JPS61242546A

JPS61242546A - 粗飼料製造用活性成分とあら粉又は小麦粉の無塵ブレンド

Info

Publication number: JPS61242546A
Application number: JP61082414A
Authority: JP
Inventors: アーンスト・グラビッツ
Original assignee: DOTSUKUSU ARU IT SpA
Current assignee: DOTSUKUSU ARU IT SpA
Priority date: 1985-04-12
Filing date: 1986-04-11
Publication date: 1986-10-28
Also published as: CA1281586C; JPH0351385B2; AU586237B2; IT8520315A0; IT1185550B; AU5590586A; EP0197188A1; ATE43477T1; DE3570579D1; EP0197188B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は低減された粉塵性のあら粉又は小麦粉及び活性
成分からなる粗飼料製造用のブレンドの製造方法に関す
る。

更に詳細には、本発明は担体物質に活性成分及び易適用
性界面活性剤を添加することにより低粉塵性の可溶性も
しくは不溶性の粗飼料製造用及び／又は家畜供給用のブ
レンドの製造方法に関する。

例えばカルバドックス（Ｃａｒｂａｄｏｘ）の如き抗菌
剤のような粗飼料製造用活性成分はその物理、化学的特
性、特にその粒度特性により粉塵性の現象を生起し、こ
れが上記製品の使用中の幾つかの欠点、特に使用者の危
険性を生じ、これはまたブレンディング工程中均質な製
品を得ることが出来ないという事実にもよる。

実際、粗飼料製造用活性成分は大きさ１０μｍ以下のも
のを約３０重量％有する粒度の組成を示し、更に活性成
分がカルバドックスからなる場合、結晶は極めてもろく
、しかもブレンディング操作中に一層減小された大きさ
を呈する傾向がある。

単独で、あるいは互いに混合されて担体として作用する
物質は一様でない相当に広い粒度を有することを考慮し
て、ブレンダーから出る粉末は本質的にはカルバドック
スからなり、これは不均質なブレンディングを生じしか
も所望の値とは異なる力価の製品を得ることになる。

ブレンディング操作は密閉装置中で行なわれるが、時折
の漏出という欠点や使用者に対する粉塵の危険性が常に
残っている。

更に、カルバドックス細粉末の易燃性や爆発性という危
険につき常に留意する必要があり、それ故例えばこれら
の粉末は空中運送により運ぶことが出来ない。

粗飼料製造用の無塵ブレンドの製造方法が知られている
。その−例として、イタリア特許第１（１４、６９８６
号によればブレンドばあら粉とキノキサリン−１，４−
ジオキサイド抗菌剤とからつくられ、かかるブレンドは
無毒性油の添加により無塵性にされる。

この製造が有効であるためには、その製造を二工程で行
なう必要がある。第一工程に於いて、油の第一部分ばあ
ら粉とブレンドされ、第二工程に於いて抗菌剤が混合さ
れ、第三工程に於いて残部の油が混合される。

このような多工程操作の繁雑性に加え、ブレンドへの油
の添加はブレンディングの際の面倒なことやブレンドの
易流動性の低下をもたらし、また導電率に有利ではない
。

事実、活性成分はブレンダーの死領域中及びブレンダー
の壁に累積する傾向にありまた粉末の自然発火及び爆発
という問題を生起するという点で多くの活性成分はブレ
ンドを均質にし難くするような静電特性を有しているこ
とに留意しなければならない。

今般、本発明者らはこれらの欠点を解消し、特に単一工
程で操作して極めて易流動性の製品を得ることを可能に
する粗飼料製造用及び／又は家畜供給用の活性成分とあ
ら粉又は小麦粉との無塵ブレンドを得る方法を見い出し
た。

更に、この方法により静電放電による諸欠点が排除され
る。公知技術により得られたブレンドは電極間距離１’
３ｍ＋＋、深さ１５ｃｍの検知器で測定して２０Ｍ０以
上の固有抵抗を示し、−力木発明により得られたブレン
ドは同じ方法で測定して３ＭΩの固有抵抗を有している
。

