった圧延ロール駆動用電動機の電機子電
流を小さくする方向に制御することにより異周速圧延の
続行を可能とした圧延機の速度制御装置を提供するもの
である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
第1図は本発明の一実施例を示す系統図である。
上圧延ロール1、下圧延ロール2はそれぞれ上ロール駆
動用電動機3、下ロール駆動用電動機4により駆動され
ており、上/下ロール駆動用電動機3.4はそれぞれ上
ロール速度制御装置5及び下ロール速度制御装置6によ
り制御される。上/下ロール速度制御装置5,6は速度
基準演算回路7からの速度基準信号に従って駆動電動機
3,4を制御している。速度基準演算回路7は速度設定
演算回路8の出力である等周速圧延速度と、異周速率設
定回路9の出力である上ロール異周速率及び下ロール異
周速率から上下ロールの速度基準を演算する。速度設定
演算回路8は、等周速速度設定回路10の出力である等
周速速度設定値と速度設定補正回路11の出力である速
度補正率から等周速圧延速度を演算する。速度設定補正
回路11は上/下ロール速度制御装置5,6からの上/
下ロール駆動用電動機3,4の電機子電流を入力とし。
速度補正率を演算する。
第2図は速度設定補正回路11の詳細図である。
電流制限検出回路21.22は、上/下ロール速度制御
装置5,6からの上/下ロール駆動用電動機3.4の電
機子電流を監視し、電流制限値にかかったことを検出す
る。速度補正率演算回路23は電流制限検出回路21.
22からの電流制限検出信号により上ロール又は下ロー
ルが電流制限にかかる毎に速度補正率設定回路24にて
設定された速度補正率を乗じ、最終速度補正率を演算す
る。例えば、速度補正率設定回路24の設定値をK(0
<K<1 )とし、電流制限にn回かかったとすると、
速度補正率演算回路23の出力はに1となる。
第3図は速度設定演算回路8の機能を説明する図で、掛
算器31は等周速速度設定回路10の出力である等周速
設定速度aに、速度設定補正回路11の出力である速度
補正率に1を乗じて等周速圧延速度を算出する。
第4図は速度基準演算回路7の詳細図である。
掛算器41は速度設定演算回路8の出力である等周速圧
延速度aK”と異周速率設定回路9の出力である上ロー
ル異周速率り、とを乗じて上ロール速度基準信号を演算
し、掛算器42は速度設定演算回路8の出力である等周
速圧延速度aK”と異周速率設定回路9の出力である下
ロール異周速率り、とを乗じて下ロール速度基準信号を
演算する。43゜44はレート回路で速度の急激な変化
を避けるためのものである。
第5図は上ロールを高速ロール、下ロールを低速ロール
としたときの異周速圧延中の上/下ロール駆動用電動機
3,4の速度と電機子電流の変化を示したものである。
時刻t、で上ロール駆動用電動機3の電機子電流が電流
制限傭人にかかったことを第2図の電流制限検出回路2
1.が検出し、速度補正率演算回路23が速度補正率を
速度設定演算回路8に出力する。第3図に示すようにこ
の速度補正率と等周速速度設定回路10の出力である等
周速設定速度とが掛算器31で乗ぜられ、等周速設定速
度の補正がなされる。このようにして第5図で時刻tl
後、上下ロー・ル駆動用電動機3,4の異周速速度が補
正され、上下ロールの速度を小さくすると相対的に上下
ロールの速度差も小さくなる結果、圧延トルクが下がり
上ロール駆動用電動機の電機子電流は電流制限値より小
さくなる。
第5図においては、Bは上ロール電流、Cは下ロール電
流、Dは等周速圧延速度、Eは上ロール速度、Fは下ロ
ール速度を示している。
〔他の実施例〕
本実施例では、速度補正率を演算する際に上ロール又は
下ロールが電流制限にかかる毎に速度補正率設定回路2
4にて設定された速度補正率を棗じたが、上ロール又は
下ロールが電流制限にかかる毎に速度補正率設定回路2
4にて設定された速度補正率を減じてもよい。例えば、
速度補正率設定回路24の設定値をC(0<C<1)と
し、電流制限にm回かかったとすると、速度補正率演算
回路23の出力は小−mCとなる。
また、本実施例では、上ロール又は下ロールが電流制限
値にかかったことを検出しているが、この電流制限値を
電動機定格電流値や電動機過負荷定格電流値又は電動機
の実効値RM8 (Root Mean5care )
 = 1電流値としてもよいことはもちろんである。
また、本実施例では、等周速圧延速度の補正を速度補正
率という率の形で行なっているが速度補正量という絶対
量で行なってもよいことはもちろんである。
また、本実施例では圧延機が1スタンドの場合について
説明したが、連続した複数スタンドより構成されるタン
デム圧延機の場合には複数スタンドの各速度基準のマス
ターとなる速度基準に対して速度補正を実施すればよい
ことは言うまでもないO 〔発明の効果〕 以上詳述したように、本発明によれば異周速圧延時に高
速ロールの駆動用電動機の電機子電流が電流制限にかか
った場合にもこれを検知し、上下ロールの異間遠率を変
えないで上下ロールの速度を小さくすることにより相対
的に上下ロールの速度差も小さくなって圧延トルクが減
少する結果、高速ロールを電流制限値以内に抑え安定し
た異周速圧延を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す系統図、第2図は本発
明の速度設定補正回路の詳細図、第3図は本発明の速度
設定演算回路の説明図、第4図は本発明の速度基準演算
回路の詳細図、第5図は異周速圧延中の本発明適用時の
よ/下圧延ロール駆動用電動機の速度と電流の変化を示
す説明図である。 1・・・上圧延ロール   2・・・下圧延ロール3・
・・上ロール駆動用電動機 4・・・下ロール駆動用電動機 5・・・上ロール速度制御装置 6・・・下ロール速度制御装置 7・・・速度基準演算回路 8・・・速度設定演算回路
9・・・異間速率設定回路 10・・・等周速速度設定回路 11・・・速度設定補正回路 21.22・・・電流制限検出回路 23・・・速度補正率演算回路 24・・・速度補正率設定回路 31.41,42・・・掛算器 43.44・・・レー
ト回路(7317)代理人 弁理士 則 近 憲 佑(
ほか1名)第1図 第2図 第3図 第5図 11 特pm’5−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 異周速圧延を行なう圧延機の速度制御装置において、前
    記圧延機の上、下ロールの異速速度を設定する設定回路
    と、前記圧延機のロールを駆動する電動機の電機子電流
    が制限値以上になつたことを検出する検出回路と、この
    検出回路からの検出信号に基き前記電動機の電機子電流
    が小さくなるように前記設定回路にて設定された異周速
    速度を減するよう変更する演算回路とを具備することを
    特徴とする圧延機の速度制御装置。
JP60082565A 1985-04-19 1985-04-19 圧延機の速度制御装置 Granted JPS61242714A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60082565A JPS61242714A (ja) 1985-04-19 1985-04-19 圧延機の速度制御装置

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JP60082565A JPS61242714A (ja) 1985-04-19 1985-04-19 圧延機の速度制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61242714A true JPS61242714A (ja) 1986-10-29
JPH0422643B2 JPH0422643B2 (ja) 1992-04-20

Family

ID=13778007

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JP60082565A Granted JPS61242714A (ja) 1985-04-19 1985-04-19 圧延機の速度制御装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59148114U (ja) * 1983-03-22 1984-10-03 株式会社東芝 異速度圧延制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59148114U (ja) * 1983-03-22 1984-10-03 株式会社東芝 異速度圧延制御装置

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JPH0422643B2 (ja) 1992-04-20

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