本発明の粗飼料製造用活性成分とあら粉又は小麦粉との
無塵ブレンドの製造方法は、粉末ブレンダー中に担体性
のあら粉又は小麦粉を仕込み、これにノニオン性の生理
学的に適合性の界面活性剤及び所望の活性成分を粉末と
して添加し、　ついで混合物をブレンディングにより均
質にすることを特徴とする。

本発明の方法のこれら特徴及びその他の特徴は、その好
ましい態様に関する以下の記載により一層明瞭となろう
。以下の記載は説明の目的で示されるものであり、本発
明を制限する目的で示すものではない。

粉末状の物質のブレンディングに通常使用される型のプ
レングー中に、あら粉又は小麦粉を仕込む。これは活性
成分用の担体として作用するように意図される。ブレン
ダーは例えば二つのブレンディングリールをもつか、又
はブレンドと組合された水平型、あるいは剪断、押出型
のものであっでもよい。

本性の使用に適するあら粉又は小麦粉の例は、穀物あら
粉及び小麦粉及びぬか、これらの関連副生物、砂糖、グ
ラテン、発酵及び非発酵の両者からの野菜源及び動物源
の蛋白質あら粉、発酵に由来する工業方法の残留酵母、
油種抽出あら粉、天然源又は光学工業源の地下鉱物粉の
単独又はこれらの混合物である。

これらのあら粉又は小麦粉は一般に下記の特性を有して
いる。２０〜８０メッシュのものが８０重量％の粒度、
水分２〜１３重量％。

ブレンディング中、これらのあら粉又゛は小麦粉にノニ
オン性の生理学的に適合性の界面活性剤を噴霧する。

噴霧は例えば加圧液体用圧縮空気アトマイザ−ノズルに
よるような、微粒化液体の分散器により行なわれる。界
面活性剤の添加前、又は添加中、又は添加後に、活性成
分は粉末形態で添加される。

上記の系の均質化はブレンディングにより達成される。

本発明の方法に使用し得るノニオン性界面活性剤の例は
、プロピレングリコールのモノエステル及び食物性脂肪
酸のモノエステル；ステアリル−２−ラクチル酸；食物
性脂肪酸のモノ−及びジ−グリセライドの酢酸エステル
、乳酸エステル、クエン酸エステル、酒石酸エステル、
モノア七チル酒石酸エステル；グリセロールーポリエチ
レングリコールリシル−ト、大豆油脂肪酸のポリエチレ
ングリコールエステル；ソルビタンモノステアレート；
ソルビタントリステアレート；ソルビタンモノラウレー
ト；ソルビタンモノオレエート；ソルビタンモノパルミ
テート、プロピレングリコールアルギネートである。

更に、これらの界面活性剤とポリエチしングリコール及
び／又はプロピレングリコール及び／又はグリセロール
との混合物が使用し得る。

またプロピオン酸、ギ酸、乳酸等の如きカビ抑制剤とし
て作用する液体防腐剤も添加し得る。これらの物質は噴
霧される混合物に添加されることが好ましく、混合物を
一層流動性にし完全に混合性にする。

」二記ブレンド内に混入される活性成分、例えばカルハ
ドソクス、ニトロヒン（旧ｔｒｏｖｉｎ）　＋オラクイ
ンドソクス（Ｏｌａｑｕｉｎｄｏｘ）　＋　　フラジリ
ドン（Ｆｕｒａ−ｚｏｌｉｄｏｎｅ）、ジメトリダゾー
ル（Ｄｉｍｅｔｒｉｄａｚｏｌｅ）等は下記の粒度特性
を有している。＜８０メッシュのものが９０〜９５重量
％。

界面活性剤の使用量ばあら粉又は小麦粉に対し０．５〜
８０重量％、好ましくは１〜２重量％の範囲であり、ポ
リエチレングリコール又はプロピレングリコール又はグ
リセロールの量ばあら粉又は小麦粉に対し０．５〜１０
重量％、好ましくは２〜４重量％の範囲であり、カビ抑
制性防腐剤液体の量ばあら粉又は小麦粉に対し０．１〜
５重量％、好ましくは０．３〜２重量％である。

上記ブレンド中の活性成分の量は２〜８０重量％、好ま
しくは５〜２０重量％の範囲内にある。

以下の実施例は本発明を説明する目的で示すものであり
、本発明を何ら限定するものではない。

プ」近側−１− 水平型の粉末状物質用ブレンダー中に、とうもろこし粗
飼料あら粉４０重量％、大豆あら粉４０重量％及び炭酸
カルシウム２０重量％からなるあら粉８４．　Ｏｋｇ、
及び〈８０メッシュのものが９３重量％の粒度を有し９
９．２重量％のカルバドックス１０２．５ｋｇを仕込ん
だ。

加圧液体用圧縮空気アトマイザ−ノズルを備えた四つの
噴霧器により、１．２−プロパンジオール３５ｋｇを予
備混合したグリセロールーボリエヂレングリコールリシ
ル−ト１５ｋｇとプロピオン酸１０ｋｇとを添加した。

噴霧はブレンダーを５分間作動させて行なった。

その後ブレンディングを更に２０分続けた。

カルバドックスのあら粉−界面活性剤ブレンド中への混
入は極めて均質となり、得られたブレンドは認められる
粉塵形式はなく、更に高い易流動性及び電極間距離１３
鰭、深さ１５ｃｍの検知器で測定して２ＭΩ以下の固有
抵抗を示した。

得られたブレンドの粉塵性は下記の方法で測定した。こ
の方法は使用者によるブレンドの使用条件下でのカルバ
ドックス−あら粉ブレンドの粉塵性を測定する目的で用
意したものである。カルバドツスク−あら粉ブレンｌ′
を含有する袋内容物を作業者により彼の足もと近くに置
かれた平底トレー中に注ぎ、同時にその中におそらく）
懸濁された粉塵により汚染された雰囲気から試料を取り
出した。

試料採取は再生セルロース（ＳＭＩ　１６０６）のサル
トリウス（Ｓｕｒｔｏｒｉｕｓ）ろ過器がその上に設置
された変形ヘッドを備えたｐｂｉ　インターナショづ−
ル（ｐｂｉ　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ）の”ＳＡＳ
コンパクト（Ｃｏｍｐａｃｔ）　　”　（表面空気系）
装置を使用して行なった。

全試料採取装置は上記ブレンドが注がれる板から約１５
０ｃｍの水準に固定枠により位置される。

最後に、ろ過器をヘッドから取り外し、多分付着されて
いるカルバドックスを抽出し、Ｊ、Ａｓ５ｏｃ、Ｏｆｆ
。

Ａｎａｌ、Ｃｈｅｍ、　（６６巻、３号、６０２−６０
５頁。

１９８３年）にロウィ　（Ｌｏｗｉｅ）らに記載された
ようにＩＩＰＬｃ（高圧液体クロマトグラフィー）によ
り測定を続ける。

得られた結果は次のとおりであった。雰囲気空気１Ｍ中
１０μｇ以下のカルバドックス量（三つの測定から得ら
れたデータ）。

（比較）例２実施例１と同一の操作手順、同−装置及び同量の物質を
用いて繰り返した。但し、本発明の耐塵性混合物は添加
しなかった。

得られたブレンドの粉塵性を、実施例１に記載の方法に
より三つの別個の試験から測定した。下記の結果が得ら
れた。

雰囲気空気中のカルバドックス量（■／ｍ）試験１：４
■／ｄ試験２：６ｍｇ１ｒｌ試験３：２３ｍｇ／ｎ？検知機で測定した固有抵抗２０ＭΩ以上。

実施例３グリセロール−ポリエチレングリコールリシル−ｔ・８
ｋｇ、グリセロール３０ｋｇ及び乳酸５　ｋｇを使用し
た以外は、実施例１と同様の装置、同様の操作手順及び
同量の物質を用いて実施例１を繰り返した得られたブレンド′の粉塵性を実施例１に記載の方法に
より測定し、下記結果が得られた。雰囲気空気１ｍ？当
りのカルハドソクス量１５μｇ以下。

固有抵抗値３ＭΩ以下。

尖衡炎↓ 耐塵剤としてポリオキシエチレン−ソルビタンモノオレ
エート１５ｋｇ及び１，２−プロパンジオール４５ｋｇ
を使用した以外は、実施例１と同様の装置、同様の操作
手順、及び同量の物質を使用して実施例１を操り返した
。

得られたブレンドの粉塵性を実施例１に記載の方法によ
り測定し、下記の結果が得られた。

雰囲気空気ＩＩＴ？当り力ルハドソクス含有量１０μｇ
以下（三回の測定から得られたデータ）。

検知器で測定した固有抵抗：３ＭΩ以下。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）可溶性または不溶性の物理的形態のあら粉又は小
麦粉を有する一種以上の担体の粗飼料製造用添加剤及び
／又は活性成分により構成された無塵ブレンドの製造方
法に於いて、粉末ブレンダー中に上記の選ばれた一種以上の担体を仕
込み、担体を活性成分とブレンドし、ついで生理学的に
適合性のノニオン性界面活性剤を含有する耐塵添加剤で
噴霧することを特徴とする上記製造方法。
（２）上記の選ばれた一種以上の担体に、該界面活性剤
を含有する耐塵添加剤を添加し、その後上記成分を添加
することを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の
方法。
（３）該あら粉又は小麦粉が穀物あら粉、小麦粉、及び
ぬか、関連副生物砂糖、グルテン、殿粉、発酵及び非発
酵の両者からの野菜源及び動物源の両者の蛋白質あら粉
、発酵に由来する工業方法からの残留酵母、油種抽出あ
ら粉、天然源または化学工業源のいずれかの地下鉱物粉
の単独またはこれらの混合物からなる群から選ばれ、２
０メッシュ〜８０メッシュのものが８０重量％以上の粒
度及び２〜１３重量％以上の含水量を有することを特徴
とする特許請求の範囲第（１）項記載の方法。
（４）該界面活性剤がプロピレングリコールのモノエス
テル及び食物性脂肪酸のモノエステル；ステアリル−２
−ラクチル酸；食物性脂肪酸のモノ−及びジ−グリセラ
イドの酢酸エステル、乳酸エステル、クエン酸エステル
、酒石酸エステル、モノアセチル酒石酸エステル；グリ
セロール−ポリエチレングリコールリシノレート、大豆
油脂肪酸のポリエチレングリコールエステル；ソルビタ
ンモノスアレート；ソルビタントリステアレート；ソル
ビタンモノラウレート；ソルビタンモノオレエート；ソ
ルビタンモノパルミテート；プロピレングリコールアル
ギネートの群から選ばれる特許請求の範囲第（１）項記
載の方法。
（５）該活性成分がカルバドックスであることを特徴と
する特許請求の範囲第（１）項記載の方法。
（６）該活性成分は、上記界面活性剤が添加されたあら
粉又は小麦粉中にブレンディングにより混入されること
を特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の方法。
（７）該界面活性剤がブレンドされるあら粉又は小麦粉
に微粒化液体の分散器による噴霧により添加されること
を特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の方法。
（８）該界面活性剤が単独で使用されることを特徴とす
る特許請求の範囲第（１）項記載の方法。
（９）該界面活性剤がポリエチレングリコール又はプロ
ピレングリコール又はグリセロールと混合されて使用さ
れることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載の
方法。
（１０）該界面活性剤がカビ抑制性防腐剤と混合されて
使用されることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項
記載の方法。
（１１）該界面活性剤があら粉又は小麦粉に対し０．５
〜８重量％、好ましくは１〜２重量％の範囲の量で使用
されることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載
の方法。
（１２）上記ブレンド中の該活性成分が２〜８０重量％
、好ましくは５〜２０重量％の範囲からなることを特徴
とする特許請求の範囲第（１）項記載の方法。
（１３）該ポリエチレングリコール又はプロピレングリ
コール又はグリセロールがあら粉又は小麦粉に対し０．
５〜１０重量％の量で使用されることを特徴とする特許
請求の範囲第（９）項記載の方法。
（１４）該抗カビ防腐剤があら粉又は小麦粉に対し０．
１〜５重量％、好ましくは０．３〜２重量％の範囲の量
で使用されることを特徴とする特許請求の範囲第（１０
）項記載の方法。
（１５）特許請求の範囲第（１）項〜第（１４）項に記
載された方法に従って製造された、粗飼料製造用の活性
成分と共に可溶性もしくは不溶性の形態のあら粉又は小
麦粉を有する無塵ブレンド。